歩き人たかちです(@takachi_aiina)
手袋の"タッチパネル対応"に、毎冬イラッとしています。反応がよくないから。
「タッチパネル対応」がつくられた当初に比べれば、多少はよくなっていると思いますが、それでもスムーズとはいえない。
ちょっと道を調べたいとき、写真を撮りたいとき、街でも山でも結局手袋を外す・・・煩わしい!
そのストレスを解消してくれる手袋、やっと見つけました!
フォックスファイヤー
「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」
この手袋のおかげで、冬がめちゃくちゃ快適になりました。なぜ、もっと早く買わなかったのか。
◾︎ 自転車でGoogleマップを使いたい
◾︎ 冬の山でiPhoneのカメラをストレスフリーで使いたい
◾︎ 手袋をはめたまま"細かい作業"をしたい
スマホやカメラの操作、靴紐を結ぶなどの細かい作業を、手袋をはずすことなく行いたい方!とっても!おすすめのアウトドアグローブです。
冬用の手袋(グローブ)選びで重視したポイント3つ
\ 重視したポイント/
② 滑り止めがついている
③ フィット感・ストレッチ性(着け心地)
① 主要な指を出せる(操作性)
タッチパネルへのイラつきを解消するために一番重視したポイントは、"主要な指を出せる"こと。
「反応がよい」「改善された」と謳っていても、実際は微妙なことも多々あります。
冬用の手袋は厚みがあるため、夏用の手袋よりも反応が悪いことが多いです。
素手に勝るものはないため、"指出し可能"なモデルに絞りました。
雪山では、手袋を外すことにリスクがあります。凍傷の恐れや、手が冷えることで操作性に影響が出ます(ピッケルなどをうまく扱えない)。
露出は最小限に抑えたいし、手袋が風で飛ばされようものなら致命的。
「手袋を外さず操作性を上げる = 指出し」
という結論に至りました。どうしても写真を撮りたいので、スマホやカメラを操作すること前提の考えです。
② 滑り止めがついている
スマホを落とさない、ボトル(魔法瓶)の蓋の開閉をスムーズにする、ピッケルを持ちやすくする、ロープや鎖が滑らないように・・・
あらゆる面で、滑り止めは必要です。日常生活でも、スマホやボトルの開閉などには役立ちます。
スマホは特にツルツル滑るので(カバーの素材による)、滑り止めの有無で快適性が変わります。
③ フィット感・ストレッチ性(着け心地)
冬に限らず、手袋を選ぶポイントとして重要な"フィット感・ストレッチ性"。
◾︎ アイゼンやワカンの着脱
冬は特に、ごちゃごちゃした細かい作業が多いので、手に合っていなかったり、手の動きが制限されるとストレスになります。
ストレッチ性に関しては、"着脱がスムーズか"も大事なポイント。
手首の部分は、"フィット感を重視した細めのつくり"になっているモデルもあります。
その場合、ストレッチ性や縫製によっては脱着しづらい可能性も。試着をしてご確認を。
フォックスファイヤー「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」概要
サイズ | 男女兼用XS〜L |
重量 | XSサイズ実測:38g |
素材 | ・ポーラテック(R)パワーストレッチ (ポリエステル60%・ナイロン30%・ポリウレタン1 10%) ・ドットプリントフリース (ポリエステル92%・ポリウレタン8%) |
素材は「ポーラテック」で、軽くて暖かい。通気性・吸湿性が良く、皮膚をドライに保ちます。
薄すぎず、厚すぎず、"中厚手"程度の厚みだと感じます。
「ポーラテックパワーストレッチ」の特徴は、"4方向にストレッチする"こと。手を思いっきり広げてもストレスがなく、抜群のストレッチ性です。
左右ともに、"親指・人差し指・中指"の3本を出せる仕様。
手首にはループがあり、カラビナや紐を付けて失くさないようにアレンジできます。
*「株式会社ティコム」公式サイトはこちら
「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」使用レビュー
\ お気に入りポイント /
◎ 生地がブラブラピロピロしない
◎ ストレッチ性・フィット感抜群
◎ 凸凹強めの滑り止めがよい
◎ 雪山にも対応する厚みと暖かさ
◎ 手が小さい人にも対応する「XS」サイズ
「フィンガーレス」ではなく「フィンガースルー」
"指出し"のグローブで調べると、「フィンガーレスグローブ」ばかりヒットします。
「フィンガーレス」のモデルはたくさんあります。しかし、「フィンガーレス」は指が完全に出ているため、それでは寒いし、雪山では使えない。
基本は指を覆っていて、必要なときだけ出す
雪山でも使えそうな、このタイプの手袋はありそうで意外と少ない。「ミトン」がヒットしてしまう(ミトンは結構ある)。
生地がブラブラピロピロしない
指を出せるように切れ目が入っているのは、"第一関節よりも下"で少し深め。
めくる生地が長めなので、ブラブラピロピロせず、邪魔になりません。この長さが絶妙によい。
もう少し指を出したい、というときも、深めにめくれば邪魔にならない。作業中にめくった部分が戻ることもありません。
ストレッチ性・フィット感抜群
厚みのある手袋は"手を入れづらい"こともありますが、ストレッチ性が抜群なので問題なし。
手首の部分もぴったりフィットで、隙間風が入らなくてよい。衣服の上に被せると隙間がよりなくなり、ズレにくくなる。
指出しの生地が重なる部分は少しボコっとしていますが、使用上問題なし。自分は、気にもなりません。
凸凹強めの滑り止めがよい
滑り止めは、指を含めた手のひら全体に加工されています。
点の滑り止めですが、凸凹はそれなりの厚みがあり、簡単に擦り切れることはなさそう。
使用を重ねるうちに多少薄くなるかもしれませんが、寒い季節限定の手袋なので、そんなに心配しなくてよいかと。
雪山にも対応する厚みと暖かさ
内側は、起毛地で暖かいです。中厚手程度の厚みなので、冬の間幅広く使えます。
雪山でも、天候がよければ1枚で行動しますが(自分の場合)、それにちょうどよい厚みだと感じます。
多少通気性があるので風が強いと寒いですが、蒸れにくいので、そこまで風が強くない状況では重宝します。
手が小さい人にも対応する「XS」サイズ
手袋選びの個人的な問題は"手が小さい"こと。
男女兼用で「XS」から展開しているメーカーも多いですが、"その「XS」が大きい"ことが悩みで、女性用の種類が豊富な「モンベル」ばかり使っています。
しかし、「パワーストレッチフィンガースルー」のXSサイズは、自分も使えるサイズ感!
画像出典:Foxfire
自分の手長を測ってみると、ちょうど16cm。
メーカーによっては17〜18cmスタートも少なくないので、15〜16cmからのモデルはありがたい。
手長や手囲いが合っていたとしても、"指の幅にあまりがある"場合もあるので、手袋は試着購入がおすすめです。
*「株式会社ティコム」公式サイトはこちら
雪山のグローブとして使うときの注意点!
雪山で5本指のオーバーグローブと合わせる場合、モデルによってキツさを感じる可能性があります。
1枚での使用や、ミトングローブと合わせるなら特に問題ないですが、5本指の場合は要確認。
タッチパネルのイラつき解消にはキースマート「ナノスタイラス」もあり?
タッチパネルのイラつき解消アイテムとして、キースマート「ナノスタイラス」も検討しました。
画像出典:HIGHMOUNT
2g、全長48mmの超軽量なタッチペン
指出し可能な手袋でも、オーバーグローブで再びストレス発生。しかも、オーバーグローブの着脱はさらに面倒。
画像出典:HIGHMOUNT
写真目的でスマホを操作したいことがほとんどで、文字を打つわけではない。大雑把にタッチできればいいなら、この程度のものでよいのではないかと。
ストラップのようにスマホに付けておけばスムーズに使えるし、紛失もしない。
結局購入はしていませんが、このようなミニギアで解決するのもひとつの方法。
まとめ
タッチパネルにイラつかない、操作性抜群のフォックスファイヤー「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」を紹介しました。
手袋をはめたままスマホをストレスなく操作したい!細かい作業は素手でやりたい!
そんな方に、おすすめです。
ちょうどよく"指出し"ができるモデルは意外と少なく、個人的には、本当に便利だと感じています。
冬の街サイクリングでも、Googleマップをストレスなく見られる。山でも街でも、どこでもスマホを使うので、重宝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\ 記事がお役に立ちましたら /
よろしければ、応援よろしくお願いいたします。
コメント