![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3H3RRO+B4OQWI+4OG6+601S1)
2020.11.4(水)
高知県高知市春野町 晴れ☀19/7℃
歩き人たかちです。
今日は35番と36番を打ち終えたあと、巡航船の「埋立」乗り場近くの「ゲストハウスりり庵」を予約。三陽荘は確かに素泊まり6000円を超えて、GO TOは利用できますがちょっとなあ…という感じ。悩んでいたとき、ゲストハウス水仙のお母さんから1枚名刺をいただいたのを思い出しました。それが「ゲストハウスりり庵」で、Googleで調べると巡航船からも近かったのでここに決定。
今日は「塚地峠」という峠を一つ越えます。ここが綺麗な峠でした。
35番「清瀧寺」
*清瀧寺まで9.8km*
種間寺の通夜堂の枕が気持ち良くてぐっすりでした。部屋には掃除機と箒が置いてあるので、掃除をして6:45出発。
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田んぼの中なので、昨日の高知市内よりも大分ひんやりした空気。昨日も今日もすっきり晴れているから余計に寒い。
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おはよう。
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へんろ道もまだ静まり返っています。
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昨日から「サンガリア」という自動販売機をちょこちょこ見かけます。お茶でもスポーツドリンクでも100円。おしるこだけなぜか120円。
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しばらく歩いて「仁淀川大橋」を渡ります。
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この仁淀川が最高に綺麗。
濁りの無い、鏡のように静かな川面。じっと見ていると、水面を歩けそうだと錯覚するほど。この時間が今日のベストでした。
仁淀川はアウトドアでもとても有名な川です。カヤックやSUPのアウトドアが盛んで、「仁淀川ブルー」と言われます。
一度は見てみたかった仁淀川が目の前を流れているということが、とても不思議で幸せです。ここでテントを張ってみたい衝動を抑えながら、橋を渡ります。
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贅沢極まりない。晴れると本当に綺麗です。
橋を渡ると土佐市、仁淀川とお別れして35番の麓高岡町に入ります。
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清瀧寺の街はとても栄えていました。しかし、この街の宿泊施設は現在は一箇所のみ。(2020.11.4時点)地図に記載されていた「白石屋旅館」は閉業して、今は「ビジネスイン土佐」のみとお聞きしました。
調べると清瀧寺から車道で800mの山の中腹に「温古社」という民泊がありました。2017年より営業されているようです。
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へんろ案内に従い、街をくねくね進んで行きます。清瀧寺の標高は160mほど。120mちょっと登るので、またどこかで荷物預かってもらえないかなーとキョロキョロしながら歩いていると見つけました。
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「笹岡ハイヤー」
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ちょうど職員の方が外にいらっしゃったのでお願いすると「どうぞどうぞ」と。事務所の入り口横のベンチに置かせていただきました。
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山の斜面に清瀧寺が見えています。
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手前1kmあたりで登って行きます。
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27番神峯寺のように登って行き、最後少し山道を歩いて到着。
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そして、長い階段でさらに上がる。
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本尊:厄除薬師如来
宗派:真言宗豊山派
開基:行基(創建723年)
清瀧寺への坂は「八丁坂」と呼ばれ、きつい坂をあがります。1丁ごとに置かれるお地蔵さんは、参拝者を和ませるためとのこと。仁王門の天井には龍の絵が描かれています。境内からは平野を横切る仁淀川や太平洋を望むことができ、眺めは抜群。創建後に、弘法大師が五穀豊穣を祈願し、閼加井権現と龍王権現を勧請するために壇を築き、法を修めました。その満願日に杖で壇を叩いたところ清水が湧出し池ができたと伝わります。その清水が周辺の田畑を潤し、参道横を今も流れています。
参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ
仁王門に龍の絵が描かれていたとは知りませんでした。「八方にらみの龍」と呼ばれ、どこから見ても目が合うそうです。
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一休さんが大分汚れている。
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厄除け薬師如来像。ここには「胎内めぐり」があります。見た時はちょっと入るだけだと思ったので眺めて終わりましたが、真っ暗闇な中、手探りで10mくらい進むらしく…この胎内めぐりを目当てに訪れる人も結構いるらしいです。
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仁淀川と奥には太平洋。素晴らしい。
清瀧寺には通夜堂がありますが、現在はコロナで使用中止とお聞きしました。以前、海外の方がBBQをしていたとかで、通夜堂自体の使用を中止にしていたともお聞きしましたが・・・
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気持ちが良いのでここで休憩。昨日、スーパーにあって気になった「羊羹ぱん」。足摺岬後に通る「宿毛」の名物だそうです。餡ではなく羊羹。これが個人的にはすごく美味しかったです。しかし、このあとほとんどスーパーで見かけることがなく、これが最初で最後となりました。
スーパーには「柚あん」も置いてありましたが、他にもいろいろあるようで。
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小腹を満たして、帰りは車道で下ります。
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登り初めにあるへんろ小屋の向かいの建物の壁に「ドラゴン広場」の案内ポスター。「荷物預かり致します」とありますが、ポスターは下山時でないと気が付かない場所に貼ってありました。お接待所ということで、下山後の休憩利用でもいいと思いますが、登る前に知りたい情報です。
あれ、笹岡ハイヤーどこだっけ?となったところで、昨日高知市内で会った2人組の男性お遍路さんにお会いして無事帰着。
静かなへんろの峠道。塚地峠
*清瀧寺~塚地峠下山:9.9km*
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逆に歩いていくのでGoogleを使って街を出ます。
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「波介川」。今朝の仁淀川とはまるで色が違います。仁淀川が相当美しいことがよくわかる。
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県道39号をずっと歩いていきます。
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暑いな…とじわじわきたところで塚地峠の休憩所に到着。
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オアシスの自動販売機コーナー!
峠前にウェルチェのグレープで喉を潤します。
この休憩所にはゴミ箱のある大きな東屋、お手洗い、自動販売機と必要なものは全て揃っていて、野宿地として利用する方も多いです。峠の途中で、民家は周りにないので少々怖そうな感じはありますが、人目を気にせず早めにゆっくりできそうです。
車の休憩地にもなっているので、車の出入りは割とありました。
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東屋の前には水車があり「大師の泉」という水が湧いていますが、これは飲用不可とのことです。飲めそうですが…
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なぜアンパンマン。
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ここからはトンネルを通ってそのまま県道39号でも進めますが、遍路道は「塚地峠」という峠道へ。
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ピークが185mなので、140m登ります。
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ここがとても歩きやすい道で、すごく気持ち良かったです。木漏れ日が差し込むいい時間。
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あと何mという案内が細かくありました。
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峠のピーク到着。
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景色が良かったり、座るところがあったりする訳ではありません。そのまま下山へ。
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下っている途中で竹の手作りベンチがありました。
これから向かう「宇佐湾」が見えます。ジュースをここまで持って来て休めばよかった…。せっかくなのでここでも少し休憩しましたが、とても静かで、風にそよそよと頬を撫でられ、最高でした。
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あーずっといたい…と思いながら出発。下りも歩きやすい。
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最後の方には湧き水がありました。
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宇佐町に来ました。
龍の頭まで。36番「青龍寺」
*宇佐ショッピングセンター~りり庵~青龍寺:5.2km*
下ったあとは近くのスーパー「宇佐ショッピングセンター」でごはんを。
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ゲストハウスりり庵を予約時、宿の方に「よかったら先に荷物を置いて36番行ってね」と言われました。出かけているかもしれないから、いなければ庭のベンチに置いて行ってとのこと。
ありがたく、先に宿へ向かいます。
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宇佐大橋。
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ゲストハウス水仙と同じく、こちらも普通のお家です。
呼び出してもいらっしゃらなかったので、言われた通り庭のベンチに置かせていただき36番へ向かいます。
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「宇佐大橋」
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大きな橋でここだけ風が強く吹いていました。明日、巡航船で通過する浦ノ内湾が輝いています。
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橋を渡った後に民泊「汐風」という宿の案内がありました。素泊まり1泊3250円~。後でゲストハウスの方に聞いたところ、ここは営業しているとのこと。すごく静かな場所にありそうな民泊です。建物がまた素敵。
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さらに進むと「旧へんろ道」の案内。この道は地図に載っていませんでした。ただ、ネットでここを歩いた方の情報はありました。案内看板などはしっかりあるようですが、この道だと登って下りるようです。
そのまま県道47号を進みました。
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噂の三陽荘は大きな旅館。
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三陽荘を過ぎて県道から離れます。
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特別登るわけでもなく到着。と、思ったら階段を登っていきます。
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仁王門から170段の階段です。
本尊:波切不動明王
宗派:真言宗豊山派
開基:弘法大師(創建815年)
東西に10km程細長く伸びた横浪半島は龍のような形をしています。青龍寺は半島の先端、龍の頭にあたる部分に位置しています。かつては青龍寺の参拝には「竜の渡し」という渡船が使われていました。大師は唐に渡り、長安の青龍寺で恵果和尚から真言密教の奥義を学びます。その和尚から「遍照金剛」の灌頂名をもらいました。帰国の際、日本にも青龍寺をつくろうと思い、有縁の地が選ばれるようにと「独鈷杵」を東の空に投げました。四国巡教中にこの地の老松に独鈷が刺さっているのを見つけ、お寺を開創します。不動明王像を安置したのは、唐へ渡る際の船の遭難時、不動明王が波を切り暴風雨を鎮めたためと伝わります。
参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ
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途中には行場の滝。
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本堂前に建つ石のお不動さん。思っていたような顔ではなかった。
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本堂前には三十三観音の石像がズラリ。
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屋根が大きな大師堂。
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本堂とは違う方向に青龍寺の奥の院があります。
青龍寺の奥の院は「独鈷山不動堂」は、山道を登り最後の鳥居より先は土足厳禁とのこと。サンダルも用意されているようですが、裸足でお参りするのがしきたりのようです。
奥の院にはほとんど行っていないので、ここも行きませんでしたが、裸足のお参りちょっとやってみたかった。
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ゲストハウスりり庵
*青龍寺~ゲストハウスりり庵3.5km*
ゲストハウスへ戻ります。
三陽荘の近くには「竜の浜」があり、東屋とトイレがあります。ロケーション抜群。野宿にとても良さそうです。
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夏には海水浴場にもなるので、洗い場と水道もあります。
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東家から海沿いにちょっとした散歩道が伸びていました。
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さらに戻る途中で「向萩の浜」で浜散歩。竜の眼のようなエメラルドグリーンの海。湾になっているので、桂浜のような勢いはなくとても静かな波音。
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荷物がないと気分も軽い。
15時半前にゲストハウスに戻ってきました。しかし、車がまだないので帰ってきていない様子。ピンポンを押すもやはりいない。デジャヴ。
チェックインは15時ですが(現在16時になっています)、今日はちゃんと把握されているので荷物を置いた庭のベンチで待たせていただきました。
30分くらい牛乳を飲みながら今日を振り返っていると、宿の方が帰宅。
私を見るなり「ごめんなさいね~」と出てきました。帰宅途中にトンネル前で大事な電話が入り、トンネル内では切れてしまうので停車して電話をしていたところ長引いてしまったとのこと。出かけているからどうこうしてくださいという紙を貼り忘れてしまったと。
庭のベンチは日が当たって温かかったし、別に問題はないのですが、またまた何度も謝られながら中へ。
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2階が部屋で、今日は私1人なので自由に使ってくださいとのこと。寝る部屋と洗濯物を干しておく部屋で2部屋使っていいという優雅な感じ。
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パジャマが置いてあると結構嬉しいです。身体を解放している感じがして。
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荷物を置いてお茶をいただきました。あんみつがすごく美味しかった。このあとさらに、珈琲とシナモンロールまでいただきました。
宿のお母さんはとても明るいお話好きの方で、待たせてしまったお詫びに今日は近くの美味しいお店でご馳走しますと言われました。
そんな、30分ぼけーっとしていただけですが。
しかし、今日はスーパーで誘惑に負けてカツカレーを買ってしまいました。明日の朝にこれを食べるのはちょっとな…という感じで話すと「じゃあ、何か簡単におかずをつくるから一緒に食べよう」ということになりました。
お風呂を沸かしていただき、洗濯もして支度をします。洗濯も本当は100円ですが、お詫びにと無料でやらせてくださいました。
ゲストハウス水仙でも、りり庵でも、逆に凄い得をしている自分。ちょっと待っていただけでこんなにサービスとかお接待していただけるとは。水仙のお母さんとは結構仲良しだそうで。
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18時頃、一緒に夕ごはん。みそ汁と玉ねぎサラダ、バターコーンをつくってくださいました。
りり庵は2020年1月にオープンした宿で、自宅は雪蹊寺の方だと仰っていました。予約があるときにこちらに泊まっているそうですが「こっちの方が住みやすくて」と仰っていました。
鶴林寺手前の道の駅でお会いしたカップルの方たちもこちらに泊まったということ。11月1日に無事結願されたようで、とても嬉しくなりました。
りり庵のお母さんは、どうしたら居心地がよくなるか、どんなサービスをしたら喜ばれるかのアイディアを常に考えていました。庭だとしても荷物を置けるのはとても助かると言うと「自転車に使うような鍵を使って置けるようにするともっと安心かな?」とすぐにメモメモ。宿泊者以外の人も利用できるように案を考えていました。
HPをもっとよくしたいと話されていましたが、新しくなっていました。
へんろ宿は人情爆発でとても楽しいです。泊まるときはできるだけ遍路宿を選んでいますが、毎回いろんなお話をしていただけます。「何かできないか」「何かしてあげたい」という気持ちが本当に強くて、へんろ宿に泊まるのも1つの醍醐味だと思います。
何に価値をおくか、どのように回るかは人それぞれですが、やはり人と関わることはとても楽しいです。ビジネスホテルだとどうも味気なさがあるのは否めない。へんろ宿の日は、宿の方と関わる時間を大切にしようとすごい思います。
ふかふかの布団に入りながら、置いてあった本を読んでいました。今日もよき1日。
★本日の歩行距離:28.1km
★累計:399.8km
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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