*アフィリエイト広告が含まれています
スポンサーリンク

1000km以上破れなかったモンベル「カミコソックス」蒸れと臭いに悩む人におすすめの夏の最強靴下!

山 の 道 具
歩き人たかちです(@takachi_aiina

モンベルの隠れた名品「カミコ(KAMICO)ソックス」。ウールと化繊のアウトドア用ソックスがずらりと並ぶ中にひっそりとありますが、個人的にモンベルで一番おすすめの靴下。
立ち仕事で長く愛用していましたが、機能性と耐久性の良さから、ニュージーランド3,000kmのロングトレイル装備として選びました。

結果、1,000km以上破れなかった

化繊のメリット「吸水速乾性・耐久性」と、ウールのメリット「吸湿性・防臭性」を合わせ持つ「カミコソックス」。

特に、"蒸れ"と"臭い"に悩む人にはおすすめ!

一度履くと手放せない、モンベル「カミコソックス」をご紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「カミコ(KAMICO)」とは?

 

「カミコ(KAMICO)」とは、マニラ麻からつくられた"紙糸"をベースにした素材。

シャリッ、ザラッ、とした独特の風合いに清涼感があり、吸湿性の高い紙素材が汗の不快なベタつきを抑えてくれます。

日常のウェアにはコットンを3〜5割、アウトドア用の靴下にはナイロンとポリエステルをそれぞれ約3割混紡。用途に合わせた風合いや強度・速乾性を持たせています。

「カミコ」は化繊以上の乾きの速さにより防臭効果が高く(濡れている時間が長いとその分菌が増殖する)、化繊とウールの長所を合わせたような機能を発揮。日本の高温多湿に最適な素材です。

スポンサーリンク

「テ・アラロア」に求めた靴下の機能

 

◾︎ 速乾性
◾︎ 蒸れにくさ
◾︎ 防臭性
◾︎ 耐久性
★ 水はけの良さ

ロングトレイルでは、アウトドア用の靴下に必須の「速乾性・蒸れにくさ・防臭性」に加え、長距離に対応する"耐久性"も必要。

さらに、ニュージーランドの「テ・アラロア」では渡渉が非常に多く、道もドロドロ。足が濡れない日はない、とうほどなので、"水はけの良さ"も重視。

泥沼トレイルは日常茶飯事

速乾性・耐久性・水はけを優先するとウールより化繊。できれば防臭性も・・・と考えたとき、最適なのが「カミコソックス」でした。

スポンサーリンク

ロングトレイルの相棒「カミコ クロスランナー5トゥソックス」レビュー

カミコソックスにはトラベル用とアウトドア・スポーツ用があり、「カミコ クロスランナー5トゥソックス」はアウトドア・スポーツ向け。

アンクルソックスほど短くなく、山用ほど長くない、ちょうどよい長さ。

サイズ S:22〜24cm
M:24〜26cm
L:26〜28cm
  平均重量   57g
素材 紙糸プラス(つま先・かかと)
ポリエステルナノファイバー  
厚み 薄手・パイルなし
特徴 L字パターン・補強
Can scroll

ドライ感がすごい!速乾性と蒸れにくさが優秀

通気性・吸防湿性に優れ、化繊以上の速乾性を発揮するので、1日30〜50km歩くようなロングトレイルでも"蒸れ知らず"と言えるほどのドライ感。

ザラっとした素材は肌離れがよく、発汗量が多い運動や夏場、長時間靴を履くシーンでの機能性はピカイチです。

ちょっと蒸れたな〜と思っても、靴を脱いで解放すればあっという間に乾いています。

1000km以上履いても破れなかった抜群の耐久性

3,000kmで使用した靴下は2.5足(2足現地廃棄、1足は帰国後も使用)。現地で自分に合う靴下(実寸22cm)がない可能性も考え4足持参しましたが、予備の靴下は結局使わず。

\ 1,000km以上履いたときの状態 /

力を入れる親指の腹と母指球周辺が薄くなったものの、破れてはいない。

かかとは、薄くなったかどうかもわからないほど。はぼ無傷といっても過言ではない。

「カミコソックス」の耐久性の良さを実感し、荷物を軽くするためこの時点で1足廃棄。ここまで破れないとは思いませんでした。

「臭わない = ウール」の概念を覆す防臭性

化繊の防臭効果(加工)には限界があるため、天然素材のウールには勝てない。技術がどれほど発展しても、やはり「臭わない = ウール」になってしまいます。

アウトドア用の「カミコソックス」はシリーズの中でも速乾性が非常に高く、化繊以上。濡れている時間を極力短くすることで、臭いの元になる菌の発生を最小限に抑えています。

個人的な感想は「化繊 < カミコ < ウール(化繊以上ウール未満)」ですが、臭いに関しては個人差あり。「ウールと同程度臭わない」という人もいます。

テ・アラロアでは最大8日間、約160kmの縦走がありました。途中沢で2回水洗いをしましたが、特に気にならない程度の臭いで終了。

帰国後の山やロングトレイルでも3〜5日洗わずに履き続けましたが、化繊のように「くっさー・・・」とはならず。乾きが早く臭いにも強い、最強の靴下だと感じています。

沢登りにも最適な水はけの良さ

濡れてもすぐ乾く速乾性の高さから、沢登りや水遊びにも使えるウォータースポーツ用のKAMICOトレッキング スプリット トゥ ソックス Men’sもラインナップされています。

紙糸自体"水はけ"が良く、肌離れも良いため濡れた状態が続いても不快感はさほど感じませんでした。

テ・アラロアでは、繰り返しの渡渉による足が常に濡れている状態で30〜40km歩いても、水膨れなどは一度もできませした(個人差あり)。

アンチグリース加工で滑らない

 

画像提供:モンベル / 作成:筆者

ランニング向けの「カミコ クロスランナー5トゥソックス」と「カミコ クロスランナー ソックス」は、つま先とかかと(グレー部分)にグリップ力のある極細繊維を使用し、靴内で足が滑りにくい仕様(アンチグリース加工)。

もともとザラついた素材で滑りにくいですが(カミコソックス全般)、「クロスランナー」シリーズは特にグリップ力が高い。

「テ・アラロア」はアップダウンが激しいトレイルですが、靴紐が多少緩んできてもインソールとの摩擦が効き、靴の中で足が遊ぶ感覚はほとんどなく、非常に歩きやすかったです。

スポンサーリンク

立ち仕事や革靴にも!トラベル用のカミコソックス

立ち仕事から夏の常用として愛用しているトラベル用の「カミコソックス」(写真は旧モデル)。

仕事(立ち)では1年中、2〜3日に1回くらいの頻度で4年以上履き続けましたが、かかとに少し毛玉ができた程度。

シリーズが増えて追加購入し、1週間に1回くらいの頻度になりましたが、購入から約10年経った今も現役。

多少硬くなりましたが、緩みやゴムの伸びは特になく、捨てるタイミングがわからないほどの耐久性を発揮しています。コスパ抜群。

夏場は特に、「カミコソックス」以外履けなくなりました。革靴など、蒸れやすい靴を履く方には本当におすすめ!カラーや形、長さのバリエーションが増えたので、用途に合わせて選びやすくなっています。

モンベル公式HP「カミコソックス」シリーズ商品ページはこちら

スポンサーリンク

カミコソックスの【デメリット】は?

◾︎ 長年使うと生地が硬くなる
◾︎ 人によっては肌触りが合わないかも?

長年使うと生地が硬くなる

長年使用すると、購入当初の柔らかさがなくなり多少硬くなります。ザラっとした素材がさらにザラつく感じと、ゴムが硬化する感じ。

アウトドアの場合、土や泥が繊維の間に入り込むので、日常使用に比べて硬くなるのが早め。

テ・アラロアで泥が染み込みまくっている

硬さが出てくると、履くのに手間がかかる5本指はさらに煩わしくなります。

耐久性が良くなかなか破れませんが、履き心地が悪くなってきたら買い替えのタイミングかもしれません(個人的にはあまり気にしていないので破れるまで使います)。

人によっては肌触りが合わないかも?

ザラッとした生地は清涼感がありますが、ウールやコットンのような"優しい肌触り"ではないので、苦手だと感じる人もいると思います。

肌に合うかどうか、購入前に店頭で確認することをおすすめします。

スポンサーリンク

「ドライマックス」と「カミコソックス」どちらがおすすめ?

 

ランニング(トレラン含む)界隈で人気のドライマックス。水はけとドライ感が評判なので、テ・アラロアでライト・トレイル・ラン(1/4Crew)使用してみました。

個人的な感想は、総合的に「ドライマックス」よりも「カミコソックス」の方が良かったです。理由は、「ドライマックス」は"靴の中で滑る感覚が強かった"から。

テ・アラロアではトレランシューズを4足使用(TOPO、サロモン、アルトラ2足)しましたが、すべての靴で滑る感覚がありました。

「カミコ クロスランナー 5トゥソックス」のグリップ力がとても良かったので多少の滑りも気になり、「ドライマックス」はロード歩き、「カミコソックス」は不整地(山)メインで使用しました。

800〜1,000km弱程度使用した状態の「ドライマックス」。「カミコソックス」同様、親指の腹と母指球周辺は薄くなりましたが、かかとは破れていません。

水はけや耐久性は「カミコソックス」に負けず劣らずでしたが、防臭性は劣りました。使い込んでも生地が硬くなりにくい点はメリット。

スポンサーリンク

まとめ

モンベルの隠れた名品「カミコソックス」をご紹介しました。

"蒸れ"と"臭い"に悩む人には、ぜひ試してほしい!

日常の不快感からハードなアウトドアまで大活躍の「カミコソックス」。抜群の夏の最強靴下です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

\ 記事がお役に立ちましたら /

応援メッセージでサポート!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村

よろしければ、応援よろしくお願いいたします。

コメント

Copied title and URL