歩き人たかちです(@takachi_aiina)
ゴミ袋や歯磨き粉など、登山で使う消耗品はいくつかありますが、今回は、"Amazonでリピート買いしているアイテム"を7つご紹介します。
【食パン袋】防臭力・コスパ最強のゴミ袋
登山用のゴミ袋として今まで「BOSS」を使っていましたが、防臭力は変わらず、コスパ最強のアイテムを発見。
シモジマ(Shimojima) HEIKO PP食パン袋半斤用
食パン袋は防臭性が高く、育児中のママさん界隈では"赤ちゃんのオムツ入れ"に使えるアイテムとして有名(妊娠出産を経て知りました)。
何よりコスパ最強。Amazonでは300枚で700円前後 & 送料無料(2025年8月時点)。
「BOSS」は100枚で1,080円なので、食パン袋の方が圧倒的にお得。
長めの縦走(ほぼ自炊)なら大きめの"1斤用"か、反斤用を何枚か携行するか。
南アルプス南部を縦走したとき、聖岳小屋のテント場のトイレは"トイレットペーパー持ち帰り"でした。
「持ち帰り」はありがたいことに減っていますがたまに遭遇するし、お花摘みのときも必要なので、最低2枚は携行しています。
デメリットは基本的に"透明色しかない"こと(半透明ならある)。食パン袋なので仕方ないですが、トイレ関係には少し使いにくい。

下部のバッグルは切り落としています
私は、ゴミをまとめるモンベル「O.D.ガベッジバッグ 4L」を使っているので、色は気にしていません。
【極厚ポリ袋】インナーパックに最適!2ヶ月毎日使っても破れなかったゴミ袋
ザックの中身の防水性を高める"インナーパック"。レインカバーは背中側をカバーできないので、荷物を濡らさないためには中の防水が重要。
防水性が高いスタッフバッグに個々に入れるより、インナーパックで全部まとめて防水する方がらくです(個人的に)。軽量なスタッフバッグも、何個も使うと重くなるし。
インナーパックは商品としてもありますが、私としては"ゴミ袋"で十分。むしろ、軽くていい。
最初は薄手のゴミ袋を使っていましたが5回前後で破れることが多く、ロングトレイルでも使うので、0.08mmの「極厚ポリ袋」に変更。
ニュージーランドのロングトレイル「テ・アラロア」で2ヶ月毎日使っても破れず、かなり丈夫でした。
まだまだ使えましたが、持ち運ぶ食料が多くなり、縦の長さが足りなかったので買い替え。「極厚」ではなく「厚手」でも長持ちすると思います。
ゴミ袋のデメリットは、"横幅が広い"と"音がうるさい(ものによる)"こと。
ザックの幅に対して横幅が広いので、余る部分が中でグシャっとなりがち。薄手だと気になりませんが、極厚手だとやや気になります。
また、ものによりますが、ガサガサとかバサバサとか音がうるさいものが多い。素材が滑らかで音が主張しないタイプもありますが、早朝のパッキングは気を遣いがち。
日本の山小屋では、食堂や玄関でパッキング。ニュージーランドの山小屋(無人の避難小屋タイプ)では、他のハイカーの起床時間が遅かったのもあり、外でパッキングすることが多かったです。
【カムガキ】携行性抜群!タブレット型歯みがき粉
必要数だけ持てばいい、液漏れもしない、タブレット型歯みがき粉「カムガキ」。
「カムガキ」を知るまでは、ペースト状の歯みがき粉を無印のクリームケースに入れて携行していましたが、「カムガキ」のおかげで登山の準備、携行、使用がとてもらくになりました。
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【ハッカ油】消臭・防臭・虫除け!万能な天然精油
登山の必需品「ハッカ油」。肌に優しく、用途が幅広い万能アイテム。
"消臭"に関しては、消臭スプレーやアルコール、ドライシャンプー兼ボディスプレー、汗拭きシートなどいろいろ試しましたが、個人的にはハッカ油が一番効果的。
1日の行程を終えたあと、てぬぐいで身体を拭いてハッカ油をシュシュッと。汗まみれのシャツ類にもシュシュッと。化繊のシャツでも、ハッカ油を振りかけながら1週間近く着続けています。
私は代謝がいいので夏山は毎日滝汗ですが、友人に「臭わないのすごい」と言われました。ハッカ油のおかげ。虫除けにもなるし、1本あると重宝します。
私はオールシーズン使うので、Amazonで200mlの大きいサイズを購入し(スポイト付属のもの)、最初に購入した12ml程度の容れ物に入れて携行。
日常ではトイレの消臭や、花粉の季節にマスクに振りかけるスプレー(スッキリする)としても使っています。
【A2 Care】ANAも採用!アウトドアギアのメンテナンスに最適な除菌消臭剤
使用後のザックや靴のメンテナンス(除菌・消臭)で使用している「A2 Care」。
ANAの機内やラウンジでも採用されている、安全性が高い除菌消臭剤。アルコールフリーでベビー用品にも使える優れもの。
アウトドアギアを洗って乾かしたあと、全体的にスプレー。ザックは毎回水洗いをしていますが、メンテナンス用の洗剤で洗うのは1シーズンが終わってから。水洗いだけでは落とせない菌の繁殖を最小限に抑えるようにしています。
試しに縦走で持ち歩きましたが、汗で濡れている状態(翌日までに乾くか微妙な状態)のものへの効果は微妙でした。乾いた状態で使う、あるいは、スプレー後しっかり乾くことが重要かと。
日常では、飲食店のニオイがついたコートや、煙が出やすい料理(焼き魚、お好み焼き、焼肉など)をしたあとの消臭にも使用しています。
【BICライター】ミニサイズがおすすめ!アウトドアに適したフリント式ライター
登山で愛用している「BICライター」。デザインがかわいくてお気に入り。
ライターには「フリント式」と「電子式」があり、アウトドアに最適なのは寒冷地でも使える「フリント式」。
フリント式は火打石の構造のため高所などの寒冷地に強く、濡れにも強い(濡れても乾かして使用可能)。
電子式はガスバーナーと同じく点火装置(イグナイター)が内蔵されており、カチッと簡単に点けられるタイプ。イグナイターは気温が低い高所や冬季に弱く、点火しないことも。濡れにも弱いです。
「BICライター」はフリント式と電子式両方あるので、購入時は要確認。登山には10gのミニサイズがおすすめです。
【アイラップ】クッカーの拭き取り不要!食事の時短になる食品袋
食品を入れて湯煎やレンチンができる「アイラップ」。
登山で毎回使うわけではありませんが、1日の行程が長丁場になるような山行に持参し、食事の片付けの手間をなくしています。
よくやるのは、インスタントラーメンやカレーメシをアイラップに包んで山へ。
そのままクッカーにセットして、お湯を注いで食べる。クッカーからアイラップを外して終了。クッカーを汚さないのでペーパーで拭き取る手間がなく、時短になります。
自宅での料理にも重宝するアイテムなので、登山と兼用で利用。
まとめ
私がAmazonでリピート買いしている、アウトドアで便利な消耗品を7つご紹介しました。
◼︎ 極厚ポリ袋
◼︎ カムガキ
◼︎ ハッカ油
◼︎ A2 Care
◼︎ BICライター
◼︎ アイラップ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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コメント
はじめまして
ためになる記事が多く、よく参考にさせてもらっています
今までゴミ袋はIKEAのジップビニール袋を使っていましたが、使い勝手はいいのですが、最近、臭いが強い食事(完全メシの焼ソバ)の匂いが通過してしまうのが気になり、パン袋を買おうと思っています
IKEAのジップ袋は、ジップが付いているので、ゴミ追加の時に開け閉めが楽ですし、液体系もこぼれ出る心配が少ないです
パン袋の場合どの様に口を閉じてますか?
クルクルでは匂いが漏れそうだし、縛るのはその都度面倒な気もします
どうされてますか?
教えてもらえたら嬉しいです