2021.6.21(月)
歩き人たかちです(@takachi_aiina)
初めての利尻島は4年前。天気があまり良くなく、利尻山はガスガスでした。どうしても360度の景色を見たくてリベンジ。今回は天気を狙って。
合わせて礼文島と、7年前に訪れた「宗谷丘陵フットパス」に再訪。一週間ほどの北海道旅です。
①では、アクセスやガス缶、キャンプ場などの情報を記載した移動編。利尻山登山に関しては②をご覧ください。
\ 利尻山登山の記録はこちら /
【アクセス】欠航率国内トップクラス!利尻島は天気が大事
JAL | 札幌丘珠空港 - 利尻空港 | 通年 |
ANA | 新千歳空港 - 利尻空港 | 季節運行 (例年6〜9月) |
フェリー (ハートランドフェリー) |
稚内港 - 鴛泊港 | 通年 |
利尻島へのアクセスは飛行機かフェリー。通年運行のJALの場合「札幌丘珠空港」の発着です。例年、6〜9月の夏季期間は新千歳空港よりANAが運行しています。
利尻島は、海霧による濃霧や風の影響を受けやすく、欠航率は国内トップクラス!
以前は、利尻島の視界不良により飛行機が欠航。札幌から稚内空港までの運行に変更され、稚内港よりフェリーで行くことになりました。利尻山の裾野にある444mの「ポン山」が見えるかどうかがひとつの指標だと聞きました。
ちなみに、稚内空港までの運行に変更→フェリー利用となった場合、フェリー料金は自己負担です。
フェリーも海況によっては欠航になりますが、飛行機よりはマシなようです。しかし、到着が遅くなるし、追加料金がかかるし、利尻島はアクセスの段階から天気が非常に重要です。
丘珠空港から利尻島へ!
直前まで天気を見ていたので、いつも通りLCCで新千歳空港に上陸。機内持ち込みに収めるため、食料は札幌で購入しました。
例年6〜9月はANAが新千歳空港から利尻空港への便を運行しているため、それを利用するのが断然らくです(前回はなかった?)。
しかし、直前すぎて満席。飛行機は天気を待っての購入が高いし難しいからあまり好きではない。

最寄りの「栄町駅」から「丘珠空港」までは1.3kmほど。バスもありますが徒歩で。道中、イオン系列のスーパーやセイコーマート、ドラッグストアがあるので、こちらで調達するのもあり。
丘珠空港に熊が出没したニュースが3日前にありました。こんな丸見えの街中に熊か。熊も人間も大変だな。

丘珠空港はミニマムな可愛い空港。2Fに待合室や売店、レストランなど。

無料の充電スペース。待ち合いの椅子の横にあって便利。飛行機が見えるカウンター席(4席)でも充電できます。
飛行機も小型。LCCばかりなので、JALやANAに乗ると快適さに感動する。
席は右側でしたが、利尻山を眺められるのは左側でした。海に浮かぶ利尻山を見たかったのでちょっと残念。

2017年、帰りの飛行機から。下界から山頂は見えませんでしたが、飛行機から見ると雲の上に突き出ていました。島の大きな独立峰は本当にかっこいい。

15時前に利尻空港に到着。鴛泊港へのバスは14時台が最後で、歩くかタクシーか。3kmほどなので徒歩で。ゲストハウス以外の宿泊施設なら大体送迎がありますが、キャンプ場なので。

筋骨隆々な利尻山がかっこいい
島のどこからでも立派な利尻山を眺められる。島の人には当たり前の光景だと思いますが、この景色だけで豊かですね。

歩道が整備されていて、ありがたい

鴛泊で夕日を見るなら「夕日ヶ丘展望台」がおすすめ。
利尻島でガス缶を買えるお店(鴛泊)
\ 鴛泊港周辺でガス缶を販売しているお店 /
◾︎ サニータウン
◾︎ セイコーマート

1軒目:ホームセンター「ホーマックニコット」


プリムス、EPIは中サイズのみ、キャプテンスタッグ、コールマンは中と大サイズが販売していました。
今回はキャンプ場泊だし、礼文島にも行くし、帰りはフェリーで宗谷岬にも寄るためガス缶を購入。前回は登山のためだけの2泊(ゲストハウス)だったので、ガスバーナーは持参せず。
ちなみに、固形燃料の販売はありませんでした。アルコールに関しては未調査。

おにぎりはありませんでしたが、パンや冷蔵品、生鮮食品の販売はありました。結構充実している。

2軒目:ホームセンター「サニータウン」

プリウスの小、中、大。EPIは売り切れ。SOTOが置いてあることもあるようですが、このときはありませんでした。プリムスの小を購入。
サニータウンの隣にあったセイコーマートがなくなっている!?思ったら、もう少し港よりに移転していました。

おにぎり類は、夕方頃には完売していることが多いので、早めの購入がおすすめ。16時頃行くと、お弁当もすべて完売していました・・・

セイコーマートにはプリムスの小と中がありました。しかも、ホームセンターより150円近く安かった・・・失敗。
鴛泊のキャンプ場は「ファミリーキャンプ場ゆ〜に」がおすすめ!
\「ゆ〜に」のおすすめポイント /
◾︎ トイレに充電スペースあり
◾︎ 温泉施設が目の前(コインランドリーあり)
◾︎ 1泊520円と安い!
◾︎ テントなどのレンタル可能
◾︎ コテージ・バンガローあり
◾︎ 鳥のさえずりで気持ち良く起床(うるさいくらい)
鴛泊フェリーターミナルから1.6kmの場所にある「ファミリーキャンプ場ゆ〜に」。セイコーマートまで約1km、登山口までは約2.5kmです。
徒歩でもアクセス可能で温泉が向かいにあるので、テント泊民が鴛泊エリアでベースキャンプとするのにとても良い場所。今回は、ここに3泊します。

テントエリアは綺麗に整備されたフラットな芝生。ゴミ箱も設置されています。
カラスが多いため、荷物を放置して受付などに行かない方がいいです。常に狙っています。

バンガローとコテージも。バンガローはシャワーなしでコテージよりも安く、MAXの人数で泊まれば1人1,000円ちょっと。グループ登山に最適。

水はそのまま飲めます。洗剤も常備。奥にはバーベキュー棟もあります。

トイレは水洗でとても綺麗。ウォシュレット対応で、便座クリーナーまである。中に充電スペースがありました。
2019年よりキッチンカーを始めたそうです。営業時間などの詳細はInstagram(@Kichencar_rishiri)に。ビールやちょっとしたおつまみ、利尻グッズが販売されています。
管理棟には割り箸や飴、ネスカフェのインスタントコーヒー、ココアなどがあり「ご自由にどうぞ」とのこと。ガス缶の販売は確認するのを忘れました。
キャンプ場からは利尻山のてっぺんがちょこん、と見えます。早速設営をしようとしたら
え、待って、テントがない!?!?
なんと、ポールだけ持ってきてテント本体を忘れました。機内持ち込みできそうだな〜と思ってパッキングしていましたが大失態。なんかいつもより軽いと思ったら・・・
テントのレンタルがあるので、管理棟へ戻り事情を説明。しかしこのとき、コロナのためレンタルは中止中でした。
今からゲストハウス探すか?と思いましたが、オーナーの方が「テントを忘れるってなかなかやりますね〜。良かったらこれ使ってください」と、笑いながら2〜3人用のテントを貸してくださいました。

お陰様で、無事キャンプ場に泊まることができました。恥ずかしいやら情けないやら・・・感謝。
礼文島もキャンプ場の予定だったので、急いで宿探し。フェリーターミナル近くの民宿に2泊、もともと泊まる予定だった「九種湖畔キャンプ場」のバンガロー1泊をなんとか予約できました。
お花の季節で、平日ですがコロナでなければほとんど満室だったと思います。不幸中の幸いか。
どれだけ旅を重ねてもトラブルは起こるし、そのたび誰かに助けられる。いつだって、独りで完結する旅はない。

ちなみに、登山口には「利尻北麓野営場」があります。フェリーターミナルから約4km。バイクや車ならこちらでも。
鴛泊港近くのゲストハウスでは、「利尻うみねこゲストハウス」がおすすめ。買い物のための自転車の貸し出しがあり、お風呂には湯船がありました。
前回は1日目「ゆ〜に」の予定でしたが、飛行機の欠航で到着が18時を過ぎ、雨も降ってきて想像より寒かったので急遽ゲストハウスを予約。
登山口までの送迎はありませんが、海抜0mからの"sea to summit"になり、島山 × 独立峰の達成感がとても良かったです。
コインランドリーあり!「利尻富士町温泉保養施設」

「ファミリーキャンプ場ゆ〜に」の向かいには「利尻富士町温泉保養施設」があります。
コインランドリーがあるので、キャンプ場での長期滞在に便利。洗濯機、乾燥機がそれぞれ4台あり、洗剤も販売しています。


露天風呂あり、広い休憩室あり、レストランありで500円。コマドリの声を聴きながらゆったりできる、とても良い温泉です。
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