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山でドリップ珈琲を嗜むMUNIEQ(ミュニーク)「Tetra Drip 01S」薄くて軽い携帯性抜群のアウトドアドリッパー

山 の 道 具

歩き人たかちです。

山の珈琲、ドリップ派です。

究極の一杯を!というような大それたものではなく、山でも自分好みの珈琲をいただきたい。ただ、それだけ。

そんな私は、山でドリップするようになってから、ユニフレーム「コーヒーバネット cute」をずっと使っていました。アウトドアのドリッパーといえばこれ、という感じで購入しましたが、この度新しいドリッパーを迎えました。

MUNIEQTetra Drip 01S

芸術作品のようですね。以前からもう少し軽いというか、薄いものが欲しいと思っており、こちらを選んでみました。

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MUNIEQ「Tetra Drip 01S」

 

  0S1 0S2
サイズ 107x 66x 0.8mm 132 x 90x 0.9mm
対応サイズ 直径46-100mmのカップ・容器 直径46-128mmのカップ・容器
重量 23g 40g
容量 1.5cup 3.5cup
素材 ステンレススチール ステンレススチール

サイズは2種類で、1〜2人の「0S1」と、2〜4人の「02S」。基本的に1〜2人で使うことが多いため、「0S1」の方で。

組み立て方
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同じ形が3枚。三角形部分に切れ目があるので、そこをはめていきます。

まずは先っちょをひっかけて

ちょっと曲げて下もはめる

3枚同じことを繰り返すとテトラ完成

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フィルターをセットして豆を挽く

おお〜◎

壁は肉抜きされているため、抽出時の炭酸ガスは効率良く抜けてくれます。お湯を注いだときの膨らみは少なくなりますが、焙煎して2週間ほど経つと炭酸ガスはほとんど抜けてしまうので、豆の鮮度か良くないと結局膨らまないのです。

フィルターは円錐型であれば市販のものでOK。スーパーなどで円錐形のフィルターは取り扱いがないことも多く、いつもAmazonかヨドバシ、緊急時は近くのコーヒーショップで購入しています。普段台形を使用している場合でも、少し折れば使用可能。折り方はMUNIEQのHPでも紹介されています。

円錐形のペーパードリップは"コーノ式"と呼ばれ、ネルドリップの味わいを再現するためにつくられた形。一つ穴で時間をかけて抽出され、強めのボディが好きな方によく合います。私はコクも苦味も強めが好きなので◎。

対して、底が3つ穴の台形は"カリタ式"お湯の滞留時間が短いため、スッキリとした味わいが好きな方向け。

ちなみに、フィルターは漂白された白いものと、漂白されていない茶色のものがあります。漂白されていない茶色の方が紙のニオイが強め(1枚ではほとんどわかりませんが)なので、より美味しい珈琲を淹れるなら白がおすすめ。

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実際に使用してみて

◾︎ 薄くて軽くて携帯性◎
◾︎ ペーパーの先があまり出ない
◾︎ 丸ではなく三角
◾︎ 破損に注意?

薄くて軽くて携帯性◎
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見た目からして、携帯性に関しては申し分ありません。3枚合わせて"0.8mm"という薄さ。重さも「cute」が50gに対し、「Tetra Drip」は23g。存在感が一気になくなったので、入れ忘れないようにしないとな、という感じ。

メスティンなら問題なく入るけど、丸いクッカーのときは・・・

あ、ちょうど入らない(500ml)・・・ですが、"隙間に収める"という点ではとても優秀です。

ユニフレームのはバネ式になっており、組み立てや片付けはとてもスピーディ。多少雑に扱っても問題ないため、「Tetra Drip」の繊細さが気になるという場合はバネ式かその他のものがいいかもしれません。

ペーパーの先があまり出ない
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ユニフレームの不満点は、"ペーパーの先が結構飛び出す"こと。

3cmほど飛び出すので、ドリップされた珈琲に浸かってしまうのです。半分ちょっと淹れた時点で、ドリッパーを持ち上げながら淹れるという手間がありました。

「Tetra Drip」は先がちょろっとしか飛び出さないため、持ち上げる必要はありません。カップギリギリまで淹れる場合は浸かりますが、通常の量であれば問題なし。このストレスから解放されたことは大きなメリット。

丸ではなく三角
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フィルターが円錐に対してドリッパーは三角錐。なので、フィルターを合わせにくいのかな?と思いましたが、意外にもスッと収まります。

浮いてきたり、無駄に隙間ができることもなかったので、おっ!という感じで。三角錐だと不味くなる、なんてことがあるのかはわかりませんが、そんな違いはわからないので問題なし。

破損に注意?
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不安要素は"破損"。とっっっても薄いので、丁寧に扱う必要があります。たぶん。ひょんなことでパキッといかないか心配。

扱うときもそうですが、ザックの中で破損しないかも不安。ユニフレームは雑に扱っても平気だったので、その点はアウトドア向きでした。

日帰り登山なら缶のような入れ物に珈琲セットをまとめたりすればいいですが、縦走ならできる限り軽くしたい。ドリッパーを軽くしたのに入れ物が重いと意味がないしな・・・

出典:MUNIEQ

専用のケースが別売りされていますが、縦走に持っていく感じではありませんね。キャンプなら良さそうだけど。

 

フィルターケースもいろいろ。ドリッパーの高さはフィルターの高さと同じなので、一緒に収納することができます。いつもジップロックにフィルターを入れているので、フィルターを緩衝材にするのが一番いいか。どこまでの耐久性なのかよくわからないので、試行錯誤してみます。


MUNIEQ

Collapsible coffee dripper | Tetra Drip | MUNIEQ
MUNIEQ Tetra Drip is a collapsible flat and compact coffee dripper that fits in your pocket. Made in Japan of stainless steel and weighs only 25g~.

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他・MUNIEQ「Tetra Drip 01P」

MUNIEQには「01P」というモデルもあります。"P = ポリプロピレン"ということ。Sはステンレス。

ポリプロピレンのモデルは"12g"で、重さは文句なしの超軽量。ステンレスよりも安価で、ケースなどに入れずそのまま収納しても、クッカーを傷つけないことはメリット。

ただ、ポリプロピレンだとちょっとおもちゃ感がありますね。ポリプロピレンと聞くと洗濯バサミやポリバケツなどが浮かびますが、耐久性はいかに・・・あとは、軽すぎて風で飛んでしまうそうで、軽すぎることも考えものですね。

長く使いたいのでステンレスにしましたが、ちょっと美しさもほしいなと。

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その他軽量ドリッパー

他、検討したドリッパーは・・・

出典:DOOGOO

DOOGOO「THE MICRODRIPPER」

サイズ  使用時:W110×H70×D105mm 
収納時:W10×H80×D3.6mm
重量 21g
素材 ステンレス

これまたアートなドリッパー。軽量コンパクトだけど、ちょっとクセの強いドリッパー。これなら丸いクッカーとの相性も良さそうですが、形が形だけに組み立ても、フィルターのセットも慣れとコツがいるようです。

重さは「Tetra Drip」とほとんど変わりません。使用感などいろいろ調べましたが、面倒さが目立ったので候補から外しました。1日歩いたあとは神経を使いたくないなと。

"コンパクト"という点では、現時点では他のドリッパーに敵わないのではないでしょうか。


Nicetime

DOOGOO ドゥーグー THE MICRODRIPPER
「美味しいコーヒーをいれる」という本質を損なわずにコーヒードリッパーをどれだけコンパクトにできるか。 なぜコンパクトにする必要があるのかという理屈以前に、究極を追い求めることにロマンを感じて、プロダクトブランドDOOGOOが開発をスタートしました。 6枚の棒状パーツを組み立て、ペーパーフィルターは上のクリッ...

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まとめ

ドリッパーは意外に場所を取るというか、いわゆる"シンデレラフィット"が難しいアイテムだと思います。

重くて嵩張るから諦めるのか、それでも諦めないのか。ULの考え方は人それぞれで、数字を突き詰める人もいますが、私は"他の道具を軽くして嗜好品を楽しむ"派の人間。美味しい空気の中で爽やかな風を浴びながら、自分の好きな味を楽しみたい。

ご紹介した"MUNIEQ""DOOGOO"のドリッパーなら、悩みを解決しつつ山での珈琲時間を楽しめるアイテムだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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