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【テ・アラロアの「食」特集】4ヶ月の米なし生活!ニュージーランドで何を食べていた?海外ロングトレイル・トレッキングの食料紹介

Te Araroa

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

お米大好き人間にとって、海外ロングトレイルの1番の悩みは「食」。

スペインの巡礼路では、毎日フランスパンで顎が筋肉痛になりました。

郷に入れば郷に従え。そう立ち向かうものの、お米がないのはやっぱり辛い。トレイルフードが安定するまで試行錯誤。

そして、ひたすら同じものを食べる日々。そのストイックさも必須スキル。「食」の修行です。ちなみに、日本からは何も持ち込みませんでした。

*ニュージーランドは持ち込み制限が厳しいので要確認

ニュージーランドでは、3,000km歩いても、スーパーに売っているものは同じ。

47都道府県に味がある、日本の食文化の素晴らしさ、楽しさ、を思い知った4ヶ月でもありました。

いったい何を食べればいいのか?私が食べ続けていたもの、他のハイカーが食べていたものをご紹介します。

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【主食】マッシュポテトは絶対!

\ 主食の決定版 /

◾︎ ラップ (トルティーヤの生地)
◾︎ マッシュポテト
◾︎ ツナ
◾︎ サラミ
◾︎ チーズ
◾︎ キュウリ
◾︎ HUMMUS(ペーストするもの、おすすめ!)
◾︎ スープ
◾︎ クラッカー
◾︎ ピーナツバター(途中で飽きた)
◾︎ オリーブ(袋タイプが売っていれば)
◾︎ ラーメン(麺類)

朝昼晩の食料の決定版。ラップとマッシュポテトは絶対で、何を乗せるかは、そのときどき。

ラップ ( Wrap )

「ラップ / Wrap」は、トルティーヤの生地。

主食は大きく、"ラップ派""麺派"に分かれていました。ラップは重量があるので、はじめはラーメンばかりでしたが、飽きてラップ派に。

ニュージーランドでは主流なので、種類が豊富。私はよく、写真の"「value」の15枚入り"を購入。ザックに平たく入るサイズ感がちょうどよく、値段も$3〜4。

ブランドによって価格差があり、ちょっといいものや、味つきのものだと6〜8枚で$6〜10くらい。

サイズもS・M・Lなどありますが、大きいとパッキングが面倒。何日か持ち歩くと乾燥してくるので、"折りり曲げずにパッキングできる大きさ"がおすすめ。

マッシュポテト ( 乾燥タイプ )

ニュージーランドの主食であるマッシュポテト。ハイカーの必須食材。

乾燥させたポテトフレークで、お湯を注げばすぐ完成。

唯一、3,000km持ち歩いた食料。どんな味付けにも合うので、飽きませんでした。ラップに巻いたり、ラーメンの残り汁に入れたり。

自分の場合、1袋を8〜10日程度で消費していました。

ラップの前は、パンも試しました。6個入りで$5前後のパンを、平たく潰してジップロックへ。

しかし、パンはやはりカビが生えるのが早く、ラップより乾燥しやすかったのでやめました。

チーズ・サラミ・ツナ・キュウリ

ラップに巻く、ラーメンに入れる定番は、ツナ・サラミ・チーズ・キュウリ。

チーズ
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酪農王国はチーズが豊富!持ち歩きやすいパッケージが多かったので、便利でした。

私は、丸型の「GALAXY」のカマンベールチーズをよく利用していました。$3〜4で安いので。

長方形の「MAINLAND」のチーズも、ハイカーがよく持ち歩いていたもの。

夏でも普通に持ち歩きましたが、1週間くらい全然平気でした(自己責任・お腹は弱くない)。個包装のスライスチーズもあります。

サラミ
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サラミのおすすめは「Pieter’s」。250gでたっぷり。

お気に入りは、黄緑の「ガーリック&ハーブ」と、青の「スタンダード」。ピリ辛のものとか、高タンパク質とかあります。

日本では、この大きさのサラミはなかなか売っていないので(見たことがない)、羨ましい。

1本を1週間くらいのペースで消費。南島では、5日前後山に入ることが多かったので、ちょうどいい量でした。

スライスタイプもいろいろ

ツナ
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ツナは袋タイプを。缶の方が安いですが、ゴミ問題があるので。ゴミを捨てられるときだけ、節約で缶に。

お気に入りは、黄色の「レモン・セサミ・ジンジャー」と、緑の「サルサ」のやつ(緑は写真にない)。

「サルサ」は出会う確率が低く、見つけたら少し買いだめ。赤はピリ辛で、ココナッツ系は手を出しませんでした。

缶は種類が豊富。安いものは$1くらい。

キュウリ ( & ニンジン )
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ニュージーランドのキュウリはでかい!!

1本で日本の3〜5本分くらいあり、ズッキーニのようなキュウリ。

生野菜はなかなか持ち歩けませんが、キュウリは潰れにくく、日持ちするので。水分があり、夏は特に美味しいです。

キュウリには"カリウム"が多く含まれているので、足のつりや、むくみの防止になります。登山やロングトレイルには、ぴったりの食材。

袋入りの"小さいにんじん"も、野菜スティックのようにポリポリ食べやすい。

ただ、量が多いので(1kgとか)、重いのがデメリット。

HUMMUS ( ハムス / フンムス )

一番好きな「オニオン・レモン・ローズマリー」

お土産で買ったほど気に入っていた「HUMMUS」。他のハイカーの真似をしたのですが、めちゃくちゃ美味しい!

ハムスとは、"ひよこ豆のペーストに味つけをしたもの"だそうで、アメリカでは定番の健康食品のようです。

ハムス・サラミ・キュウリ・チーズ・ハニーマスタードソース

ラップにペーストしたり、野菜にディップするもの。

健康意識の高いニュージーランドでも、さまざまな種類のHUMMUSがありました。個人的には、「LISA’S」が一番好き。

スープ

スープは主に、マッシュポテトの味つけ用。寒いときは、スープとして。

黒いパッケージの「Soup Sansations」はハズレがなく、どれも美味しかったです(麺入りタイプは食べていない)。

「マッシュルーム&ベーコン」とか、「チーズブロッコリー&ポテト」とか、チキン系とか、マッシュポテトに合うものばかり。

はじめは、写真下段の「Continental」が安かったので買ってみましたが、あまり美味しくなかったです。

スープでマッシュポテトをつくり、サラミやツナ、オリーブとラップに巻いたり、クラッカーにのせて食べていました。

クラッカー

クラッカーは朝食やランチで。朝はマッシュポテト、ランチはチーズとサラミが定番化。

かさばるし、気を遣わないと割れるし、持ち歩きにはあまり向いていませんが、手軽に食べられるのがメリット。そして、飽きなかった。

クラッカーも、ニュージーランドでは定番の食材で、プレーンから味つきまで種類が豊富。

お気に入りは、写真の下3段にある「ARNOTT’S」のクラッカー。オーストラリアのメーカーです。

安いものはボロボロ割れますが、「ARNOTT’S」はちょっと硬め。箱なしで持ち歩くには一番良かったです。

味も美味しくて、基本プレーン。たまにチーズで気分転換。バジル系も美味しかったです。

ピーナッツバターを持ち歩いていたときは「リッツ」も活用。リッツの塩加減とピーナッツバターがよく合いますが、飽きました。

ピーナッツバター

ほとんどのハイカーが持ち歩く、ピーナッツバター。海外ロングトレイルの、ど定番食品だと思っています。

ラップにペーストして、バナナやナッツ、ドライフルーツをのせて巻いたり。

中には、ラップとピーナッツバターだけのハイカーもいましたが、それを食べ続けるのはかなりストイック。私には無理でした。

「HUMMUS」を知ってからは、ピーナッツバターは買わなくなりまたが、それなりにお世話になった。

ピーナッツバターのおすすめブランドは「pams」。安いですが、甘さ控えめで、ピーナッツの風味が強くてうまい!

「pams」は、さまざまな商品を展開していますが、安くて美味しいものが多い印象。

「pams」のピーナッツバターは、"粒なし(赤)、粒あり(黄緑)、粒いっぱい(濃い緑)"の3種類。私は、粒いっぱいの「EXTRA CRUNCHY」がお気に入り。

オリーブ

オリーブは基本瓶入りですが、袋タイプも。スーパーに必ずあるわけではなかったので、見つけたときに。

スープで味つけしたマッシュポテトと、オリーブを5,6個。オリーブの味はいいアクセントになり、これだけで美味しい。

ただ、"液が漏れやすい"のがデメリット。ジップロックのようになっていますが、閉まりが微妙で漏れやすいです。これだけ、ジップロックに別で入れていました。

ラーメン ( 麺類 )

ハイカーの定番食、ラーメン。ラーメンを食べ続けているハイカーもいましたが、さすがに毎日はしんどい。

あまり美味しくない安ものから、日清、出前一丁、辛ラーメンなど。ラーメンは日本製品が一番美味しいですが、値段が高い。

一番安い(あまり美味しくない)ラーメンを、1食で2,3個食べているハイカーもいました。

おすすめは、"日清(九州黒マーユ味)""出前一丁"。個人的には、出前一丁が好き。ラーメンは、ツナを入れると美味しいです。

日清は大抵のスーパーにありましたが、出前一丁はそのときどき。最初の方はなかなか出会えませんでした。

日清は5個入りで、出前一丁は基本バラ売り。歩き終えたとき、出前一丁の5個入りをはじめて発見。

麺類では、「Mi goreng / ミゴレン」もおすすめ。これは、焼きそばの類です。

味は5種類で、私が好きなのは赤。はじめは、青の「バーベキュー」を食べていましたが、赤が美味しいと聞いてから、赤ばっかり。

途中でお会いした日本人ハイカーさんは、ずーーーっとミゴレンを食べていました(北島の終わりの方でお会いした)。

食べ方は、少しお湯が残るように茹で、付属の味つけと、マッシュポテトを投入して混ぜる。最後にツナを入れて完成、という謎のハイカー食。

少し味見をさせていただきましたが、普通に美味しかったです。マッシュポテトによってボリューミーになり、お腹にたまります。

たまに、「ミゴレン」にマッシュポテトを入れて、ラップに巻いて食べていました。焼きそばパン的な?

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お米が恋しくなったら「Ben’s Original」

タイ米とかインド米とか、その類のお米が味付けされている「Ben’s Original」。「Brown Rice」は玄米のことです。

他のメーカーもありますが、「Ben’s Original」は種類が豊富。重いですが、持ち歩いているハイカーも。

レンジで温めるものですが、湯煎でも食べられます。日本米にも、白米にも敵いませんが、気休めにはなります。

スーパーには、お寿司用の「SUSHI RICE」があります(日本米)。小さいもので3kgくらいだったと思いますが、さすがに持ち歩けない。

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ニュージーランドのアウトドア食品「バックカントリー」

ニュージーランドの"お湯を注ぐだけ"のアウトドア食品、「Back Country / バックカントリー」

緑(または青)の袋で、アウトドアショップには基本的に置いてあります。たまに、スーパーにも。

しかし、主食は$15〜20くらいで、1食1,000円以上。高いので、結局1度も買わず。

種類は、カレーやパスタなど。ライスが入っているものもあるし、デザート系のものも。テリヤキとかビーフとか、そのあたりを食べているハイカーが多かった印象です。

パッケージに「PIE(パイ)」と書かれているものもありますが、パイは「マッシュポテト」のことで、マッシュポテトがベースになっている料理だと教わりました。

「は?パイ?お湯でパイ?意味不明なんだけど」と思っていましたが、とんだ勘違い。マッシュポテトに1,000〜2,000円払うのはなあ、とますます気が引けましたが。

すべてが美味しいわけではなく、「ナシゴレンはまずい」と言っているハイカーが多かったですね。

他には「Real Meals」という商品も。こちらも$18前後でお高め。食べているハイカーには出会いませんでした。「バックカントリー」が主流のようです。

プロテイン入りの「radix nutrition」というものもあります。

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他のハイカーはどうしてる?自分は持たなかったトレイルフード

\ 他のハイカーが持ってたもの /

◾︎ パスタ・マカロニ
◾︎ 粉ミルク
◾︎ たまご
◾︎ アボガド
◾︎ クスクス・オートミール
◾︎ プロテイン

調味料を持ち歩くのが面倒だったので、パスタは一度も食べませんでした。麺類は、もっぱらラーメン。

マカロニパスタの簡単調理のものが売られていますが、大抵ミルクが必要。これを持ち歩く人は、"粉ミルク"も一緒に。

しかし、粉ミルクも小さいパッケージがないことがデメリット。

たまごは、高いので買いませんでした。6個入りで、550円くらい。

「Free Eggs」を提供しているトレイルエンジェルの方もいたので、そういうときにいただいた高級食品。

通りがかるTAハイカーに、無人販売のようは感じで「Free Eggs」を提供しているトレイルエンジェル宅もありました。

このとき一緒に泊まったハイカーは、ミゴレン、プロテイン、たまご3個、ツナ、謎のものたち・・・を入れた謎の調理。あまり美味しくなかったようで、唸っていた。

アボガドは、栄養満点だけど種が重い。1個300円くらいして、値段も高い。

主食は、クスクスやオートミールのハイカーも。私は、オートミールはあまり好みませんが、お茶漬けとして食べるのが一番美味しいらしい(日本では、の話ですが)。

ナッツバーも、オートミールオンリーの"オートミールバー"がありましたが、ナッツバーの方が断然美味しい(オートミールバーは安いけど)。

南島の宿で、「この人TAやめた?」という感じで、リサプライボックスごと"FREE"にしているハイカーがいました。

その中に、クスクスベースでつくられたトレイルフード。乾燥キノコや謎肉のようなものが入っており、お湯を注ぐだけで完成。

何が混ざっているのか、すべてはわかりませんでしたが、美味しかったです。クスクスは、味をつければ普通に食べられる感じでした。

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「テ・アラロア」ある日の食料写真

最初の「90マイルビーチ」に向け、はじめて買った食料。スーパーのある町まで3泊4日。これに、ナッツバーやマッシュポテトも加わります。

ラーメンも、スープも、クッキーも、「あ、違うわこれ」となったスタート。

1ヶ月ほど経ち、ある程度食料が決まってきた。パンとラップは泊数によってチョイス。4泊分くらい。あとは、サラミとかチーズをプラス。

北島の「タラルア山脈」縦走、1週間分くらいの食料。プラスでサラミ、チーズ、キュウリ、ドライフルーツあたり。

同じく「タラルア山脈」、オーストラリアの女性ハイカーの1週間分。まだ揃っていない。バックカントリー中心で、1袋に2食分を詰めている途中。

朝は、クスクスとチアシード、ナッツあたりを混ぜた何かを食べていた。このあと「スナックが足りない」と、買い足す。

南島、約3週間分の食料集めの途中(ウェリントンから3箇所に郵送)。5時間、スーパーを巡った。わけわからなくなって、いったんパシャリ。

2,800km地点、最後のリサプライ。冷蔵庫にハムスやキュウリ、チーズ、サラミ。あとはナッツバー、スナック買い足し。ゴールまでの6,7泊。

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2日以上の滞在時は生野菜とヨーグルト

休息日(ゼロデイ)やサイドトリップで、2日以上同じ宿(キャンプ場)に滞在するときは、普段持ち歩けないもの、1日では消費できないものを、ここぞとばかりにチョイス。

レタスやキャベツは、カット野菜があります。見た中では、120gが最低量。

日本のように、"お一人様用"は少ないので、いつも単体のトマトやキュウリ、ニンジンになりがち。

野菜や果物は基本的にバラ売りで、"1kgいくら"のものが多いです。大きいスーパーには測りが置いてあります。

腹持ち、エネルギーに申し分なく、ロングトレイルの必須食材、バナナ。

バナナは房ごと置かれていますが、ほしい分だけ房から取るシステム。大きめのバナナ1本で、大体$1前後でした。

2日滞在バージョンのラップ。野菜ミックスにバジルのディップ・ペーストするやつ。バジル系は、オイルが漏れるので持ち歩きには不適。

「Ben’s Original」のライスを、野菜ミックスとラップ。味付けは缶のチキン。

調味料を塩しか使わない"無水ミネストローネ"は、超おすすめの簡単料理。しかも、めちゃくちゃうまい!栄養たっぷり!

調味料の有無は、宿によりけり。何でもある宿もあれば、ほぼ何もない宿も。しかし、塩は大抵ありました。

ちなみに、ニュージーランドで食べた魚はサーモンだけ。スーパーには、美味しそうなスモークサーモンがあります。

しかし、高いので買いませんでした。マウントクック周辺の地域はサーモンの産地として有名で、そのあたりでは、サーモン丼や串焼きを食べていました。

3日滞在するときは、大きなヨーグルトとコーンフレーク。

3日滞在することはほとんどありませんでしたが、北島を歩き終えたウェリントンでは3泊。1週間くらい滞在するハイカーもいます。

ファミリーサイズは1kg。味の種類もいっぱい。

小さいものや、4パック売りなどもありますが割高。お腹を壊すほど食べてみたくて、1kgをチョイスしていました。

ゼロデイにテンション上がって、2泊なのに1kgを買ったときは、毎食ヨーグルト。

コーンフレークは基本500g以上。何もかもファミリーサイズ。

見つけた中で一番小さかったのは、「Skippy」というパッケージのもので300g。

あまったら、宿の「FREE FOOD」のボックスに置いていきましたが、朝食・行動食用にコーンフレークを持ち歩くハイカーもいます。

「食べきれないから減らして」と言われたときは、カボチャのスープに入れたり、マッシュポテトと一緒に食べたり。

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【行動食】食べたいものを食べる!

\ 私の定番行動食 /

◾︎ ナッツバー
◾︎ チョコレート
◾︎ クッキー
◾︎ スナック
◾︎ ドライフルーツ
グミは、HARIBOを一回買ったくらい。美味しそうなグミがあまりなく。日本のハイチュウが、海外ハイカーに結構人気でした。

ニュージーランドはナッツバーが安くて豊富!

日本だと1本150〜200円くらいするナッツバー。

ニュージーランドでは、6本入りで$3〜6くらい(270〜540円 /$1= 90円計算)。安いもの、セール品は$2前後。

1日2〜3本食べていました。一番美味しかったのは、「Tasty」のナッツバー。スーパーだと大体$3.5ほど(定価$5)。

他には、大手スーパー「Counudown」のプライベートブランド(約$2)や、「pams」のナッツバー($2〜3)。

ヘルシーな栄養バー「OSM」

アウトドアでは有名な、アメリカの「クリフバー」(2016年に日本市場撤退)の、ニュージーランド版的な栄養バー「OSM」

「OSM」は、6個入りで約1,500円。普通のナッツバーに比べると、かなり高価。ニュージーランドの人でさえ、高いと言っていました。

エナジー、プロテイン、炭水化物、脂肪、食物繊維、10種のビタミンと6種のミネラルまで、1食分の必要栄養素を1本に詰め込んだ、NZのヘルシーな栄養バー。オートミール、アーモンド、マヌカハニー、ドライフルーツ等、高品質で健康的な成分のみを使用し、人工着色料、香料は不使用。忙しい毎日のウェルネスの手助けになる一品。

引用:ナチュラカート

アプリコット

チョコレート

ニュージーランド在住で、毎年、夏のホリデーにセクションハイクをしている日本人の方にお会いし、「明日帰るから」といただいた「OSM」。

ねっとり、どっしりしている食感が、「クリフバー」に似ています。個人的には、アプリコットが美味しかったです。

でも、1,000円以上払って買うなら普通のナッツバーでいいや、という感じ。

「Whittaker’s」ブロックチョコ

右 / 通常の「DAIRY」の2倍バージョン

ニュージーランドのチョコレートといえば「Whittaker’s」!

日本では、個包装タイプと薄い(100g)板チョコは手に入りますが(高いけど)、メインの250gブロックチョコ(板チョコ)は買えません!

オーストラリアの「DAIRY」も美味しいですが、こちらは日本でも販売しているので(種類は限られる)、「Whittaker’s」がおすすめ。

オーストラリアのハイカーも「Whittaker’s」が一番と言っていました。

種類がたっくさーん!

定価は$8.6くらいですが、大きな町の大手スーパーでは$4.8〜5.9くらい。逆に、小さい町だと$10くらい。大きな町で、何枚か買いだめしていました(チョコ大好き)。

お気に入りは、「ミルク」「ヘーゼルナッツ」「ホーキーポーキー」海外ハイカーは、「キャラメル」好きが多かったですね。

真夏はさすがに溶けやすいので(1月)、お決まりの「m&m」。345gの大袋があります。

黄緑色のパッケージは、ピーナッツ、クリスピー、普通のチョコレートがミックスされたタイプ。

ちなみに、クリスマスシーズンになると、お菓子のセールが増えます。

大きな「TOBLERONE / トブラローネ」は、通常$18前後。しかし、クリスマス前に$7くらいに値下がり、さらに、クリスマス後は破格の$4。思わず買ってしまった。

海外製のチョコレートは日本だと少し高いので、チョコ好きは、クリスマスシーズンは要チェック!

クッキーは「ARNOTTO’S」がうまい!

クッキーは、一番いろんな種類を試しました。日本の夏は、暑すぎてチョコとかクッキーとか、甘いものが喉を通らなくなりますが、ニュージーランドはカラッとしているし、日陰は涼しいので普通に食べていました。

最終的に落ち着いたのは「ARNOTT’S」シリーズ。オーストラリアのお菓子で、朝食用のクラッカーも、このメーカーがお気に入り。

中でも、「Nice」「Malt ‘O’ Milk」「Ginger Nut」の3種類が好きでローテーション。

「Ginger Nut」は売っていないことも多く、見つけたらテンション上がっていました。かためで美味しい!

「ARNOTT’S」はやはりファンがいて、ザックのメッシュポケットに入れていると「私もこれが一番好き!」と、言われたり。

スーパー「Counmdown」のチャンククッキーも美味しかったです。ジップロックに入れて、行動食でちまちま食べていました。

味が濃くて美味しい「CORN CHIPS」

北島の終わり頃から、スナック菓子は「CORN CHIPS」オンリー。「ドンタコス」のようなお菓子です。味は「Tasty Salsa」がうまい!

同じ類に「Doritos / ドリトス」もありますが、「CORN CHIPS」の方が味が濃くて、私は好きでした。

ジップロックに入れて、ある程度割って持ち歩くスタイル。1週間くらいの縦走では、最後は粉々。でも、美味しい。

もうひとつ、気に入っていたのは、pamsの「PRESSED PRETZELS」シリーズ。塩、ハニーマスタード、ピザ(トマト)の3種類で、ハニーマスタードとピザがお気に入り。

「CORN CHIPS」も「PRESSED PRETZELS」も、ポテトチップスのように油がぎっとりした感じがなく、食べやすかったです。普段、ポテトチップスを食べない方にはおすすめ。

たまに、塩気が欲しいときはポテチを。「Heartland」を食べているハイカーが多かったです。

5種類ありましたが、「サワークリーム」「メープルベーコン」「ソルト&ビネガー」を1回ずつ食べました。どれも、美味しかったです。

お煎餅はありませんが、「ライスクラッカー」というものはありました。薄い、お煎餅に似たものは、クラッカーコーナーに大体あり、味は塩とか。美味しかったですが、やっぱり醤油味が恋しくなります。

かぶきあげのような、ライスクラッカー。BBQ味は飽きる。

日本のお菓子は高いですが、カルビーの「HARVEST SNAPS」はたまに。塩、わさび、塩&酢などがあり、日本的な味。

オーストラリアのハイカーに「スナックはこれが一番美味しい」と言われたときは、嬉しかった。

ドライフルーツは「アプリコット」が安い

ニュージーランドはアプリコットが主流なのか、ナッツバーやチョコレートなど、いろいろなお菓子に使われています。ドライフルーツでは、一番安かったです。

はじめは、「Tasti」シリーズのプルーンやピーチを食べていましたが、途中から「Pams」のアプリコット。

食欲がない朝も食べやすいし、少しでも身体にいいもの。重いけど、持ち歩きました。

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「ハイカーハングリー」に気をつけろ!

「ハイカーハングリー」とは、食べる量が増えて、食べても食べても、お腹が空いている状態のこと

エネルギー消費が多いロングトレイルでは、食べる量がどんどん増えます。

しかも、食べても、食べても、お腹が空いている(お腹がいっぱいにならない)という困った状態。

「ハイカーハングリー」がいつ頃やってくるかは人それぞれですが、私は1ヶ月半〜2ヶ月くらい経ったときになりました。

海外で思うのは、海外の食はお腹にたまらない(腹持ちが悪い)ものが多いので、すぐにお腹が空く。

主食がパンになることも多いですが、パン類は消化が早いので、エネルギーを消費しまくるロングトレイルには合わない。

お遍路で1ヶ月以上歩いても「ハイカーハングリー」の感覚はありませんでした。お米はやっぱり最強です。

「テ・アラロア」はエネルギー消費が半端なく、食べても食べても太りはせず、むしろ痩せますが、その分、お金は飛んでいきます。

ニュージーランドは外食が高いので、欲望にまかせると食費がえらいことに。腹持ちのいい食べものは何か、探しながら歩くといいと思います。私の場合、マッシュポテトでした。

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まとめ

「テ・アラロア」では「食」を一番心配していましたが、食べられるものを食べるしかないし、なんとかなる。

同じものを食べ続けるストイックさは必要だし、日本の食ってやっぱりすごい、とも思いますが、それを含めて海外を楽しみましょう!

インスタントのお味噌汁やカレーのルーなど、日本の食品も売っています。胃がおかしくなると思ったら、買えばいいのです。

何を食べればいいの?持ち歩けばいいの?という方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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