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【テアラロア Day32/渡渉は落ち着いて】トレイルエンジェル宅-YHA Waitomo

Te Araroa

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

2024.1.2(火)
天気:晴れ☀→曇り☁→晴れ☀
気温:22℃ / 13℃

テ・アラロア32日目。昨日は山で失くした浄水器の捜索から始まり、思わぬ展開で戻ってきました。優しさに包まれ、泥山の楽しさを知った(受け入れた)Mt.Pirongiaを後にして、マイペースなルーカスとトレイルエンジェル宅にテントを張らせていただきました。

今日は、50km歩く言いながらも起きないルーカスに静かにさよならを告げ、観光地の「Waitomo」へ。"ニュー地ランドの自然を見に来た"と思える森を歩き、試練を味わいながら歩を進めます。

トレイルエンジェル宅- YHA Waitomo
▲ 歩行距離:33.6km

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渡渉は冷静かつ慎重に

6:30出発。「50km歩いてTe kuitiまで行く」と言っていたルーカスはまだ爆睡中。また会うかな?と思って静かにさよならを告げた(会わなかった)。

柵越えも一丁前。ここの牛は羊並みのスピードで逃げて行った。羊はどこも逃げるが基本だけど、牛はさまざま。性格なのか、環境なのか。どっちもか。

昨日テントを張ろうと思っていた4WDトラック脇の採掘場。平らで広いけど、ペグは厳しめ?重り系の石はなさそう。近くの小川の水量は十分。アプリのコメントによると、少し登ると絶景のフラットポイントらしい。

山に入ると今日も泥が始まったけど、Mt.Pirongiaに比べたらプチ泥。埋まってくるぶしくらい。今日は渡渉があるからなおさら、泥だらけでもいいや~!という気持ち。こうやって慣れていくのね。

森が終わると展望スポット。想い出のMt.Pirongiaはもう遠い。

牧場トラックは草が倒されていて歩きやすかった。アプリに「airship」と書かれていた場所は、滑走路のような広い坂道。

道どこだよ、がTAにはいっぱい

登りきったあとの森は歩きにくく、道は草で覆われて足元を確認しないと急斜面側に踏み外してしまう。TAはこういうトラップが多いし、一番危険な気がする。地味に捻挫したりとか。

森を出ると再び4WDトラック。トラックとトラックを繋ぐ道はいつも歩きにくい。

ポッサムがあらゆるところでチーン・・・している風景にも慣れてしまった。

マヌカハニーの花(誰かが教えてくれた。誰だっけ?)

フェンスの中に入り、草とシダを掻き分けながら。たまにトゲ植物があって、道を抜けたときは膝から血が出ていた。というか、アザミがめっちゃ痛い。本当に痛い。

そんな道を抜けるとまた森の中だけどここがすごく歩きやすくて(泥じゃない!)。日本のような登山道は、ニュージーランドでは天国と化す。登山道を整備してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。

自然が好き、と思い出すような森。ニュージーランドの森を見たくて、私はテアラロアを歩きたいと思った。

北島はロードや4WDトラックが多く、嫌気がさしてヒッチハイクで飛ばしまくるハイカーもいる。TA自体嫌になって帰国するハイカーもいる。「ニュージーランドは南島でしょ」と南島オンリーで歩くハイカーもいる。

楽しみ方は人それぞれだけど、嫌気がさすような道を歩くからこそ、少しでも整備された道に感謝する。絶景を存分に味わえる、と私は思う。

有名で綺麗なトラックだけがニュージーランドではない。TAハイカーしか歩かない自然も含めてニュージーランド。国を丸ごと見たくてスルーハイクしているし、すべてを味わえるのがロングトレイルの醍醐味。

「最初の1000km(トンガリロ・クロッシングまで)は試練」という気持ちで私はスタートした。

北島を歩き終えたあと、北島をスキップせずに歩いてよかったと本気で思った(その話は北島ラストで)。

テントを張れそうな場所がたくさんあるけど、私有地でキャンプ禁止。

こことかすごく良さそうだけどNG。

素敵な森の中は1kmも続かなかったけど、束の間のリフレッシュ。何度も立ち止まって周りを眺めた。

次第に水の音が聞こえて1つ目の小さな渡渉。一歩で跨げるくらいの幅で楽勝。

そこから500mくらい歩くと大きな川にぶつかる・・・

ここからは一番深いと思う。岩が水面に出ていない

いや、大きいな(思っていたより)!!

「水量が多いときは危険」と書いてあったけど、通常でも渡れるか私?アプリには「ひざの深さ」というコメントが多いけど本当?

濁り気味ではあるけど、落ち着いて岩が出ている箇所を目でなぞると、底がなんとなく見える。

周囲を確認すると、左側の草むらに踏み跡を発見。ストックで深さを確認すると、そこからの入水が一番浅そうで、実際膝くらいだった。渡渉にはやっぱりストック必須。

\ 愛用モンベル「U.L.フォールディングポール」 /

浅いところを探りながら、流れに負けないようにカニ歩き。足は持ち上げず、底をズルように移動させると流れに足が掬われにくい。身長147cmの私でも、膝の深さで渡り切れた。

川を見た瞬間"ルーカス待った方がいい!?"とビビッてしまったけど、冷静に観察すれば大丈夫だった。油断は禁物だけど、チビでもなんとかなる(ならないこともある、まだずーっと先で・・・)。

対岸から振り返る

対岸はコメント通りテント適地。焚き火の跡もある。

粘土質のハイキングコースを淡々と歩き、トラックから出た。牧場と4WDトラックのいつもの風景。この景色も日常になってきた。

ロードに出る前に、公式アプリにテントマークがあった「Hamilton Tomo Lodge」があって見てみたけど、誰もいないし、これで20ドルか・・・という雰囲気でスルー。

「Waitomo」は"ツチボタル"が有名な観光地で、「Waitomo Cave」がある。ホリデー中だからか、駐車場は満車に近かった。

*TAでツチボタルを見られるスポットはいくつかあるので、わざわざお金を払って見る必要はない

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今日の宿「YHA Waitomo」

「Waitomo」は観光地なので安いキャンプ場がなく、ホリデーパークも"TOP10"の高いやつだから、TAから1.5kmほど逸れた場所にある「YHA Waitomo」へ向かった。

テント泊$18でハイカー的に安くはないけど、この辺りでは一番安い。しかし、このYHAはキッチン、ラウンジ、シャワー、どれも綺麗でとてもよかった。観光地から少し離れているから静かだし。

スタッフの方に木の下の木陰を勧められてそこにした。干場が横だし便利。

動物好きな人にもおすすめ。

チェックインの人がまだ少なく、シャワーが空いているから靴もザックも洗った。早めに到着して全部丸洗いしてスッキリする日は、個人的に結構好き。気分が良くなる。

クリスマスに2泊させてもらったトレイルエンジェルから、昨日の能登半島の地震についてTXTがきた。能登の近くに親戚がいるけど幸い無事だと連絡がきていて、その旨を伝えると安心してくれた。気にかけてくれて、本当に優しい。

翌朝の静かな共用スペース

コーヒーを淹れて、明日のルート確認。明日はまたトレイルエンジェル宅でお世話になる。前もって連絡していたトレイルエンジェル。

明日のルートはまた悪路らしい。トレイルエンジェルの自宅の位置も考慮して、ロードで行ってしまおうか。泥は受け入れたけど、泥ではない悪路はまだ受け入れ難い・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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