歩き人たかちです(@takachi_aiina)
5年以上履いていたモンベルの「ソックオンサンダル」が、ニュージランドのロングトレイル「テ・アラロア」中に破損。
帰国後、「TEVA」や「ゼロシューズ」など別ブランドを検討し、試しに「TEVA」を購入しましたが1シーズンでモンベル返り。
山でも街でも、"幅広いシーンで使える"バランスの良さがやっぱり最強。アウトドアサンダルをお探しの方に、ぜひおすすめしたい「ソックオンサンダル」をご紹介します。
\ こんなサンダルをお探しの方におすすめ /
◾︎ 素足でも靴下でも履きたい
◾︎ 手を使わずサッと脱ぎ履きしたい
◾︎ お手頃価格で機能的なサンダル
◾︎ 街と山で兼用できるシンプルおしゃれなアウトドアサンダル
ついに壊れた!5年以上愛用したコスパ抜群のモンベル「ソックオンサンダル」
5年以上、山と街でガシガシ使っていた「ソックオンサンダル(2足目)」が、ニュージランドのロングトレイル「テ・アラロア」中に破損。
鼻緒がスポーン!と抜けてしまった(接着仕様)。準備段階で新調しようか迷っていましたが、結局古いサンダルを持ち出し、結局壊れました。

見た目より強度が大事
約1,400kmの地点で壊れ、フロスとアロンアルファで修理。フロスは強度が高く、残り約1,600kmは問題なく使用。
購入当時は¥2,500程度で(2025年4月現在¥4,290)、ソールが擦り減ったらベランダ用にすればいいや、くらいの価格。
しかし、ソールの擦り減りも大して気にならないまま3シーズンメインで5年以上。コスパ抜群です。
*試しに購入したTEVA「オリジナル ユニバーサル スリム」については、モンベル返りした理由とともに記事の最後でご紹介しています
私が重視するアウトドアサンダルの条件
履き心地やフィット感が良いことを前提に、私が重視するアウトドアサンダルの条件は以下。
◾︎ 靴下のままでも履ける
◾︎ 山に持ち運べるサイズと重量、耐久性のバランス
◾︎ 街着にも合わせやすい(1足で済ませたい)
私は、"指間に鼻緒がある"サンダルが苦手。痛みが出やすく、長時間履くと皮膚が剥けるので、そのようなタイプは避けています。
山ではオールシーズン使うため(メインは早春〜晩秋)、靴下でも履けることは必須。5本指や足袋型の靴下なら指間に鼻緒があっても履けますが、"季節を問わずどんな靴下でも履ける"ことが個人的なポイント。
そして、登山でも負担にならないサイズ感と重量。「TEVA」や「CHAKO」など、街やキャンプで人気のモデルはソールが厚くて重い&嵩張る。逆に、軽量性に傾きすぎると耐久性が微妙なことも。
山メインで選びますが、ファッションサンダルは買わない派なので、街着に合うデザインだと嬉しい。
やっぱりモンベルをリピート!「ソックオンサンダル」の特徴
学生時代に初めてのロングトレイル「スペイン巡礼(カミーノ)」を歩いたとき、安物のサンダルが1週間もしないうち破損。それをきっかけに、モンベル「ソックオンサンダル」を使い始めました。今回壊れたのは2足目で、初購入から10年以上愛用しています。
試しに「TEVA」を購入しましたが、昨夏使ってみて結局モンベル返り(買わなきゃよかった)。
\ ソックオンサンダルの特徴 /
◾︎ ストラップなしでもかかとが浮きにくい
◾︎ パーツなしでフィット感の調節可能
◾︎ 適度なクッション性と滑り止め
◾︎ 手を使わずに脱ぎ履き可能
◾︎ 靴下のまま履ける
◾︎ 保水しにくい素材
サイズ | XS:22.0 – 23.0cm S:23.5 – 24.5cm M:25.0 – 26.0cm L:26.5 – 27.5cm XL:28.0 – 29.0cm XXL:29.5 – 31.0cm |
重量 | M:122g(片足) *XS実測:227g(両足合計) |
素材 | アッパー:ポリエステル、E.V.A.フォーム アウトソール:ラバー |
丸い鼻緒の絶妙なフィット感
見た目のインパクトがある"丸い(チューブ型)鼻緒"。モンベル独自のS字形状。
平たい鼻緒のように抑えつけられる感覚が少なく、長時間履いても痛くなりにくいです。
ストラップなしでもかかとが浮きにくい
画像出典:モンベル
足の甲を前後2箇所で抑えるため、ビーチサンダルのようにかかとがパカパカ浮きにくい仕様。かかとのストラップがなくても歩きやすいです。
パーツなしでフィット感の調節可能
テープ部分は自由に動かせるので、足幅や靴下の厚みに合わせて調節可能。金具などのパーツが足に当たって痛い、という心配もありません。
適度なクッション性と滑り止め
ソールの厚さは約1.7cm。リカバリーサンダルのような厚みはありませんが、薄すぎず厚すぎずの適度な履き心地。
裏面は細かいパターンの滑り止めが施されています。
手を使わずに脱ぎ履き可能
足をスッと入れるだけなので、手を使う手間がなく脱ぎ履きが楽ちん。両手に荷物を持ってときやテント泊、キャンプなどでとても便利です。
海外ロングトレイルではトレイルエンジェル(ハイカーをサポートしてくれる人)の自宅に泊まらせていただく機会もありましたが、海外では家の中でも靴かサンダルが多いため、サッと脱ぎ履きできるタイプが重宝します(アウトドア用の靴は玄関で脱ぐことがほとんどだった)。
靴下のまま履ける
素足はもちろん、どんな靴下とも相性がいいため1年中使えます。厚手の靴下でも履けるので、寒い時季のアウトドアでも活躍。
ソロ山行は公共交通機関を使うため、雪山の行き帰りでも使用。冬靴は硬くて重いので、家から履いて行くことはありません(柔軟性がない冬靴なので)。
保水しにくい素材
素材は「E.V.Aフォーム」で、保水しにくいため水に濡れても不快感が少ないです。足の裏とソールの間が乾かずぬるぬるする、という気持ち悪さはほとんどありません(あっても短時間)。
鼻緒はソールよりも乾きにくいですが、個人的には気にするほどでもない。
「ソックオンサンダル」のデメリット
◾︎ 川や海では脱げやすい
◾︎ 走る・ハイクに使うモデルではない
◾︎ リカバリー効果はない・長距離歩行には向かない
"超軽量"ではない
サイズによっては両足で300gを超えるため、軽量性を重視する場合は微妙かと。
山用として持ち運ぶならここまでかな、というボーダーラインになるような重さだと思います。
川や海では脱げやすい
かかとのストラップがないため、水遊びの場面では脱げやすいです。
川など石や岩がある場所ではつま先が保護されているタイプがいいと思いますが、水遊びをする場面でも使いたい場合は、ストラップありの「ロックオンサンダル」がおすすめ。
画像出典:モンベル
歩きやすさが上がることはもちろん、段差や未舗装、水遊びの場面でも活躍。子どもはストラップありの方が安心ですね。
走る・ハイクに使うモデルではない
「ルナサンダル」や「ゼロシューズ」などのように、走る・長距離歩く(ハイク)タイプのサンダル(ワラーチ)ではありません。
サンダル登山やロングトレイルでの歩行に使う場合は、専用のサンダルをおすすめします。
リカバリー効果はない・長距離歩行には向かない
"適度"なクッション性を備える比較的軽量なサンダルなので、疲労回復のようなリカバリー効果はありません。
また、ソールの厚みは2cm弱で柔らかいため、人によっては長時間・長距離履くと足や膝が痛くなることも(個人的には問題ない)。
長距離歩き続けるモデルはないので、使用目的によっては合わないと思います。
サイズ感は?試し履きはした方がいい!
私は実測で選んでちょうど良いですが、足幅や甲の高さによっては合わないこともあります。
幅広だからワンサイズ大きいめ、となると余りが出て歩きづらかったり、かかとが浮きやすくなるため、店頭での試着をおすすめします。
TEVAからモンベル返りをした理由
ニュージーランドから帰国後、モンベル以外のサンダルを試してみようと、TEVA「オリジナル ユニバーサル スリム」を購入。しかし、昨年の夏に1シーズン履いたあと、結局モンベル返りしました。
*「ゼロシューズ」も検討しましたが、自分の足にはしっくりこなかった
\「オリジナルユニバーサルデザイン」を選んだ理由 /
◾︎ かかとのストラップありを試そうと思った
◾︎ 街着に馴染むデザイン
「TEVA」といえば厚底で太いストラップが人気ですが、「オリジナルユニバーサルデザイン」は「ソックオンサンダル」と同じような比較的軽量のタイプ。
ストラップが細く、おしゃれな街着にも合わせやすいデザインです。かかとのストラップがあるタイプを試そうと思い選びましたが、私には合いませんでした。
\ モンベル返りした理由 /
◾︎ 長時間履くと金具が当たって痛い
◾︎ 細いストラップの食い込み(当たり)が気になる
「ソックオンサンダル」の"手を使わずに履ける"ラフさに慣れていたため、かかとのストラップがすぐ面倒になりました。
固定力があるため海や川でも使えるのは良かったですが、テント泊でサッと脱ぎ履きできないことがストレスに。
私の場合、海や川より山の頻度が圧倒的に多いため、自分のスタイルには合っていないなと。
また、金具のパーツが当たり痛みが発生。2時間程度なら問題なかったですが、それ以上履くと絆創膏を貼る始末。沖縄旅行にこの1足で行きましたが、めちゃくちゃ靴擦れしました。
モンベルも含めて痛みが出るかどうかは人それぞれですが、1シーズン履いても慣れなかったので、そもそも足に合わないようで。
そして、デザインがおしゃれ & 軽量な細いストラップは、食い込みというか"肌への当たり"が気になります。
傷ができるほどではないけど、肌あたりが優しいわけでもない。ストラップを緩めると固定力が下がって皮膚との擦れが生じるし・・・
「ソックオンサンダル」の絶妙なフィット感と比べ、"テープの締め付け感"気になりました。靴下と合わせればマシになりますが、素足で履きにくいのは困る。
ちなみに、ソールのパターンは少し大雑把なので、「ソックオンサンダル」よりも滑る感じがあります。
ビームス限定カラーがかわいい!
「ソックオンサンダル」は毎年ビームス(B: MING by BEAMS)とコラボしており、オリジナルのカラーリングがとてもかわいいです。
昨年は「ロックオンサンダル」もありましたが、25SSは「スリップオンサンダル」。
*サイズによっては、昨年モデルの「ロックオンサンダル」在庫あり
モンベルの店舗では購入できず、ビームスの公式ページか店舗、ZOZOTOWNでの販売です。
公式のオンラインショップでは既に完売ですが(再入荷あるのか?)、店舗在庫があるサイズは取り寄せは可能となっています。
まとめ
街でも山でも使いやすい、モンベルの名品「ソックオンサンダル」をご紹介しました。
履き心地や耐久性、機能性、軽量性、コスパなど、10年以上リピートで愛用してしまう理由は、オールマイティに使えるバランスの良さ。
◾︎ 素足でも靴下でも履きたい
◾︎ 手を使わずサッと脱ぎ履きしたい
◾︎ お手頃価格で機能的なサンダル
◾︎ 街と山で兼用できるシンプルおしゃれなアウトドアサンダル
このようなサンダルをお探しの方はぜひお試しください。
人気商品のため、使いやすいカラー(ブラックなど)や需要があるサイズは夏前に売り切れることも!早めの購入がおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\ 記事がお役に立ちましたら /
よろしければ、応援よろしくお願いいたします。
コメント