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テ・アラロアで海外のULハイカーも気に入ってくれた日本のアウトドア/ ガレージブランドのギアとウェア9選!

山 の 道 具

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

ニュージーランドのロングトレイル  「テ・アラロア」中、ハイカー同士でギアの見せ合いは特にしていませんが、ふとしたときに褒められたギア・ウェアがいくつかありました。

個人的にも気に入っているものばかりでしたかが、やはり"軽量・コンパクト"なものは目に留まるようです。

このブログでも紹介しているものがほとんどなので詳細は割愛しますが、海外ハイカーも気に入ってくれた日本のアウトドア製品をご紹介します。

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モンベル「U.L. フォールディングポール 100」

テ・アラロアで気に入られたランキング第一位のモンベル「U.L. フォールディングポール100」

多くの海外ハイカーに「それいいね!」とか「それ買いたいから教えて」と言われた、私自身もとても気に入っているトレッキングポール。

\ 詳細は下記記事をご覧ください /

圧倒的な軽量コンパクト性

褒められたのはやはりこれ。ULハイカーに「それちょっと見せて」と言われ、真剣に観察していました。

軽量で細い分耐久性は犠牲になりますが、ワイルドな3000kmを耐えた良き相棒。個人的には十分だと思います。今ではこれを持っていないとなんだかソワソワするくらい手に馴染んでいます。

2m弱の高さがあるフランスのお茶目なリオ。100cmなんて使っている海外ハイカーはほぼいないため、褒めると同時に面白がってくれました。

輸入の関係で海外ではモンベル製品がとても高価とのことで、特にドイツのハイカーに「モンベルはすごく高いんだ」と何度か言われました。日本ではリーズナブルで有名なので、高級ブランドを身につけているような不思議な感覚。

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モンベル「フラットバッグ 8」

スーパーでちょっとした買い物をしたり、Hutや宿で食料やクッカー類を入れてプラプラ移動したりするときに注目を浴びたモンベル「フラットバッグ8」。

\ 詳細は下記記事をご覧ください /

別に普通のビニール袋でも何でもいいのですが、使いやすそうなエコバッグに見えたようです。

もうワンサイズ小さい「フラットバッグ4」はお財布に収まるカードサイズになりますが、「フラットバッグ8」はカードより少し大きめ。それでも折りたたんで薄さを見せたときは「いいねいいね!」と盛り上がったり。

ニュージーランドのHutではネズミ対策で食料を吊しますが、私は他のハイカーより起床が早かったので朝食分を「フラットバッグ」に入れて吊り下げ、ガサガサ探らないようにしていました。朝の準備をスムーズにしたいというのもありますが、結婚便利でした。

素材の耐久性も十分で、ビニール袋のように使っているうちに穴が空くこともありません(今のところ)。強度のあるビニール袋タイプのエコバッグがほしい人にはおすすめです。

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ランドポート「CARRY THE SUN」

もとはアメリカのソライトデザイン社が製造販売していた「ソーラーパフ」。「キャリー・ザ・サン」はその後継機で、日本のランドポート株式会社が企画販売しています。

薄暗いHutで点けるとヒーローになれます

日本のテント泊でも便利な「キャリー・ザ・サン」。大きさはS・Mの2種類、ライトの色は白・暖色・レインボーの3種類で(レインボーはMのみ)、愛用しているのは「Small Warm Light」

\ 詳細は下記記事をご覧ください /

基本的にみんなヘッドランプのみですが、頭に装着した状態で会話をしたり、ごはんを食べていてふと顔を上げたときに「うっ!」と眩しいのが難点。

自分が使っているヘッドランプには赤色があるので、早朝の準備や人の顔に光が当たってしまうような状況のときは基本的に赤で行動したいました。しかし、容赦なく眩しい光を向けてくるハイカーもいます。

コロンとかわいいフォルムも褒められましたが、机の上に置いておけばみんな手元が見えるし、優しい暖色なので眩しくない。薄暗いHutでは自然と周りに人が集まり「いいの持ってるね〜」とよく言われていました。

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MUNIEQ「Tetra Drip 01S」

ロングトレイルでは贅沢品のコーヒーミル。しかし、私にとっては欠かせない嗜好品。ニュージーランドのコーヒー豆を楽しみたい一心で、悩みましたが連れて行きました。

ドリップしているハイカーには1人だけ会いましたが、コーヒーミルまで持ち歩く人はおらず。インスタントコーヒーのハイカーが圧倒的に多かったため「Real Coffee !! Amazing !」と他のハイカーによく言われていました。

そんなコーヒーギアで賞賛されたものがMUNIEQ「Tetra Drip 01S」。薄いチタンの組み立て式ドリッパー。「美しい!芸術作品だ!」とまで言う人も。

\ 詳しくは下記記事をご覧ください /

TAハイカーではないですが、宿で「それ持ってるよ!チタンじゃなくてプラスチックの方だけど、いいよね」という同士もいたり。

以前はユニフレームのバネ式のドリッパーを使っていましたが"軽量・嵩張らない・かっこいい"の三拍子がすっかりお気に入りです。

出典:モンベル

ドリップコーヒーは"ゴミ""フィルターの持ち歩き"問題があるため、紙のフィルターを使わないモンベル「O.D.コンパクトドリッパー2」も考えました(唯一出会ったドリップハイカーはこのタイプを使っていました)。しかし、粉のゴミは結局出るし、ドリッパーに残った粉を洗い流すならフィルターごと綺麗にゴミとして持ち運んだ方がいいかなと。

ニュージーランドではHutの水道が直接川や湖に流れ込んでいることが多いため、水道があるから何でも洗ってOKはちょっと気が引ける。日本の山では"クッカーの汚れは拭き取る"とか"お湯は冷ましてから捨てる"といったことはマナーとしてありますが、海外は結構雑。クッカーをペーパーで拭き取る人はあまり(ほとんど?)いなくて、基本水洗いしていました。

TA上唯一「湖に直接流れます」という貼り紙があったのは、世界一の透明度を誇るといわれている"Bule Lake Hut"。とはいえ禁止されているわけではないので、意識してね!くらいの貼り紙でした。

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モンベル「サックオンサンダル」

特別軽いわけではないけど、ラフにサンダルを履きたい人におすすめのモンベル「サックオンサンダル」

2代目であり、かれこれ5年以上履いた「サックオンサンダル」をTAに持って行きました。結果、途中で壊れましたが補修して乗り切りました。
◼︎ 靴下のまま、手を使わずに履ける
◼︎ ラフな履き心地・歩き心地がよい
山でも街でも、テントや家から手を使わずにサッと履いて歩き出せるラフさが気に入って長年使っています。使い古しのXSサイズで実測303gなので特別軽いわけではありません。
「なんか良さそうなサンダル履いてるね」
「モンベルっていう日本のアウトドアブランドなんだ」
「へぇ〜作りが面白くてオシャレだね!」
海外のハイカーはクロックスとかビーサンとか、アウトドアブランドではないサンダルを持っている人が多かった印象です。しかし、共通していたのは"サッと脱ぎ履きできるデザイン"であること。基本的にリラックス用なので、ラフさ重視という感じでした。
「ゼロシューズ」「ルナサンダル」など軽量なサンダルも検討しましたが、私は"鼻緒が苦手"で、靴下で履けないからルナサンダルは却下。ゼロシューズは悪くなかったですが"ピッタリすぎて隙がない"というか、サッと履けないのがリラックス用として面倒くさいかなあ…と。サンダルで歩くことないし。
ニュージーランドのHutは日本の避難小屋のようなイメージで寝床以外はサンダルを履いていたので(海外のハイカーは関係なくどこでも素足だった)、結局「ソックオンサンダル」のようなものが一番良かった。
軽さを重視するならEVAのサンダルがやはり軽いなあと最近思っています(嵩張るものが多いけど)。
 
出典:BEAMS
mont-bell × B:MING by BEAMS
「ロックオンサンダル (WOMEN)」
「ソックオンサンダル」は毎年のように"BEAMS"とコラボしていますが、限定カラーがおしゃれです。今年はかかとにバックストラップのある「ロックオンサンダル」とコラボ。
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モンベル「バーサライトパンツ」

個人的に使う頻度が少ないからこそ、レインジャケットよりも軽さを重視。必要最低限のモンベル「バーサライトパンツ」。旧モデルを使用していますが、女性用XSで実測69g。
\ 詳細は下記記事をご覧ください /
レインパンツは軽量コンパクトなものとしっかり目のもの、結構はっきり分かれていた気がします。天気に恵まれていたこともあり、レインパンツの使用は数回。多くのハイカーのレインパンツを見たわけではないですが、それでも「バーサライトパンツ」はかなり軽量コンパクトより。Hutで干しているときなど「これレインパンツなんだ!」と、薄さと軽さを褒められたり。
ハーフパンツもロングパンツも洗濯するときはレインパンツを履いていましたが、着替えとして使用する分にも気にならない薄さが気に入っています。
山と道「UL All-weather Pants」など軽量なレインパンツは他にもありますが、難点は"男女兼用で大きめ"ということ。XSで股下75cmもあり、自分は余りまくり…になると思います。それに対してモンベルの強みは"女性用がある"こと。XSで股下65cmほどなので、無駄な生地を持ち歩かなくていい。

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TANNUKI「Sato Wind Pant」

現在は個人でアウトドアウェア・ギアを制作している人がとても多く、デザインが豊富で日本のアウトドア界は見ているだけでとても楽しいなあと思います。

TANNUKI「Sato Wind Pant」

着替えとして予備として持って行ったロングパンツ(旧カラー:Cappuccino)。Sサイズ実測113g、軽量で速乾性抜群、ゆとりがあり履き心地最高、マチが大きく足捌き最強、ハイクにもいいけどリラックス着(寝間着)にもいい!という、めちゃくちゃお気に入りのロングパンツです(詳細はまた後日)。

「なんかそのパンツ涼しそうでいいね!どこの?」とULハイカーに聞かれました。が、TANNUKIと言ったところで通じないので「日本の新しいアウトドアブランドで、日本でしか買えないんだ〜」と答えました。しかし・・・海外発送対応していました!すみませんTANNUKIさん、ULハイカー。

出典:TANNUKI

ものすごく誇らしかったのに、ものすごく残念なことをした。薄さとか形をすごく気に入ってくれたので、ちゃんと教えてあげればよかった。

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SANKAKU STAND × 凌「ムササビショートシャツAir」

「ムササビショートシャツ Air」

伊豆アウトドアショップ"SANKAKU STAND"とアウトドアブランド"凌"のコラボ商品です(こちらも後日改めて紹介)。

予備のシャツとして持って行ったものの着替えで終わりましたが、宿やHutで、特にご年配のハイカーに人気で。「ゆったりしていて涼しそうで、とても素敵なシャツね!色もいい!」などと称賛されていました。

風抜けが良く涼しいのももちろんですが、日本の夏山で汗だく縦走をしても汗による色変わりがほとんどありません。奇跡か?と思いました。さらに、5泊6日の南アルプス縦走では最後までニオイもほとんどせず「日本の夏山はこれないと無理だわ」と思ったほど素晴らしいシャツです。

写真は昨年のカラーで、今年はまた違うカラーリングで販売しています(ほとんど売り切れ状態ですが…)。ヒメイチゲ色欲しかった〜!

3000km毎日着ても破れず、自分では耐久性諸々すごいな!と思っていた極薄の山と道「UL Short Sleeve Shirt」は一度も話題になりませんでしたが、ムササビシャツは特徴的な形をしているので目に留まったのでしょう。どちらも優れたシャツですが、どちらか一方を持って行くなら個人的には山と道を選びます(山と道もまた後日…)。

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アームカバー

アームカバーはものを褒められたのではなく"スタイル"を褒められました。

日本では見慣れた山のスタイルですが、海外ハイカーはほとんど使っていないというか、TAではないハイカーも含めてアームカバースタイルの人をほとんど見ませんでした。韓国人のハイカーが何人か使っていた程度?

\ アームカバーの詳細はこちら /

アームカバーの上げ下げをして体温調節していると「それ便利だね!」とたまに言われていました。ニュージーランドのアウトドアショップにもアームカバーは売っていますが、日本のようにあれこれ種類があるわけではありません。

海外のハイカーはタンクトップ、Tシャツ、長袖シャツのどれかが多く、半袖シャツを着ている人も少なかった印象。紫外線が強く(日本の7倍!)、夏の湿度が低め(最高気温32度くらい)で長袖でも耐えられるから?(個人的には耐えられない)タンクトップやTシャツを着るなら日焼け止めを塗りまくるから?

真相はわかりませんが、とにかくアームカバーを使っている人はほとんどいませんでした。ニュージーランドは寒暖差が激しいので、日本以上にアームカバー便利でしたけどね…

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まとめ

テ・アラロアで海外ハイカーに褒められた9アイテムをご紹介しました。

◼︎ モンベル「U.L. フォールディングポール100」
◼︎ モンベル「フラットバッグ 8」
◼︎ CARRY THE SUN「Small Warm Light」
◼︎ MUNIEQ「Tetra Drip 01S」
◼︎ モンベル「サックオンサンダル」
◼︎ モンベル「バーサライトパンツ」
◼︎ TANNUKI「Sato Wind Pants」
◼︎ SANKAKU STAND × 凌「ムササビショートシャツAir」
◼︎ アームカバー

どれも個人的に気に入っているものだし、日本のブランド・製品が褒められるのはやはり嬉しいですね。

他のハイカーのギアをじっくり見せてもらってはないですが、チラチラ見ていた感じ特別珍しいものを使っていた人はいなかった印象です。UL界では有名なギアたちが中心かな〜と。

だからこそ、海外にはない日本のガレージブランドなどが目を引いたのかもしれません。これからも増え続けるであろう日本のアウトドアギア・ウェアには注目ですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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