歩き人たかちです。
山でも海でも日常でも、スタイルに限らずサッと背負って出かけられるものが一つあると、とても便利。
今回は、どんな場面でも愛用している、モンベルの「メッシュギアコンテナ」をご紹介します。
隠れファンも多い、何気ないロングセラー商品。低山ハイクと日常では20L、海では35Lを使用しています。
メッシュで軽量でシンプル。使うと結構虜になる使い心地です。
メッシュギアコンテナの基本構造
サイズは20,35,50Lの3サイズ。
容量 | 重量 | サイズ |
20 | 460g | H40×W28×D18cm |
35 | 570g | H48×W34×D23cm |
50 | 680g | H55×W40×D27cm |
メッシュは硬めで丈夫なナイロンメッシュ。光沢があります。底部は900デニールでこちらも強度は十分。
背面などは210デニールのナイロン生地。素材は丈夫ですが、メッシュなのでザック自体の重量は軽めです。
軽量ザックはペラペラ感があるものが多いですが、これは"軽量だけどがっちり"しているので、使い勝手もいい。スーパーなどでの買い物時も便利。
アウトドアではメインで使うこともあれば、ただの荷物入れだったり。多様な使い方ができます。
開口部は吹き流し構造。生地の内側はウレタンコーティング。
ドローコードは昔っぽくて割と気に入っています。しかし、生地の厚みもあって動きは少々硬め。
多少荷物が増えても対応可能。バックル付きのテープで調整、固定します。テープは最長約53cmと結構長いので、お土産とかちょっとはみ出ても気にしない。
ジッパーは容量以上入れることができず、無理矢理だと故障の原因になるので、吹き流しタイプはとても便利。単純な構造なので、故障自体起こりにくいのもいいところ。
荷物が少ない時はギューッと閉めてスッキリフォルム。
中には内ポケットが1つ。縦横約20cmの正方形。
お財布、ハンカチ、スマホなど、最低限取り出しやすい場所に入れたいものが入る大きさとなっています。
側面にはジッパーがあるので、バックルをいちいち開閉しなくてもアクセス可能。
中身がごちゃごちゃしていても、横からさっとアクセスできるのは日常使用にも嬉しいポイント。出し入れが多いものをジッパー側に寄せておくと楽ちんです。
横持ちできるハンドルも付いていて、これが何気にすごく便利。ささっと移動されるときや、車への積み上げ積み下ろしも楽々。荷物が重くなった時など、あるのとないのでは使い勝手が大きく変わります。
ショルダーハーネスの内側は、柔らかい触り心地のいい素材。多少のクッション性があります。
背面上部はマジックテープになっており、背面パッドの出し入れ、ショルダーベルトの収納が可能。ショルダーベルトを収納すると"コンテナ"感満載になります。
腰の簡易ベルトも付いていて、こちらも収納可能。
背面パッド。
約1cmの厚みがあり、薄すぎず厚すぎず丁度よい。
クッション性のあるフォームパッドで、休憩時に取り出してクッション代わりにしたり、海ではダイビングの合間の昼寝マットにしたり、自由に使えます。
見た目はシンプルなメッシュバックですが、必要最低限の使いやすさを備えているところはモンベルクオリティ。
20Lで山と街を歩く
近場の低山を歩きに行くときはこれで十分。
レインウェア、防寒着、エマージェンシー、ヘッドランプなどの最低限の山道具に珈琲や本をプラスして、サクッとまったり山を歩きます。
防水対策は外からレインカバーでもいいし、中で防水してもいい。全体の半分くらいがメッシュなので、ザック自体が濡れることはあまり気にしません。
ただ、どのザックでも一緒ですが、レインカバーの場合は、カバーのかかっていない背中やショルダー部分からじわじわ濡れるので、絶対に濡らしたくないものは"中の防水対策"が必要です。
レインカバーをしないとザック自体が保水して重くなるということもあるので、内と外、両方行えば完璧。ザックにはいつもゴミ袋を忍ばせています。
日常使いで雨の日はこんな感じ。わかりやすいようにロゴを前面にしていますが、普段は背中側で。
スタッフバックとザックが同じ容量だと、荷物が多いときにザックの容量を最大限活かせなかったり、突っ張って出し入れしづらくなります。なので、中の防水で使うスタッフバッグは、ザックよりも容量の大きいものがおすすめです。(写真は同じ容量のスタッフバッグ。日常使用ではパンパンに入れることがないので問題なし。)
晴れの日はガンガン見せる。アウトドアっぽい雰囲気。
35Lで海やキャンプへ
ダイビングやシュノーケルで海に行くときは35Lを使用。ダイビング器材をパッキングした状態。
中にはこのような物をパッキングしています。
2ピースのウェットスーツ、ブーツ、フィン、マスク、シュノーケル、手袋、ダイブコンピューター、カメラ、防水バッグ。写真には無いですが着替え、サンダル、タオルなど。
BCとレギュレーターはいつも借りています。BCも持参となると35Lでは収まりません。レギュレーターをいただいたので、試しにパッキング。十分収まりました。
ダイビング用のバックはボストンのような形が主流ですが、持ち運びが大変。学生時代、合宿場所まで電車で荷物を持って行くのが本当に嫌でした。荷台やスーツケースを使用したり、部員はいかに楽に運ぶかを試行錯誤。その当時にこのザックに出会いたかった。
ダイビング用のリュックもありますが、メッシュギアコンテナの方が使いやすいので、あえてこちらを選んでいます。
水遊びに使用する上で嬉しいのは、やはり"メッシュ"ということ。使った物を帰り際まで乾燥させますが、大体生乾き。濡れたタオルも、通気性抜群のメッシュなら気になりません。
海の場合、使用した道具から潮の香りが漂うので、普通のバックに入れることに抵抗があります。帰宅してジッパー開けたとき、もわーんと広がる湿気った潮臭さが苦手。しかし、これならザックの丸洗いも負担がなく、水遊びでの使い勝手は抜群。
ダイビング器材はしっかり乾燥させ、またこのザックに収納しています。埃も湿気も気にならず、そのまま背負って出発できるところが◎
沢登りでは、中のものを防水バッグに入れてパッキング。前面メッシュだと水はけが抜群で、保水する生地面積が圧倒的に少ないので、濡れによる重量増加も気になりません。
どんどん荷物を詰め込むキャンプでも重宝します。
ダイビング、シュノーケル、沢登り、川遊び、キャンプ、ハイキング、日常とオールオッケー!
水遊び用に防水バッグを探す方も多いですが、どうせいろいろ濡れるなら濡れても良いバックを選択肢にするのはありだと思います。
お気に入りポイントまとめ
◾︎ シンプルなメッシュバック
軽くて、シンプルな構造。見た目もアウトドアっぽい◎。道具を収納したまま置いておいても湿気がたまらないメッシュが便利。
◾︎ 荷物の増減に対応可能な吹き流し
キャンプの撤収など、帰りはなぜか入らないとか、なぜかパンパンということも。そんなときにも、懐が深い吹き流しは◎多少雑に入れても問題ないところがいいですね。
◾︎ サイドジッパーと横持ちハンドル
中身に楽々アクセスできるサイドジッパーと横持ちできるハンドルが◎。リュックであり、横持ちもできるのは使いやすい。
◾︎ 旧ロゴ
現在でも旧ロゴのデザイン。機能には関係ないですが、密かなお気に入りポイント。旧ロゴ使用の商品がどんどん減っていますが、これはこのままでいてほしい。
どんなアウトドアでも、メインでもサブでも大活躍だと思うので、気になる方はチェックしてみてください。
↓モンベル「メッシュギアコンテナ20」↓
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