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タッチパネルにもうイラつかない!雪山でも快適な指出し手袋Foxfire「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」

山 の 道 具

歩き人たかちです。

毎冬、反応がまちまちな"タッチパネル対応グローブ"にちょっとイラッとしてしまう私。雪山ではできる限り素手になりたくないし、場合によっては一瞬で手がやられてしまう。

今まで使っていた手袋が破れ、煩わしさもピークに達したため、冬用のグローブを買い替えました。

Foxfire「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」

もっと早く買えばよかったと思うほど快適だったので、ご紹介します。冬山雪山でiPhoneやカメラを使用したい人、釣りなどでちょっとした細かい作業をしたい人にはおすすめのグローブです。

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冬の手袋を選ぶ

[ 重視したポイント ]

◾︎ 主要な指が出せる
◾︎ 全体的に滑り止めがついている
◾︎ フィット感・ストレッチ性・操作性

冬に手袋をする上で、一番煩わしさを感じていたことは"タッチパネルに全然反応しない"ということ。購入当初はしっかり反応していても、時が経つにつれて

あああああぁぁぁ!もう!!

と、わざわざ手袋を外してスマホをいじる始末。タッチパネル対応の手袋が出始めた頃に比べると反応率は良くなったと思いますが、それでも反応はまちまち。

主要な指が出せる
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タッチパネルに対して素手に勝るものはないため、"指出し可能"なモデルに絞りました。雪山でもストレスなく、寒くて痛い思いを最小限にできるものをと。

指が出せることで、ちょっとした細かい作業もやりやすい。冬こそ、雪山こそ、そんなモデルがいいなと。

全体的に滑り止めがついている
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滑り止めがないと、ボトルや魔法瓶の蓋を開けるのに一苦労。ツルツル、スルスル滑ってしまうのもまたストレス。

以前使っていたものは手のひらと指に滑り止めがついていましたが、時が経つとすり減って効果がなくなりました。

徐々に蓋が開けにくくなり、もう少ししっかりした滑り止めがあるものがいいなと。

フィット感・ストレッチ性・操作性
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手袋をはめたまま冬靴の硬い紐を締めたり、アイゼンやワカンをつけたり、細かくてごちゃごちゃした操作をする冬。冬こそ、ストレッチ性と操作性が重要。

フィット感に加えて、素早く着脱ができるかどうか。これはストレッチ性でもありますが、手首の部分は特に"フィット感を重視した細めのつくりにより手を入れにくい"というモデルもあります。

手を入れやすい、かつ、手首のフィット感に申し分ないものを。

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Foxfire「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」

基本スペック

サイズ 男女兼用XS〜L
重量 XSサイズ実測:38g
素材 ・ポーラテック(R)パワーストレッチ
(ポリエステル60%・ナイロン30%・ポリウレタン1 10%)
・ドットプリントフリース
(ポリエステル92%・ポリウレタン8%)

アウトドア用品の素材としても多様されている"ポーラテック"。元は軍用や女性向けの依頼などが主な製造版でしたが、パタゴニアの創設者であるイヴォン・シュイナードが目をつけてフリースを共同開発。それを機に、アウトドア界で重要な素材となりました。

「ポーラテックパワーストレッチ」は、4方向にストレッチするストレスフリーの素材。通気性・吸湿性が良く、皮膚をドライに保つ、かつ、軽くて暖かい。

薄すぎず、厚すぎず、中厚手に分類されると思います。

実際に使用して

◾︎ 生地がブラブラピロピロしない
◾︎ ストレッチ性・フィット感抜群◎
◾︎ 凸凹の滑り止めが◎
◾︎ 適度な厚みで雪山にも最適
◾︎ XSからのサイズ展開

生地がブラブラしない
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指を出せるように切れ目が入っているのは、第一関節よりも下で少し深め。そのため、指を出すためにめくった生地がブラブラピロピロせず、邪魔になりません。絶妙な長さが◎

めくったときの生地の長さが短いと邪魔になる可能性があるため、意外に大事なポイントです。

ちょっと長い時間素手で作業する場合も、後ろでちょっと折り返したり、深めにめくれば邪魔になりません。これができるかできないかで使い勝手が結構違うかなと。

厳しい環境ではちょっとしたことでストレスを感じるので、細かい部分を要チェック。

ストレッチ性・フィット感抜群
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「パワーストレッチ」というだけあり、ストレッチ性は申し分なし。手首が少し長く、厚みのある手袋では"手を入れにくい"ということもありますが、ストレッチ性によりその点も問題なし。

愛用している手袋の一つ、モンベルの「トレールアクショングローブ」の方が入れにくい印象です。

指出しできる部分は生地が重なり少しボコっとした見た目になりますが、使用中は特に気にならず。

凸凹の滑り止め
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滑り止めは指を含めて手のひら全体に施されています。

滑り止めがないとピッケルが手の中で動きやすかったり、魔法瓶やボトルが開けられなかったり(魔法瓶に付属している滑り止めのゴムを取ってしまっているため)するため重要。

長年使用のトレールアクショングローブの滑り止めは、擦れてしまって滑り止めの機能は今や皆無。

使用を重ねるうちに多少は効果が落ちるかもしれませんが、凸凹が大きめでしっかり効果を発揮してくれます。

適度な厚みで保温性◎
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内側は起毛地で温かい。薄すぎず、厚すぎずで、冬は特に使いやすいと感じます。雪山では必要になるまでオーバーグローブをはめないので、1枚で行動するのにいい厚さ。

通気性のある素材なので、雪山で風が強い状況だと寒さはありますが、そのときはオーバーグローブをするので。山で普通に使う分には通気性がある方が蒸れなくて使いやすいです。

ただ、この手袋だと現在使用している5本指のオーバーグローブを上からはめるにはちょっときつい。5本指よりもミトンがやっぱり温かいなあ・・・と思っていたので、来シーズン以降の雪山ではミトンと組み合わせて使おうと考えています。

XSからのサイズ展開
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手袋を選ぶ際、個人的に問題となるのが"手の小ささ"。手袋に関しては男女兼用のメーカーが多く、実際にはめてみないと本当にわかりません。サイズの関係でモンベルに走りがちでした。

しかし、モンベルに同じような仕様の手袋がないため、男女兼用でXSがあるものは割と貴重。

完全にピッタリというわけではなく指先がちょっとだけ余っていますが、許容範囲なので購入しました。今季使用してみて、特に気にならなかったので合格。

画像出典:Foxfire

手首の部分にはループがついており、カラビナなどでまとめることもできるし、ちょっとアレンジしてオーバーグローブのように手首にぶら下げておける仕様にするのもいい。

失くしがちなアイテムなので、ちょっとしたループが嬉しいですね。

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検討したR×L「マルチグローブ」

トレランやランニングなどでの需要が高い「R×L」。指出し可能な「マルチグローブ」も検討しました。

パワーストレッチグラブよりも薄手でオールシーズン使い勝手が良さそうでしたが、こちらはサイズ展開がS・M・L。サイズ表を確認したところ、Sサイズでも自分の手には大きかったため断念しました。

画像出典:R×L公式HP

親指、人差し指、中指の主要な指を出すことができます。見た感じ、切れ目は第一関節くらいで、パワーストレッチグラブよりも浅めな印象。

画像出典:R×L公式HP

特徴としては、"時計を出せる"仕様になっていること。走りながらパッと時刻などを確認するトレランには良さそうですね。時計の大きさによっては出しづらさがあるようですが。

パワーストレッチフィンガースルーグラブは冬メインの厚さなので、こちらの「マルチグローブ」にもうワンサイズ小さいものがあれば使ってみたかったなと。


R×L公式

マルチグローブ 手袋(ウォッチウィンドウ両手対応|スマホ対応) RLA9502|ランニング グッズ アクセサリー レディース メンズ
『指が出て、汗も拭ける、スマホグリップ付グローブ』 大好評を頂いている R×L(アールエル)の万能「マルチグローブ」が更にパワーアップ。 サイズとフィット感 サイズ S M L ①全長 23 25 26 ②幅 8.5 9 9.5 ③中指の長さ 8 8.5 9 ④手首幅 9 9.5 10 ⑤手首ゴム部幅 7.5 8 8....

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KEY SMART「NanoStylus」

タッチペンを検討したことも何度かありますが、3シーズンは手袋をあまり使用しないこともあり結局使わず。

画像出典:HIGHMOUNT

使うならと考えていたのは、KEY SMARTの「NanoStylus(ナノスタイラス)」

◾︎ オーバーグローブをしながらでもスマホの操作可能
◾︎ 2gという軽量コンパクト

画像出典:HIGHMOUNT

指出し可能な手袋でも、オーバーグローブをしてしまえば再びストレス発生。しかも、オーバーグローブの着脱はさらに面倒。

これ1つあれば、アウトドアでも日常でも、オールシーズン手袋によるスマホ操作の煩わしさから解放されるなと。

画像出典:HIGHMOUNT

重さはわずか2g、全長48mmというミニマムさ。

アウトドアでサッと使ったり、失くしたりしないためには、何かしらの"のびる"ものに付けておくのがベストですね。


アウトドアでマルチに使っているハイマウントの「リールキーホルダー」。ショルダーやサコッシュにコンパクトに付けておける、お気に入りのアイテムです。


2gという軽さなのでとりあえず持っておくのもありだと思いながらも、結局買わず。躊躇った理由は・・・

◾︎ 厚手のグローブだとちょっと使いづらい
◾︎ iPhone SEだとホームボタンに反応しづらい

厚手のグローブでの使い心地は実際に使ってみないとわかりませんが、iPhone SEのホームボタンに関しては確かにそうかもしれないと。

第二世代のSEのホームボタンは物理的なボタンではなくセンサータイプ。Touch IDが搭載されており、手袋をしない季節の日常使用では特にストレスを感じませんが、冬やアウトドアではこれが曲者。

物理的なボタンであれば手袋をしていても押せますが、センサータイプだといくら押しても反応しません。パスコードの画面すら出せないので、それが非常に使いづらい。普通のボタンだと思ってSE2にしましたが、とんだ失敗だったなと。

そんなこともあり、タッチペンを買っても結局素手になるのではないかと思い見送りました。しかし、アウトドアで使うならこれがいいかなと思っています。いつかiPhoneを買い替えたときにでも・・・

以前はAmazonで販売していましたが、現在は取り扱いがないようで。すごく安いというわけではないので、試すことができればいいなとは思いますが。最近ハイカーズデポで取り扱いが始まったようなので、もしかしたら試すことができるかもしれません。


ハイカーズデポHP

Nano Stylus
登山、ハイキングの基本装備ともいうべき存在になったスマートフォン。タッチスクリーンの操作は対応グローブをしていても冬季にはストレスになるもの。グローブを外さずに確実に操作するためのわずか2gのマイクロスタイラスペン。 仕様 重量 2g サイズ 直径φ7.5mm、全長48mm 素材 アルミニウム、シリコンゴム

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まとめ

冬山・雪山に使いやすい指出し可能な手袋の需要は高そうですが、意外に種類は少ないです。しかし、タッチの反応も、操作性も、素手に勝るものはないため使ってみるとやはり便利。

Foxfireの「パワーストレッチフィンガースルーグラブ」は手が小さい方にもフィットしやすいと思うで、サイズで悩んでいる方は試す価値があると思います。

アウトドアでも日常でも使いやすく、特に登山、フォトグラファー、釣り人にはおすすめの指出し手袋です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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