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旅と日常のショルダーバッグNruc「TOOROP」デザイン・容量・使い勝手すべてお気に入りのライフスタイルバッグ◎

山 の 道 具

歩き人たかちです。

ちょっと外に出るとき、山やロングトレイルでのサコッシュとして愛用しているRawLow Mountain Works「Nuts Pack」

前面にドローコードが配されていて使いやすいのですが、500mlのペットボトルを入れると容量の半分くらい取るので、ちょっと遠出をしたいというときには少し小さい。「Nuts Pack」については下記記事で。

そのため、"水を最低500mlは持ち歩きたい"という外出のときにちょうどいいショルダーバッグが欲しいなと。ついでにおにぎりやお菓子もちょっと入ると嬉しいなと。そんな思いで選んだのは・・・

Nurc「TOOROP M」

もう、めちゃくちゃ気に入っております。

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ガレージブランド「Nruc」

栃木県真岡市にアトリエ兼直売所を構える「Nurc(ヌルク)」。バックパックやサコッシュ、ポーチなど一点一点ハンドメイドにこだわって製作されるブランドです。

ブランド名である「Nurc」とは"ヌルい"ということ。その言葉には強い思いが込められているため、HPの説明をそのまま引用させていただきます。

Nruc(ヌルク)。意味はそのまま「ヌルい」という事です。山と真摯に向き合うには、時として「ヌルさ」も必要だ。私たちは本気でそう考えています。「山の事故を減らしたい」実はこれが、Nrucの中に潜ませた想いです。

山の事故が減らない現状、その理由のひとつが「登山者が真面目すぎるから」だと、私たちは捉えています。みんながみんな、山頂を目指す必要はないんです。みんながみんな、より遠くを目指す必要はないんです。真面目すぎるから見栄を張る、見栄を張るから引き返せない。そんな状況から引き起こされるつまらない事故は出来るだけ見たくありません。「ヌルさ」とは、決して「不真面目」という事ではなく、頭を使って手を抜く事だと私たちは解釈しています。いわゆる身の丈にあった登山。ひとつひとつの行動に余裕を持つためには「ヌルさ」が必要なのです。

それをよりインパクトのある表現に変換するために、私たちは「登頂という行為を特別扱いしない」スタンスをとっています。山頂を感動のピークにしない。それは決して「山頂に行かない」という事ではなく、あくまでも「山頂に行かなくても、山は楽しい」という表現。そのフィルターを通して「山との接し方にも多様性があるべきだ」ということを知ってもらいたいのです。山飯を食べる、花を見る、寝る、バカな写真を撮る。目的は様々で、それが登頂である必要性は無いという事。

だから「山頂に行けなかった、あのルートを踏破出来なかった」ことに対して、できれば「残念」とは感じて欲しくありません。重要なのはそこに笑顔がある事。これも「ヌルさ」が生む力ではないでしょうか。

Nrucに触れることが、全てのハイカーに心の余裕を与えるきっかけになれば・・・。それが私たちの使命だと思っています。

アウトドアは自然次第。大きな自然は、ちっぽけな人間など眼中にありません。そのときそのときの状況を素直に受け入れて楽しむ。そんな"ヌルさ"に共感します。

バッグパックは基本的に店頭(Nruc nest)での受注生産。他のブランドとは一味違うデザインが素敵で、山にも街にも溶け込むブランド。ポーチやサコッシュの小物もとてもかわいいです。

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「TOOROP M」の基本仕様

「TOOROP」についてもHPの説明を引用すると・・・

Nruc発の登山向けではないライフスタイルバッグ。ガムテープをぶら下げればその姿はADさんのよう。という事で、そのままADバッグと称し、更にはそこから「A.Dと聞いて思い浮かぶ映画は…」という毎度おなじみマニアックな映画ネタから探り辿り着いた”TOOROP(トーロップ)”というネーミング。それには全く深い意味はありません。

ガムテープ通すとこんな感じ。通さないけど。ADの方って確かにみなさんショルダーバッグですね。

サイズ

 本体:W40cm × H20cm × D22cm
ポケット:W17.5×H10
*容量6L

重量 実測103g(HP記載95g)
素材 HDPE(高密度ポリエチレン)

メインと前面ポケットのみのシンプル構造。学生の頃から一気質でガバッと開くバッグが好きだったので、やはりそこがお気に入り。部活のエナメルバッグを小さくしたみたいで。

ポケットはスマホ(iPhone SE2)と山財布が収まるようなサイズ感。お財布や定期入れなどの小さいもの、頻繁に出し入れするものを入れておくのにちょうどいい大きさです。

そして、「TOOROP」の特徴はこれ

ショルダーストラップはバックルで取り外し可能になっていますが、両サイドのバックルをカチッとはめることで持ち手に変身するという愉快なデザイン。

アウトドアブランドらしい遊び心というか、無駄の無さというか。お弁当入れとしてのサブバッグなどにも使えます。

「Nuts Pack」のショルダーストラップもバックル仕様で同じように取り外してカチッとはめられますが、持ち手としての持ち手にはなりません。そのため、別で持ち手が付いています。

出典:Outdoor & Life Shop

ショルダーの調節幅は広いため、ウエストバッグとしても使えます。

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実際に使ってみて

◾︎ 日常に溶け込むデザインが◎
◾︎ シンプル構造が使いやすい
◾︎ 大きさが絶妙
◾︎ パンパンに入れるとゴロッとする

日常に溶け込むデザイン
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出典:Rimba

アウトドアといえばアウトドアだけど、そうではないと言われればそうでもない。そんな、街でも山でもどうぞ〜って感じのデザインがとてもいい。

商品説明では"登山向けではないライフスタイルバッグ"となっていますが、どちらもいいんじゃないかと思っています。里山歩きとかにちょうど良さそうだし、少し大きめのサコッシュとしても使えそう。

街と自然をゆるく(ヌルく)繋いでいるようなデザイン性に惚れました。

シンプな構造が使いやすい
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自分にとってこの手のデザインのバッグは使いやすいのですが、やはり使いやすい。個人的にポケットは最低限でいいので、前面に一つだけというのが必要十分。

仕分け魔の方には物足りないかもしれませんが、ガバッと開いて中のものが一目で確認できるのは結構便利です。

スマホ用のポケットありますとか、ペンが入りますとか、便利そうに思えるけど実際はほとんど使わない。小さくて失くしそうなものだけちょっと別にできればいい性格なので。

「Nuts Pack」は前面ポケットに加えて小さな内ポケットがあります。しかし、内ポケットを使うことがほとんどないので、やっぱり自分は使わないのだなと。

ポケットが全くないと不便だけど、ひとつあればいい。お財布や定期入れくらいのものが入ればいい。そんな方には相性のいいバッグだと思います。

大きさが絶妙
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大きくはない。でも、小さくもない。

絶妙ですね。容量は約6L。少し長めに歩こうかなとか、自転車でちょっと遠出しようかなとか、たまにはディズニーランドにでも・・・なんてとき、500〜600mlのペットボトルを持ち歩きます。

ちょっと出かける程度なら350mlで、これなら小さなバッグにも入る。しかし、500mlとなると割と容量を占める。ちなみに「Nuts Pack」の容量は3.5Lです。

「TOOROP」なら600mlのペットボトルを入れても余裕あり。

ボトルだけなら1Lも入ります(他のものがあまり入らなくなるけど)。

600mlのペットボトルに加え、折りたたみ傘とウィンドシェルを入れてみました。半袖だけではまだ肌寒い時期はよく持ち歩くので。上記3点を入れたとしても、おにぎり2つくらいなら入る余裕がまだあります。あとは、隙間にハンカチ、ティッシュなどのちょっとしたものを。

折りたたみ傘には小さなカラビナを付けているので、入らなければショルダーにぶら下げます(Nuts Packだときついので)。

折りたたみ傘はモンベル「サンブロックアンブレラ」。もっとコンパクトな折りたたみ傘ならさらに余裕が出ますが、晴雨兼用のアウトドア傘おすすめです◎

身体の前面に配置して歩いても邪魔にならないサイズ感がお気に入り。荷物が少なめの方にはちょうどいい大きさだと思います。

パンパンに入れるとフィット感が悪い
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NurcのHPにも短所として記載されていますが、容量いっぱいに(8分目以上)入れるとフィット感が悪くなります。バッグが丸く太るので。

まあ、しかし、短所より長所の方が多いのでご愛嬌。丸く太ったときこそ身体の前面に持ってくれば、個人的にはさほど気になりません。角張ったものが入っていると気になるかもしれませんが・・・


Nurc

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まとめ

ガバッと開くショルダーバッグ
大きすぎず小さすぎない
日常にもアウトドアシーンにも溶け込む

そんな言葉が当てはまるバッグをお探しの方と相性がいいと思います。

ショルダーバッグ自体はたくさんありますが、自分にとってしっくりくる絶妙な大きさやデザインなど、「これだ!」とビビッとくるものがなかなか見つかりませんでした。

俗に言う"ADバッグ"おすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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