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フードだけ!?ウィンドシェル代わりのちょい足しアイテム山と道「オンリーフード」コンパクトに持ち歩ける21gの日焼け・防寒アイテム

山 の 道 具
Processed with Rookie Cam

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

新しく手に入れた山と道のアイテム「オンリーフード」。フードだけ切り取ったアイテムで、ありそうでなかった。

「ウィンドシェルを着るほどではないけど少し寒い」
「横からの日差しが若干眩しい・・・」
「フードなしのジャケットの防寒がほしい」

そんな場面で役に立つ「オンリーフード」。少し寒いときに手袋をするだけで温かくなるような、ちょっとしたものだけど心強い、そんなアイテム。

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オンリーフードとは?

「オンリーフード」とは、名の通り"フードだけ"のアイテム。バラクラバの緩い版のようなもの。

画像出店:山と道

 フード周り  47cm
 フード高さ  47.5cm
  (平置きの実測約44cm)  
フード前丈 19cm
被り口 平置きで幅約20cm
重量 21g
( 実測20g *2024年現在のモデルは24g)

実際に採寸してみると、高さが公式の数字に届きませんでした。ピシー!っと伸ばして測ってもMAX44cmくらい。測り方が違うのか?サイズはONESIZEで、ユニセックスです。

オンリーフードが作られた背景は簡単に

「ウィンドシェルを取り出すのが面倒」
「Tシャツにフードをつけるのは煩わしい」
↓↓↓
「フードだけ作ればいいじゃん!」

ということ。詳しくは、山と道のHPをご覧ください。

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購入した理由

オンリーフードの購入理由は"ウィンドシェルを着ても、結局暑くて脱ぐことが多いから"です。

「あー、寒いかも」「風があるから着ておこうかな」と思っても、実際はウィンドシェルを着るほどでもなくて結局脱いでしまう。アップダウンがあると余計ややこしい微妙な温度調節。春や秋の季節の変わり目は特に。

しかし、風によって顔、特に耳が冷たくなることもよくあること。フードは被るだけで本当に温かいですよね。

もともとそこまで寒がりではなく、代謝も良いので体温調節が面倒な身体です。暑さを少し我慢してウィンドシェルを着るか、寒さを少し我慢して着ないかの2択でした。ベストがいいのでは?と思いましたが、結局それもなんか違う(背中が暑い)。

ということで、手袋のような"ちょい足しアイテム"のオンリーフードは自分にとても合っていました。

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基本構造

重さは実測20g、素材は"パーテックス・カンタムエア"。20Dのナイロン糸を高密度に織り上げたもので、超軽量・高強度・通気性ありという優れた素材です。ドローコードでまとめると手のひらサイズになります。

サコッシュにもスッポリ。忍ばせておいても邪魔になりません。

被り口は間違えないように色が違う

被り口はゴムになっているので着脱はストレスフリー。首元の締め付け感はなく、首周りには十分ゆとりがあります。薄くて軽いので、首元には何もない感覚。肩の上にフワッと乗る感じです。

顔周りのドローコードはこめかみ辺りから顎の方をぐるっと。おでこの部分にはないので、ギューッと締めたときに上だけ少し隙間ができる感じ。

ドローコードは引っ張りやすいようにパーツが付いています。

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お気に入りポイント

オンリーフードのお気に入りポイントは以下。

◎ 首を動かしても突っ張り感がない
◎ 首元から蒸れが逃げやすい
◎ 日焼け対策によい
◎ ベタつかず、肌触りがよい
◎ 迷わずフードなしジャケットを選べる

◎首を動かしても突っ張り感がない

山と道のHPにも記載がありますが"頭を動かしたときの煩わしさ"がありません。

フード付きのジャケットの場合、本体と繋がっているので頭を動かすと生地が突っ張ります。ドローコードを絞めると余計に突っ張る。頭を動かす(横や後ろを向く)とき、生地が追従せずストレスに感じることも。

山では振り返ったり、上下を見たり、やたらと頭を動かすことが多いので、フードが独立しているのはメリット。左右前後にどれだけ激しく動かしてもしっかりついてきます。

◎首元から蒸れが逃げやすい

フードが独立していることで、首元は"ベンチレーション"のようになっています。急登などで多少火照っても、隙間から蒸れが逃げていく。これもフード付きのウィンドシェルでは難しい機能。

火照る身体は涼しく、しかし頭周りは温かく、蒸れをあまり気にせず登り続けられる快適さがとても良い。

10月の中央アルプスを縦走したとき大活躍。木曾駒ヶ岳〜空木岳までは大きなアップダウンを繰り返します。2日目の稜線歩きでは風が6~8m/sで、秋が深まりつつある季節には少し寒い。しかし、急登のアップダウンに身体は火照り、10℃弱で風があってもウィンドシェルを着ると暑い。

こんな場面でのオンリーフードは体感温度が丁度良く、風のない斜面では頭をサッと出してクールダウン、風のある斜面に戻ったらまたサッと被るを繰り返していました。首元にネックウォーマーとして残しておいても、軽さゆえに全く気になりません。

ネックウォーマーを使うような季節にネックウォーマーとして利用するには温かさが足りません。「これがあるからネックウォーマーはいいや」とはならない程度です。

◎ 日焼け対策によい

ドローコードをギューッと締めて鼻まで覆うことができるので、日焼け対策にもなります。特に、帽子はいつもキャップなので耳が焼けやすい。首元には日焼け止めを塗らないタイプなので、面倒な2箇所を覆えるのはありがたいです。

全体的にゆとりがあるので、中にキャップを被っても窮屈ではない。キャップを被り、鼻まで覆ってサングラスをすれば、結構な日焼け対策になります。UVカットではないため、より効果を上げるなら濃い色がおすすめです。

とはいえ鼻まで覆うと口元が蒸れるし、鼻が完璧に隠れるわけではないため、UVカットフェイスカバー「ヤケーヌ」との併用が一番よいです。

富士山の御殿場ルートを下ったときも終始被っていました。常に太陽が正面にくるような場面でこそ。

ただ、蒸れないわけではないし、真夏はやはり暑い。日焼け対策で被っても「暑い!!」と脱ぎ捨てることもあります。

◎ベタつかず肌触りがよい

 

生地の質感は柔らかく、サラサラしていて肌当たりも肌離れもとてもいい。汗をかいてもベタつかず、張りつきません。シャカシャカ音もないので、頭を動かしまくっても気にならない。

生地の薄さが絶妙で「夏はこれ以上だと暑い。でも、これより薄いと春秋が寒い。」という丁度いい具合。

3シーズン用のシュラフは"ハーフレングス"を使用していため、頭がちょっと寒いときにも便利。突っ張りがなくストレスフリーなので、被って寝ても問題なし。キルト型のシュラフにも使いやすいと思います。

◎迷わずフードなしジャケットを選べる

フードを持ち歩ける、何にでも合わせられるという点から"フードなしジャケットを心置きなく選べる"ということも利点。

ジャケット類を選ぶときに迷うポイントの一つは"フードありか、フードなしか"ということ。一番外に着るアウターはフードありがいいですが、中にも着るし外にも着るという中間のジャケットは迷います。

全てフードありにしてしまうと、重ね着したときに"フード on フード"で邪魔だし、重量も増える。しかし、全てフードなしは心許ない。フードが欲しいモデルにフードがないときも「オンリーフードがあるから」と思えるのも◎


山と道「Only hood」

https://www.yamatomichi.com/products/42182/

冬用として「Light Alpha Only Hood」もあります。自分の場合、冬の低山はオンリーフードで十分だと感じていますが、雪山ではニット帽よりもこちらの方が耳が温かそう。

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まとめ

樹林帯で使うことはほとんどありませんが、守るものがない稜線ではとても使いやすいアイテムです。頭を保温するだけでも体感温度が結構違う。

◾︎ ウィンドシェルを着てもすぐ脱ぎたくなる
◾︎ 体温調節でいちいちザックを下ろすのが面倒
◾︎ ジャケットはフードありかなしかで迷う
◾︎ 顔周りの日焼け対策をしっかりしたい

上記のような気持ちがある方には、ちょい足しアイテムとしておすすめです。

今のところ、特別気になるマイナス点は個人的にはありません。UVカットだとさらに嬉しいくらいの気持ち。あとは"すぐ売り切れる"ことですかね…

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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