2023.12.21(木)
天気: 曇り ☁︎ 時々 晴れ ☀︎
気温:25/17℃
歩き人たかちです(@takachi_aiina)
テ・アラロア21日目。昨日は、泊まる予定だった「Stillwater」の手前でトレイルエンジェルに出会い、素敵なゲストルームに泊めていただきました。オークランド手前の、深くて長い渡渉を回避する遊歩道が封鎖されていることをここで知ることに。
\ テ・アラロア20日目の記録はこちら /
今日は、ニュージーランド一番の大都市「オークランド」に戻ります。ここまでたくさんの人に助けられてきました。いろんな思いを胸に、まずは「ただいま!オークランド!」
*テ・アラロアで唯一、GPSのログを取り忘れました(記録開始を押したけど、スタートしていなかった)。正規ルート通りには歩いていません。
▲ 歩行距離:23km
ただいま!オークランド
渡渉終了地点まで車で送っていただくことになり、9時出発。それでも、夜更かししないから結局5時半頃目が覚める。
Tuiさんは今日、クリスマスの最終準備で「PAK’N SAVE」に行くとのこと。息子たちが帰ってきて、ご両親や兄妹も泊まりにくるので、毎年$500くらい買い出しをするらしい。さすが、規模が段違い。
車から渡渉地点を眺める。大きな川だったし、私が迂回しようとしていた遊歩道はやはり封鎖されていた。本当に助かった。
約570km地点まで送っていただき、今日のトレイルスタート。海岸と住宅街を行ったり来たり歩く。
住宅街で、犬の散歩をしていた女性が「この先、海岸に下りるところは今閉鎖されているからロードを真っ直ぐね!」と教えてくれた。トレイルノートに記載のない情報。お姉さん、ありがとう!
クリスマス3日前の金曜日。すでに夏のホリデーに入っている人たちも多いよう。場所によっては混んでいるし、今日は海岸と住宅街が近いから好きなように歩く。
自然の摂理があるように、人間界にも摂理がきっとある。誰かに助けられることで、自分も誰かの役に立ちたいと思うようになる。日常の中にはそんな支え合いが散らばっていて、優しさの連鎖を起こしながら人間は生きてゆく。人間は、独りでは生きてゆけない。
ロングトレイルは、それを日々ダイレクトに感じる。困っているとなぜか救世主が現れる。私は、それはロングトレイルの不思議だと思っていたけど、世の中はきっとそうやって成り立っている。自分がそれをどう受け取るか、が大切。
そんなことを考えながらオークランドを目指した。
手を繋いでいる老夫婦は素敵だなあ、と思う。「お互いを支え合っているだけ」という人たちもいるけど、いつまでもそんな夫婦でありたい。
Tuiさんが「TAKAPUNAは高級住宅街だ」と教えてくれて、海岸ではなく街を歩いてみた。オークランドよりも綺麗で、確かに高級感溢れる街。アイスもシングルで$7.5もする。
興味本位で街を歩いてみたけど、人が多くて結局そそくさ抜ける。
信号で停まっている車からおじさんが大きな声で「Are you doing Te Araroa ?」と聞いてきた。見た目アウトドアをしない感じのおじさんでも知っている3,000kmの道。今日も愉快。
港エリアに入り、ジェラート屋さんでアイス休憩しつつ$50札をくずす。
何も言っていないのに、お店のお姉さんは$10 × 2枚、$5 × 4枚でお釣りをくれた。ハイカーのことをわかりきっている。両替したいこと、バレバレだった。
ピスタチオとヘーゼルナッツのダブル!めっちゃ美味しかったけど、甘かったのか、食べたあと少し気持ち悪くなった。甘いの好きだけど。
「Devonport」に到着。すでにオークランドに入っているけど、ここを渡らないと実感がない。歩き出して21日、歩いた日々がどんどん過去になっていくのがちょっと寂しいけど、まだまだ先は長い。

ビル群が待っている
職員の人にチケット売り場を聞いたら券売機だった。片道$8。
14時頃の船に乗り、15分くらいであっという間に到着。街はすっかりクリスマスモード。
明日は靴を買うためのゼロデイ(休養日)なので、ホテルに2泊。初めてのゼロデイ。結構疲れているかもなあと、ドミトリーではなく1泊$40の個室を予約した。
普段持ち歩けない野菜を中心にいろいろ購入したけど、部屋に冷蔵庫がなかった。日本の感覚で買い込んでしまった。ゲストハウスはキッチンがあるから冷蔵庫が絶対あるけど・・・失敗。ジュースがぬるくなる。
歩き始め、オークランドに戻ってきたら「DAISO」でパックごはんとカラーを買うと決めたけど結局買わず。郷に従うことにした。レンジもなかったし。
明日は靴を買うために街をウロウロ。自分に合う靴はあるのだろうか・・・?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\ この記事がお役に立ちましたら /
よろしければ、応援よろしくお願いいたします。
コメント