歩き人たかちです。
2021.9.20-9.22の2泊3日、鹿島槍ヶ岳から八峰キレットを歩きました。
今年の夏は雷雨に長雨、異常気象が続きなかなか日程が合わないまま夏が終わりました。8月にアルプスへ行かなかったのは何年ぶりか…いつの間にか季節は進み、山はすっかり秋に。やっと、今年初のアルプスを歩くことができました。
歩いたのは鹿島槍ヶ岳〜五竜岳。昨年、白馬岳〜五竜岳まで歩きましたが、天気が持たずに八峰キレットはお預け。扇沢から入り八方池に下山して、空白の稜線を繋げました。
1日目
扇沢-種池山荘-爺ヶ岳南峰-冷乗越-冷池山荘-冷池山荘テント場
▲コースタイム:6時間25分
2日目
冷池山荘テント場-布引山-鹿島槍ヶ岳南峰-八峰キレット-キレット小屋-北ノ頭尾根-G5-G4-五竜岳-五竜山荘
▲コースタイム:9時間30分
3日目
五竜山荘-唐松岳頂上山荘-八方池-八方池山荘-リフト・ゴンドラで下山
▲コースタイム:5時間50分
秋に向かって。扇沢-種池山荘
*扇沢〜種池山荘:CT 4時間5分*
2021.9.20(月・祝日)
天気:晴れ☀︎→ガス→晴れ☀︎
気温:登山口15℃ テント場10〜13℃
風:2〜3m/s 西北西→南西
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夜行バスに乗り、扇沢に5時半前に到着。3連休最終日からスタートです。駐車場はちらほら空いている程度で、ほぼほぼ埋まっていました。
ギリギリまで天気を見ていたため、候補に上げていた他2箇所のバスはすでに満席。キレットを歩く日の天気を17時に確認したあと、急いでその日の扇沢への夜行バスと五竜山荘の予約。なんとか確保できたものの、小屋とテント場の空き具合から一日目はテント、2日目は小屋泊となりました。
テントならテント、小屋なら小屋と合わせられれば荷物が面倒ではないですが、ギリギリまで予約をしない人間はこれを受け入れなければなりません。一応予約しておくというのが面倒で、いつもこうなります。
扇沢には針ノ木岳に向かう人、立山に向かう人、鹿島槍ヶ岳に向かう人たちが集まります。立山人口が一番多い感じでした。
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トイレ近くで冷たくて美味しい水を補給できるのがありがたい。白馬岳より南の後立山連峰の稜線上には基本的に水場がありません。水源から遠い稜線のため水はとても貴重で、各小屋にて有料でわけていただきます。重いですが、扇沢からできる限り担ぎ上げました。
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柏原新道の登山口までは扇沢から15分程度車道を歩きます。
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登山口には"登山相談所"があり、ここで登山届けを提出して出発。
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種池山荘まで樹林帯をひたすら登っていきます。夏は蒸し暑そうな道ですが、この時期になると夏のような汗のかき方もせず、樹林帯がひんやりして涼しい。
風はないですが、汗が冷えるとひやっとする季節になりました。ザックをおろして再び背負うときのひやっとする感覚に秋を感じます。
と言いながらも、初日は特に暑いので半袖+アームカバー。服装が難しい時期ですが、寒いと思って長袖シャツとか着てくると大体失敗する9月。秋こそアームカバーが大活躍。
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3連休最終日であり、次の休みまで平日を2日挟むので登る人は思っていたよりも多くない印象。下山の人が多く、たくさんの人とすれ違いました。
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急登とまではいかない登りが淡々と続きます。地図上ではぐいぐい登って行く印象ですが、ちょこちょこ平坦な場所があるので、適度にクールダウンしながら。
種池山荘まで地図上には目印になるものがあまりありませんが、道中にはいろいろな看板が掛かっています。
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八ツ見ベンチ
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麓の方はまだまだ緑です。
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150mの崖区間。
今回初めてYAMAPを使ってみました。記録が目的ではなく、GPSがどんな感じなのか。かなり普及している中で今更感がありますが、バッテリーの消耗を少しでも抑えるために使用していませんでした。
群馬県の皇海山を登りたくて、道を外れないようにYAMAPの使い方を知っておこうというのが目的。地形を見て現在地を考えることは大切ですが、どこを歩いているのか正確にわかるのはとても便利。
この崖区間も地図には記載がありませんが、YAMAPでは注意マークがついていました。歩いた人が報告することで更新される仕組み。ただ、記録したものには注意マークがなく、ダウンロードした地図上でのみ詳しい情報を見ることができるようで。両方使えば情報量が増えるし、非常に使いやすかったです。獲得標高差や距離がわかるのも、自分の体力やスピードを細かく把握する上でとてもいい。ロングルートやマイナーな登山道では積極的に使っていこうと思います。
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細めの道。
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立山も晴れています。このような景色がところどころあるので、樹林帯で飽きるということはありませんでした。
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崖区間終了。再び登り、平坦、登り、平坦を繰り返します。
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標高が上がるにつれてダケカンバが登場。ぐわんと、豪雪地帯の形。
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森の中でもちょっとずつ紅葉が始まっています。
ゴゼンタチバナの可愛い実もあちこちに。
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"水平道"。長くはないですが、息を整えながら紅葉を楽んで歩きます。久々のテント泊装備にはありがたい道。
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雲がだいぶ上がってきました。午後は一旦ガスになり、夜からまた晴れる予報ですが、稜線の景色に間に合うか。
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水平道が終わり、今度は"包優岬"。優しく包んでくれるらしい。緩やかな登りです。
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山肌が綺麗。柏原新道を半分以上登り、これから向かう稜線も見えて気分が上がります。
紅葉のピークはあっという間に過ぎ去るので、標高を変えながらどの山に行こうか毎年悩みますが、始まりから終わりまで丸ごと秋と捉えるなら、結構長く楽しめます。始まりもいいですが、終わりも好き。自然の枯れゆく姿は美しい。
個人的に秋の尾瀬は大大大好きで、早朝は枯れた草花が水滴を纏いキラキラしていて、宝石箱の中を歩いているようです。1泊2日でゆっくり歩くのが◎
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秋晴れの気持ちよさよ。身体中に爽やかな空気が運ばれます。
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ちょうどアザミの季節です。
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"落石注意"の区間。落石の音をよく聞きながら通過してくださいとのこと。
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細い道を行くとガレの斜面。
9月19日に飛騨地方を震源とする震度4の地震があり、槍ヶ岳や涸沢などでは落石の恐怖で騒然となっていたとのことですが、このような場所でそういう事態に遭遇することを考えると身震いします。
今回、笠ヶ岳-双六-槍ヶ岳の縦走が第一希望でしたが、出発予定日の3日前くらいに笠ヶ岳のバッジがすでにが売り切れだと知り、そんな単純な理由で中止にしました。再び笠ヶ岳に訪れる機会がいつになるかわからないのでやめましたが、もしこの行程だったら槍ヶ岳まで行けずに終わっていたかなと。
休日で最高の登山日和の災害ということで、7年前の御嶽山の噴火を思い出します。いつ、どこで、何が起こるかわらないと、改めて気の引き締まる思いです。
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先はさらに崩れている区間。
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ガレ場を過ぎて"富士見坂"に入りました。もう少しかなーという雰囲気。
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そして、最後の"鉄砲坂"。この坂をもうひと頑張りすれば種池山荘に到着です。山荘周辺では、夏に度々クマの目撃が相次いでいました。冬眠前の飽食で長時間、長距離ウロウロする時期なので要注意。
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一歩一歩。
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種池山荘に到着。山小屋の屋根は赤がお似合い。
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ここは針ノ木岳方面への分岐にもなっており、多くの人で賑わっていました。太陽が温かく、しばし休憩。
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クマへの注意喚起が窓にペタペタ。こんな可愛いクマなら仲良くなれそう。
種池山荘の名物は"爺ヶ岳ピザ祭り"。注文は10:00〜13:00とのこと。針ノ木岳から周回するときに食べてみたい。
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30分くらい大休止しました。ポカポカだけど、ちょっと暑いくらいの日差し。爺ヶ岳が見え隠れしています。完全にガスらず良かった。
アルプスのお爺。種池山荘-爺ヶ岳
*種池山荘-爺ヶ岳南峰-中峰分岐:CT 1時間*
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爺ヶ岳へ向かいます。
「熊超注意」は初めて見ました。最近はどうなんでしょう。連休だと人だらけでどっか行っちゃうか。
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山荘近くはチングルマロード。お花の時期はとても綺麗だと思います。チングルマは花も綿毛も紅葉も全部好き。
種池山荘、ロケーションがとてもよいです◎
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青空とガスがいったりきたり。形を変えてどんどん流れていくのも芸術的だし、これはこれで好き。見えた!あー見えなくなっちゃった!と、嬉しいと残念を繰り返しながらその瞬間の光景を焼き付けます。
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足元にもいろいろな色が混ざり合う季節。緑一色だった場所がカラフルになることで、こんなところに生えてたんだとか、発見が多くなる秋です。
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今日の最高地点は爺ヶ岳。
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ガレ場をえっちらおっちら。
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もう少し。
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癒されるー。チングルマの赤一色は本当に美しい。すでに深紅。
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最後に岩場を登って爺ヶ岳南峰に到着。白馬村方面は雲が多いですが、チラチラ見えました。
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一旦下って中峰方面へ。
爺ヶ岳の南峰、中峰はともに巻くこともできます。南峰の巻道は雷鳥が多いようで。
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この景色が今日のベスト。いつまでも、どこまでも歩きたいと思わせる道。アルプス感が溢れています。やっぱりアルプスは気分が上がる。かっこいいなあ。
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谷もいい。
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南峰を振り返る。進まない。
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冷池山荘も近づいてきました。種池山荘からぐるっと半円を描くように歩いています。テント場も見えますが、まだまだ大丈夫そう。連休最終日で、今日は予約不要の日。
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爺ヶ岳は中峰が一番高いですが、白馬村方面がガスなので巻くことにします。
ちょっと遠いけど。爺ヶ岳-冷池山荘
*爺ヶ岳中峰分岐-冷乗越-冷池山荘テント場:CT1時間20分*
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谷を見ながらトラバース。立山も見事に雲に包まれました。
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しかしながら気持ちがよい。山肌のパッチワーク具合が素敵です。秋は日が短いですが、湿気も少なく歩くには最高の季節。
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クリスマスカラーもあちこちに。今年も残り3ヶ月。
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爺ヶ岳北峰の脇を過ぎ、あとは冷池山荘にまっしぐら。淡々と下っていきます。稜線全体がガスに包まれ始めました。
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"冷乗越"までくればすぐ。あと10分ほど。
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樹林帯を歩いていくと冷池山荘に着きました。
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看板がかわいい。
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中はとても綺麗です。お土産もたくさん。"星空バンダナ"のデザインと色合いが好きすぎてつい買ってしまった。小屋にも泊まってみたいですね。
とりあえずテントの受付。今年はテント泊¥2,000。テント泊の人は玄関までしか入ることができないため、喫茶メニューを利用の場合は外で食べます。トイレは小屋裏の外トイレを利用。
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水は受付で引き換え券をもらって、外で給水。食堂の窓でスタッフさんに引き換え券を渡して入れてもらいます。1リットル¥200。
給水時間は"朝5時〜夜19時"まで。ただし、夕食の16〜18時はスタッフさんが忙しいので給水できません。
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テント場は小屋から10〜15分登ったところ。
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小屋に着いてゴールした気分なので、テント場までの最後の登りがちょっときつい。
ガスっていたので冷池山荘からの景色がどんなものか詳しくはわかりませんが、テント場の方が景色は抜群。朝日と夕日も◎。ちょっと遠いけど、それ以上のご褒美はしっかりあります。
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崩落箇所には新しく迂回路ができていました。朝夕の暗い時間もこれで安心。
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登って登ってテント場に到着。12時頃で、7〜8張りほど。冷池山荘のテント場は平らなところが非常に少ないので、到着が遅くなる場合は傾き多めを覚悟。
端の方がより平坦な箇所多めで、端から埋まっていきました。そんなにくっつくなよ!と言われそうですが、風の影響をあまり受けないちょっとプライベート空間にできそうな場所にお家を建てました。今回は自立式ツェルトのモンベル号。
ガスってなければテントの入口から剱岳を望めますが、とりあえず真っ白。ハイマツ近くのせいか、虫が結構飛んでいました。刺す系の虫ではないのでいいですが、入口を開けておくとばんばん入ってくる…
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テント村が次第にできあがり、この日は最終的に32〜35張りくらいになりました。今は軽量テントの種類もかなり多くなっているので、見ていて楽しいですね。
風がほとんどなかったためそこまで寒くはなく、17時半頃の気温は13℃。この時期、いつもはダウンを持っていきますが、朝の行動時には化繊ジャケットがいい。出発時に着る可能性が高いので、今回はダウンではなく化繊を。薄いインナーダウンの持参を考えましたが、荷物が多くなるのも嫌なので、体幹を温める用にウールの厚手腹巻を。基本は寒ければあるもの全部着る方式です。
シングルウォールのテントはダブルに比べると寒いですが、台風明けで気温が上がったタイミングだったので問題ありませんでした。シュラフもアルパインダウンハガーハーフレングス#3。腹巻がいい仕事をしてくれたので、快適に就寝。心臓から腹部を温めるのは大事ですね。
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12時頃到着したので、ゆっくり珈琲タイム。ガスってしまったのは仕方がないので、心の目で剱岳を。16時からの夕食が始まる前に給水とトイレへ。空身だと楽ですが、やっぱりちょっと遠い。
19時頃はまだガスガス。朝の景色に期待して眠ります。
扇沢から冷池山荘までのコースタイムは6時間程。この先のキレット小屋まで行くと11時間。鹿島槍ヶ岳がガスる可能性を考えても、初日は冷池山荘の距離がちょうどいいなという感想。柏原新道も歩きやすく、いい道のりでした。
明日はこの山行のメインである鹿島槍ヶ岳と八峰キレット。昨日の予報よりも天気がよくなっており、わくわくしながら明日を待ちます。
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