2026.2.22
歩き人たかちです(@takachi_aiina)
春の訪れを告げる花"福寿草"の原種といわれる「青梅草」を目当てに、青梅丘陵ハイキングコースを歩きました。
集落はコースを外れますが、数軒しかない長閑な集落一面に咲いていた「青梅草」。福寿草との見分けは正直つきませんでしたが、パッと明るい黄色に元気をもらいました。

天気:晴れ ☀︎
気温:15~18℃
二俣尾駅-海禅寺-物見山-マスガタ山-ノスザワ峠-栗平集落-三方山-日向和田駅
▲ 歩行距離:約10.5km
▲ 累積標高差:+677m /-695m
「青梅丘陵ハイキングコース」概要
出典:青梅観光
「青梅丘陵ハイキングコース」は、青梅駅〜軍畑駅まで歩き繋ぐことができる約12kmのコース(青梅観光URLはこちら)。
300〜500mのピークを踏みながらの尾根歩き。アップダウンを繰り返し、トレランのコースにもなっています。
青梅駅〜軍畑駅間の各駅からハイキングコースに入れるため、好きな駅から登り、好きな駅へ下れる自由度が高いことがおすすめポイント。
青梅草が咲く「栗平集落」はハイキングコース外
福寿草の野生種「青梅草」の自生地は、東京都と埼玉県の県境近くにある「栗平集落」。知る人ぞ知る里山で、青梅草を見るためには、青梅丘陵ハイキングコース少しを外れます。
\ おすすめは「青梅駅」側から /
◼︎「青梅駅」側から→分岐がしっかりあり、林道で無理なくアクセスできる
◼︎「軍畑駅側」から→踏み跡とテープを頼りに歩く。地面が脆い急斜面や不明瞭部分あり(場所によってプチバリエーション)

青梅側から歩けば、栗平集落への分岐と看板がはっきりあります。分岐から少し山道を歩くと「栗平林道」に出るので、ハイキングコースからアクセスする場合はこの分岐を辿るのが一番歩きやすく、明瞭でわかりやすいです。

軍畑駅側からの場合「マスガタ山」の先「ノスザワ峠」からアクセスしますが、踏み跡とテープを頼りに歩きます。尾根上は思ったよりも登山道でしたが、尾根から下る道は特に、下りる場所によって少し不明瞭な箇所もあるので注意。
私は「軍畑駅」側からスタートしましたが、事前にヤマレコやヤマップで歩かれている方の記録をいくつか拝見しました(詳細は記事本文で)。
【登山レポ】二俣尾駅から歩く青梅丘陵ハイキング!「青梅草」が咲く栗原集落へ
軍畑駅は登山口まで車道を40分くらい登るので、登山口が近い&誰も歩いてなさそうな「二俣尾駅」を選びました(休日なので)。
二俣尾駅-ノスザワ峠

二俣尾駅で下車した登山者は、私のほか男性1人。電車には登山者がたくさんいますが、予想通り見事に降りない。

駅からすぐの「海禅寺」で梅の様子を見ましたが、まだこれから〜という感じのポツポツ咲き。

二俣尾駅にはトイレがないので、利用する場合は海禅寺の前には公衆トイレを。

海禅寺から少し歩くと登山口。軍畑駅からのアクセスに比べるとだいぶラク。軍畑駅に下山するならまだいいですが、登りは面倒。
山肌の杉は花粉をたんまりつけて、青梅草うんぬんの前に春の到来を感じます。
私自身花粉症なので3月頃からの約1ヶ月は低山にはほとんど行きませんが、妊娠を機に花粉症がすごーく軽くなりました。変化したホルモンは継続中のようで、念のため薬は飲みましたがまだ全然平気(結局軽く終わった)。

二俣尾駅からの一つ目のピークは「物見山」。途中に鳥居があり、そこまで一気に登ります。
二俣尾駅で同じく下車した男性に会い、「栗平集落はここから行けますかね?」と聞かれました。私と同じく青梅草を見に来た方で、地図上で二俣尾駅からが一番近いからこのルートを選んだとのこと。
私自身、栗平集落へのルートは"とりあえず行ってみよう"で来てしまったので何とも言えず。ダメそうなら青梅側の分岐から行けばいい、くらいのテンション(時間的には結構ロス)。
鳥居に到着。鳥居の右側のコースを登りましたが、鳥居をくぐったほうが良い道でした。

鳥居を過ぎると祠がある広めのスペース。腰掛用の椅子が置かれ、展望もあるので最初の休憩にちょうど良い。

ここからいったん下り、物見山へ登り返し。はじめは細いですが、すぐ歩きやすくなりました。コース上にはちょこちょこ巻道があります。展望なしピークが多いので、ほぼ巻きました。

「物見山」に到着し、青梅丘陵ハイキングコースに合流。ここからは、短めのアップダウンを繰り返す尾根道。
隣の「マスガタ山」にはすぐ到着。青梅丘陵ハイキングコースは基本的に杉林を淡々と歩くので、トレランや長い距離を歩きたい人に最適。



マスガタ山の少し先、地図上の名もなきピークが「ノスザワ峠」(やや広い)。軍畑駅側から来ると、左側(北)にのびる尾根の始まりにピンクテープがあり、ここから栗平集落へ下ります。この先は踏み跡とテープ(主にピンク、少し青)を辿り集落へ。
ノスザワ峠-栗平集落
YAMAPには、歩いた人の軌跡を示すモヤモヤ(青や黄色)があるので(モヤが濃いほど歩く人が多い)、実際それを辿るのは方法の一つだと思います(GPSオンリーは注意。地図読みはできた方がいい)。

尾根上の緩やかな場所まで一気に下る。このあたりの踏み跡は思っていた以上にしっかりあり、テープも視界の範囲にありました。
登ってきた男性に「半袖だと結構擦っちゃうかも」と言われましたが、個人的には大丈夫でした(私が歩いた場所は)。藪漕ぎというわけではなく、枝が少し伸びている程度。
ニュージランドのテ・アラロア(TA)で棘だらけの藪漕ぎも経験して、TA以降は「TAよりはマシ」というマインドで生きています。間違いなく"人生の柱"になったいい経験でした。
\「テ・アラロア」についてはこちら /

緩やかになる地点まで下り、地図上の414mピーク方面に向かう途中で集落側の斜面にピンクテープ発見。踏み跡があり、急斜面ですがここから下る人もいるようです。

予定では、「青梅・賢治の農楽校」のあたりから集落へ下る計画でした。地図上の破線(スーパー地形上)は414mピークへ続く尾根を途中でトラバースし、再び尾根歩きになっていますが踏み跡が薄い・・・?。

少し進んでみましたが先の状況が読めないので、途中にあったピンクテープまで戻って下りました。
※帰宅後に改めてYAMAPを見ると、414mピークの方へ少し進んだ場所にピンクテープがあるようです(コメントあり)。

踏み跡は割とわかりやすく、テープも視界の範囲にありますが、道は細く、地面が脆い箇所が多いので注意。滑りやすいです。
急ですが、下の林道は見えていて長くはありません。


斜面を下りきるとコンクリートの階段があり、一応ピンクテープがありました。集落から尾根に上がる場合はこれが目印。
栗平集落-日向和田駅

青梅草が自生しているのは民家の庭先のような場所なので、騒がない、踏み込まないなどのマナーを守って鑑賞を。住民の方にお会いしたらご挨拶を忘れずに。

林道横の石垣上の草地にさっそく青梅草が!思っていた以上にたくさん!

福寿草よりも背丈が少し高いですが、見た目はほとんど変わりません。

集落の中の道は細く、「ここ誰かの敷地内かな?」という感じ。お邪魔しまーす・・・という気持ちで静かに鑑賞させていただきました。
青梅草は2月上旬〜3月上旬と花期が長めですが、近年の気候だと2月中下旬あたりで見頃を迎えると思われます。

集落を少し進んで日当たりのいい草地を見ると、太陽に向かって花弁を大きく開く青梅草の絨毯。パッと明るい黄色は見ているだけで元気になります。
青梅草はチングルマと同じく、太陽のほうを向き、中心に熱を集め温かくして虫をおびき寄せるのだそう。


日が当たる時間帯が良かったので10時頃訪れました。ちょうどいい日の当たり具合。

青梅草を堪能し、奥の「青梅・賢治の農楽校」のほうへ行ってみました(予定していたルートがどこに下りてくるのか見に行った)。

途中に休憩できる場所がありました。集落の方々の憩いの場でしょうか?


農楽校前に簡易トイレがあり、トイレの使用や農楽校の敷地内での休憩は一声おかけください、と貼り紙がありました。しかしながら、どこからどこまでが敷地内・・・?先ほどの休憩場所は?
斜面には梅が咲いていて、長閑で気持ちがいい場所です。

農楽校前を進んでいくと竹林になり、尾根を辿って下りてくるとここに出るようです。この上には雑木林があり、新緑の時季は気持ち良さそう。

林道に戻っている途中、ストックを持っていないことに気がついた。石垣でカメラを準備したときに立てかけて、そのまま・・・でしたね。お花に夢中でした。

林道で戻ろうと思いましたが、途中に階段発見。地図上、尾根に一番近い場所。ピンクテープもあるし、林道歩きは面白くないのでここから登山道に戻りました。

踏み跡はわりとすぐ不明瞭になりましたが、尾根はすぐ上に見えています。

杉林で藪漕ぎもないので、登れそうな斜面を選んで尾根に出ました。ただ、地面は柔らかいので登りやすいわけではありません。登りならまあ、という感じで下りは滑りやすいと思います。

尾根に上がるとピンクテープがあり、一応「道があるよ」の場所のようです。
ハイキングコースに合流してすぐ「三方山」でしたが巻きました。展望はありません。

三方山を過ぎると道はみるみる歩きやすくなる。青梅側のほうが全体的に歩きやすい。
YAMAPの地図には載っていませんが、日向和田駅へのコースもあります。下山後は日向和田駅から徒歩約15分ほどで行ける「梅の公園」に寄りたいので、今回は日向和田駅へ下山します。

「栗平集落」への分岐の看板。青梅側からは迷わず林道からアクセスできます。

1箇所巻道がありますが、道が広い左へ行きました。ベンチがある休憩ポイントに出ます。

日向和田駅へのコースを下山します。道は明瞭で綺麗に整備されています。

15分ほどで民家が見えて登山口に到着。
青梅側にある「矢倉台」も行ってみたかったですが、天気が良いし、青梅駅〜矢倉台は手頃なハイキングができて人が多いそうなのでやめました。
二俣尾駅からのコースも、日向和田駅へのコースも人がほとんどいなくて結果的に良かったです。
青梅「梅の公園」で梅まつり!センブツソウを見に寄ってみた

日向和田駅からすぐの「へそまんじゅう」。以前「赤ぼっこ」を歩いたときに寄り、美味しいので少し腹ごしらえ。梅まつり前後の人や、ツーリングの人が買いに訪れていました。
\「赤ぼっこ」の詳細はこちら /

「梅の公園」までの道中には、飲食店が数軒あります。気になっている「紅梅苑」。"青梅葛切り"が美味しそうで惹かれますが、ちょうどお昼時で店内は賑わっていました。
梅まつりは昨日から始まり、休日なので公園手前や正面入り口には出店がたくさんありました。休日感満載。

公園手前の「天澤院」にある野草園にセンブツソウが咲いている、という情報を見て寄ってみました。
野草園は・・・ここ?境内を一回りしましたが、どこに咲いているかわからず。
センブツソウはわかりませんでしたが、山道を上がってみると・・・

景色がいい!ベンチ発見。下は賑わっていますがここは誰もおらず。穴場スポット。

天澤院のここから「日の出山」に繋がるコースがあります。御岳山から縦走する人が多いですが、ここから登って帰りに「つるつる温泉」に出るのも良さそう。

梅の公園到着。山肌につくられているので、園内はプチ登山。山帰りと思われる人も結構いました。無料で季節のお花を鑑賞できます。

梅の種類が豊富。

まだ3分咲くらいかなー、という感じ。街の公園では盛りですが、山の方はこれから。

また、春が来る。
今時季は、梅のほかに蝋梅の残りやセンブツソウ、福寿草(青梅草)が咲いています。

福寿草は草地に咲いているため、踏まれないように囲いあり。

ベンチや東屋が絶景ポイントにあり、青梅の山々を見ながらまったり。平日は人が少ないと思うので静かにゆっくりできそうです。

新しい枝が伸びています。

登ったり下ったりしながは園内をほぼほぼ周りました。

「輪違い」「思いのまま」という、一輪に白とピンク両方の花弁がある梅を探しましたが見つからず。まだ咲いてないか?

蝋梅の見頃はもっと早いので残りですが、まだ甘い香りを強く放っていました。

最後に「センブツソウ」の群落を見て帰宅。
まだ半分も咲いていませんが、見頃になったら一面が白、ピンク、紅に染まって見応えがありそうです。寄り道してみようかな~くらいのテンションでしたが、とても良い公園でした。
青梅周辺には面白い低山やハイキングコースが結構ありそうだし、穴場な雰囲気もあるので開拓したいです。この時季、周辺の山を歩く際はぜひ「梅の公園」もセットで!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\ 応援よろしくお願いします /




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