2023.3.29
歩き人たかちです。
飯能の山にポツンと佇む"八徳の一本桜"
母のお気に入りの一本桜。今年は桜の開花が早く、4月上旬頃かな〜と思いきや、もう満開らしい!ということで、急遽山へ。
花粉の3月は低山に近づきませんが、スギ花粉のピークも過ぎて、もう大丈夫かなと。重症ではないので、今年の花粉が多かったのかどうかはわかりませんでしたが、山に行くと明らかにひどいので基本大人しくしています。
せっかくなので、縦走して久々に日和田山へ。ちょっとした岩場があり、駅から駅へと繋げる日和田山。飯能は歩きやすい低山が多く、「子どもと山を歩きたいから」と飯能に住んでいる知人友人も結構います。川もあり、美味しいお店もあり、とっても素敵な山域です。
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天気:晴れ ☀︎ → 曇り ☁︎ → 雨 ☔︎
気温:縦走中13℃
風:西北西→北→東→南東 1〜2m/s
吾野駅-八徳の一本桜-顔振峠-諏訪神社-エビガ坂ー▲スカリ山ー▲観音ヶ岳ー北向地蔵ー▲物見山ー▲日和田山ー高麗駅
▲ コースタイム:6時間45分
▲ 歩行距離:18km
▲ 累積標高差:+894m
-955m
八徳の一本桜
埼玉県飯能市にある八徳の一本桜。吾野駅から4.4km、1時間ほど山に向かって続く舗装道を上がった"八徳(やっとこ)"集落にあるソメイヨシノです。
集落を見守るように、秩父の山々を見渡せる人里に佇んでいる立派な形の一本桜。知っている人は知っているというような桜です。Googleにも登録されていますが地元の人でも知らないという人もいて、「そんな桜あるの?」という返事をもらうことも。
貫禄のある大きめの桜の木ですが、樹齢は30年ちょっとと若め。人の暮らしと自然が寄り添っている雰囲気がとても素敵です。
縦走コース概要
トイレ・水場
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八徳の一本桜〜日和田山の登山口までトイレは3箇所。諏訪神社、物見山と高指山の間の休憩所(東屋あり)、日和田山の登山口にあります。
水場は特にありませんが、東屋のある休憩所近くの売店に自動販売機があります。顔振峠の茶屋は平日でも営業していました。吾野駅からスタートの場合は、駅の近くに「吾野湧水」があります。
八徳の一本桜-北向き地蔵
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八徳の一本桜から"顔振峠"までは、山道でも舗装道でも行くことができます(山道の予定でしたが、方向を間違えて舗装道で向かいました)。
舗装道の場合、集落を上がったところで「奥武蔵グリーンライン」に合流。グリーンライン沿いには、桜が綺麗な景色のいい茶屋や、穴場のカフェなどがいくつかあります。
顔振峠の少し先から山道へ。歩きやすいトラバース等で諏訪神社を過ぎたあと、ちょっとしたアップダウンをしながら北向き地蔵を目指します。
尾根と並行するようにグリーンラインがのびているため、途中途中横切りながら。神社を過ぎると根が蔓延る尾根歩きが多くなり、スカリ山手前は根っこの急坂。巻くこともできますが、スカリ山は展望のいいかわいい山頂です。
この山域はコースがたくさんあり分岐が多いですが、それとともに作業道も多いため、誤って入り込まないように要注意。最後に舗装道を少し歩くと北向き地蔵に到着です(ベンチあり)。
北向き地蔵・物見山・日和田山
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北向地蔵から先は"奥武蔵自然歩道"になり、アップダウンの少ない緩やかで歩きやすい道になります。
物見山〜日和田山へのコースはちょっとした低山縦走としてメジャーなコース。物見山には一等三角点があります。物見山から武蔵横手駅へのコースには"五常の滝"があり、林道がとても気持ちよいです。
物見山から舗装道に出ると、売店、東屋、トイレのある休憩ポイントあり。個人的には山頂よりもこの東屋での休憩がとても好き。
物見山と日和田山の間にある"高指山"はとても人工的な山頂で、気になる人は寄ってみるといいかもしれません。岩場を少し上がると日和田山に到着。
日和田山-高麗駅
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日和田山は岩の山。標高は305mですが、岩場の練習をするのにとてもいい山。ロッククライミングの練習場もあり、元山岳部の知人はジャンダルムの練習に日和田山の岩場に通ったそうです。
コースは登山口〜金刀比羅神社まで「男坂・女坂」に分かれています。男坂は三点確保で登り下りする急な岩場のコース。女坂は歩きやすい登山道で、最後に岩場がありますが手すりが設置されています。
遠足の山としても有名で、麓から山頂まで30〜40分ほどなので、お昼や夕方頃に登る人も多い"THE地元の山"という雰囲気。低山ながら山頂手前の金刀比羅神社からの景色は爽快で、男坂と女坂を周回するだけでも充実感のあるいいお山。
桜、彼岸花、コスモスなど、季節の花を楽しめる"巾着田"と合わせた登山が楽しめます。最寄り駅は高麗駅ですが、巾着田を抜けて奥武蔵自然歩道で飯能駅までハイキングすることも可能。
飯能の一本桜[ 吾野駅-顔振峠 ]
吾野駅-八徳の一本桜ー顔振峠:CT2時間30分
飯能駅での乗り換えで登山者がちらほら・・・いや、思ったよりもいる。午前中だけでも久しぶりの青空を求めている人たちか(私も)。吾野駅での下車は私1人で、静かに桜を嗜むことができそう。
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駅を出ると見頃の桜がお出迎え。どこまで晴れてくれるか心配していましたが、すっきりとした春の水色。青い看板で「吾野湧水」の案内があります。
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トンネルで駅をくぐった先に湧水があるので、今日のトレイル水を補給。歩き始めに湧水があると気分がいいですね。
今回、西吾野駅から高山不動を経て八徳へ行こうかと思いましたが、早めに到着した方がいいかなというのと、吾野湧水があるので吾野駅にしました。
八徳の一本桜までは舗装道を上ります。Googleに従って川沿いにずーっと上がっていく。ツツジがあちこちに咲いており、桜に混ざる濃ゆいピンクがとても綺麗。
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"高山不動"との分岐まで来て、八徳まであと1.4km。この先"顔振峠"の道標があるので、そこを上がっていきます(間違えてそのまま舗装道を少し上がってしまいました)。
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掃き掃除をしていた女性に「今日は桜綺麗よ〜!今年は花付きがいいから最高!」といわれ、わくわく。
再び顔振峠への道標があり、そこから上がると車道をショートカットする形で一本桜の目の前に到着します。車道をそのまま上がることも可能で、カーブにあるソメイヨシノも見事だったので、桜を見がてら車道から上がりました。
そして・・・
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八徳の一本桜!
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満開ですね◎桜の下にはベンチが置かれ、秩父の山々を見ながらのんびりできます。
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幸い、誰も座っていなかったのでここで珈琲ブレイク。座れなかったらドンマイという運試しでした。ツーリングの途中で写真を撮っている人と、もう少し上から写真を撮っている人が何人かいたくらい。
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集落の方によると今年は花付きもいいし、ウソ(鳥)が来なかったので花が綺麗に残っているとのこと。ウソが蜜を吸いに来ると、咲いたばかりの花をどんどん落とされてしまい、酷いときは満開なのに3割くらいしか残っていないのだとか。
メジロが桜の木で吸っては落とし吸っては落としをしていると、あ〜せっかく咲いたのに〜と思いますが、桜の蜜は美味しいのでしょう。
車で来る人、バイクで来る人、歩いて来る人。知っている人は知っている一本桜をちょこちょこ見に来る人がいました。
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遮るものがなく、のびのびと枝を伸ばす山の桜は気持ち良さげ。集落の方にも大事にされていて、幸せですねきっと。1時間くらいゆっくりしていましたが、何かの撮影が始まったので退散。柔らかい春の日差しの下、とってもいい時間でした。
少し上がったところから見る、秩父の山並みに溶け込んだ一本桜がいいので上へ。
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畑に馴染む桜もいいですね。暮らしと桜が自然に繋がっている感じ。秩父の濃ゆい緑に映える淡い桜色が◎
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あぁ、綺麗ですね・・・
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右の桜は、一本桜手前のカーブのところにあるソメイヨシノ。
顔振峠への山道は、一本桜から少し下った(戻った)場所に分岐があります。登ってくるときに確認したはずなのに、綺麗だなあ〜と思いながらそのまま車道を上がっていました。少し経ってから気がつきましたが、面倒なのでそのまま舗装道で向かうことに。
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集落の坂を抜けると"奥武蔵グリーンライン"に合流。ツーリングやロードバイクの人たちもいます。
平日なので人もまばらでしたが、天気のいい休日は八徳の一本桜を見る車の列ができることもあるとか。あの人里に車の列はちょっと・・・という感じですね。
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「ベラヴィスタ」という穴場レストラン。11時オープンで、11時前でしたが営業中の看板。少し下ったところにかわいいお家がありました。
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その先には桜が素敵な茶屋。景色もいいですが、土日営業のようです。
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平九郎茶屋
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"顔振峠"に到着。木造の建物は顔振茶屋。茶屋が向かい合っています。
ここに吾野駅への分岐があり、八徳の一本桜を見つつ、茶屋とかカフェでまったりしつつ、周回で楽しむ人も結構多いです。
根っこ道[ 顔振峠-北向き地蔵 ]
顔振峠-諏訪神社-エビガ坂ースカリ山ー観音ヶ岳ー北向地蔵:CT2時間15分
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顔振峠からさらに奥武蔵グリーンラインを歩くと"忘路庵"というカフェ。ここはCLOSEでした。現在、土日のみの営業のようです。
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その少しで、グリーンラインから山道へ。この山域はコースが多いので、いろいろなところからハイカーが現れますね。
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歩きやすいトラバース道が続き、"阿寺諏訪神社"に到着。手前で道が二手に分かれ、境内直行か鳥居をくぐるか。
この神社にはトイレがあります。境内をそのまま奥へと進むと道標があり、「ユガテ」方面へ。
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新緑が眩しい。小さくてかわいいもみじがキラッキラです。山のエネルギーが溢れる季節、1年で一番好きな季節です。
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今日は見えません。
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神社を過ぎたあと、北向地蔵まで奥武蔵グリーンラインを横切りながら縦走します。足元は徐々に岩が露出していたり、根っこの道へとなっていく。
低山は年始の北高尾以来ですが、気持ちがいい。雪山の真っ白な世界とか壮大な世界も素敵ですが、やっぱり身軽に、自由に歩けるハイクが最高です。
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分岐が多いことに加え、作業道も多め。道標のない分岐とかもあり、どこに続くのかとGPSを見てみると、グリーンラインに出られるようだなどなど。里山、裏山というような低山での遭難が多いのはこのようなケースで、低山こそGPSが役立つと思います。
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"エビガ坂"に到着。ここまでの分岐で出ていた北鎌湖も、結局こっちからも行けるのね。ご丁寧にトイレマークまで。大きなエビガ坂の上に小さく(エビガ坂)と書いてあるけど、一緒よね。
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情報量多め。スカリ山は登ってほしいようですね。展望がいいことはわかりました。
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ここからスカリ山までは根っこの急坂。濡れているときは下りたくない感じですね。濡れていなくて滑りやすいので、下りの場合は特に注意。スカリ山は巻くこともできますが、この急坂は登ります。
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展望のいいスカリ山に登頂◎
小さな山頂ですが、このこじんまりした感じがなんだか落ち着きます。地元の穴場の山って雰囲気。春霞の展望をちょっと拝見。歩いていると暑いですが、風に吹かれるとまだちょっと寒くて、春と秋は歩き続けているのがちょうどいいですね。
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お隣の観音ヶ岳もちょっくら寄ってみました(こちらも巻けます)。スカリ山ほどの展望ではないですが、奥にちょっと行くと開けています。
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観音ヶ岳から下るとグリーンラインに出て、少し歩くと"北向地蔵"。ベンチがあっていい休憩ポイント。
その名の通りお地蔵さんは北を向いています。もともとは悪疫の流行を防ぐためでしたが、現在は男女の逢瀬を取り持つ縁起地蔵として親しまれているとのこと。
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ハナダイコンに春を感じます
東屋が好き[ 北向地蔵-日和田山 ]
北向地蔵ー物見山ー日和田山ー高麗駅:CT2時間10分
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道標に"奥武蔵自然歩道"の文字が入りました。奥武蔵自然歩道は飯能市の天覧山を起点に、高麗峠、巾着田、日和田山、高指山、物見山、そして鎌北湖までの約11kmのコースとなっています。
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道標に目指す"日和田山"が仲間入り。道幅が広くなり、緩やかでとても歩きやすい。
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物見山到着◎
物見山は、この先の樹林帯に一等三角点があります。以前見たので今回は特に行かず、ちょっと日向ぼっこ。三角点好きの方はぜひ。石標が結構大きいです。
展望は特にない物見山ですが、日当たりがよく、静かで結構好き。巻けるのでスルーする人も多いのですが。
しかし、ここからもう少し歩いたところにある東屋がお気に入りなので、大休止はそこで取るため出発。
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下向きに咲く、小ぶりでかわいいマメザクラ。天城峠から伊豆山稜線歩道を歩いたときにたくさん咲いていましたね。伊豆の山はマメザクラが多いです。
舗装道に出ると「ふじみや」という売店があります。中でハイカーとお店の人がお喋りをしていました。自動販売機があるので水分が足りなければここで。
そして、そして、そして・・・
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お気に入りの東屋◎
桜の下にある素敵な東屋。こちらも満開ですね。日和田山〜物見山の縦走は3回くらいしましたが、桜の咲く頃に来たのははじめて。この時期が一番いいですね。綺麗だあ・・・
隣には綺麗な水洗トイレがあり、東屋の中にはテーブルとベンチがあって調理もしやすい。とてもいい休憩ポイントです。個人的には周辺の山頂よりもここでの休憩が好き。
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武甲山方面はすでに灰色の雲がかかり、こちらに徐々に近づいていますが、ここの桜も太陽が出ているうちに見ることができました。桜の淡くて柔らかい色が本当に美しい。
よいお花見休憩でした。ここから日和田山までは30分弱。
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そのまま舗装道を歩いていくと、"高指山"の山頂案内。高指山の山頂はとても人工的で、寄りたい人は寄って?みたいな雰囲気です。2度、3度と行く感じではないのでスルー。
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岩場になればもう日和田山。
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日和田山登頂◎
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まだ少し青空はありましたが、どんより灰色の空が優勢になりつつある。日和田山は、山頂よりもこの下にある"金刀比羅神社"の鳥居のところが個人的におすすめです。
学校終わり?の小学生も登っています。登山口から山頂までコースタイム30〜40分なので、ファミリー層多め。
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少し下って金刀比羅神社に到着。
と、ここでも何やら撮影中。アメリカのブランド「コトパクシ」のザックの撮影をしているようでした。雨続きだったので、やっと晴れたと言わんばかりにいろいろなところで撮影されているのかな。
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山頂から見える方角とはまた違いますが、こちらの方が全体的に開けています。麓にある"巾着田"がここからよく見える。彼岸花の季節には真っ赤に染まりますが、今は桜。巾着田を囲むように、サークル状に桜が植えられています。
山頂まで行かずとも、ここで満足ですね。毎日登山してる人とかいそう。さて、ここから登山口までは「男坂・女坂」に分かれます。岩場の男坂へ。
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気軽に登れる日和田山ですが、三点確保の練習にはとてもいい山。短いなりに、どのルートを取るかも自分で考えられるので、子どもたちがとても楽しそう。公園の遊具より断然楽しいと思うので、こういう山が近くにあるといいですね。身体能力も上がるだろうな。
足場が狭い箇所もあり、雨で濡れていると滑りやすいので、日和田山に単体で登るなら男坂→女坂で周回するのがよいです。
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ロッククライミングの練習場との分岐まで下ってくるとほぼ下山終了。あとは緩やかな林道を登山口まで。
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八徳の一本桜〜日和田山への縦走、これにて終了。天気が持てば、巾着田を経て奥武蔵自然歩道で飯能駅まで歩こうと思いましたが、日和田山の下山中に雨が降ってきたので高麗駅へ。
あっという間に終わってしまう桜の季節。せっかく開花したものの雨続きでモヤモヤしていましたが、今年も青空の山の桜を見ることができてよかった。
低山縦走であり、里山ハイキングのこの山域は、自由にコースを組み合わせることができるのでおすすめです。そして、桜の季節が素敵です。奥武蔵グリーンラインにあったカフェや茶屋を巡りながらも楽しそう。
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