歩き人たかちです。
歩く距離が長くなるほどこだわりたい靴下。
サイズ感、履き心地、素材、耐久性、速乾性…
中厚手・厚手の靴下から始まり、だんだん薄く、だんだん短くなって今では薄手のくるぶし丈を愛用しています。
以前、お遍路でTABIO SPORTSの「レーシングラン5本指」を使用してみました。履き心地やサイズ感は良かったのですが、防臭と肌触りはやはりウールがいいなあと。300〜400kmほど歩いた時点で踵に穴が空き、縫い合わせながら1200km使用。足裏の滑り止めはすごく気に入っていますが、ロングトレイルにはあまり向かなかったなという印象です。
現在は、ロングトレイルにも適している「OLENO」と「HIKER TRASH」の靴下を使用しています。
「OLENO」と「HIKER TRASH」
OLENO
ーーーーーーー
OLENOは、1953年に創業した奈良の老舗靴下メーカー「昌和莫大小株式会社」のファクトリーブランドであり、2017年から始まりました。
ファッション性と機能性を融合させた高機能ソックスで、スポーツからアウトドア、日常まであらゆるシーンの靴下が揃っています。
HIKER TRASH
ーーーーーーーーーー
イラストレーターでありアメリカの3大トレイルを歩いたトリプルクラウンの河戸良佑さんと、奈良県に本社を構える「RoToTo」が共同制作したハイカーのための靴下。
実際にアメリカのロングトレイルを歩く河戸さんからリアルタイムのフィードバックを受け、2年の歳月を経て原型が完成した情熱のロングトレイル仕様です。
山旅ソックスに求めること
靴下に何を求めるか。これは、山行スタイルによりさまざまだと思います。私の場合、重視するのは「 素材・速乾性・耐久性 」の3つ。
素材
ーーーーーーー
個人的に靴下はやはり"ウール"がいいし、推奨します。ウールは吸湿性、化繊は吸汗性が◎。
靴下の中は蒸れで溢れ、水滴ではなく"水蒸気"なので吸湿性のいいウールの方がドライな履き心地。おまけに天然繊維で肌触りもいいし、防臭効果も絶大。
デメリットは化繊よりも乾きにくく、耐久性が低いこと。しかし、耐久性のある化繊を混紡することで、ウールのデメリットを大きく解消しているものも多くあります。
速乾性
ーーーーーーー
ロングトレイルでは「 洗う → 乾かす → 履く 」のサイクルが永遠に続きます。しかも、手洗いであることが多く脱水はできないので速乾性は大事。
初めて歩いたスペインのロングトレイルでは、薄手の5本指ソックス(スポーツ用)に中厚手のウールソックスを重ねていました。今でこそ「何でそんな暑苦しいことしていたんだろう」と思うのですが、ウールの中厚手がなかなか乾かずいつもザックにブラブラさせながら歩いていました。
防水の靴でも、ローカットの場合例えば朝露たっぷりのトレイルを歩くと靴の中は水溜りになります。テント場でもさっさと乾いてほしい(寒い時期は特に)。結局、靴も靴下も乾きやすいに越したことはない。
耐久性
ーーーーーーー
歩き続けるにはそれなりの耐久性も必要。日本なら途中で買い換えることは難しくありませんが(モンベルがほぼ全国にあることは日本の強み)、海外トレイルではそうもいきません。
「薄手が好き」「ウールが好き」という条件とは相反しますが、できる限り耐久性が高いものがいい。
ーーーーーーー
靴下に求めるものは人それぞれ。余談ですが、年齢を重ねるごとに足裏の脂肪層(クッションの役割)は薄くなるため、骨に響く場合は厚手でクッション性のいいものをおすすめします(中敷で補っても◎)。
OLENO「プレミアムアウトドアソックス」
OLENOで選んだのは「プレミアムアウトドアソックス」。
重量 | Sサイズ(22〜24):36g( 実測 ) |
素材 | ウール:53% ポリエステル:23% ナイロン:21% ポリウレタン:3% MADE IN 奈良 |
アウトドアに必要な耐久性と快適性を兼ね備えたモデル。極細のメリノウールと、最新紡績技術でウールの風合いはそのままで強度を2倍以上に引き上げた素材「NIKKE AXIO(R)」を採用しています。超高密度に編むことにより、耐久性能も抜群。
[ プレミアムアウトドアソックスの特徴 ]
◾︎ つま先左右非対称の設計
◾︎ 甲部のメッシュで通気性の向上
◾︎ ソール部高密度パイル構造
◾︎ ウールと化繊のハイブリッド
◾︎ 踵のフィット感(バルーンヒール)
◾︎ ハンギングループ
私は、足指の間をドライに保てる5本指ソックスを好みます。また、足指の自由度が高く、しっかりと大地を踏みしめられる感覚がとても好き。
画像出典:OLENO
OLENOには「パフォーマンス5フィンガーウール ショート」というウールを76%使用した5本指ソックスもありますが、それではなくプレミアムアウトドアソックスにしました。理由は、耐久性とハイキングループが優れていると判断したため。
左右非対称・アーチサポート
ーーーーーーーーーーーーーーー
画像出典:OLENO
プレミアムアウトドアソックスは"左右非対称"デザイン。左右があるメリットは「つま先の余りが少なくなる」こと。無駄なくぴったり履くことで靴下の中でのズレが生じにくいので、快適に歩けます。
パッと見は特に変わらない感じですが、履いてみると一本一本の指の凸凹がはっきりと出て余りがない。つま先に縫製はないので、人差し指から小指にかけてぴったりフィット。
土踏まずの部分にはテンションを高めた"アーチサポート"があり、履いたときにキュッとなる程よいホールド感が気持ちよい(タビオの方がサポート(圧着)感はありました)。
通気性とクッション性
ーーーーーーーーーーーー
甲の部分はメッシュで通気性がよくなっています。周りと比べても明らかに生地が薄め。
足裏部分はパイル構造で適度なクッション性(裏返しています)。中厚手というほど厚くもなく、薄手と中厚手の中間くらいの生地感。必要な部分だけ少し厚くなっているのが◎。個人的には、甲の部分まで厚くなくていいと思っているので。
ウールと化繊のハイブリッド
ーーーーーーーーーーーーーーー
プレミアムアウトドアソックスは、ウールと化繊が半々のハイブリッド素材。「吸湿性・防臭性」に優れたウールと、「速乾性・耐久性」に優れた化繊の混紡。
ウールが50%配合されているだけでも「もう1日履いてしまえ〜」という気分になります。しかし、理想としてはもう少しウールの割合が多いと嬉しい(80%くらいあると防臭性がだいぶ違う)。
個人差はありますが、夏の2日間履いても気になる臭いは特にせず快適。3日目以降は、ウールの配合率が高い「HIKER TRASH」に軍牌が上がりました。2泊3日なら、1足で通しても臭いは特に気にならないかなと。
踵のフィット感
ーーーーーーーーー
アヒル口のように飛び出している踵。これは、OLENOの靴下の特徴でもある"バルーンヒール"。丸い踵を包み込むために、バルーン形状になっています。この形状であることによりフィット感は抜群。
足裏だけでなく踵全体までパイル構造になっていて、アウトドアで酷使する踵への衝撃やストレスを軽減してくれます。
踵の生地が余っていると、豆や靴擦れの原因になります。歩いていてもズレることもなく、フィット感はとてもいい。
ハンギングループ
ーーーーーーーーーー
ロングトレイルには嬉しい"干しながら歩ける"ハンギングループ。
HIKER TRASHの靴下もそうですが、踵の部分にはカラビナやアクセサリーロープを通せるようになっています。
スペインのロングトレイルのときは、洗濯バサミにたこ糸をつけてザックにブラブラさせながら歩いていました。それを見た海外のハイカーが「ナイスアイディアだね!」なんて言ったりして。なんだか生活感丸出しだったけど、いろんな人の工夫を見るのも楽しくて。ただ、洗濯バサミだと紛失問題もありました。
そんな記憶から、ループのある靴下は画期的だなと。カラビナなら"失くさない"という安心感も強め。どこにでも引っ掛けられるし、とても便利です。
サイズ感
ーーーーーーー
画像出典:OLENO
プレミアムアウトドアソックスの一番小さいサイズは「22-24」。足の小さい女性でも履きやすい、フィットしやすいサイズが用意されています。
私は22cmでギリギリ範囲内ですが、ぐっと履いても余りはありません。
OLENOまとめ
素材・厚み・耐久性・フィット感。くるぶし丈のアウトドアソックスではとてもバランスが良いと感じます。
足裏から踵周りにはクッション性を持たせ、甲の部分はメッシュ構造で通気性がいいというのも、無駄がなくお気に入り。
そして、何といっても"フィット感がとてもいい"。足首周りまでピタッと肌にくっついているようで、ズレる心配がありません。
長期のロングトレイルにはまだ使用していないのでそのあたりの耐久性は未知ですが、今後機会があれば使用したいと思います。
「プレミアムアウトドアソックス」に関して
クラウドファンディングにて生まれたソックスですが、当初は「ハンギング・アウトドアソックス」という名の予定だったようです。
HIKER TRASH「ZEN SOCKS ”HIKE&RUN”」
お洒落ハイカーはみんな履いているのでは?というほど山でもよく見かける「HIKER TRASH」。
画像出典:HIKER TRASH
「ショートパンツ+HIKER TRASH+ローカット」の組み合わせが可愛いですよね。
しかし、今回選んだのは"HIKE TREK"シリーズではなく、"HIKE & RUN"シリーズの「ZEN SOCKS」。足袋型の靴下です。
重量 | Sサイズ(23〜25):38g(実測) |
素材 | ウール:80% ナイロン:9% ポリエステル:8% ポリウレタン:3% MADE IN 奈良 |
OLENOの方が重量があると思いましたが、サイズの関係かHIKER TRASHの方が2g重かったです。
[ ZEN SOCKSの特徴 ]
◾︎ 足袋型が快適(サンダル◎)
◾︎ 程よいフィット感
◾︎ 薄手だけど耐久性が高い
◾︎ 防臭性が高い(ウール80%)
◾︎ 他のウールソックスよりも蒸れ感が少ない(と感じる)
◾︎ カラビナループ
◾︎ サイズについて
とにかく履き心地が良い
ーーーーーーーーーーーーー
HIKER TRASHに足を通して歩いたときの感想は・・・
めちゃくちゃ履き心地いいんだけど!?
ウールソックスの中でも特に履き心地が良いと感じました。サラッと柔らかく、肌触りがとてもいい。何より、縦走でずーっと履いていても蒸れ感が少なくとっても気持ちがいい。
暑い時期は靴下内の蒸れも気になりますが、HIKER TRASHに関してはその蒸れ感もほとんど気にならず(OLENOでは多少気になることもありました)。薄さもあると思いますが、ウールの吸湿性が最大限発揮されているような感じで、歩き続けてもドライでサラッとした感覚。
足袋型が快適
ーーーーーーーー
HIKER TRASHの靴下で唯一足指が分かれている「ZEN SOCKS」。5本指ソックスを好むこともあり、親指だけでも独立しているものを試してみようと思いこちらにしました。
親指が独立していることで、母指球でしっかりと大地を踏み締めている感覚があります。5本指に比べると自由度は劣りますが、踏ん張りどころの親指だけでも自由だとやはり違いますね。
画像出典:HIKER TRASH
鼻緒のあるサンダルでも問題なし。
指の部分には最低限の縫製があります。しかし、出っ張るような縫製ではなくゴロつきが少ないつくりになっているので、歩いていて「痛い」「気になる」ということは特にありません。
程よいフィット感
ーーーーーーーーーーー
通常よりもゆったりと編まれており、特殊なストレッチ糸を使用することで程よいフィット感に設計されています。
かかとは立体的になるように大きく編まれています。幅広に入ったアーチサポートによりズレにくい仕様。OLENOのキュッとした見た目と比べるとゆるふわな感じ。
締め付け感があるわけではなく、かといってズレることもない。とても絶妙なフィット感です。圧着系の靴下を好む方には物足りなさがあるかもしれませんが、長時間履くことを考えると気持ちのいい程よさ。
薄手だけど耐久性が高い
ーーーーーーーーーーーーー
HIKER TRASHの靴下は、防縮メリノウール糸とナイロン糸を一緒に編み込むことで耐久性が高めています。
「ZEN SOCKS」の生地は薄手。足裏も甲の部分も同じ厚みになっています。私の場合、ローカットシューズには薄手の靴下との相性がいいと感じているため、この薄さが気に入っています。しかし、薄くても耐久性に自信のあるHIKER TRASH。
荒々しいアメリカのトレイルを1日40km以上歩く河戸さんは、試作品をことごとく破壊。リアルタイムでフィードバック、破壊される度にグレードアップ。それを繰り返しながら、2年の歳月を経てようやく原型モデルが完成がしました。
HIKER TRASHには種類がいくつかありますが、ソックスの耐久性を測る摩耗試験では足袋型ではないくるぶし丈のもの(HIKER TRASH ”HIKE&RUN”)が一番耐久性が高くなっています。そして、ZEN SOCKSは2番目。足裏がパイル編みでクッション性が高くなっているモデルよりも、くるぶし丈モデルの方が強い。
防臭性が高い
ーーーーーーーー
HIKER TRASHの靴下にはウールが80%ほど使われています(ものにより79%)。そのため、防臭性も高め。OLENOの「プレミアムアウトドアソックス」はウール53%なので、履き続けたときの防臭効果はやはりHIKER TRASHの方が優秀です。
信越トレイルで5日間履き続けてみましたが、「まだいけるな〜」という感じ。2足持ち歩き1足は歩行用、1足は就寝用(予備)で。1週間〜それ以上の縦走やロングトレイルでも、そこまで不快さを感じずに使えるのかなと(個人差あり)。
蒸れ感が少ない
ーーーーーーーーー
薄さゆえか、他のウールソックスと比べて蒸れ感が少ない印象。ウールは吸湿性に優れますが、厚みがあると暑くて蒸れを感じていました。
冒頭でも述べましたが、歩き続けてもとにかく履き心地がいいのです。靴は主にアルトラの「LONE PEAK ALL-WTHR LOW」を使用していますが(破れて防水機能は皆無)、GORE-TEXの防水靴でも特に気になりません。メッシュ地のローカットと合わせるとさらに気にならない。
足がドライかつ靴下が気持ちいいと気分が違いますね。
カラビナループ
ーーーーーーーーー
HIKER TRASHのすべてのモデルにカラビナループがあり、1足につきカラビナ1つ付属。カラビナも可愛い。
ロングトレイルでなくても、いつでもどこでも靴下を干せるのはやはりいいですね。靴下は乾いているのが一番。
サイズについて
ーーーーーーーーー
とってもお気に入りの靴下なのですが、一番小さいサイズが「23-25」ということが自分にとってデメリット。
HIKER TRASHはずっと気になっていましたが、お遍路のときに手を出さなかったのはサイズが気になったから。
「靴下のサイズは実測で」と言いながら、私の足は22cm。HIKER TRASHのサイズには届いていません。しかし、どうしても気になってしまい、ネットでいろいろ調べてみると「平置きで22cm」と書いてあって冒険してみることに。
結果的には、大きな問題もなく履いています。普通に履いてちょうどよく、ぐーっと履くと踵がちょっと余る程度(ぐーっと履く必要はないので問題ない)。ただ、中指と薬指の間(先端の生地)に若干の余りがあります。
そもそも表記のサイズに届いていないのでOLENOのフィット感には勝てませんが、「意外に履けるじゃん」という結果でした。
お遍路で使用したタビオの靴下は「21-23」、OLENOは「22-24」。それぞれ自分のサイズがあったため選んだブランドです。自分のサイズがない(需要が少なすぎる)ことはいつものことですが、HIKER TRASHにもう一回り小さいサイズがあると嬉しいなあ・・・という小さな叫び。アウトドアメーカーでご案内していたときも、23cmに届かない女性は少なくなかったけどなあ。
HIKER TRASH まとめ
サイズの問題は多少あるものの、「なんていい靴下に出会ったのだろう」というのがHIKER TRASHの感想。もう少し早く冒険していてもよかったなと。
◾︎ 足袋型による親指の自由度
◾︎ 薄手の気持ち良さと蒸れ感の少なさ
ZEN SOCKSにおいては、とにかくこの2点がお気に入りポイント。
足裏がパイル編みの「HIKE TREK MID」も気になるので、機会があれば使用してみたいと思います。
HIKER TRASH
まとめ
なんとなく決めてしまいがちな靴下ですが、同じウール素材でも配合率や厚みにより快適さがこんなに違うのかと改めて実感。もちろん、フィット感や耐久性も全然違う。
日帰り、縦走、ロングトレイルなど用途によって選び方はさまざまですが、HIKER TRASHの靴下は万人におすすめできると感じました。お洒落だけでなく機能性も抜群。多くの人が愛用する理由がわかります。
自分に合う靴下をずっと探していましたが、ようやく終止符を打てた思いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よろしければ、応援よろしくお願い致します。
コメント
こんにちは、じゅねこです。
色々なギアの紹介、とても楽しいです。
Altraローンピーク始め、その他いろいろと同じものを使っているので、好みが近いのかもと勝手に親近感を持っています(たかちさんの方がアウトドアの経験値も行動力も体力もずっと上ですが。ただ年齢なら私の方がはるかに上ですよ~( *´艸`))
今回、ソックスの回でHiker Trashが取り上げられていて、私もHiker Trashファンなので嬉しくなりました。夏場はゼンソックスとハイク&ランの2足、寒くなったらミッドとゼロデイの2足で過ごしています。はき心地がよくて、洗濯回数も少なくていいし、へたらない。隠れた名品だと思っています。ちょっと高価ですが、これだけでいいので価値ありますよね。
アウトドア用品は何かが必要になった時にあれこれ調べるのが結構大変なんですが、こんなに似ていると、これからはたかちさんお勧めのものを買えばいい気がしてきました。これからも参考にさせて頂きます。どうぞよろしく!
じゅねこさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
そうなのですね!あれもこれも同じという人、たまにいますよね。グッとくるポイントが一緒なのかもしれないですね^^
ハイカートラッシュ、めちゃくちゃ愛用してますね!夏場本当に快適で、秋冬で使っている靴下がヘタってきたのでミッドに手を伸ばそうかと思っています!
メーカーに勤めていたときは最新ギアを常にチェックしていたのですが、すっかり疎くなってしまいまして…使い倒してから買い替えるタイプなので情報をいち早く!というブログではないのですが、自分なりに納得して購入したものをご紹介できればと思っています。何か参考になれば幸いです。じゅねこさんのおすすめギアなどがあれば、コメントでまた教えてください☆
今後ともよろしくお願い致します!