2026.1.10
"休日でも人が少ない山"に行きたくて、高尾山周辺のご当地アルプス「日連(ひづれ)アルプス」を歩きました。
ずっと平日登山民でしたが、乳児子育て中のためソロハイクは夫の休日のみ。カレンダー通りなので、しばらくは休日ハイカー(もう少しで息子をベビーキャリアに乗せられる!)。
ちょっとした遊びができる日連アルプス。高尾山周辺で駅から周回できる山ないかなー、静かな低山縦走がしたいなー、という人には特におすすめです。
「日連(ひづれ)アルプス」概要!トイレや水場はある?
出典:藤野観光協会
高尾山界隈のご当地アルプス「日連(ひづれ)アルプス」。標高400m前後の6つの山頂を縦走する低山アルプスです。
\ おすすめポイント /
◼︎広葉樹林が多い(紅葉が綺麗)
◼︎尾根に上がれば快適な縦走路
◼︎休日でも人が少ない
登山口の最寄りは「藤野駅」。日連金剛山側の登山口は目の前にバス停もありますが、駅から歩いても20〜25分程度。3〜4時間ほどで駅から周回(縦走)できる、お手軽低山です。
基本的に広葉樹林で、新緑や紅葉の穴場スポットにもなっています。展望箇所は少ないですが、冬は枯れ木の間から景色を楽しめます。
どの登山口から登っても尾根に上がるまでは急登箇所がありますが、尾根にあがれば快適。短いアップダウンを繰り返しながら縦走します。
駅から周回できる割に休日でも人は少なく(少しマイナー?)、休日の高尾山域の人の多さには疲れた・・・という方には良いスポットだと思います。
ヒルに注意!おすすめは紅葉と冬
日連アルプスは"ヤマビル"がいるため、暖かい季節に訪れる際はご注意ください。
広葉樹林が多いため紅葉が綺麗な山域ですが、低山だし、近年は春や秋も気温が高いのでヒルの活動時期も長くなっています。4〜11月頃はヒル対策を。
早春や紅葉期は早朝や晩秋など、気温が低い時間帯や時期を狙うほうがいいかもしれません。ヒルを気にせず歩くなら冬がおすすめです。
「おおだ小径」も歩くと軌跡がティラノサウルスになる
「日連アルプス」を訪れるハイカーは、ちょっとしたお絵描き遊びを楽しんでいます・・・

歩いた軌跡が"ティラノサウルス"になる!
*完璧なティラノサウルスを描くためには、赤い線の登山道を往復(今回は歩いていません)。また、最後に首の部分(日連の漢字上)で道を間違えて余計な線を入れてしまいました
「日連アルプス」+「おおだ小径」を歩くと、軌跡がティラノサウルスになるユニークなお絵描き山歩。誰が最初に発見したのか、奇跡なの?というくらい足や手、口の位置が完璧。
ちなみに、日連アルプスの西側にある秋川橋を渡り、京塚山、坊主山、一本松山、名倉金剛山、高倉山を芸術の道と合わせて歩くと"親子ティラノサウルス"になるそうです!20km超でハードですが、気になる方は地図をチェックしてみてください。
完璧なティラノサウルスを描くためには寄り道や遠回りをしますが、それでも1日で歩ける距離と時間。私の軌跡は足が一本欠けたティラノサウルスですが、新しい山の歩き方を発見した気分で楽しめました。
日連アルプスだけでは物足りない、がっつりトレーニングをしたいという人は完璧なティラノサウルス、あるいは、親子ティラノサウルスを描くと満足度が高いと思います。
休日の穴場ご当地アルプス「日連アルプス」登山レポート

普段のログはスーパー地形ですが、お絵描きログとしてはYAMAPのほうが見やすいと思い両方起動しました。
天気:晴れ ☀︎
気温:8時→0℃ / 10時→3℃
藤野駅-日連金剛山登山口(金剛山神社参道口)-日連金剛山-峰山-八坂山-鉢岡山-日連山-宝山-おおだ小径-青田山ピストン-藤野駅
▲ コースタイム:5時間35分
▲ 歩行距離:約13km
▲ 累積標高差:+860m /-850m
藤野駅-鉢岡山
藤野駅-日連金剛山-峰山-八坂山-鉢岡山往復:CT2時間30分
早朝の授乳を終えて出発。産後2ヶ月半頃試しに高尾山へ行ったら、開いた骨盤のせいでうまく歩けませんでした(当たり前)。
骨盤ストレッチを毎日頑張り、産後4ヶ月のとき整体師の友人に「ほとんど戻ってるよ」と言われたので、2026年一発目の年始登山へ。

7時23分藤野駅到着。さすが休日、登山者がいっぱい降りるし、トイレも並ぶ。陣馬山方面に行く人がほとんどでした。

藤野駅は、陣馬山の長めルートを登るときによく利用します。南側も気になっていましたが、日連アルプスも南側。
今日のスタート地点「日連金剛山登山口」はバス停「金剛山」の降車地点にありますが、藤野駅から徒歩25分(実際は20分弱で到着)。途中にローソンが1軒あります。

「日連大橋」を渡ります。私は最初、日連(ひづれ)を「にちれん」と読んでいました。ローマ字表記を見て知るという。

大きな相模川。すでにボートが浮かんでいます。朝日を浴び始めた橋からの風景が素敵でした。

赤い鳥居が目印の「金剛山神社参道口(日連金剛山登山口)」に到着。日連金剛山の山頂には祠があり、このコースは参道になっています。
ハイキングコースの案内板のところにお助け棒(木の杖)あり。

「八坂山」と「鉢岡山」は縦走路から逸れるピーク。八坂山はすぐ往復できますが、鉢岡山は往復50分ほど。
日連アルプスの全ピーク制覇したい、ティラノサウルスを描きたい、という方々が寄り道している印象(八坂山はティラノサウルスに関係ない)。大展望なら別ですが。

お正月の雰囲気がまだ少し残る1月の3連休初日。スタートは0度あるかないかですが、今日は13〜14度くらいまで気温が上がる予報。
はじめの針葉樹はすぐ終わり、明るい広葉樹林に。乾いた土で滑りやすい登山道は、葉が敷き詰められてさらに滑りやすい。
日連アルプスは①日連金剛山から登っても、⑥宝山から登っても、尾根に上がるまでは急坂。宝山のほうはロープがある急坂で、個人的にはそちらを登りにしたいと感じました。

途中にピクニックテーブルあり

ピクニックテーブルを過ぎると急坂区間。下る場合は注意。

振り返ると、冬枯れの木々の奥に高尾山に続く尾根が見えます。

尾根に上がった場所は分岐。少しだけ奥に1つ目の「日連金剛山」の山頂があります。
山頂からはもうひとつの登山口(バス停「赤沢」)に続く登山道があり、ティラノサウルスの足の一本。完璧なティラノサウルスを描く人はわざわざその登山道を往復しています。
私はといえば、「祠があるなあ」と思ったまま進んでしまいました。初っ端のピークをスルーしてしまった。
育児の合間に登山計画パパッと立てて、移動中の電車では爆睡。いつものように地図をじっくり見る時間がなかった、という言い訳。

尾根に上がると気持ちが良い縦走路。広葉樹林の森は、冬場は日当たりが良くて好き。本当は、一昨年の紅葉期に訪れようと思っていた日連アルプス。紅葉もとても綺麗だと思います。
尾根を歩き始めてすぐ2つ目の「峰山」の分岐になり、30秒くらいで日連アルプス一番の景色がどーん!


最後にゆっくり景色を楽しみたい場合は、宝山スタートがおすすめ。
本当はここを最後にしたかったですが、ティラノサウルスを描く目的で日連金剛山スタートにしました。次回は宝山から登りたい。

峰山の少し先に、3つ目の「八坂山」。特に何もないですが。

分岐に戻って尾根歩き。暖かくなるとはいえまだまだ冬。キーンと冷たい空気が気持ちよい。

分岐から下っていくと、4つ目「鉢岡山」への分岐。鉢岡山は完全に逸れる山頂で、往復50分程度なので行く人、行かない人で分かれると思います。
鉢岡山からの展望は特になく、途中の尾根に展望台がある程度。とはいえ、展望台からの景色もちょっとイマイチです(展望台がない場所からのほうがよく見える)。
日連アルプスの6つのピークを制覇したい、ティラノサウルスのコースを描きたい、冬場のトレーニングをしたい、などの目的がなければスルーでもいいかと。
私は、ティラノサウルスを描く&体力回復&がっつり歩きたいので立ち寄りました。


車道を一度横切り、広い道をどんどん進みます。アップダウンはほとんどなく、最後、鉢岡山に向かってぐーっと登る程度。

途中の展望台。登って大丈夫?というような、ちょっと古い感じの展望台でした。
展望台からの景色は・・・冬だから奥の山々が見えますが、葉がある季節は特に何も見えなさそう。静かに休憩できる場所としては良いかもしれません。

あらら。最初の方に横切った車道から入ってきたのか?
鉢岡山の手前で直登コースと歩きやすいコースの二手に分かれますが、直登コースの道に全然気がつきませんでした。

幅が広くて歩きやすいコースを登り、3つ目の「鉢岡山」に登頂。6つのピークの中では一番広いですが、残念ながら展望なし。
直登コースを登る予定でしたがスルーしてしまったので、歩きやすいコースを戻りました。直登コースはちょっと歩きづらいみたいです。

左:直登コース/ 右:歩きやすいコース
少し下ると、直登コースの入口発見。目印は特になく、いきなり木の中へ入っていく感じ。
2024年12月に妊娠が発覚し、その月の山行を最後に1年近く山に行けませんでした(つわりが酷かった)。それまでバリバリ登っていたのに、山の歩き方を忘れている。なんか、周りが見えていない・・・
分岐に戻り、無事ティラノサウルスの足を1本描けた。山頂ではほぼ滞在せず、往復30分ほどでした。
鉢岡山-おおだ小径合流地点
鉢岡山分岐-日連山-宝山-おおだ小径合流地点:CT55分


再び、気持ちがいい尾根をゆるーくアップダウンしながら。
日連金剛山からスタートする人が多いようで、土曜日なのにすれ違いはここまで0人。先を歩く登山者には八坂山と鉢岡山の戻りでお会いしましたが3人だけ。
ティラノサウルスを描くためには「おおだ小径」というハイキングコース?を合わせて歩きますが、コースタイムは5時間半くらい。
日連アルプスだけなら駅から3〜4時間ほどで周回できるため、日が昇って暖かくなってから、という人もいるかと。今日は午後から風が強まる予報ですが。

分岐から20分ほどで、5つ目「日連山」登頂!
ピクニックテーブルがあり、木々の合間からですが景色が見えます。しかし、ここから10分程度の「宝山」の方が景色がいいそうなのでそちらへ。

少し下って登り返すと、6つ目「宝山」に登頂!

山頂は日連山の方が広いですが、宝山には少しだけ開けている部分があり、山を見ながらの休憩は確かにこっちがいい。

珈琲タイム。豆を挽きたい&濃厚な珈琲をいただきたいですが、そこまでする時間はないのでインスタントのカフェインレスでサクッと。
夫の実家が広島で、年末に帰省して山用に買った桐葉菓とレモンケーキ。桐葉菓大好き。
レモンケーキは、尾道の商店街にある「金萬堂」が大好き。あらゆるレモンケーキを食べましたが、金萬堂に勝るものはまだ見つかりません。尾道に行くときはぜひ。
20分ほど休憩したところで、初めてのすれ違い登山者。ソロの女性が息を切らしながら登って来られて、開口一番「登るとやっぱり暑いですね・・・」と。
女性はいろいろ着込んでいましたが、途中で脱ぐタイミングを失ったとのこと。宝山のほうはロープ系の急坂です。
10時頃の宝山で気温は3度。15度近くまで上がる予報ですが、山はこんなもんか。風がまだほとんどないので、日が当たれば暖かい。

宝山から少し下った場所の脇に休憩できそうなスペースがありました。先客がいる場合はここでもいいかも。


急坂のロープ箇所に到着。岩が露出し、滑りやすいです。

登り、下りの人が見えないので、すれ違い注意。下っていたら、少人数のツアーの人たちが登ってきました。
端で待機したものの、一番登りやすいであろう場所で待機するしかなかったので、ちょっと申し訳なかった。念のため声をかけるか、話し声が聞こえたら待ったほうがいいかもしれません。

いろいろ脆い。落石にも注意

下りが苦手な方は、宝山スタートが安心だと思います。

下りきると緩やかなトラバース。木材で補強された細めの道を過ぎると分岐に到着。「おおだ小径」を歩く場合は「青田方面」へ。


すぐ車道に出て、日連アルプスは終了。
おおだ小径(青田山)ー藤野駅
おおだ小径-青田山往復-藤野駅:CT2時間10分

おおだ小径は、ティラノサウルスの頭の部分。案内板には記載されていませんが途中に「青田山」への分岐があり、青田山を往復すると口を描けます。

反時計回りにスタートし、青田集落を通過。この集落には「おおだ山荘」という、一棟貸切の宿泊施設があります。
築120年以上の古民家は温泉宿のような立派な佇まい。1人で泊まるには持て余してしまう、大きな古民家宿。誰か泊まっているのか、愉快な声が聞こえました。

集落を抜けると車が通れない林道に入り(ゲートあり)、相模湖を見ながら休憩できるスポットがありました。

この背後に「青田山」への分岐があります。目印のピンクテープがありますが、反時計回りだと気づきにくい。"休憩スポットから登る"ことを覚えておけばいいかと。
登山道には目視できる範囲にピンクテープがあり、踏み跡もあるので特に迷いませんでした。

少し登ると「森のようちえんてって」という、キャンプ場のようなかわいい広場があります。ちょっとした山の中で思いっきり遊べるのは羨ましいかぎり。

緩やかに登り進め、最後のほうでぐーっと登ります。


青田山は、木に囲われて山頂感はありません。完全に寄り道の山頂。
左側にある、高い木の高い位置にピンクテープと「青田山」の標識があり、全然気が付きませんでした。
ここピークかな〜思いつつもさらに道が続いていたので先へ進み、いや違うわ、と戻りました(GPSも見ていなかった)。
相模湖の景色でも見えるのかと思いましたが、特に何もなく一息ついただけ。ティラノサウルスの口を描く目的がなければ、別に寄らなくてもいいですね。

分岐に戻り、残りの頭頂部を描いていきます。おおだ小径も、葉が落ちた冬だから相模湖がちらちら見えますが、葉がある時季は淡々と歩く感じでしょうか。

おおだ小径終了。このあと、車道で道を間違えてしまい、ティラノサウルスの首の部分に余計な線を入れてしまいました・・・

そういえば、日連アルプスはこの界隈では珍しく、"富士山が見えない山"です。富士山好きの人にはちょっと残念な山だそう。


藤野駅までの最短は大きな車道を辿るルートですが、かっこ悪いティラノサウルスにならないよう、あえて集落の中を通ったりしながら遊び感覚で戻ります。


右のほうが藤野駅に近いけど、あえて左。時間差は5〜10分程度。

最後に相模大橋。朝とは反対の車線を歩き、両方からの景色を堪能。藤野駅方面に向かうときの左車線にはベンチがあり、山で食べ損ねたおにぎりを食べて駅へ。

駅前には「カナドリ」という素敵なカフェがありました。

電車まで少し時間があったのでチャイラテを食事も美味しそうでした。
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