私の山旅サコッシュ

山 の 道 具

歩き人たかちです。

今や装備の一つと言っても過言ではない「サコッシュ」

普段使いからキャンプ、登山、ロングトレイル・・・なんとも便利な山と旅の袋。

巷には溢れるほどのサコッシュがありますが、「利便性」「大きさ」など好みは人それぞれ。デザインだけで選ぶと「なんか、使いづらい・・・」となってしまうことも。

中身の出し入れが頻繁だからこそ、サコッシュ選びにはこだわりたい。

今回は私が愛用している2つを紹介します。

はじめに。お気に入りに出会うまで

一番初めにサコッシュとして使用したものは、モンベルの「UL MONOポーチ」知り合いの山屋さんに要らない登山装備を譲ってもらったとき、一緒に交じっていたもの。

“とっても軽い”ことが特徴。Sサイズで23g。30Dのナイロンにシリコーン・コーティングが施されています。

ポーチとショルダーの2種類があります。UL MONOポーチはS,Mサイズ、UL MONOショルダーはM,Lサイズの展開 。

軽くてシンプルなところはいいのですが、防水ではないので濡れに対してはそこまで強くありません。撥水効果は多少ありますが、勢いのある水場で顔を洗ったり、バシャバシャやっているときに「あ、濡れちゃった」なんてことも。

多少の雨なら大丈夫でしょ!と、小雨だとしても一定時間使えばびしょびしょ。

ジッパーは普通のジッパー。

中には小さな内ポケットが1つ。

ポケッタブル仕様になっており、内ポケットを裏返しながらわしゃわしゃ詰めます。手のひらサイズ。ループにカラビナを通して、ザックにぶら下げたりできます。小さい物は失くしがち、落としがち、ザックの中で行方不明になりがち。

引き裂きに強い素材ではありますが、尖ったものによる一点集中には弱く、ノック式のペンや、小さなファイルを入れていたら穴が空いたり。枝が突き刺さったりするのも注意。

また、引き裂きに強いとはいえ30Dなので、岩による擦れなどで穴が空いたり、生地が薄くなったりはします。光に透かすと所々薄くなっている部分も。

価格が安いので、気にせずガシガシ使えるという利点はあるかもしれません。

ボロボロになったので買い替えを検討し、次に目をつけたのが山と道の「Zip Pack」。山と道の代表的なサコッシュではなくジップパック。

なぜかというと「サイズが絶妙」だから。

高さ12.5cm、横幅20.5cm、マチ3.5cm

背が低く小柄なため、横幅が27㎝あると上半身に対するサイズ 感が微妙。少し大きいな〜と感じます。他のメーカーでも「お、これ使いやすそう!」と目をつけるものは、横幅27㎝とか28㎝が多い。

画像出典:wanderlust-equipmen

WONDERLUST EQUIPMENTの「カンパラパック」とかすごく良さそうですが、やはり大きさが気になる。カンパラパックミニだと逆に小さくて地図を入れにくそう・・・

ということで、絶妙サイズのZip Packにアクセサリーコードをつけてサコッシュとして使用していました。

完全防水ではないですが、モンベルのサコッシュよりも防水効果は高く、ジッパーも止水。昭文社の山と高原地図よりも一回り大きいサイズで、いい感じに納まる。

そして、小柄な身体にもしっくりくる大きさ。このしっくり感は非常に大事。

そんなこんなで5年くらいこのZip Packを愛用していました。

しかし、さすがに使い過ぎて中のコーティングはボロボロ剥がれ、ジッパーは破損。

お気に入りでしたが、正直「ジッパーの開け閉め面倒だな」となることもしばしば。止水ジッパーは硬さがあるので、片手でサッと開けられないし。

地図を見たり、スマホを出したり、お菓子を食べたり・・・何かと開け閉めが激しいので、もはや開けっ放しで歩くことも多かったです。

山と道では修理もしてくれますが、ジッパーがないタイプを探し始めました。しかし、そうなると選択肢が一気に狭くなる。

結局、また「山と道」に泣きつくことになりました。

ジッパーなしの「山と道」

「ジッパーの開け閉めが面倒」という理由で、大きさを妥協して選んだのが山と道のサコッシュ。

製品情報はHPに詳しくあるので割愛します。

「高さ18cm、横幅27cm、マチ9cm」と、Zip Packに比べると一気に大きくなりました。悩みながらの購入でしたが、実際に使ってみると非常に使いやすい。

多くの人が使用しているので、避けようかなんて気持ちもありつつ、いざ使い出すと初回でお気に入りとなりました。

山と高原地図もすっぽり。

重量はたったの46g!

サイズはやはり少し大きいと感じますが、それはもうどうでもいい。それくらいジッパー無しがストレスフリー◎

真ん中にちょこっとベルクロが付いています。赤い紐を引っ張ることでバリっと開く仕様(片手ワンタッチ)。まあ、どこからでも開けられますが。

「地図を見る」「スマホで写真を撮る」「行動食を食べる」これらのタイミングはバラバラなので、サコッシュの中を探る回数は数えきれません。ジッパータイプだと一体何回開閉していたことか。

フロントポケットは留め具などなく完全フリーなので、スマホを頻繁に使う場合はここに入れたり。

素材は「X-Pac LS07」「X-Pac VX07 Soft」「Fibermax 64」の3種類。X-Pacはより防水性、耐久性が高いので、ガシガシ使っています。

行動食もたくさん入るので、しっかりエネルギー補給もできます。(行動食をザックに入れていると、取り出すのが結構面倒。特に単独でガンガン歩いているときは…)

ちょっと余計なものも入るし、サングラスや日焼け止めも入るし。

そして、便利だなーと思うのが、サコッシュがしっかりと自立する「マチ」

フロントポケットとメインの両方にマチがあります。

最大で9cmのたっぷりなマチ。水抜けの穴もあるので、中身をジップロックに入れて防水し、雨の日に使用してもサコッシュの中に水が溜まることはありません。

どんなサコッシュでも雨の日はレインウェアの内側に入れるので、ジッパーが無いことによる雨の吹きこみは特に気にしていません。

フロントポケットのマチを使うほど物を入れてはいないので、普段はこんな感じ。

ちょっと机の上に置いておくとか、寝るときに枕元に置いておくとか、そんなときに意外に便利。「別にその辺に置いておけばいいじゃん」と今まで思っていましたが、サコッシュの自立は何気によいポイント。

ショルダーストラップも幅広になっているので、肩への食い込みもなく、提げている感も少なく快適。

長さ調節のパーツも簡易的でシンプル。

カンパラパックのような「身体にぴったり」というものではないので、靴紐を結び直したり、水場で顔を洗うときなど、上半身を前に倒すときはブラブラします。

底面の端っこにカラビナループがあれば、階段を登るときなど、前屈み気味のときにブラブラしないよう固定できるので、より便利になるのかなーと思ったり。

Marmotのサコッシュはそのような仕様。こちらもジッパー無しですが、開け口の折りたたみ式がちょっと面倒かなと除外。しかし、中身の紛失が心配であれば、折りたたみ式がより安心です。

少し大きい分、ブラブラするとちょっと邪魔なこともありますが、全体的には非常に使いやすい。

「ジッパー面倒だ!」という方はぜひ◎

小さい、軽い、大容量の「ナッツパック」

お遍路を歩く上で購入したロウロウマウンテンワークスの「ナッツパック」

山の縦走だけであれば山と道のサコッシュでいいのですが、街を加えて「旅」の要素がより強まるときはジッパーがあった方がいいと思い、またまた物色。

条件としては「ペットボトルが入ること」。街の散策メインで考えました。また、10月~12月にかけて歩いたので、ウィンドシェルも持ち歩きたい

そんな「小さくて軽いけど、容量がしっかりある」ものはないかと探した結果、いき当たったのがナッツパック。私にとって、全ての条件を満たした理想のバッグです。

バックルだなんだありながらも、80gという軽さ

サイズは「高さ15cm,横幅23cm,マチ9cm」という絶妙サイズ。横幅20〜23cmあたりが、私にとってのベストサイズ。

そして、容量3.5L

500mlのペットボトルもこの通りすっぽり。一本入れてもまだ半分以上の余裕があります。

中にはジッパー付きの内ポケットが一つ。

花粉の時期はティッシュも一緒に。文句なしの容量です。

山と高原地図は納まりますが、丸いデザインなので地図の四隅がちょっと引っかかる感じ。

素材は「CODURA silnylon 30D」。X-Pacのものに比べると耐久性や防水性は劣りますが、ジッパーは止水ジッパーが使用されています。

50日以上連続で山や街で使用して、底の部分に小さな穴が空いてしまいましたが、リペアシートで補修して問題無し。

パッカブル仕様になっているので、使わないときは折りたたんでも◎。自分の場合、手のひらより少し大きいくらい。

内ポケットを裏返しながらわしゃわしゃ詰めます。

何より、「超」がつくほどのお気に入りポイントは・・・

前面に配されたバンジーコード!

あ、ウィンドシェル入らないや・・・となっても、外付けできるという万能さ。

手拭いを引っ掛けてもいいし。バンジーコードってシンプルなのにとっても便利で大好き。

さらに、何気に便利なのが上部についた「持ち手」。このちょっとした気遣いが嬉しかったり。

身体へのフィット感はものすごくいい。身体のラインに沿ってピタッとするので、靴を履くときにブラブラして、邪魔だよ!となることはまずない。ストレスフリー。素敵。

多少多くの物を入れても、フィット感があると重量ほど重さを感じません。

ジッパーには超小型の笛までついています。ちょっと吹き込む程度では音は出ませんでしたが、思いっきり吹くとピィー!と高めの音が出ました。

カラビナなどを付けられるループもたくさん。キャパシティの高さよ。

モンベルの「ポケッタブルライトポーチM」は、同じような大きさで容量は2.5L、重量は116g。

とにかく、見た目の大きさ以上に収納できる「ナッツパック」。普段使い、山、ロングトレイル、自転車・・・本当に何にでも使える、使いやすい最高のウェストポーチだと思います。

ロウロウマウンテンワークスのサイトでは常に売り切れの状態なので、楽天かYahoo!のどちらかで購入しました。人気色はほとんど売り切れ状態でしたが、根気よく探して候補を絞り、今回は「COPPER」という明るめのブラウン。写真だとオレンジに近い色合いに見えますが、明るすぎず、暗すぎずの丁度いいブラウン。

昔は山にウェストバッグという時代で、それがサコッシュというお洒落なものに変わりましたが、どちらにも良さがあると思います。

スタイリッシュなウェストバッグである「ナッツパック」。

ウェストバッグ派の人、サコッシュのブラブラ感が気になる人、小さくてたっぷり入るバッグをお探しの人は検討の価値ありだと思います◎

何を便利と思うか。これは人それぞれ。X-Pacなどの生地は購入することができるので、そのうち自分だけのサコッシュも作りたい。海外サイトなら、日本のサイトで購入するよりも安く手に入ります。

X-Pacは売り切れ状態ですが、アウトレット生地もあり◎

*Ripstop By The Roll*

Fabrics and Materials to Make Your Own Gear or Grow Your Business.
As DIYers, we were tired of settling for generic fabrics while big companies had access to all the good stuff. So we launched Ripstop by the Roll - an online co...

モンベルで売られている、レインウェアなどの余り生地で作られた「GORE-TEX スタッフバッグ」を利用して自作している山仲間もいました。オンラインショップだとカラーはランダムですが、店頭では光沢があるものないもの、様々なカラーが選べます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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