2021.3.23(火)
歩き人たかちです。
今年は暖かくなるのが早く、花の見頃が早い。
3月20日頃、焼森山のミツマタが見頃を迎えるとのことで、3月23日に足を運びました。
例年多くの人が訪れるので、混んでるよな〜と毎年避けていたのですが・・・やっぱり見たい。
ミツマタだけが目当てなら近場でも見られますが、森のミツマタを見たい。
ということで、出発!
アクセス
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◾︎ ミツマタ特急バス(特定日運行)
宇都宮駅(8:45)ーいい里さかがわ館(9:38)
*片道¥1,120。茂木駅からの運行もあり。
◾︎ 無料シャトルバス
さかがわ館ーミツマタ群生地
*随時運行、約15分。
*シャトルバスは14:30まで30分に1回運行。HPでは「随時運行」となっており、始発と最終の時間は要確認。群生地300m手前で降車します。
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ミツマタ群生地一周(634m)ー弛み峠(鶏足山と焼森山の中間地点の尾根)ー鶏足山ー焼森山ー弛み峠ー雷神穴ーミツマタ群生地前
いい里さかがわ館から焼森山の登山口へ歩いて行くこともできます。シャトルバスはぐるっと回ります。
ミツマタの森へ
宇都宮駅からのバスは8:45分発。8:20に駅に到着し、バス乗り場へ行くと5,6人並んでいました。その後わらわら並び出し、立ちの人が2人ほど。
いい里さかがわ館で降りたらそのままシャトルバスに乗り換え、15分〜20分程で群生地300m手前まで運んでもらいます。
見頃を迎えた晴天の平日。火曜日といえど、たくさんの人が訪れていました。
シャトルバス乗り場からすぐ、焼森山への登山道(新道)があります。先に焼森山〜鶏足山を周り、最後にミツマタ群生地というコースの人も。
林道を歩くとすぐに群生地。一方通行になっているので入口の方へ。受付で保全協力金300円を払います。ここには簡易トイレが設置されていました。
受付横ではミツマタの説明が行われており「2万5000分の1の確率で"ヨツマタ"がある。それがどこそこにあって・・・」というようなことを話していました。
遊歩道は1周634m。ゆっくり歩いて30分くらいで出る人、写真で何時間も佇む人、みなさんそれぞれ。
群生地への坂を上がると、甘い香りが漂うミツマタの森。入り込むなり黄色のポンポントンネル。
1個でも可愛いけど、集まるとすごく可愛い。
例年よりは空いてるかな?
光が差した時、森全体に広がる淡い黄色が色味を強くする光景がとても綺麗です。ティンカーベルとかいそうな雰囲気。
針葉樹の下というところがいい。
「かわいい」が飛び交う中、斜面を少しずつ登っていきます。
前半はトンネルで、後半は上から見下ろす感じ。
おすすめはやはり早朝とのこと。光の入り具合も早朝が最高のようです。バスが来ない時間帯であれば、静かに見られそう。
森の妖精を堪能しました。1時間くらいかけて満喫◎
ミツマタは、初めに白、ピークで黄色、花同士の隙間が開いてきて白に戻り終了。
温かい日が続いていたので、20日あたりが一番ピークだったと思います。すでに開いて終わりかけのものもありました。黄色の濃さも年によって違います。
念願のミツマタの森。優しい気持ちになれますね。
展望の鶏足山。静かな焼森山。
ミツマタ群生地の後に、鶏足山と焼森山へ。
林道をさらに奥へと進むと、こちらにもミツマタが。
「弛み峠」との分岐。弛み峠は鶏足山と焼森山を繋ぐ尾根の中間あたり。
焼森山から鶏足山へ歩こうと思い、直進しますが・・・(分岐の道標には「弛み峠」と「トリ」という案内しかありませんでした。)
なんか、すごい荒れだした・・・
先におじちゃんが1人登っていきましたが、道がちょっと不明瞭。あとから登ってきたご夫婦も「うわー荒れてるね、弛み峠から登ろうか。」と下って行きました。
私も弛み峠からに変更。
下るときに赤テープ発見。近くにいた方が「ここを登ると焼森山」と教えてくれました。
あら?じゃあ、今の道は?
今回はミツマタメインで、家で地形と登山道を確認。当日は簡易地図しか持っていなかったので、赤テープの道も行くのはやめました。見た感じ急。先はどうなっているのかわかりません。
弛み峠は多くの人が利用していて、道も歩きやすく明瞭。尾根まで一気に登って行きます。
登り切ると、左が鶏足山、右が焼森山。鶏足山の見晴台は展望が良いので、先にそっちでお昼ごはんにします。
見晴台の手前にはテーブルベンチがあるスペース。ここは富士山の展望のようですが、今日は見えない・・・
見晴台は広くないので、シートを広げてゆっくりするならこちらがよさげ。
終わりかけのカタクリ。反り返ってない。
絶景ポイントへ向かいます。5〜10分程。
そろそろ。
到着!
よい眺め。
風も穏やかでちょうどいい気候。お昼を食べて、珈琲時間。1時間程ゆるりと過ごしました。
弛み峠まで戻り、焼森山へ。
鶏足山〜焼森山は1kmちょっと。コースタイムは30分となっています。
岩の横を通り・・・
焼森山到着!
360度ではないですが、こちらも展望あり。
鶏足山でごはんを食べる人が多いので、焼森山は静かでした。時間的な問題もあるかもしれませんが、落ち着いて山々を眺められるので、こっちはこっちでよい。むしろ、珈琲はこっちで静かに嗜めばよかった。
焼森山でもちょっとまったり。ウグイスのBGM。
クロモジとかキブシとか、いろいろと春です。
再び弛み峠に戻り、群生地の方へ下ります。
いいハイキングでした。
最後になんとなく「雷神穴」も見物。
たまたま14時半頃シャトルバス乗り場に到着したのですが、14時半が最終便ということをここで知りました。危ない。
利用者が多いため、14時半のバスは増便されていました。最終便なので、運転手さんはもう乗る人がいないか細かく確認。
途中歩いている人に「乗ります?」と聞きながら。優しい。
ミツマタの時季に話題になる「焼森山」。毎年楽しみにしているファンもたくさんいるようです。群生地だけでなく、近くの山もサクッと楽しめるのはいい。
青空にビタミンカラーもいいけれど、森のビタミンカラーも素敵です。春のエネルギーをいただきました◎
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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