歩き人たかちです。
アウトドアで使用するいろいろな小物たち。
ちょっとあると便利だなーとか、いつも使っているアウトドアの小物をご紹介します。
ABITAX「タグライト」
サコッシュにカラビナで付けているキーホルダーがこちら。
笛、温度計、小さいLEDライト。
サーモンピンクの小さいLEDライトが「ABITAX タグライト」です。
サイズ | H31.6×W14.7×D7.9mm |
重量 | 4g(電池、ナス環を含む) *実測5g |
電池 | リチウムコインCR1220(2個) |
ランプ | White LED ( Nichia ) *約15時間の連続点灯が可能 |
Made in Japan。 |
大きさは人差し指の第一関節くらい。
こんなに小さいのにとても明るく、「ちょっと灯りがほしいなあ」というときにとても便利。
スライドさせると点灯したままになり、これがまた便利なのです。夜間、ファスナーなどにつけて灯りのない山のトイレに行くこともできる明るさ。
私がよく使うのは"夜行バス"の中。
消灯後にサコッシュの中を探るときや、足元を確認するときなど、とても使い勝手がいい。
スマホのライトだと明るすぎて迷惑なので、スマホの画面よりも明るくてスマホのライト機能程明るくない、"丁度いい明るさ"が気に入っています。
山では基本的にヘッドランプを使っていますが、ヘッドランプ程の明るさがいらないときはこれをパチっと点ける。
暗闇で地図を確認するのにも十分な明るさ。
キーホルダーとして付けておけるので探すこともありません。
少し高いところから。
テント内の明るさとしても、個人的には十分です。
購入してから7年程経ちますが、ちょっとした時に使う程度なので明るさも特に変わらず、電池交換の必要もまだなさそう。
SUN「ジッポゲージ」モンベルver
タグライトと一緒にカラビナに付けているのが小さな温度計。
SUNの「ジッポゲージ」。
サイズ | H 51×W 28×D5m |
重量 | 実測8g |
これまた何気ないものですが、アウトドアフィールドでの自分の感覚を知るために持ち歩いています。
"何度のとき、どんな服装をしているのか"を逐一確認することで、自分を知ることができます。
「10度を超えると火照るなあ」
「このパンツは3度までなら大丈夫」
「最低気温が0度だからこっちのダウン」
などなど。
少しずつデータが蓄積されると、初めての山でも天気を見ながらなんとなくレイヤリングのイメージがつきます。
あとは、肌感覚を鍛えるというか、そのときの気温を当てられるかという遊び。
歩いているときや、テント場の朝晩、テント内など、ふと気が付いたときに「〇○度くらいかな」と、ゲーム感覚で温度計を見ます。
肌でなんとなく気温がわかったらかっこいいなあ、なんて。
モンベル「O.D. ロールペーパー」
山にトイレットペーパーを持って行く人は多いと思いますが、おすすめはモンベルの「O.D. ロールペーパー」。
水解性原紙を使用しているので水に溶けやすく、普通の紙よりも分解速度が早い、環境負荷の少ないペーパーです。
元々芯はなく、ギュッとロールされています。
サイズ | ∅ 7.5×H10cm |
重量 | 145g |
山のトイレでは、使用したペーパーを別のBOXに入れるタイプ、便器の中へ入れるタイプ、お持ち帰りタイプなど様々。
別のBOXに入れるタイプが多いですが、中には便器に落としてもいいよというところも。
トイレットペーパーが常備されている場合、"分解しやすいペーパー"を使用しているところが多いです。
ありがたいことに常備されているトイレも多いですが、基本はペーパーがない前提で。ハイカーの多い休日の山では、常備されているペーパーがすべて使い尽くされていることも珍しくありません。
自分のペーパーを使うときもできる限り環境負荷の少ないものがいいので、アウトドア用がおすすめです。
薄さは最低限ですが、割としっかりしています。
トイレ以外にも鼻をかんだり、お皿を拭いたり、オールマイティ。
周りにガムテープを巻いて、真ん中からシュルシュル〜と出す人も多いですが、私は壊れたジップロックにポイっと入れているだけ。
これを使い始めたらポケットティッシュを持ち歩くのが面倒になり、街でもこれを使用しています。昔はポケットティッシュをよく貰っていましたが、今はそれも少ないし、そもそもプラゴミ出るし、わざわざ買うのも勿体ない。
ただ、少しザラついた肌触りなので、花粉の季節にティッシュ代わりとして使うには不向きです。花粉の時季に山で持ち歩くなら、市販の柔らかいティッシュかトイレットペーパーがいいと思います。
モンベルではトイレで使用しやすくするためのキットが別売りされています。個人的にはあまり必要性を感じないので使っていませんが、トイレ用とするなら便利だと思います。
災害時にも使えるので、いつも3個くらいまとめて買っています。
*モンベル「O.D.ロールペーパー」*
モンベル「O.D.ガベッジバッグ4L」
山でも街でもゴミの処理はとても大切。
山にゴミが落ちていたらできる限り拾う。
そんなゴミ事情に便利なアイテムが、モンベルの「O.D.ガベッジバッグ4L」
サイズ | H 4 0 × W 2 8cm |
重量 | 55g |
素材 | 70デニール・ナイロン *ハイドロプロコーティング |
薄めの素材で上下バックルが付いている仕様。
ゴミ袋はいつも、スーパーで買い物をしたときに、肉や野菜をいれる薄いポリ袋を使用しています。
プラゴミなど、汚れが酷くないものはそのままポイポイ入れてしまいますが、珈琲カスなど水気のあるものはポリ袋の中へ。
山に落ちているゴミはドロドロになっていることも多く、コロナ禍ではマスクが落ちていることも多数…"汚れ + 感染予防"のためにも、ポリ袋を何枚か入れて持ち歩いています。
4L入るので、縦走にもちょうどいい大きさです。
裏側はコーティングされ、縫い目にはシームテープが貼られています。5年以上使っているので端が剥がれてきていますが、まだいけます。
完全防水ではありませんが、万一汁系の水気が袋から出てきてしまったときなどはちょっと安心です。
お気に入りポイントは、バックルがついているので、ザックに外付けできるところ。
腰の部分につけておくと、ゴミ拾いも面倒ではありません。
臭いとか汁漏れとか、ザックに入れると何かと気になることも多いので、外付けできるのはとても便利です。
下のバックルを留めるとギュッとコンパクトになり、外付け中に上下左右に振られるのを防いでくれます。しかし、普段下のバックルをあまり使わないので、切り落として軽量化してもいいかなとも思っています。
気になる点は、"防臭"ではないので臭いのキツイものを入れると袋に臭いがつき、普通に臭います。
カップラーメン、珈琲カス、湯煎で食べるレトルト系のゴミ…いろいろなものが混ざるとよくわからない臭いを発するので、何日か持ち歩く縦走では防臭効果のあるゴミ袋があるといいです。
帰宅したら洗って汚れと臭いを落としあげます。
*モンベル「O.D.ガベッジバッグ4L」*
モンベル「 U.L. MONOバッグ 」
ビニールの袋が有料化され、エコバックの種類がとても充実している昨今。
エコバックは買い物だけでなく、山でもとても便利です。
特に、山小屋泊では荷物をまとめるために毎度使うので、ザックにはいつもエコバッグが入っています。
愛用しているのは、モンベルの「U.L. MONOバッグ」。
赤がMサイズで、白がLサイズ。
サイズ | M:H 3 6 × W 3 0 × D 1 3 CM L:H 36× W40× D13CM |
収納 サイズ |
M:H 1 0 × W 9 CM L:H11× W10CM |
重量 | M:44g L:49g |
容量 | M:14L L:19L |
素材 |
30デニール・シリコナイズド・ |
薄くて、引き裂き強度の強い素材で作られている、とてもシンプルで軽量なポケッタブルバッグ。
内側に小さなポケットがあるので
この中にシュルシュル入れていきます。
シリコンのツルッとした素材なので、入れるのも取り出すのもとてもスムーズでストレスフリー。ポケッタブルのシワは少しつきますが、時間が経てば消えます。
てのひらサイズ
カラビナループがついているので、失くさないように、また、すぐ使えるように外付けできます。
マチもたっぷり。
山小屋で枕元に置いおくものとか、外のベンチで食事をつくるときとか、ガバっと入れて持ち歩けるのでとても便利です。
早立ちのときなど、朝使うものをこの中にすべて入れておき、起きたらザックとこれを持ってそろ〜り食堂などの準備ができる場所へ移動。寝床で準備するのはうるさいし、ビニール袋も音が最強にうるさいので、シリコンのこのバッグは使い勝手抜群◎
縦走の最終日はこの中に温泉道具をまとめ、ザックの上の方にパッキングをしてスッと出してサッと入れるようにしています。
夜行バスでは肌寒いときのためのウィンドシェルを入れて持ち込んだり、山の帰りにお土産を買って荷物が増えても問題なし。
サイズはMとLの2展開。個人的にLは大きいと感じるので、Mばかり使っています。
ショルダーの長さは55〜58cm程。
トートバッグのように持つことが多いですが、ショルダーバッグのように斜めがけにもできて何気に便利です。
ジッパーはありませんが、バックルが付いているので、口が広がらないように最低限留めておけます。
注意点として、引き裂き強度は強いですが、とんがったものにはちょっと弱いです。
山の利用では特に気にしていませんが、牛乳パックやクリアファイルの角、ペン先など、とんがり系のもので生地が薄くなったり、小さな穴が空くことがあります。そこからビリビリと裂けていくことはないので、細かい傷は気にしていません。
耐荷重の正確な数字は出ていませんが、たっぷり買い物をして重くなるとちょっと心配になります。
生地はどの色も透けやすいので、温泉利用ではちょっと注意。
防水ではないので濡れにも注意。多少の撥水性はありますが、基本的には濡れます。
少しでも軽く!という方にはおすすめですが、撥水性重視、ジッパーがほしい!という方には物足りないかもしれません。
*モンベル「U.L. MONOバッグM」*
今気になっているのは「MOUNTAIN JOHNNY Packable Eco Bag」。現在売り切れですが、すごくかわいいですね・・・
Fozzils「ソロパック」
軽量でコンパクトな"折りたたみ式食器"を展開している「Fozzils(フォッジルズ)」。
種類はいくつかありますが、使用しているのは"ソロパック"です。
ソロパックは、カップ、ディッシュ、ボウルの3点セット。
素材 | 本体:ポリプロピレン スナップボタン:ポリアセタール |
重量 | カップ:33g ボウル・ディッシュ:40g |
容量 | カップ:250mL ボウル・ディッシュ:500mL |
収納サイズ | カップ:20.8cm X 23.8cm ボウル:22.3cm X 25.2cm ディッシュ:25.2cm X 22.8cm |
温度 | 耐熱温度:105度 耐冷温度:-25度 |
スナップボタンがついていて、パチパチと簡単に組み立てられます。
フラットになるので、持ち運びや収納も文句なし。ザックの隙間にスルッと忍ばせておけるところがGOOD。
汁物やカレーなどに使ったあとの拭き上げも簡単◎
目盛り付きなので、計量もできます。
お気に入りポイントは、"まな板にもなる"ところ。牛乳パックをまな板代わりに使用している人も多いですが、これなら汁物もOKのカップやお皿にもなるので一石二鳥。
ロングトレイルでは果物を食べることも多いので、まな板として非常に便利です。
お遍路の道中でいただいた大きな梨。柿などをいただくことも多かったので、とても重宝しました。
ちゃんとした料理を作ろうというとき以外、ソロ山行で持って行くことは少ないですが、何人かで山に行ってランチやカフェをしたり、友人をおもてなしするときには大活躍。お菓子をシェアするときも便利です。
軽くて嵩張らないので、荷物が多くなりがちなキャンプにもおすすめ。
小さな容器
化粧水などの液体物やクリームを持ち運ぶときの小さめ容器。
使用しているのは無印良品の「小分けボトル」と「クリームケース M」、モンベルの「ミニクリアボトル」。
無印良品 小分けボトル |
サイズ:∅ 2.30× H7.10cm 重量:6g 容量:15ml |
無印良品 クリームケースM |
サイズ:∅ 4.25× H2cm 重量:約10g 容量:約15g |
モンベル ミニクリアボトル |
サイズ:∅2.9× H6cm 重量:15g 容量:30ml |
ー 無印良品 ー
アウトドアで無印良品のボトルを使用している人は多いと思います。
主な使用は化粧水入れ。初めはモンベルのミニクリアボトルに入れていましたが、一度テント内で倒して中身をバジャーッ!とやってしまいました。
不安定な場所でも使う場合は、こぼれにくいものがいいですね。
この小分けボトルは一滴ずつ出る仕様になっているので、万一倒してしまっても中身が出ることはありません。出し過ぎ防止にも◎
蓋をカチッとやるタイプはザックの中で蓋が開いてしまうのではないかとか、そのうち蓋の付け根が壊れるのではないかと思い避けていたのですが、今のところ問題なく使用しています。
素材はソフト樹脂で、耐熱90℃、耐冷-20℃。アルコールを多量に含むものには使用できません。
ー クリームケース M ー
無印良品のクリームケースMには、ワセリンを入れて持ち歩いています。
リップクリーム、ハンドクリーム、豆・靴擦れ予防、傷の保護など、とても万能なワセリン。
話が逸れますが、元々唇が乾燥しやすく、あらゆるリップクリームを使いましたが合わないことがほとんどでした。山だと紫外線が強いので尚更乾燥する。
しかし、ワセリンを使い始めてからというもの、朝晩塗っておくだけで1日中潤っているのです。「浸透するとはこのことか」と感動しました。余計な成分が入っていないところもいい。
山で使うクリーム類は、クリームケースに移し替えた方が断然軽量化できます。
Sサイズでも十分ですが、少し長めに放浪するときもあるのでMサイズにしています。
100円ショップなどにもクリームケースはありますが、無印良品は安くてサイズの種類が豊富なのでおすすめです。
ー ミニクリアボトル ー
化粧水を入れるのをやめた、モンベルのミニクリアボトル。
BPA(ビスフェノールA)を含まない、耐久性に優れたPET素材で臭いもつきにくい。
回して開けるタイプで、密封性の高いキャップを使用しているので漏れにくい仕様です。化粧水のようなサラサラした液体を入れて漏れたことはありません。
サプリメントや香辛料・、調味料入れとしても利用できます。
今では、シャンプー・リンス入れとして使用しています。乳液などのトロリとしたものにもおすすめ。
温泉にはシャンプー・リンスが完備されているところが多いですが、公衆浴場や銭湯にはないことがほとんどです。
400円前後で入れる昔ながらのお風呂が好きなので、近くにあるときはシャンプー・リンスを持っていきます。
容量は20、30、50mlの3種類。
化粧水を入れる場合、一週間以内の縦走であれば20mlで十分な大きさ。無印良品の小分けボトル15mlで十分足りています。
山の歯磨き「ORALPEACE」
水が貴重で、環境負荷の観点から磨いたあとにペッとできない山の中。
環境にも人間にも優しく、縦走中に使用している歯磨き粉が「ORALPEACE」です。
画像出典:ORALPEACE
ORALPEACEの特徴は、"飲み込める"こと。
そもそもなぜ吐き出すのかというと、合成保存料やケミカルな成分が入っているから。身体に悪い成分が蓄積されることで、化学物質過敏症などのリスクが生じます。
人間の身体に悪いものは、もちろん自然環境にも悪い。吐き出すことで、土壌に生息する微生物を汚染、または死滅させてしまいます。口の中には細菌が多いので、唾を吐くこともよくないとされます。
山小屋では、浄化槽に飼っている微生物により汚物を分解し、浄化した水を自然に戻しています。そのため、山小屋でも歯磨き粉はNG。
汗や汚れは拭きあげながら我慢できますが、歯に関してはどんなに丁寧にから磨きをしても気になります。最低でも1日の終わりには磨きたい。
クシャクシャ
中身は透明のジェルで、普通の歯磨き粉のような泡立ちはありません。多めにつければちょっと泡立ちますが、そこまでは必要ないと思います。
フレッシュな柑橘系が良さそうだと思いオレンジにしましたが、結構甘めです。子どもの頃の味のついた歯磨き粉まではいきませんが、それより控えめな甘さに爽やかさをプラスした感じ。個人的に歯磨き粉はミント系がいいなと思いました。
水だけのから磨きに比べると、非常にすっきりします。何より、山でもしっかりケアできるのがありがたい。
最初は飲み込むことに抵抗がありましたが、1回やってしまえばなんてことはなく、自分の体内にあるものだし、回数を重ねるほど気にならなくなります。
難点としては、"なかなか無くならない"。
1回使い切りのタイプもありますが、割高なのでチューブにしました。
購入したのは50g(現在チューブ型80g)ですが、アウトドアのときしか使わないとなると無くなりません。日常でも使えば問題ないことですが、普通の歯磨き粉を使っています…
期限は"未開封3年、開封後3ヶ月"となっていますが、公式HPには「3ヶ月を過ぎても特に問題はない」と記載されています。薬機法と保存状態が悪いことによるクレーム対策として、そのように記載されているとのこと。
↓使用期限について↓
使用しているものは、開封してから3年以上経っています。味や爽やかさ、色などの変化は特にありませんが、アルミチューブがそろそろ限界。シワの部分に穴が空きそうです。
ORALPEACEでは、プラゴミにも考慮してアルミチューブなどが採用されています。しかし、ギュウギュウ押し込んでパッキングすると、どうしてもシワができてしまう。歯磨き粉だけ特別扱いするのは面倒なので、シワシワクシャクシャになっています。
画像出典:ORALPEACE
現在は、アウトドア用の"軽量パッケージ濃縮タイプ"が販売されているので、こちらに買い替えようと思います。
しかし、持ち運びを考えたら55gはちょっと大きい。濃縮タイプならもう少し小さくてもいいのではとも思いますが、チューブ型の白いパッケージで25gの小さめサイズもあります。
できる限りローインパクトを心掛けたいですが、歯は大事にしたい。ORALPEACEを手に入れてから、縦走に安心感が生まれました。
Zippo ハンディウォーマー
今季プレゼントでいただいた「 Zippo ハンディウォーマー」。
サイズ | 約H10×W6.7×D1.5 |
重量 | 83g (付属ケース含む) |
オイルを入れて使用するカイロです。
直接オイルを燃やしているのではなく、気化したオイルがプラチナの触媒作用で酸化して発熱するという化学的なカイロ。
市販のカイロはゴミになるし、たまにハズレがあったり、消費期限までに使い切らなかったり(無駄なゴミ)…
タンクでオイルを注入し、ライターで炙ると直ぐに温かくなります。素手では触れない程熱くなるので、付属のケースに入れて持ち歩きます。
白い内綿の位置が高いと上手くいかないようなので、使う前に爪楊枝で5mm程下げました。
↓ハンディウォーマーの使い方↓
タンク2杯分のオイルが入り、最大24時間温かさをキープ。12時間分のオイルを入れて使用したところ、13時間温もりが継続しました。
バーナーの部分は使用を重ねると劣化しますが、交換用が販売されているので長く愛用できます。
末端冷え性ということでいただきましたが、これが本当に温かて使いやすい◎ポケットに入れておくとポッカポカです。
日常はもちろん、雪山でも大活躍。最大24時間なので、夜行バスで日帰り登山に行く場合もOK。使い捨てカイロだと8〜10時間程なので、2〜3個分をこれ一つで賄えます。
オイルの値段を考えると使い捨ての方が安いかもしれませんが、消費期限が過ぎて無駄になることや環境のことを考えると、こちらがいい。
オイルはドラッグストアなどにあるカイロ用のベンジンも利用可能。発熱したときの匂いや温度に若干差があるとかなんとか…
注意点としては、飛行機では燃料類はすべてNGなので持ち込めません。本体のみの場合も、中の綿にオイルが染みているという理由から不可のようです(要確認)。
毎年買おうかどうしようかと迷っていましたが、もっと早く使うできだったと思いました。非常用としてエマージェンシーに入れておくのは使い捨てカイロになりますが、冬に常時使用するなら断然こちらがおすすめです。
STS「ウルトラシルデイパック」
小物ではないですが、最後にSEA TO SUMMITのアタックザック「ウルトラシルデイパック」をご紹介します。
サイズ | 使用時:約 W28×D18×H40cm 収納時:約 8×5.5cm |
重量 | 68g |
容量 | 20L |
アタックザックは必要なときしか持っていきませんが、使う時間が1時間以下のときもあれば、テント場から剱岳の往復で5時間以上に及ぶときもあり、実に様々。
アタックザックに関しては、機能性や背負い心地を重視するか、軽量性を重視するかで重量が大きく変わります。
使うとき以外は"ただのお荷物"なので、私は軽量性重視でSEA TO SUMMITを選びました。
500mlのペットボトルと比較。
お気に入りポイントは、なんといっても軽くてコンパクト。てのひらサイズになります。
内側にポケットがあるので、ポケッタブルお決まりのシュルシュルと収納。
素材は、極薄のコーデュラナイロンにシリコン加工を施したウルトラシル。少しパリっとした素材なので、ちょっと押し込んでいく感じです。
パリッとしている分、収納を開放するとクシャクシャです。気になる人は気になるかも。
エコバッグなどもそうですが、ポケッタブルで丸く持ち歩くよりも、そのままザックの隙間に押し込んだ方がパッキングに無駄がないので、ポケッタブルの状態で持ち歩くことは実際ほとんどありません。
ポケッタブルにしたときの利点は、付属のボタンループで外付けができること。
もしかしたら使うかもしれないけど、基本サコッシュで動きたいというときは外付けが便利です。
背面は滑らかに繋がっているので、縫製で気になる部分もなく、フィット感はよい。背面長も特に考えなくて大丈夫。
クッション性のあるパッド類は一切ありません。ショルダーハーネスはある程度の幅がありますが、重くしすぎると肩に負担がかかっている感じがします。岩場などで腕を上げるとちょっと食い込んでくる。
ポケットもないので、とにかく軽量なアタックザックと割り切っています。
耐久性ある生地ですが、軽量性重視なのである程度はご愛嬌。引き裂き強度は強いので傷が一気に広がることはないですが、岩の擦れなどで穴空きや破れは発生します。
光に照らすと細かい傷だらけ。主に北アルプスでの怪我。
補修しながら7年近く使っているので十分ではないでしょうか。傷だらけですが、故障はないので限界まで頑張ってもらいます。
現在は全面にドローコードがついていたり、生地がさらに強くなっていたり、バージョンアップしたモデルも多数。
*ロストアロー オンラインストア*
ちなみに、購入を検討していたときは他に2つのメーカーと悩んでいました。
一つは「Matadol(マタドール)」。
当時どのモデルを見ていたかはよく覚えていませんが、「freefly16」が近い気がします。デザインは変わっているかもしれません。136gで、全面ポケットとサイドポケット付き。ジッパーは止水で防水仕様。軽量性と機能性両方欲しいという方にはおすすめです。
もう一つは、Ospreyの「ウルトラライトスタッフパック」。
90gで小さめポケットとサイドポケットが付いていて、ショルダーハーネスはエアメッシュ仕様。「サイドポケットは欲しい!」という方にはいいと思います。
見た目はマタドールが好きで散々悩みましたが、最終的には圧倒的に軽いSEA TO SUMMITを選びました。
アタックザックをどのようなものとして捉えるかによって、重視する点が変わると思います。とにかく軽量性重視という方には、SEA TO SUMMITおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よろしければ、応援よろしくお願い致します。
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