歩き人たかちです。
コロナがどうであれ季節は進みます。
夏の気配が近づいてきたので、山でも海でも日常でも、サッと背負ってフィールドへ出かけられる愛用のモンベル「メッシュギアコンテナ」をご紹介します。

隠れファンも多い、何気ないロングセラー商品。
低山ハイクと日常では20L、海では35Lを使用しています。
メッシュで軽量でシンプル。使うと結構虜になる使い心地。
メッシュギアコンテナの基本構造
サイズは20,35,50Lの3サイズ展開。
容量 | 重量 | サイズ |
20L | 460g | H40×W28×D18cm |
35L | 570g | H48×W34×D23cm |
50L | 680g | H55×W40×D27cm |

メッシュは硬めで丈夫なナイロンメッシュ。光沢があります。底部は900デニールでこちらも丈夫。

背面などは210デニールのナイロン。素材は丈夫ですが、メッシュなのでザック自体の重量は軽めです。
軽量ザックはペラペラ感があるものが多いですが、これは軽量だけどがっちりしているので、日常使用でも格好いい。スーパーなどの買い物時も便利。アウトドアではメインで使うこともあれば、ただの荷物入れだったり。多様な使い方ができます。

開口部は吹き流し構造。生地の内側はウレタンコーティング。

ドローコードは昔っぽくて割と気に入っています。しかし、生地の厚みもあって動きは少々硬め。

多少荷物が増えても対応可能。バックル付きのテープで調整、固定。
ジッパーだと容量以上入れることができないので、吹き流しタイプは便利です。長さのある物にも柔軟に対応するし、お土産を買い過ぎても大丈夫◎

荷物が少ない時はギューッと閉めてスッキリフォルム。

中は内ポケットが1つ。縦横約20cmの正方形。
お財布、ハンカチ、スマホなど、最低限取り出しやすい場所に入れたいものが入る大きさとなっています。

側面にはジッパーがあるので、バックルをいちいち開閉しなくてもアクセス可能。
中身がごちゃごちゃしていても、横からさっとアクセスできるのは日常使用にも嬉しいポイント。出し入れが多いものをジッパー側にパッキングすると楽ちん。
横持ちできるようにハンドルも付いているので、ささっと移動するときや車への積み上げ積み下ろし時は非常に便利。あるのとないのでは使い勝手が大きく変わります。

ショルダーハーネスの内側は、柔らかい触り心地のいい素材。多少のクッション性があります。
背面上部はマジックテープになっており、背面パッドの出し入れ、ショルダーベルトの収納が可能。ショルダーベルトを収納すると「コンテナ」感満載になります。

腰部分の簡易ベルトも付いていて、こちらも収納可能。

背面パッド。

約1cmの厚みがあり、薄すぎず厚すぎず丁度よい。
クッション性のあるフォームパッドで、休憩時に取り出してクッション代わりにしたり、海ではダイビングの合間の昼寝マットにしたり、自由に使えます。
見た目はシンプルなメッシュバックですが、必要最低限の使いやすさを備えているところはモンベルクオリティ。
低山と日常で20L

サクッと低山を歩きに行くときはこれで十分。
レインウェア、防寒着、エマージェンシー道具、ヘッドランプなどの最低限の山道具に珈琲や本をプラスして、サクッとまったり歩きに行きます。

防水対策は外からレインカバーでもいいのですが、カバーのかからない背中側の生地からじわじわ濡れるので、中で防水することが多いです。(雨予報の日は基本的に使用しませんが・・・)
普通のザックでも絶対に濡らしたくない場合は「中身の防水対策」をした方が確実。防水のスタッフバックに小分けをして入れつつ、悪天候時用にゴミ袋をいつも忍ばせています。
レインカバーをしないとザック自体が保水して重くなるので、外の防水ではそれを防げます。内と外、両方行うことで"いつの間にか濡れていた"という事態は回避。
強風時は"レインカバーの隙間から風が入り煽られ、体勢が崩れる"ということもあるので、悪天候時、森林限界を超えた場所でのレインカバーは危険なことも。使用する場合は、隙間なくしっかりぴったりザックを覆います。

日常使いで雨の日はこんな感じ。わかりやすいようにロゴを前面にしていますが、普段は背中側で。
スタッフバックとザックが同じ容量だと、荷物が多いときにザックの容量を最大限活かせなかったり、突っ張って出し入れし難いので、ザックよりも容量の大きいものがおすすめです。(写真は同じ容量のスタッフバッグ。日常使用ではパンパンに入れることがないので問題なし。)

晴れの日はガンガン見せる。アウトドアっぽくてお洒落です。
ダイビングやキャンプで35L

ダイビングに行くときは35Lを使用します。ダイビング器材をパッキングした状態。

中にはこのような物をパッキングしています。
2ピースのウェットスーツ、ブーツ、フィン、マスク、シュノーケル、手袋、ダイブコンピューター、カメラ、防水バッグ。写真には無いですが着替え、サンダル、タオルなど。
BCとレギュレーターはいつも借りています。BCも持参となると35Lでは収まりません。以前レギュレーターをいただいたので、今回は試しにパッキング。十分収まりました。

ダイビング用のバックはボストンのような形が主流ですが、持ち運びが大変。学生時代、合宿に電車で荷物を持って行くのが本当に嫌でした。荷台やスーツケースを使用したり、部員はいかに楽に運ぶかを試行錯誤。学生時代に出会いたかったです。

ダイビング用のリュックもありますが、メッシュギアコンテナの方が使いやすいので、あえてこちらを選んでいます。
水遊びに使用する上で嬉しいのは、やはり"メッシュ"ということ。使った物を帰り際まで乾燥させますが、大体生乾き。濡れたタオルもメッシュなら気になりません。
海の場合、使用した道具から潮の香りが漂うので、普通のバックに入れることに抵抗があります。帰宅してジッパー開けたとき、もわーんと広がる湿気った潮臭さが苦手。しかし、これならザックの丸洗いも負担がなく、水遊びでの使い勝手は抜群。
ダイビング器材はしっかり乾燥させてまたこのザックに収納。誇りも湿気も気にならず収納でき、そのまま背負って出発できるところが楽ちん。
沢登りでは、中のものを防水バッグに入れてパッキング。前面メッシュだと水はけが抜群で、保水する生地面積が圧倒的に少ないので、濡れによる重量増加も気になりません。
どんどん荷物を詰め込むキャンプでも重宝します。
ダイビング、シュノーケル、沢登り、川遊び、キャンプ、ハイキング、日常と何でも◎
水遊びに防水バッグを探す方も多いですが、どうせいろいろ濡れるなら濡れても良いバックを選択肢にするのはありです。
お気に入りポイントまとめ
①シンプルなメッシュバック
軽くて、シンプルな構造。見た目もアウトドアっぽい◎。道具を収納したまま置いておいても湿気がたまらないメッシュが便利。
②荷物の増減に対応可能な吹き流し。
荷物が増えるのもそうですが、多少雑に入れても問題ないところがいい。キャンプの撤収など、帰りはなぜか入らないとかパンパンということも。そんなときにも懐が深い吹き流し。
③サイドジッパーと横持ちハンドル
中身に楽々アクセスできるサイドジッパーと横持ちできるハンドルが◎。リュックであり、横持ちもできるのは使いやすい。
④旧ロゴ
現在でも旧ロゴのデザイン。何気ないことですが、お気に入りポイント。旧ロゴ使用の商品がどんどん減っていますが、これはこのままでいてほしい。
どんなアウトドアにも、メインでもサブでも大活躍だと思うので、気になる方はチェックしてみてください。
↓モンベル「メッシュギアコンテナ20」↓

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