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奥多摩湖から高尾山へのロングコース!冬枯れの尾根をがっつり歩く40km超の笹尾根縦走#2【笹尾根・陣馬山・高尾山】

関 東 • 甲 信 越

2022.12.27-12.28

歩き人たかちです。

昨日は、"奥多摩むかし道"のハイキングからの三頭山へ。「島勝」の美味しいとろろ定食でお腹を満たし、ムロクボ尾根でカモシカに出逢い、避難小屋で一夜を明かしました(笹尾根の概要は#1を参照)。

笹尾根縦走本番の今日は、高尾山、そしてJR高尾駅まで約36km。三頭山までの登りを終えたので累積標高差は下りが圧倒的ですが、ここからは山と峠を次から次へとクリアしていきます。

わざわざ日が一番短い時期にやらなくても・・・という感じですが、低山をがっつり歩くなら今の気候がちょうどいい。冬枯れの色が統一された樹林帯を延々と歩きます。

       行程
ーーーーーーー
天気:曇り☁︎→晴れ☀︎
気温:三頭山-7℃ / 陣馬山7℃
風:南西2〜3m/s

三頭山避難小屋(6:05)-大沢山(6:12)-槇寄山(7:15)-数馬峠(7:50)-笛吹峠(8:17)-小ゆずり峠(8:55)-土俵岳(9:21)-日原峠(9:33)-浅間峠(10:18)-栗坂峠-熊倉山(11:12)-軍茶利山-軍刀利神社-三国山(11:37)-大蔵里山(12:28)-和田峠(13:07)-陣馬山(13:25)-奈良子峠-明王峠(14:03)-底沢峠-小仏峠(15:20)-小仏城山(15:36)-一丁平-もみじ台(16:09)-▲高尾山(16:34)-薬王院-ロープウェイ清流の滝駅(17:20)-JR高尾駅

▲ コースタイム:14時間45分
▲ 歩行距離:36km
▲ 累積標高差:+1584m
                      -2854m

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笹尾根の麓にある温泉

奥多摩駅、笹尾根の麓、高尾山口駅に散らばる温泉。長い距離を歩くからこそ身体を癒したい。バス停や駅の近くで、歩いて行ける温泉をピックアップ。

◾︎ 氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館(奥多摩駅)
◾︎ 玉翠荘(奥多摩駅)
◾︎ 奥多摩温泉もえぎの湯(奥多摩駅)
◾︎ 蛇の湯温泉たから荘(西原峠・数馬峠)
◾︎ 数馬の湯(西原峠・数馬峠)
◾︎ 陣谷温泉(陣馬山栃谷尾根・奈良子峠)
◾︎ 京王高尾山温泉(高尾山口駅)
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笹尾根[三頭山避難小屋-日原峠]

三頭山避難小屋-大沢山-槇寄山-西原峠-数馬峠-こゆずり峠-土俵岳-日原峠:CT4時間

シュラフの2枚重ねでぬくぬく温かい夜だったものの、避難小屋では珍しくいまいち深く眠れず。「まあ、別に陣馬山まででもいいしなあ」という心の声を聞きつつ、5時まで目を瞑る・・・

早朝のごはんが苦手ですが、今日はさすがに食べなきゃと思い、スープ春雨坦々麺味にごはんを投入して無理矢理流し込みました。

小屋の中は-3℃。外は寒いだろうと手袋を2枚、化繊ジャケットにレイン、ネックゲーター、耳まで覆える冬用キャップとフル装備で飛び出すも、思ったより寒くない。とはいえ、温度計は-7℃。予定の30分オーバー、6:05出発。

避難小屋から登りはじめると、すぐに"大沢山"に到着。この時点ですでに、レインいらなくね?となる始末。しかし、面倒なのでそのまま歩く。

ヘッドランプは山を歩きはじめた頃、エルブレスで適当に買った「Energizer社」のもの。初めて調べましたが、世界で初めて乾電池や懐中電灯を開発したメーカーとのこと。現モデルは300lmですが、使用しているのは200lmあるかないか。

不具合や故障なく9年ほど使用していますが、ついに本体の一部がパキッと。ダクトテープで補修していますが、水が入り込んでしまうので買い替えようと思います。ようやく新しいのが買える・・・!

槇寄山との標高差は300mほど。大沢山から一気に下降し、そのあとは1000m前後を行ったり来たりするアップダウンとなります。ジグザグに下ったり、岩が露出していたり、今日も落ち葉トラップがそこらじゅうに潜んでいたり。

無心で下り続け、鞍部に着きました。高尾山方面から歩く場合、三頭山までのラストの登りで心身ともにやられそうです。それくらい一気に下ってきました。

東の空には雲が集まり、太陽は遅刻気味。しかし、雲の隙間から強烈なオレンジがほんの少し覗きました。木々の間からそんなご来光を見て、栗が転がる広葉樹林を歩いていきます。

栗の木トレイルになると道は一転緩やかに。登山道を逸れないように、踏み跡を確認しながら。

暑くなってきたな・・・と思ったときには"槇寄山"の少し手前で、ちょいっと登って登頂。

テーブルベンチがありました。ここでレインやらオーバーグローブをはずして体温調整。

下り始めるとすぐに"西原峠"に到着し、さっそく「高尾山」の文字が現れました。案内されてもまだまだ遠いけど。

三頭山〜生藤山までの尾根には武蔵五日市駅発着の檜原村側のバス停と、上野原駅発着の上野原市側のバス停から登山道がいくつも伸びています。バス停を利用しながら距離を伸ばしたり、短くしたりして周回登山を楽しめる山域です。

冬は、霜柱でモリモリ盛り上がった凸凹道。グシャっと潰れるところもあれば、カッチカチのところも。この凸凹も落ち葉に隠れていて歩きにくい箇所もありましたが、冬らしい。土の中にはこんなに水分があるのかと、改めて観察しながら。

「笹尾根」ということをすっかり忘れていました。この時期は笹があったとしても枯れているし、笹のサの字もほとんどない状態です。

落ち葉のカーペットトレイル。幅広でスーッとのびる1本道。新緑とか紅葉は本当に気持ちのいいトレイルだと思います。針葉樹でもいいから少し緑を見たくなりますね。

 

"田和峠"を通過して"数馬峠"。ここは展望のある休憩ポイント。檜原村側に下山すると「檜原温泉センター数馬の湯」があるため、この峠を起点に笹尾根ウォークを楽しむ人もいます。"温泉センター"というのが古風でいいですね。

数馬峠からは、しばらくゆるーい道。起伏がほとんどない区間なのでサクサク歩けますが、このあたりは霜柱の凸凹感が一番でした。

 

景色は素晴らしいくらいに変わらず、線路は続くよどこまでも♪状態で"笛吹峠"に到着。「ふえふき」だと思っていましたが、「うずしき」と読むそうで。山梨県の笛吹市とか笛吹川は「ふえふき」・・・日本語の難しさであり面白さ。

笹尾根はエスケープルートがたくさんあってとても気楽。今日は「とりあえず陣馬山までは歩く」と決めていて、陣馬山の到着時刻が14:30〜15:00頃になるようなら下山しようかなと考えています。区切りがいいし、藤野駅まで歩けるのでバスの時間を考えなくていいエスケープ地点でもあります。

ピンクテープは「笛吹入口」への下山道。道が隣り合っているので間違えないように。ちなみに、"丸山"は最終的に巻きます。

徐々に晴れてきて、森に光が入るように。天気のことはあまり気にしていませんでしたが、冬以外は曇りがちょうどいいですね、暑いから。

丸山を巻いて"小ゆずり峠"に到着。別名「木立峠」。こまめにポイントを通過しながら、少しずつ陣馬山へ近づいていく。

 

景色は変わらないし、小腹が空いてきたのでお煎餅をボリボリと。最近ハマっている「金吾堂」のお煎餅、濃厚梅だれ味。梅がさっぱり上品で、醤油との相性も抜群◎一口サイズで食べやすく、歩きながら食べるのにもってこい。

山で食べるお煎餅はなかなかいいのが見つかりませんでしたが(柿の種を食べ過ぎてちょっと飽き気味)、これは夏にも良さそうで。他にも"濃い醤油"と"米と藻塩"がありますが、個人的には"濃厚梅だれ"が断トツで美味しい。

落ち葉で登山道が隠れていてわかりにくい箇所には、ピンクテープがこまめにありました。考えごとをしながら歩いていても迷いません。

緩やかに"土俵岳"に到着。樹林帯の中で特に展望はない。

土俵岳からの下りは傾斜、道幅ともに気持ちのいい道で、トレランにはたまらない感じ。いや、やったことはないですが、ちょっと走ってみました。いい感じ◎

ということで、"日原峠"に着きました。「日本山岳耐久レース24.7km地点」と書いてあります。この笹尾根は、トレランの大会「ハセツネカップ」のコースの一部。

通称「ハセツネ」と呼ばれるその大会は、武蔵五日市を起点に笹尾根、御前山、御岳山といった奥多摩周辺の山々を走り巡る71.5km(ショート・ダブルあり)のレース。24時間以内に走りきる縦走路の累積標高差は4,582m。

毎年秋に開催されていますが、三頭山避難小屋で仮眠をとる人も多くいるため、日程が被ると小屋も道も混雑しています。秋に歩く場合は日程を要確認。

日原峠には唯一の水場があります。バス停「下和田」方面(人里休暇村方面)への登山道を5分ほど下った場所に水場があるとのこと(実際7〜8分)。汲まなくても足りますが、行ってみました。

しかし、地図上の水マークあたりの場所まで下っても水場がない。5分経過し、もう少し下かな〜とさらに下るも水の音すら聞こえない・・・面倒になって戻りました。

実際はもう少し下で、地図上の沢の谷を上がったあたり(赤丸地点)に水場があるようです。涸れることはほとんどないそうですが、水量はその時々。汲むのに時間がかかる場合もあるようですが、尾根上の大事な水場です。

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尾根は続く[ 日原峠-陣馬山 ]

日原峠-浅間峠-栗坂峠-熊倉山-軍茶利山-軍刀利神社-三国山-大蔵里山-醍醐峠-和田峠-陣馬山:CT4時間35分

細かいアップダウンを繰り返しながら、浅間峠に向かいます。日原峠から先、アップダウンの起伏が大きくなります。

落ち葉の積もった味のある東屋が見えて"浅間峠"に到着。フラットで広々したいい峠。腰を下ろして10分ほど休憩(寒くなり歩き出した)。今回の縦走では大休止は特に設けず、立ったまま5分ほどの休憩をこまめに取りました。

"関東ふれあいの道"の石標も出ましたね。生藤山が近くなり、ホッとした心持ちに。生藤山〜高尾山は桜の季節に一度歩き、陣馬山からはホームマウンテン。

奥多摩側から歩いたのは交通面や避難小屋のこともありますが、何よりホームマウンテンである高尾山に向かって歩きたかったのです。歩き慣れている道を最後にすることで、疲れていても元気が湧いてくるかなあと。単調な道のりですが、狙い通り心はどんどん晴れやかに☀︎

 

生藤山の前に"熊倉山"を越えますが、この浅間峠〜熊倉山の区間が笹尾根上で一番長い登り返しでした。坂→木段→坂→坂→坂と登っていく。

熊倉山、到着◎

広くはないですがベンチがあり、日当たりがよくて気持ちがいい山頂です。

 

少し歩いて"軍茶利山"。さらに進むと"軍刀利神社元社"があります。どちらも「グンダリ」と読むそうですが、道標の「軍茶利」は「軍荼利」の間違えではないかとも。麓には軍刀利神社があり、奥之院から1時間ほど登るとここ元社に着きます。軍刀利神社はパワースポットだとか。

元は「軍荼利夜叉明王社」でしたが、明治の神仏分離令で「軍刀利神社」に。軍荼利明王は密教の五大明王の一尊で、ヒンドゥー教の女神「クンダリー・クンダリニー」が語源と言われています。日本に伝えられる途中で女神から男尊になったとか。「軍荼利・クンダリ」とは古代インドの言葉で「とぐろを巻く蛇」という意味で、蛇の毒で煩悩を払うのだそうです。

軍荼利神社の奥之院には御神木である大きな桂の木があり、訪れる人も少なく雰囲気がすごくいいようで。以前、生藤山に登ったときはバス停「鎌沢」から桜並木の尾根を歩きましが、軍荼利神社と合わせてコースを組むのも良さそうですね。

元社から木段を下ります。逆からだと、ここがちょっと堪えそう。

分岐の道標に「三国山20分」とありましたが、10分もかからず。段差がちょっと高めの木段を上がっていくと山頂です。

三国山◎

三国山にはテーブルベンチがあり、一息つくにはいいポイント。展望がありますが、富士山は雲に隠れていました。

さて、ここから生藤山までは200m。しかし、生藤山は巻くことができます。生藤山の山頂付近はちょっとした岩場になっており、痩せ尾根みたいな感じの箇所があった記憶。今回はいいかなと思い巻きました。

 

「和田峠」の文字が出てきました。三国山から先は巻道がちょこちょこ出てきます。全部巻きます。

 

登って下って登って下って・・・アップダウンは続く。落ち葉で滑りやすいちょっと急な箇所もあったり。生藤山からようやく登山者に会うようになってきました。

生藤山〜陣馬山の道は一度しか歩いたことがなく、山頂と桜以外ほとんど記憶がありません。

 

"醍醐丸"は八王子市の最高峰(867m)。樹林帯の中で展望は特にないため、ここも巻き巻き。

"醍醐丸峠"を過ぎるとなんとなく道の記憶が。和田峠の手前で初めてイカリソウを見たシーンはよく覚えています。何かしら「おお!」と思うことがあると記憶に残りますね。この笹尾根縦走はどのシーンが残るのか。

そして、"和田峠"に到着◎

茶屋はお休み。陣馬山の巻道に心を持っていかれそうになりましたが、ここは登りましょう。陣馬山だもの。

和田峠から登る陣馬山は山頂までほぼ階段です。THE階段。個人的には「一ノ尾尾根」「栃谷尾根」が静かで好き。

呼吸を整えながら一段一段上がっていき、楽しそうな声が聞こえてきたところで・・・

陣馬山、到着◎

すっかり青空が広がって、子どもたちが凧揚げをしていました。茶屋は営業中。陣馬山は広々していてやはり気持ちがいいですね。奥高尾の縦走路では、陣馬山と小仏城山の桜が好きで、桜の便りが届くと訪れたくなる山。

ここまで、アップアップしてダウンダウンした道のりでした。時刻は13:25。14:30を過ぎるようならそのまま下山しようと考えていましたが、幸い身体の調子もよい。ここからは何度となく歩いているホームマウンテンなので、予定通り高尾山へ向かいます。

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ホームマウンテン[陣馬山-高尾山]

陣馬山-奈良子峠-明王峠-底沢峠-小仏峠-小仏城山-一丁平-もみじ台-高尾山-薬王院-1号路下山-高尾駅:CT6時間10分

何度も歩いていると、どのくらいの時間がかかるのか体感でわかるので気分がとても楽。サクサク歩いていきます。

奈良子峠

明王峠

 

底沢峠

 

景信山は、好きだけどよく巻いちゃう山。ちょっと迷いつつ、今回もまた巻いてしまう。

ちなみに、底沢峠〜景信山まで巻道がいくつかあり、その度に巻道ではない方面に「景信山」という文字があります。しかし、登ってもただの小さなピークであったりして、初めて縦走したときはちょっと騙された気分で。景信山手前の分岐の道標には、巻道の方に"景信山山頂には行きません"と記載があるため、その道標までは巻道を歩いても問題ありません(景信山に登りたい場合)。

景信山を巻いて高尾山まで4km。陣馬山を過ぎて調子が悪ければ景信山か小仏峠から「小仏」に下山し、バスか徒歩で高尾駅まで行こうと考えていました。あるいは、小仏城山から日影沢への道は舗装道なので、日没を迎えて「もういいや」となったらそこを下ろうかなとか。

 

"小仏峠"のたぬき。なぜここにたぬきがいるのかは、誰も知らないとか・・・

 

15:36、小仏城山に到着◎

だいぶ日が傾いて、樹林帯は薄暗くなってきました。この時間でも人が歩いているのは、麓が近い山ならではですね。しかし、高尾山を観光してきました!という服装で陣馬山方面へ向かう人もいて、大丈夫かな?とも思ってしまう。

小仏城山〜高尾山までの区間はほとんど木道と木段。一丁平でトイレ休憩をしたとき、ふと時刻を見るとちょうど日の入りに高尾山に着くのでは?と。

高尾山では冬至前後の12月17〜25日あたりで"ダイヤモンド富士"を見ることができます。一度見に行ったことがありますが、カメラを構えた人人人でてんやわんやでした。

ぴったりのダイヤモンド富士はもう終わりましたが、せっかくなので見ようかなと。

右が"もみじ台"経由の道で、左が北斜面の道。もみじ台へ行くには長い木段を上がらなければなりませんが、夕日のために。

ダイヤモンド富士は高尾山山頂に多くの人が集まりますが、個人的にはもみじ台の方が見やすいと感じます。富士山自体、もみじ台から見る方が好きで。スペースは広くないですが、以前ダイヤモンド富士を見たときは山頂ほど人もいなくて割と快適でした。

また、もみじ台には「細田屋」という茶屋があり、ここが結構好きで。ハイシーズン以外の平日は休みであることが多いですが、おしることかお蕎麦が美味しいです◎

木段をひたすら登りもみじ台に到着すると、10人弱の人が待機していました。ピークが過ぎればこんなもんなんですね。到着して5分ほどすると・・・

富士山の山頂がキラリと輝きました☀︎

ちなみに、めちゃくちゃ眩しいのでサングラス必須。肉眼だとダイヤモンド富士なのかよくわかりません(前回の反省点)。望遠カメラでないとはっきりした写真は難しいですが、三頭山から歩き続けて高尾山で夕日を鑑賞できたことが嬉しい・・・

ダイヤモンド富士が終わると、暗闇の中歩く時間を少しでも減らそうとみなさんそそくさ下山へ。

ダイヤモンドの余韻に浸り、高尾山に到着◎

いやー、長かった。長かったけど大満足◎夕日を見に来ている人も割といて、さすが高尾山、何時だろうが人がいますね。

このあとは舗装されている1号路を下りました。薬王院の参道は街灯がありますが、リフト乗場から先は真っ暗。観光の人はヘッドランプも懐中電灯も持っていないことがほとんどなので、スマホのライトを照らしているか暗闇の中そのまま下っているか。舗装道とはいえ1号路は何気に急なので、せめて懐中電灯は持っておいた方がいいですね。

17:20、下山。2022年最後の山歩き。がっつり歩きました、歩けました。

冬場は枯れ木の中をひたすら歩き、色も変わらず、景色もほとんど変わらない。文字通り"がっつり"歩きたい人向けの尾根でした。紅葉や新緑、桜の季節ならもう少し楽しむことができると思いますが、ハイクアップしてもヒートアップしない今時期だからこそ無理なく歩けたと思います。

"興味がある"だけだと単調で心が折れるかもしれませんが、達成感はものすごく、夕日も綺麗でした。正直、陣馬山で「やーめた!」となると思っていましたが、予想以上に身体の調子が良く、淡々とロードを40km歩くよりも断然良い。アップダウンの負担はありますが、同じ距離の山道を歩いてみて、硬いアスファルトによる足への負担がどれほどのものかを改めて感じました。

何より、歩き通したことでまたひとつ自信に。2022年を無事に納め、2023年が待ち遠しい。そんな、山納めでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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