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「日々感謝」1200kmのへんろ道#1【1番-6番】

お 遍 路

2020.10.20
天気:晴れ☀︎
鳴門市:22/14℃
1日目:20.7km

歩き人たかちです。

四国の剣山と石鎚山を歩き、再び徳島県に戻ってきてお遍路スタート。

お遍路についてのあれこれは下記記事をご覧ください。

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はじまりの整え

始発で1番札所最寄駅の坂東駅へ。石鎚山を下山後高松市へ移動。昨日は、気になっていた高松市にある「プシプシーナ珈琲」寄り道して珈琲豆を調達していました。

7:26坂東駅着。電車は一番前の車両で車掌さんに切符を渡して降りますが、これからのことで頭がいっぱいいっぱいで真ん中辺りの扉から颯爽と下車。車掌さんがすかさず走ってきました。

坂東駅はこじんまりとした風情のある駅。

駅を出ると1番霊山寺への案内があり、一気にお遍路気分です。

仄かに牛の匂いが漂う街。小学生の通学の時間で、どう見てもよそ者の私にも大きな声で「おはようございます!」と挨拶をしてくれます。地域全体で育てられている感じに心が温まる。

 

10分程で歴史を感じさせる立派な山門が現れました。近くの遍路用品店はまだ開いておらず、とりあえず人がいるであろう本堂へ。

今までお寺に訪れたときとは明らかに違う感情。ドキドキ?ワクワク?

本堂の中にいた方に「道具は駐車場の方で販売しています。」と案内されました。

駐車場の方へ行くと、納経所のある総合案内所がありました。中へ入ると、準備をしている人がちらほら。

揃えようと決めていたのは、菅笠、納経帳、納め札の3つ。多くのお遍路さんは白衣を着ていますが、まだまだ暑くてどうせ着ないのでやめました。綿素材で乾きにくそうだし。その代わり、化繊の真っ白なTシャツを1枚持参。雰囲気だけでも…

納経帳を見ていると、女性の方が歩き遍路の人が選ぶ納経帳や菅笠、納め札のことを丁寧に教えてくれました。菅笠は頭に乗せる中の輪っかの部分が手作りで、「1つひとつ形が違うから全部被ってみて」とのこと。40個くらい積まれている菅笠を次々と渡され、しっくり馴染むやつを。確かに被り心地が全然違いました。

懸念していたことは"ザックと鑑賞して被れないのでないか"ということ。荷物が大きいと被れないこともあります小さいサイズも存在するようですが、ここはワンサイズのみ(本当に存在するかは未確認)。実際にザックを背負ってみると、若干干渉するものの被れないことはない。帽子でいうツバの部分を少し上の方に持ち上げればなんとか。

霊山寺で販売されている納経帳には既に御朱印が書かれていて、納経代300円を含む値段になっています。

歩き遍路だからと一番簡易的なものを見ましたが、なんだか物足りず。88箇所もお寺を周るので、記憶はどんどん風化されていくだろう。お寺の雰囲気を思い出せるように、お勧めされた墨絵の入ったものにしました。

歩き遍路は出発と満願の日付を記入できる名簿があるということで、そちらに記入。1つのお寺で納め札は2枚使用するので(本堂と大師堂)、6番までの12枚分をその場で記入。対応してくださった女性は野宿遍路をされた方で「あら、野宿もするの?いいわね~楽しいわよ~!」と。明るく見送られ、ついに出発です。

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お大師さまと2人旅。1番「霊山寺」

[  1番 霊山寺  ]

本尊:釈迦如来
宗派:高野山真言宗
開基:行基(天平年間)

弘法大師は人間の持つ88の煩悩をなくし、心身を救済できる霊場を四国に開こうとしました。密教で祭壇をつくるとき、東北の角から右回りに壇線を引きます。空海が四国を1つの霊場と見立てたとき、四国の東北に位置していたのが霊山寺。そのため、霊山寺が1番札所となり、そこから右回りに番号が振られました。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 

「発心の道場」である徳島県は23ヶ寺。悟りを求め、仏道修業を決意する道となっています。

納経所を出ると近道もありましたが、車道に出て山門から入り直しました。はじまりの第一歩。感慨深い。

いただいた作法の本を見て、おどおどしながら本堂、大師堂とお参り。般若心教は唱えず「南大師金剛遍照」と心の中で。お賽銭は1番では入れましたが、毎日そんな都合よく小銭無いな…と思って2番からやめました。買い物時に小銭を別のお財布に貯めておく人もいるようですがそこまではせず、気持ちが大事かななんて…

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県道をゆく。2番「極楽寺」

* 2番極楽寺まで1.4km*

途中のバス停にドイツ村の絵。ここの休憩所は野宿場所として萩森リフトに載っていますが、2010年頃に宿泊禁止になったという情報がネットにありました。「宿泊はご遠慮ください」という貼り紙があるようです(寄っていないので現在の状況はわかりませんが)。

県道12号に沿って行くとすぐに到着。

[  2番 極楽寺  ]

本尊:阿弥陀如来像
宗派:高野山真言宗
開基:行基(奈良時代)

本尊は国の重要文化財し指定され秘仏。お大師さまが植えたとされる樹齢1200年の「長命杉」が見もの。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 

 

本堂

大師堂

こんなんでいいのか?と思いながらお参り。「こうすべき」というものはありませんが、お寺の見方がよくわからず。建築について詳しいわけでもなく、88箇所の歴史に詳しいわけでもない。

歩き始める前にお寺のことを調べようとしましたが、行ってもないお寺について読んでも右から左へ抜けるだけで。そのときの気持ちとか雰囲気で、自分なりに感じてみることにしました。

ここには立派な"長命杉"があることも後から知りました。はじめはそれすら気が付かないほど周りを見ておらず、「一休さん白目だな」「竹林が涼しくて気持ちがいい~」くらいの気持ちでした。ところで、一休さんでいいのだろうか。

大師堂にお参りしたあとは、竹林の方から下る。

仁王門を入ってすぐのところには"願掛け地蔵尊"があり、お地蔵様の足元には選り取り見取りのコップが置いてあります。何でコップ?とそのときは思いましたが、そのお地蔵様にはコップに水を汲んでお供えするとのこと。

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慣れぬまま3番「金泉寺」

* 3番「金泉寺」まで2.6km*

お寺の見方にモヤモヤしつつ、3番金泉寺へ。実際にはもっともっとお寺の見どころがありましたが、このときの自分はこれで精いっぱいだったのだと写真を見返しながら。

 

お遍路以外に「四国のみち」もあり、お遍路よりも400km程長いようです。へんろ道と被っている部分が多いですが、全然違う方面に分かれることも多々あるので、四国のみちの道標に従わないように要注意。

 

へんろ石に従って歩くとお墓の中を抜け、竹林を抜け、静かな民家の道に。

10月下旬にもなればある程度涼しいかと思っていましたが…四国とっても暑い。22〜25℃をウロウロしているような気温で、10kg弱のザックを背負って歩くには暑すぎた。

普段の山歩きでもまだ半袖とアームカバーで歩いているのに、なぜ下界で長袖のアンダーを着ているのか謎。日本だからと準備が適当だったか、反省。

 

へんろ案内がたくさん。

四国は温かいので稲刈り後のひこばえの成長も早く、初夏ですか?というような風景。母の実家は寒く、稲刈り後はほとんど成長しないので、爽やかな緑の中に天日干しされている風景がなんだか不思議でした。温かい地域はこんな感じなんですね。

のほほーんと歩いていましたが、3番の500m手前で気が付いた・・・

極楽寺で御朱印もらってなくない?

納経帳を確認するもやはり真っ白。まじか。

1番の御朱印は既に書かれていたので、納経所へ行くということが頭にありませんでした。うぅ・・・ここから往復4.4km。結願後、1番に戻るときに・・・とか頭によぎりましたが、最初からそれはダメだなと戻りました。

今日は安楽寺まで約16kmの行程で時間はあります。御朱印忘れるとか、金剛杖忘れるとか、最初の方は何かと忘れがちなので余裕のある行程にしておいた方がいいです。きっと。

すれ違うお遍路さんに「逆打ちですか?」と何度も聞かれ、もう終わりますね!みたいな雰囲気を出されるのが辛かった。

無事に御朱印をいただき、再び3番へ。そしたら今度は「あれ?御影(おすがた)もらってなくない?」となりましたが、もうそれは帰りでいいやと。正直この御影も、帰宅後どうすればいいんだろうという感じだったし。

早速やらかしましたが、1日の終わりに気が付かなくて良かった。6番で気が付いていたらどうしていたかな。早速、お大師さまが引き留めてくれたということで。

やっと3番。

 

[  3番  金泉寺  ]

本尊:釈迦如来
宗派:高野山真言宗
開基:行基(天平年間)

元は「金光明寺」でしたが、水不足で苦しむ村人を見て弘法大師が井戸を掘ったところ、霊水が湧き出したそうです。そこで「金泉寺」と改名。源平合戦のときには讃岐の八島に向かう途中、源義経も戦勝祈願で立ち寄ったと伝わっています。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 
本堂

 

大師堂

2番に戻るときにお会いした方々が、般若心教を読経していました。私は相変わらず、仁王門鮮やかだな~なんて境内をふらふら。

今度こそ納経所へ立ち寄ることを忘れず、しっかりと御朱印をいただきました。ザックを必ず下すことを癖にすれば忘れないかもしれない。

駅や県道からも近いせいか、平日でもお参りしている人が結構いました。

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これぞ、へんろ道。4番「 大日寺」

* 4番「大日寺」まで5km*

県道から1本中へ入るだけで本当に静かになります。途中に「岡上神社」がありました。

立派な木だな〜と見惚れたそれは、徳島県指定天然記念物の"岡の宮の大クス"

樹齢約700年とされる立派なクスの木。根元から3本に分かれています。太くて、がっちりしていて、エネルギッシュで、お寺よりもまじまじと見てしまいました。

長閑。

歩いていると、車のお遍路さんに「これから4番行くけど、良かったら乗っていきます?それとも歩いていく?」と声をかけられました。歩き遍路ということを配慮してくだったのが嬉しい。「ありがとうございます。歩いていきます。」とお断り。「登りになるから気を付けてね。」と。

お遍路では"お接待を受けることも一つの修行"とされています。お接待をすることで、その方が功徳をいただくということ。お接待を受けたら、その方の分までしっかり歩いてお参りをすることが大事。そのため、なるべく断ってはいけないとされていますが、歩くことを主眼としている場合車のお接待は失礼の無いようお断りしても良いそうです。昔は歩きしかなかったわけだし。

徳島自動車道の下をくぐると「古い石が案内する歩き遍路道を行くか、県道に沿って行くか」という案内板。もちろん、古道で。60mほど登って行きます。

昔のへんろ石は形がいろいろあり、歪なところに風情を感じます。

民家の裏とか、裏山みたいな道とか、これぞへんろ道だな〜と昔のお遍路さんに思いを馳せながら。県道やら国道は飽きてしまうので。

 

 

気持ちがいいです。

 

道がコロコロ変わって楽しい。

車道と合流するとまもなく大日寺に到着。途中の民家の前には、休憩用の可愛いベンチも置いてありました。

 

 

[  4番  大日寺  ]

本尊:大日如来
宗派:東寺真言宗
開基:弘法大師(815年)

この地で大日如来を感得した弘法大師により創建されました。かつては荘厳なお寺でしたが廃寺に。応永年間に修復されるも再び荒廃、江戸時代に再興されました。人里離れた場所に建つ、自然との調和を感じるお寺です。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 
本堂

 

 

大師堂

60mの標高差で汗だく。夏はどれほど辛いものか。しかし、背後に山があり、とても静かなお寺。車の音が聞こえず、自然音だけだと手を合わせたときに頭の中が整う気持ちでした。

ようやく一息つけるような気がして、日向ぼっこをしながら休憩。動かなければ、秋の気持ちの良い気候なのですが・・・

山を歩くとき、お昼はいつも行動食で済ませています。お遍路でもそうしようと思いましたが、まだお遍路のリズムが掴めずお腹も空いてるのか空いていないのか微妙なところ。そのまま5番へと向かいました。

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裏口だった。5番「地蔵寺」

* 5番「地蔵寺」まで2km*

車道を下り、途中から細いへんろ道に入りました。道の記録をしたいのに、道の写真が残っておらず。なんか必死だったのかな。

初めに「五百羅漢堂」に着いて、少し中を見たあとに5番へ向かいました。しかし、ここから行くと5番の裏側から入り込むような感じで、山門を完全に無視。ちなみに、羅漢堂は5番の奥の院とのことです。

仕切り直し。

[  5番 地蔵寺  ]

本尊:延命地蔵、勝軍地蔵菩薩(胎内仏)
宗派:真言宗御室派
開基:弘法大師(821年)

勝軍地蔵は甲冑を付けて軍馬にまたがる姿で、軍神として武士たちに信仰されました。しかし、街道や山などの要所にあったため戦闘に巻き込まれることも多く、ほとんどは消失。その中で残ったのが樹齢800年を超える「大銀杏」です。本堂裏手の羅漢堂は奥の院。200体程の羅漢像の中に自分の友人、知人に似た顔があるとのこと。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 
本堂
大師堂

地蔵寺でひと際目を引いたのはやはり銀杏の木。お寺や神社には立派な木が残るところが多いですが、大きくて本当に立派でした。銀杏といえば街路樹のイメージですが、お寺にあると神聖な感じがします。

銀杏の仄かな香りに包まれながら、日陰でしばらく休憩。

慣れない参拝に戸惑いながら歩いてきましたが、次の6番安楽寺が本日最後のお寺。1日目は安楽寺の通夜堂で野宿しようと思っていましたが、結局宿坊を予約しました。野宿に対してまだ緊張気味。一度やってしまえば多分なんてことないと思いますが。

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温泉を目指して。6番「安楽寺」

* 6番「安楽寺」まで5.3km*

安楽寺の周辺にはコンビニやスーパーがないため、3km程手前のセブンイレブンで食料を調達します。

長閑なへんろ道を進み、途中で県道の方へと逸れました。夜と朝の食料を購入し、そのまま県道に沿って歩きます。

すると「遍路小屋 神宅」が出現・・・あれ?

地図では、県道ではない場所に遍路小屋のマークがあります。セブンに寄るためにそちらは通っていないので確かなことはわかりませんが、県道の方に移設されたのでしょうか?

ネットの情報では、隙間風が入らないように配慮された小屋だとか。ここは、中にテーブルと椅子が置かれていました。テントは張れないですね。車の音も結構します。

ちなみに、5番近くの県道沿いには「溝渕工務店」という善根宿があるようです。そちらの方は歩かなかったので実物は見ていませんが、後日いただいた「萩森リスト」(令和1年1月31日時点のもの)には記載されていませんでした。

地蔵寺の近くには「ギャラリーカフェ ブリッサ」という休憩所があり、ここでは「充電どうぞ」という文言が。これもお接待のひとつ。

 

お接待はお休み中でしたが、ありがたい休憩所ですね。トイレも借りられます。

コンビニから県道沿いを歩き途中からへんろ案内に従っていましたが、どこかで分岐を見逃したらしく違う道を歩いていました。気が付かずに歩いていると、後ろから車が一台きて女性が出てきました。

「道、おうてます?どこ行きます?」

女性に声を掛けられ、Google見ると・・・違う。あと900mだ!と思って、案内をよく見ぬまま無心で突き進んでいたようです。

「すみません。ありがとうございます。」というと「すまんことはないですけどね。」と丁寧に道を教えてくださいました。

女性は、道が違うのではないかとわざわざ呼び止めにきてくれました。しかも、車から降りるとしっかり合唱してから私に話しかけていました。"お遍路さんは弘法大師の化身"ということに対する文化を感じつつ、自分は合唱されるような人間ではないなと申し訳ない気持ちになりつつ・・・しっかり歩かねば。

おかげさまで無事に到着。

左手奥の階段が、通夜堂への階段です。

[  6番 安楽寺  ]

本尊:薬師如来
宗派:高野山真言宗
開基:弘法大師

当時の阿波には宿がなく、この安楽寺が「駅路寺」と定められました。温泉を見つけた弘法大師は、病魔から人々を救う薬師如来とゆかりの深い土地であるとしました。

参照:四国お遍路88ヶ所歴史読本
著者:株式会社エディスタ

 

 

山門、文字ともになんだかアジアンな感じの安楽寺。傾き始めた太陽の光がなんともいい雰囲気を醸し出していました。今日、1番よい。

お参りをしようとすると、歩き始める前に書いた納め札が1枚足りない。どこかで2枚入れてしまったようで、再度書こうとするとペンがない・・・

1番で納め札を書き終え、対応してくださった女性の方と話していました。女性の方はテーブルの上を片付けながら話をしていたので、おそらくそのままペン立ての中へ…私も気が付かず出発。日記を書こうと思っていたペンでしたが早速紛失。

本堂

温泉山っていいですね。

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安楽寺の宿坊

安楽寺の通夜堂は山門の2階部分にあります。階段を登れば見ることができるので、宿坊に入る前にちょっと覗いてみました。

現在は使われていない鐘の下が寝床です。

窓のようなところは閉められる様子。

1人用のテントなら張れそうな広さ。マットも置いてありました。竿もあり、服を乾かすこともできます。野宿民にとっては十分な環境。

階段から外気は入ってくるので、冬は寒そうです。

本やノートも置いてありました。

来てみるとここでも良かったなと思う。でも、温泉に入りたい。

ちなみに、安楽寺の駐車場には大きな休憩所があります。

中にはベンチと水道。隣にお手洗いもあります。こちらで野宿する方もいるようですね。県道沿いですが、環境はとても良いです。

安楽寺は温泉もあり、お勤めにも無料で参加できるということで人気の宿坊です。通夜堂利用者は、お勤めには無料で参加できません。精進料理は歩く方のことを考えて肉や魚も含むとのこと。

チェックイン 13:00~21:00
チェックアウト 9:30
温泉 16:00〜
料金 素泊まり¥4,700~(1名利用時)
お勤め 宿泊者は参加無料(自由参加)
洗濯乾燥機/wifi あり

安楽寺は13:00からチェックインできるので、1日目の距離を短めに設定する方にはおすすめです。

初めての宿坊。安楽寺はgo toキャンペーン対象で、素泊まり¥3,055。地域共通クーポン券をお寺でいただくのはなんとも不思議な感覚。

 

 

安楽寺の宿坊には講堂と新館があります。講堂は満室だったので新館に泊まりました。洋室やバストイレ付の部屋もあります。独立洗面は部屋のドア横にあるつくり。

 

「安楽寺谷温泉 弘法の湯」

一番乗り。ソーシャルディスタンスがとれるよう、すでに籠が配置されています。

宿泊人数によって、大浴槽にもお湯を張るかを決めるそうです。この日は小さな浴槽のみでした。

左側の小さな浴槽。1人で入るには十分です。石鹸類は、ボディソープとリンスインシャンプー。

この日のお勤めは17:30からでした。自由参加ですが、時間になっても来ない人の部屋には一応「お勤めのお時間です。」と声掛けがされます。参加の場合は受付に来るよう言われたので、把握されていますね。

出よう思っていましたが、慣れないお遍路に疲れてしまってお断りするという…。3日目の焼山寺が大雨になりそうで悩みながら早々就寝しました。

歩行距離:20.7km
累計歩行距離:20.7km

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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コメント

  1. はじめまして、Twitterのサーチでここに辿り着きました。素晴らしいページですね。私も同じ時期の10/5から11/12まで、はじめての歩き遍路で全てまわりました。途中は随時Twitter で流していたのですが、だんだん疲れてくるとサボりがちになり、道中の写真の数も減っていきました。今年に入ってお遍路を思い返す時もう少し写真を撮っておくべきだったと思っているとき、写真の多いこのページを見つけ、道中をよりよく思い返すことができました。ありがとうございます。

    • こうの様
      はじめまして。コメントありがとうございます!
      歩き遍路、お疲れ様でした。10月5日出発だと途中で台風もありましたが、とても素晴らしい経験をされたことと思います。
      私自身もTwitterに残そうと思いましたが、いつの間にか寝ていて序盤で諦めました。
      これから歩く方だけでなく、歩かれた方のお役にも立ててとても嬉しいです。断片的な記憶を繋げて、頭の中で2周目を結願していただければと思います。
      励みになる温かいコメント、本当にありがとうございます!

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