2020.9.22
歩き人たかちです。
シルバーウィークの新潟遠征2日目は"越後駒ケ岳"。
平ヶ岳まで来たらセットで登りたい。しかし、公共交通機関を利用する者として問題が…。
越後駒ケ岳の登山口の一つ"枝折峠"まで、昨年まではバスがありました。そのバスを使えば、夜行で長岡まで出て日帰りできたのですが、なんと今年から当面の間運休…。運休というか、もう廃止の流れらしい…
後回しにせず、昨年までに登っておけばよかった…越後駒ケ岳に関しても、平ヶ岳同様、銀山平の宿泊施設で送迎してくれるところもあります。連休中なので宿はどこもいっぱいでしたが。
銀山平キャンプ場があるので、平ヶ岳下山後そこに泊まり、翌朝タクシーで枝折峠までと考えましたが、奥只見ダム周辺にはタクシーがありません。ここで気軽にタクシーを頼むと、"小出駅方面からここまで来る料金も請求されてしまう"という情報が、銀山平の宿のHPに書かれていました。最寄りのバス停から宿までそこまで遠くないからとタクシーをお願いした人が¥9000くらい請求されたとか…。それはいかん。
悩みましたが、またここの山域に来る費用を考えればタクシーを利用してでも登った方がいい。枝折峠から近い温泉宿は順に大湯温泉、栃ノ又温泉、折立温泉です。
大湯と栃ノ又はどちらも満室。折立温泉に若干の空きがあったので、予約しました。大湯温泉に泊まれればタクシー代が一番安いのですが、直前なので仕方がない。
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平ヶ岳下山後、浦佐行きの急行バスで折立温泉下車。折立温泉周辺にはコンビニやスーパー、商店などがありません。唯一ある"丸吉食堂"というラーメン屋さんでお腹を満たしました。ラーメンと調子に乗って餃子も。なんとか完食。お腹いっぱいすぎた。
テント類の不要装備は宿に預かってもらいました。"ホテルさかえや"さんに宿泊しましたが、フロントのおじちゃんがとてもいい方で。
「山ですか?」と聞かれ、平ヶ岳に登ってきたと言ったら「ひゃ~!」なんておちゃめに言ったりして。お堅い感じのない、ちょっと自由な地方の宿泊施設大好きです。
——–
2020年版の地図のコースタイムは11時間ですが、これは昔のコースタイムのようです。現在は登山道の整備が進み、8~9時間程とのこと。改定されていないので正確にはわかりませんが、10時間あれば大体歩き終わると思います。しかし、長いことには変わりはないので、時間には余裕を持って…
枝折峠(5:40)ー明神峠ー道行ー小倉山ー百草の池ー前駒ー駒の小屋ー▲越後駒ケ岳山頂(9:07)ー駒の小屋ー小倉山ー明神峠ー枝折峠(13:10)
▲歩行距離:約15km
▲CT:7時間30分(休憩含)
▲標高差:937m
滝雲スポット。枝折峠ー小倉山
*枝折峠ー明神峠ー道行山分岐ー小倉山:CT3時間20分*
丁寧な運転に揺られ、優雅に登山口到着。運賃¥5,770なり。高い、仕方ない。
登山口にトイレがあります。水場や自動販売機などはありません。
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駐車場は満車でした。枝折峠は"雲海、滝雲"のスポットとしても有名で、その方たちの車もあるので、いっぱいいっぱい。
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5時半頃到着すると、丁度朝日が出たところで、滝雲が見られました。ちょっと鑑賞。
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雲は生き物ですね。
ビュースポットは登山口に入って10~15分くらい歩いたところまで続いていました。カメラマンの間を縫いながら先へ進みます。
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急な登りもなくとても歩きやすい。頭上もひらけているので明るいです。
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ただし、ぬかるみがちょっと多め。昨日、平ヶ岳はポツポツで終わりましたが、越後駒ヶ岳は結構しっかり降ったようで。ところどころ、ぐちょぐちょでした。
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明神峠へスタスタ歩いていると、"銀の道"の分岐がありました。ここから銀山平に下れるし、登って来られます。
下山はここのコースを使って、銀山平からバスで戻ってもいいかなと思いましたが、そのまま枝折峠の往復にしました。この道を利用している人もちょこちょこいるようですが、確実な方で。荷物もあるし。
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ここから少し進むと、10合目"枝折大明神"というのがあります。ここの階段を上がると"明神峠"に到着。
そのまま"道行山分岐"を目指します。
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少し滑りやすい、引っ掛かりやすい場所も多少あったり。
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緩やかに下っては登って。木道が敷かれ歩きやすいところも。ちょっとした湿原なんかも出現。
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道行山の手前でぐっと登っていきます。登り切ると"道行山分岐"があります。道行山には寄り道しませんでした。
この分岐にも銀山平へのコースがありました。こちらは銀の道に比べると利用者は少なく、不明瞭な区間もあるとかないとか。
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次の"小倉山"に向けて。
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下り基調に歩き、また少し登っていく。小倉山の手前は粘土質のねちょねちょゾーンになっています。ソールに泥がべったりついてそらに滑りやすい。
越後駒ケ岳自体粘土質で、雨と雨上がりはなかりぐちゃぐちゃ。スパッツがあるといいですね。
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粘土ゾーンを登り切ると、ベンチが一つ。ここまでくれば小倉山はもうすぐです。目指す越後駒ケ岳はまだまだ先で、長い尾根が続きます。
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小倉山。
眺望が良いですが、ツアーの団体さんがいたのでサクッと通過。小倉山は"駒ノ湯温泉"への分岐地点にもなっています。
駒ノ湯温泉への道は、等高線を見る限り結構な急坂。駐車場は7台となっていて、通行者は少ないようです。静かに登りたい場合はいいかもしれません。
山の熊さん…小倉山ー越後駒ヶ岳
*小倉山ー百草ノ池ー前駒ー駒ノ小屋ー越後駒ヶ岳:CT 3時間*
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"百草の池"までは緩やかに、淡々と登っていきます。
おじちゃん4人組を追い越すと「あれ?昨日平ヶ岳登っていたんじゃない?」と声を掛けられました。振り返ってご挨拶。「お~!まーた抜かされちゃったよ~」と言って、目の前にいるのに両手を大きく振ってくれました。
みなさん考えることは一緒。山域が同じなので、連休をフル活用して登っている。仲間と愉快に登っているようですが、山好きな人は連休最終日までびっしり計画する人が多いですね。
自分もそうでしたが休日は天気が良ければフル活用。登って、帰って、片付けをして、次の日からまた仕事。最終日は家でゆっくりとは考えず、天気が良ければ出動です。1日休みに夜行で青森の山へ行き、夜行で帰って来て仕事に行くとか普通にしていました。みんな山が好きなのです。
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さて"百草の池"に着きましたが、池はほぼ見えません。チビなので尚更見えない。笹越しにチラ見程度。
前駒を登っている最中に上から見ることができるので、振り返ってみてください。草の中にポツン…と池があります。
もう少しだ~と思って歩き出すと、いきなり左手の熊笹が勢いよくガサガサガサガサ!!と、大きく揺れました。
ん??
女性が曲がったすぐあとだったので、そんなに枝をかき分けるような場所があるのか?と一瞬思いましたが、いきなりそんなはずはない。
熊だ…
後退して見守ります。ガサガサしています。後ろから来たご夫婦も、「ん??」と立ち止まる。「熊だね…」と言いながらちょっと待って、音がしなくなったところで鈴を少し鳴らして旦那さんが様子見。「逃げたみたい」と言って先行してくれました。
これで今年4回目。姿は見えませんでしたが、おそらく熊でしょう。今年は熊運が爆発していて、2ヶ月の間に4回ともなるとちょっと冷静に対応している自分がいました。逃げてくれるのならば問題ないのですが、このような背丈以上の笹地帯は真横で突然ガサガサするので怖いですね。飛び出してきたらやばいなあと思います。
熊の方も、女性が通ったあとに「人間来たーーー!」とビックリしたのかも。お昼寝中だったか、失礼しました。
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百草の池からは、前駒に向けての急登が始まります。一気に展望が良くなるので気分も上がる。
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眼下にはずーっと歩いてきた尾根があり、登り切ると…
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さらに気持ちがいい◎
いいですね、大好きです。
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最後は岩場を登っていきます。駒ノ小屋は直前まで見えませんが、景色がとにかくよい。今日はまたとても爽やかな気候です。湿度が低く、吹き抜ける風と太陽の温もりがちょうどよく、昼寝したいような空気。
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バッジは清史郎小屋で販売していたものと同じものがありました。小さめの小屋ですが、紅葉の時季は大人気だとか。
ロケーションもとてもいいです。
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山頂はここから30分。最後の坂を登り、150m程尾根を歩くと
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9時07分、越後駒ヶ岳到着◎
先客は2名のみ。
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八海山がご立派。
八海山と中ノ岳を合わせた越後三山の縦走も考えましたが、八海山と中ノ岳間がなかなかのようで今回はやめました。八海山はまたの機会に。
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ベンチは4,5個くらいありました。20分程山頂にいましたが、ワラワラと人が来たので小屋へ戻ります。そこまで広い山頂ではないので、休日は譲り合いという感じ。
ロケーション◎ 山頂ー小倉山
*越後駒ヶ岳ー駒ノ小屋ー前駒ー小倉山:CT2時間*
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小屋のポツン具合がよい。
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ポツン。
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駒ノ小屋のテント場は小屋の裏側。水場は3分らしい。
下ってきたら一張ありました。テント泊も良さそうなので考えましたが、張れるスペースは5,6張というところでしょうか。連休最終日なので10時頃でまだ一張でしたが、連休中はやはり賑わったのでしょうか。紅葉期は争奪戦みたいです。でも日帰りの方がほとんどですね。
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小屋前で改めて30分程休憩。ここに荷物をデポして山頂へ行く方も多いです。
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ポカポカ陽気でいつまでも居られる。登ってきた尾根、長いなあ。
しばし黄昏て下山へ。
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草原の中にいるようで、本当に爽やか。この景色が名残惜しい。このあたりでボーッとするのもいいですね。
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ついつい立ち止まりながら。
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前駒からの急登は下山時滑りやすいので要注意。
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百草の池が不思議な感じにポツンとありました。
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熊エリアまで戻ってきました。さすがに同じところにはいません。
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下山時は遭遇することもなく、でもちょっと耳を傾けながらルンルン下っていきます。
時間は充分あるので、いつもよりちょっとゆっくりめに。気温は13〜15度まで上がり、爽やかですが動いているとちょっと暑い。
昨日の平ヶ岳は寒かったですが、太陽が出ていると温かくて穏やか。
小倉山はやっぱり人が多めでした。
旅のおわり。小倉山ー枝折峠
*小倉山ー道行山分岐ー明神峠ー枝折峠:CT2時間50分*
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小倉山を過ぎて粘土ゾーンへ。べちょべちょ音を立てながらも、滑らずに通過。気温も上がり、太陽に当たって少し乾いていたので登りよりましでしたが、ソールにまた泥が付着しドロドロに。
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ここまで下ると暑い。
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緩やかなアップダウンと急坂を経ながら明神峠を目指しますが、登りよりも遠く感じました。
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隙間の植物好き。可愛い。
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昨日いた奥只見湖も見えます。
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やっと明神峠を過ぎて、滝雲ビュースポットまで戻ってきました。枝折峠も目と鼻の先。
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滝雲、雲海用のテラスも用意されています。朝は人がわんさかいましたが、すっからかん。
越後駒ヶ岳への道は整備されていてとても歩きやすかったです。以前は木道などもなく、かなりドロドロした感じだったようですが、整備の方々に感謝。地図のコースタイムは改定されるのかどうかはわかりませんが、実際歩いてみても地図程時間はかからない印象です。
ただ、雨の日や雨上がりは滑りやすく、ちょっと苦戦する箇所もあると思います。
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13時10分、枝折峠着。
15時にタクシーをお願いしていましたが、大分早く下りてきてしまいました。辛うじて電波があったので、早く来てもらうことに。でも、このあとすぐに圏外になりました。
待っている間に余った水でぐちゃぐちゃの登山靴を少しでも綺麗に。今回は平ヶ岳とともにロングルートなので、歩きやすいローカットの靴で来ました。
日帰り山行は大体ローカットですが、今回のような粘土質の山では履き口の部分まで大分汚れるので、ローカットの場合は特にスパッツがあるといいです。というか、ぬかるみも結構あったのでミドルだと安心です。
パンツの裾もみんな汚れていました。白いシャツとかもやめた方がよさげの山。
タクシーが来て、また優雅にホテルへ。バスの時間まで少しあるのでホテルのロビーで待たせてもらうことに。
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佐渡へダイビングに行ったときに思いましたが、新潟の人は、すごく柔らかくて優しい人が多い印象。
ダイビングのインストラクターさんは結構「イエーイ!」みたいなテンション高めの人が多いですが(個人的な経験上)、佐渡のインストラクターさんはとてもゆったりしていて、喋るリズムが心地よかった。県民性ですね。
ホテルのおじちゃんも気さくでまったりしていて、同じ印象を受けました。いいですね、新潟県。
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ということで、連休中の新潟遠征が終了しました。新潟奥地の2座を踏破できて満足です。人はいるけどアルプスみたいに激混みではなく、これくらいならという感じ。上高地は凄かったようで…。
公共交通機関を駆使した長い旅路でした。登山だったのか旅だったのかあやふやな感じ。
バスで小出駅まで出て浦佐駅へ行き、5分で新幹線に乗り換えるとたまたま"現美新幹線"でした。
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普段、新幹線にはほとんど乗らないので存在することすら知らなくて、乗った瞬間「あれ、何これ乗っちゃいけないやつ?追加料金とかあるやつ?」と降りようとしてしまいました。
写真や絵画、アートの前にソファがあり、鑑賞しながら旅ができると。越後湯沢までの10分間でしたが、貴重な体験。なんだか落ち着かなくてウロウロしていました。全車両は行ってないですが、各車両違う空間で、子どもはもう大喜び。大人も大喜び。
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カフェまであるし。
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見た目も華やか。ご興味のある方はぜひ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よろしければ、応援よろしくお願い致します。
コメント
楽しく懐かしく拝見させていただきました。私は40年ほど前に越後駒に登りました。大学の寮友と二人で夏休みに入るとすぐに出掛けました。記憶も曖昧ですが、隔世の感と近年の登山ブーム等をしみじみ感じます。枝折峠でバスを降りたのは夏休みというのに二人だけ、道が泥濘んでいたか余り記憶にありませんが、友が長い行程にバテてしまい、百草の池の上の斜面で動けなくなり、仕方なくビヴァーグ。当時は気持ちの良い草原の斜面でした。笹や灌木は余り記憶に有りません。どこでも適当に寝そべることができました。翌日、駒の小屋の小島さんに、昨日は登りきれんかったねと笑われました。小屋から見ていたのですね。野菜代わりに道のオオバコを天ぷらにされていました。友の体力のなさに中ノ岳への縦走をあきらめ、小屋に滞在。小屋の裏手のオツルミズ沢の源頭で高山植物の名前を教えていただいたりして過ごしました。帰りは小倉山から駒の湯に降りて帰りました。貴殿の写真は本当に綺麗で見入ってしまいますが、草原の笹地化が進行しているようですね。また登山道の溝化も心配されます。兎に角、他の登山者とか余り記憶にない遠い人気の少ない奥山でしたね。