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【 準備編 】ニュージーランドを長期で観光するためのビザは?3ヶ月以上の滞在で必要な「長期観光ビザ / ビジタービザ」のオンライン申請

Te Araroa

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

テ・アラロアを歩くにあたり、最長9ヶ月まで滞在できる「長期観光ビザ / Visiter visa」を申請・取得。

日本国籍のパスポートを所持している場合、3ヶ月以内の観光であればビザは不要です。

テ・アラロアは平均4ヶ月で、自分も4ヶ月計画だったので今回はビザを申請。

ワーキングホリデーのビザを予定していましたが、コロナで延期したことにより30歳を迎えました。ギリギリ申請できましたが、よく調べておらずビジタービザを申請するという…

*ニュージーランドは18〜30歳までワーホリ可能。申請時に30歳以下であれば、渡航時に31歳でも大丈夫です(ビザの発給後1年以内に入国すればOK)。

ニュージーランドのビザは全てオンラインで申請可能。今や大使館に行くこともなく、写真もスマホでOK。

初めてオンラインでビザを申請しましたが、とてもスムーズでした。「Visiter visa」に関して知りたいという方は参考にしていただければと思います。

[ オンライン申請のメリット ]

◼︎ ビザ申請料が無料
◼︎ 写真はスマホでOK(証明写真代不要)
◼︎ 手続きがスムーズ
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ニュージーランドに長期滞在するためのビザ

ニュージーランドを長期で観光(3ヶ月以上滞在)する場合"ワーキングホリデービザ""長期観光ビザ / ビジタービザ"の利用が一般的。30歳以下であれば、ワーホリのビザがおすすめです。

  ワーホリビザ ビジタービザ
年齢 18〜30歳
*申請から1年間有効。申請時30歳以下
であれば、渡航時31歳でも可能
*子どもを同伴しなければ既婚者もOK
なし
期間 12ヶ月 最長9ヶ月
(18ヶ月のうち9ヶ月。連続でなくても可)
就労・就学 可能
(就学は最長6ヶ月)
・就労不可
・就学は3ヶ月以内
残高証明

本人名義で4,200NZD / 6ヶ月程度
*申請時点では証明書不要だが
入国時に提示が必要

本人名義で1,000NZD/月以上
*申請時に書類必要
航空券 片道航空券でOK
*帰国の航空券代相当の資金を所持
していることを証明する必要あり
出国航空券の証明必須
*予約確定のPDFファイルなどを添付
胸部レントンゲン検査 必要な場合あり 6ヶ月以上滞在するならば
受診を指示される場合あり

ワーキングホリデービザ

◼︎ 18〜30歳の独身者、子供を同伴しない既婚者
◼︎ 12ヶ月の長期滞在が可能
◼︎ 就労可
◼︎ 就学可(最長6ヶ月)

長期で滞在・観光する場合に一番利用されるビザ。稼ぎながら旅ができるため、旅人には好都合。30歳以下の人たちはみんなワーホリのビザでした。

自分は勘違いをしていましたが"申請時30歳以下であれば、渡航時31歳でも利用可能"です。

申請から1年以内に入国すればいいので、30歳だからといって焦る必要はありません。31歳になる前にとりあえず申請しておくのもあり。

ワーホリで滞在している日本人の方に結構お会いしましたが、仕事は割と簡単に見つかるようです。

探し方はいろいろあるようですが「Backpacker Job Board」での仕事探しが主流だそう。ワーホリをお考え中の方は調べてみてください。

長期観光ビザ / ビジタービザ

◼︎ 最大9ヶ月(18ヶ月のうち9ヶ月。9ヶ月連続で滞在した場合、その後9ヶ月は入国不可)
◼︎ 就労不可
◼︎ 3ヶ月以内の学校に通学可

自分が申請した"長期観光ビザ(ビジタービザ)"。3ヶ月以上の長期観光や短期の通学に必要なビザです。6ヶ月以上滞在する場合はNZ移民局指定の病院で"胸部レントゲン検査"の受診を指示される場合があります。

日本はビザ免除国なので、日本国籍のパスポートを所持していれば3ヶ月以内の観光はビザなしでOK(後述しますが"NZeTA"という電子渡航証は必要)。

入国後にビザを申請することも可能ですが残高証明などの書類が必要であり、書類内容によっては"ビザが承認されない"リスクもあるため、日本で申請・取得してからの渡航がおすすめ。

ちなみに、テ・アラロアを3ヶ月以内にスルーハイクするのはハードです(北島か南島、どちらかのセクションハイクなら可能)。

仕事のホリデー事情などで3ヶ月計画で歩いていたハイカーは1日40〜50kmほど進んでいました。ロードも山岳地帯も関係なくガンガン歩き、サイドトリップもせずという感じで。

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「長期観光ビザ」の必要書類等

◼︎ パスポート
◼︎ 銀行の残高証明 (英文)
◼︎ マイナンバーカード or 運転免許証
◼︎ 出国航空券の証明
◼︎ IVL (国際観光税):35NZD

パスポート

国際線に乗る機会がないと確認を忘れがちですが"滞在期間 + 3ヶ月"の残存期間が必要。海外に行く!と決めたらまずはパスポートの有効期限を確認。

紛失時に少しでも手続きをスムーズにするため、コピーを持ち歩くとよいです。パスポートと同じ場所で保管すると一緒に紛失する可能性が高いので、サコッシュ以外の場所やお財布の中で保管。

銀行の残高証明 (英文)

長期観光ビザの申請には"銀行の残高証明(英文)"が必須。滞在費として最低「1,000NZD / 月」が必要です。申請時は「1NZD =88〜90円 」で、1ヶ月約9万円。5ヶ月滞在する場合は最低45万円以上残高にないと承認されません。

ニュージーランドの物価は日本の2〜3倍程度。現在の物価(2023〜2024年シーズンで計算)でテ・アラロアを4〜5ヶ月歩くとなると、現地での出費は40〜50万ほど必要になります(宿泊費の節約具合・外食の頻度などによる)。

残高証明は銀行の窓口で申請しますが、注意点は"前日までの貯金残高が証明される"ということ。申請当日に急いで入金しても、その分は反映されません。書類は1ヶ月以内に発行したものを添付。発行には1週間〜10日ほど時間がかかります。

証明書の添付はスマホで撮影した写真でOK。申請時に添付するため、現物をニュージーランドに持ち込む必要はありません。

出国航空券の証明

ワーホリのビザと異なる部分は"出国航空券の証明"が必要ということ。帰国、あるいは、第三国への出国を証明する予約がなければ申請はできません。証明は往路・復路ともに添付します。

ワーホリのビザは往路の片道航空券のみで申請できますが、出国の航空券代に相当する資金証明(1,500NZDほど)が必要です。

帰国の航空券の予約

添付するのは予約時に送られてくるPDFファイでOK。往路は日程を決めてしまい(変更不可の安い航空券)、復路だけ変更可能な航空券にしました。歩き終えたら帰国する予定で、4ヶ月+2週間ほどの日程で復路分を購入。サイドトリップを含めてこれくらいかなと。

IVL (国際観光税)

ビザの無有に関わらず必要な費用に「IVL(国際観光税)」があります。オンライン申請の場合、最後に「IVL」の支払い画面になりクレジットで支払い可能(35NZD)。

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"ビザなし"で必要な「NZeTA」

2019年10月1日より、ビザなしで渡航する場合「NZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)」の取得が必須になりました。

こちらは"ビザなし"の場合なので、ビザを申請してれば不要です。申請はWEBかアプリですが、アプリの方が少しお得。( WEB:23NZD / アプリ:17NZD )

*申請料は変更されている場合があるため最新情報要確認

承認には最大72時間ほどかかります。未申請だと飛行機の搭乗を拒否される場合もあるため、時間に余裕を持って申請してください。有効期限は2年間。

ビザなしで渡航する場合は「NZeTA(電子渡航認証)」「IVL(国際観光税)」それぞれの支払いが必須。


「NZeTA」申請書ガイド

https://www.globalnetnz.com/img/guide/eta_submit.pdf

「NZeTA」申請ページ

NZeTA | Immigration New Zealand
Official government website to request your NZeTA.

「NZeTA」申請アプリ

NZeTA
NZeTA
開発元:Ministry of Business, Innovation and Employment
無料
posted withアプリーチ
 
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ビザのオンライン申請手順

オンライン申請はニュージーランド移民局ホームページより行います。

[  申請手順  ]

①「RealMe」のアカウント作成
② 申請フォームの入力・書類添付
③ 「IVL(国際観光税)」の支払い

申請はPCでもスマホでも可能。スマホだからやりづらいということはありません。むしろ、保存しながら隙間時間に作成できるし、証明写真もスマホで撮影するためアップロードしやすくて便利です。

*この記事ではPC画面を中心に説明

↓ iPhoneの翻訳機能の使い方 ↓

iPhoneの機能で翻訳したいときは、翻訳したい範囲を選択して「翻訳」をクリック。上記写真のような感じで翻訳されます。

この翻訳機能のデメリットは"オフラインでは使用できない"こと(実践した限り…)。オフラインで翻訳する場合は「Google翻訳」などのアプリを使用。

アプリを開き、アカウントのマークをタップすると言語のダウンロードができます。言語のダウンロードをしないとオフラインでは使用できません。


①「RealMe」のアカウントを作成

ニュージーランド移民局ホームページで必要なビザを検索。「log in」をクリックするとビザ一覧に移ります。あるいは「Explore and select a visa」から検索。

希望のビザ(今回は「Visiter visa」)をクリック、さらに下の検索の箇所をクリックするとVisiter visaの一覧が出ます。観光で訪れる場合はシンプルな「Visiter visa(General)」を選択。

ビザの簡単な説明とともに、申請にかかる日数などの案内画面に移ります。「APPLY ONLINE」をクリック。

自分が申請したときは「90%以上・35日以内」という表示でしたが(上記写真では80%以内、3週間)、実際1週間で処理されました。早すぎて疑ってしまったほど。オンラインの場合申請料は無料なので費用は気にせず。

"RealMe"のログイン画面に移ります。「Create a RealMe login」からアカウントを作成。

はじめにメールアドレスを入力し「Send Code」をクリック。6桁のコードが送られてきます。

コードの入力欄が出てくるので、入力して「Confirm Code」をクリック。

ユーザー名とパスワードを設定して「Continue」をクリック。

電話番号は必須ではなく、ニュージーランドかオーストラリアの番号を持っている場合は入力。日本で予め申請する場合は空欄になるかと。

パスワードなどを忘れたときに使用する「秘密の質問」を3つ登録します。この手の質問を登録するときは"絶対に変わらないもの"を選択。自分はいつも「名前」関係のものにします。

「子どもの頃に訪れたお気に入りの場所は?」というような質問は忘れるのでやめた方がよいです。

最後に「シークレットPIN」の登録画面になりますが、これはオプション。よりセキュリティを高めたい場合は追加で設定。

すべての入力を終えたら「I accept the RealMe Terms of use」にチェックを入れて「Create」をクリック。これでアカウントの作成は終了。

② 申請フォームの入力

① アカウントにログイン
②「MY VISAS」クリック
③「APPLY FOR A VISA」をクリック
④ いくつかの質問に答えて「START MY APPLICATION」をクリック
⑥ Applicants"欄の「CONTINUE」をクリック
⑥ 各項目の入力へ

「RealMe」のアカウント作成後、そのまま続けると自動的にアカウントに入ります。アカウントだけ作成して中断した場合は再ログイン。アカウント内の「MY  VISAS」から申請を進めます。

申請フォームをこれから入力するという初めてのときは「APPLY FOR A VISA」をクリック。

作成途中の申請フォームがある場合は"Draft applications"の欄に表示されます。一番右の「▼」から「Continue」を選択して続きを入力。

申請フォームの入力へ進む前に、使用できるクレジットカードの種類や写真に関しての記載を確認。上記写真の赤線「Acceptable visa photo repuirements」をクリックすると、添付写真のサイズやデータ容量などの詳細を確認できます。

いくつかの質問に答えると取得すべきビザの種類が表示されます。希望のビザと相違がなければ「START MY APPLICATION」をクリック。

ページ内"Applicants"欄の「CONTINUE」をクリックして各項目の入力へ進みます。

[  申請フォームの各項目  ]

① Identity details (個人情報の詳細)
② Purpose of visit (渡航 / 滞在目的)
③ Character (人格 / 無犯罪証明)
④ Health (健康)
⑤ Employment history (職歴)
⑥ Relationship (婚姻関係)
⑦ Immigration assistance (ビザ申請に関する支援)
⑧ Supporting documents (証明書類)
⑨ Review and declare (確認・申告)

① Identity details (個人情報の詳細)

◼︎ Identity information (個人情報)
◼︎ New Zealand immigration history (渡航歴)
◼︎ Passport and birth details (パスポートと出生の詳細)
◼︎ National identity details (国籍の詳細)
◼︎ Other citizenships (他の市民権)
◼︎ Upload photo (証明写真添付)
◼︎ Contact details (連絡先の詳細)

最初は個人情報関連。"モノニム"という言葉を知りませんでしたが「ピカソ」とかそういう感じですかね。日本人の場合はフルネームで覚えることが多いし、一般人にはほとんど関係ないかと。

また、結婚で"姓"が変わっている場合「他の名前を使ったことがあるか?」という質問は「Yes」になります。日本ではあまり聞かれないような質問ですが、海外では割と普通みたいです。

次は渡航歴。ニュージーランドに渡航したことがある場合、下記の質問が出てきます。

↓NZに訪れたことがある場合

滞在延長で3ヶ月以上になるから申請をしているという場合、まだ出国していないので年・月の欄は空白で。

パスポートの詳細はパスポートの記載に沿って入力。

「National identity number (国民識別番号)」は、日本ではマイナンバーのこと。所持している場合は入力します。

マイナンバーカードがあれば海外にいても簡単に確定申告ができます。確定申告が必要で、申告の時期と旅ががっつり被る人は作成した方がよいです。

証明写真は1ページ目で添付します。ファイル形式とかピクセルは特にいじりませんでした。スマホで撮影した写真の背景や影、明るさなどを証明写真アプリで適当に編集したもので問題なし。


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最後に連絡先関係。住所、メールアドレス、電話番号を入力して2ページ目へ。

② Purpose of visit (滞在目的)

◼︎ Visit details (渡航の詳細)
◼︎ Your financial support (経済的支援 / 資金に関して)
◼︎ Your stay in New Zealand (滞在に関して)
◼︎ Parental permission (保護者の許可)

NZ移民局の観光パートナーの会員かどうか聞かれます。"Premium loyalty programme member"というものがあるようですが、よくわかりませんでした。

滞在中の資金などに関して。「宿泊費を前払いしている宿があるか」の質問で「Yes」と答えた場合、宿泊先の住所の入力と少なくとも"400NZD/月"を用意できるかという質問になります。仮に資金を用意できないの「No」にすると、滞在費をどう賄うかの説明を求められます(「Yes」の場合枠は出ない)。

また、前払いしている宿がなく「No」で答えた場合は少なくとも"1,000NZD/月"を用意できるかという質問に。宿の有無で用意すべき資金額が質問上は変わりますが、Visiter visaの条件は一応"1,000NZD/月"です。

Visiter Visaの場合"帰国あるいは他の国(第三国)への出国航空券の証明"が必要。証明は何を提出するかの質問は「I have evidence of a pre-paid booking(事前予約)」と「I have sufficient funds to purchase travel(航空券代相当の十分な資金がある)」の2択。航空券の証明も残高証明も提出するため、どちらを選択してもいいかと。書類の添付は最後にまとめて行います。

NZの出入国を何度かする場合は"マルチプルビザ"を要求します。隣のオーストラリアやタスマニア島に行ってまたNZに戻る場合など。

最後に「16歳未満の渡航者がいるか」の質問。12ヶ月以上滞在する予定の16歳未満の子どもがいる場合、いろいろな許可が必要になります。

③ Character (人格/無犯罪証明)

犯罪歴に関する項目。特に何もなければすべて「No」。「Yes」の場合、何の犯罪なのかなど詳細の記入欄が出ます。

④ Health (健康)

◼︎ Tuberculosis (結核)
◼︎ Medical care during your stay in New Zealand (滞在中の医療)
◼︎ Pregnancy (妊娠)
◼︎ Length of stay (滞在期間)
◼︎ Medical examination (健康診断)

病状に関する質問で「Yes」を選択すると詳細を記入する「Provide details」の枠が出ます。

妊娠中の場合、出産予定日とニュージーランドで出産するかどうかの質問に応答。

Visiter Visaで6ヶ月以上滞在する場合、NZ移民局指定の病院で"胸部レントゲン検査"が必要になる場合があります。

◼︎ 自国が結核のリスクが低い国リストに載っていない(日本は結核のリスクが低い国リストに載っている)
◼︎ 結核のリスクが低い国リストに載っていない国に、過去5年間で合計3ヶ月間以上滞在したことがある
◼︎ 申請項目に該当する

6〜12ヶ月未満の滞在では、上記に該当すると胸部レントゲン検査の指示を受ける場合があります。詳細は「NZ移民局のホームページ」で確認できます。病院の検索も可能(病院は北海道、東京、兵庫のみ)。

健康診断を受診した場合、必要な番号を入力する欄が出てきます。

⑤ Employment history (職歴)

職歴に関して。退職して無職の場合は「No」にチェックして終了。休職やフリーランスで職がある場合は詳細を入力します。

「役職または職名」の欄では、入力すると職業準分類(ANZSCO:Australian and New Zealand Standard Classification of Occupations )のリストが出てきます。当てはまるものがあれば選択(上記写真では仮にプログラマーとして「prog」まで入力)。

職業準分類に属していないものは「nec (not elsewhere classified) = 他に分類されていないもの」とされます。「nec」と入力するとさまざな業種が出てくるので、その中から該当するものを選択。

⑥ Relationship (婚姻関係)

◼︎ Relationship status(婚姻 / 交際関係)
◼︎ Current partner(現在のパートナー)
◼︎ New Zealand contacts(連絡先)

現在の婚姻関係に関して。「独身」や「離婚」など、交際関係がないものを選択した場合「Current partner」の欄は出ません。

◼︎ Single:独身
◼︎ Married:既婚
◼︎ in civil union:「同性婚」など法的に承認されたパートナー
◼︎ Partner:恋愛関係にある人(性別関係なく)
◼︎ de facto:事実婚
◼︎ Engaged:婚約中
◼︎ Divorced:離婚
◼︎ Sparated:別居
◼︎ Widowed:死別 / 未亡人
◼︎ Husband:夫
◼︎ Wife:妻
◼︎ Fiancé / Fiancée:婚約者

パートナーがいる、かつ申請に含まれていない場合はここでパートナーの詳細を入力します。パスポートを所持している場合はその詳細も入力。

NZの電話番号がある場合は「Yes」に続いて詳細を記入。3ヶ月まではビザなしで滞在できるため、入国後に申請する場合はNZの番号を持っているかと。

⑦ Immigration assistance (申請に関する支援)

ビザを申請するにあたり、申請代行(エージェント)などを利用しているかの質問。自分でオンライン申請をしている場合は特に問題ないですが、誰かに頼んでいる場合は「Yes」を選択。

続きの質問が出てくるので、誰に頼んでいるかを選択。

⑧ Supporting documents (証明書類)

最後に証明書類をアップロードしますが、いくつか規定があるため確認。

◾︎ 指定がない限り各書類のサイズは10MB以下
◾︎ 同じ要件の証明書類が複数ある場合一つのPDFファイルにまとめる
◾︎ 翻訳の書類は公式翻訳である必要がある

パスポートの証明もスマホで撮影した写真でOK。

「戸籍謄本・住民票」は"申請をより迅速に承認してもらうためのサポート書類"のため、わざわざお金をかけて発行する必要はありません。現時点では英文での発行が不可のため、添付する場合は翻訳が必要になります。翻訳は"公式翻訳"である必要があるため、たぶん、いろいろ面倒になるかと。

滞在を証明する書類には"航空券の予約(往路・復路)"を使用(航空券の証明専用のアップロード欄はない)。ロングトレイル目的であった自分の場合宿などの予約がないため、滞在の証明が航空券しかありませんでした。複数回の入出国をする場合、その証明書類も必要になります。

雇用主からの休暇承認はオプション。日本は退職者(あるいはフリーランス)がほとんどだと思いますが、中にはロングトレイルを歩いて戻れるハイカーフレンドリーな会社もありますね(羨ましい…)。

資金証明では銀行で発行した"残高証明"を添付(Statements欄)。書類の種類は「普通預金 / bank Savings」を入力しました。

申請フォーム②「Purpose of visit」のページにある"Your financial support"項目で「前払いしている宿があるか?」に「Yes」で答えた場合、ここでの証明は生活費として少なくとも"400NZD / 月"になります。「No」で答えた場合は"1,000NZD / 月"の証明に変わります(申請フォーム②のときと同じように、YesとNoで資金額が変わる)。

"1,000NZD / 月"バージョンの画面はこちら。

前払いしている宿がある場合、予約の証明をアップロード。

追加で添付できる(したい)書類があれば「その他の証明」欄で追加します。なければ一番最後に✔︎チェックをつけて完了。

⑨ Review and declare (見直し・申請宣言)

承認されるとメールとともにPDFファイルが届きます。RealMeのマイページでも状況を確認できます。
オンライン申請ではパスポートにビザラベルの添付がないため、承認のPDFをコピーして持参。ニュージーランドで提示を求められることはありませんでしたが、往路の飛行機の搭乗手続きの際に「Visaはありますか?」と聞かれコピーを見せました。
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オンライン以外でのビザ申請

◼︎ 申請センター窓口に直接提出
◼︎ 郵送で申請
◼︎ ビザ申請代行に頼む

ニュージーランドのビザはオンライン申請が推奨されています。申請センターへ直接行く場合、書類を印刷・記入、写真を準備、来館予約・・・時間も申請料も労力もかかるため、オンライン申請がおすすめです。

[ ニュージーランドビザ申請センター ]

〒104-0045 東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス8階

2024年5月に新橋から移転し、上記の新しい住所になりました(*情報は古くなるため、訪れる前に最新を確認してください)。


*ビザは、ニュージーランド留学センター」を参考に申請しました


ニュージーランドの美しい風景を残すならカメラのレンタルがおすすめです。購入前に、気になるモデルを試したい方もぜひ!

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まとめ

オンラインによりビザの申請が簡単で便利になりました。時間とお金が節約できるため、オンライン申請を推奨します。

学生の頃、ケニアのビザを申請するために大使館へ行きましたが、なんだかすごく面倒だった記憶です。

3ヶ月未満の滞在であればビザは不要なので(「NZeTA」と「IVL」は必要)、旅行者に「長期観光ビザ / ビジタービザ」はあまり需要のあるものではないかもしれません。

しかし、"ワーキングホリデービザが使えない・3ヶ月以上滞在したい・TA歩きたい!"という場合は参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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