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アウトドアドリッパーの最終形!ミュニーク「Tetra Drip / テトラドリップ」軽量薄型どこにでも入る登山とキャンプのコーヒー器具

山 の 道 具

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

コーヒーは山の嗜好品。いわば、自分にとっての必須装備。

コーヒーミルの形は変えられない。重量にも限界がある。ならば、ドリッパーを追及しよう。

MUNIEQTetra Drip 01S

登山に嬉しい、薄さと軽さ。加えて、芸術作品のような美しさ。

ユニフレームのドリッパーから一転。登山に適した"最終形"といっても過言ではない。

海外ハイカーからも褒められた、機能性とデザインの結晶である「テトラドリップ」をご紹介します。

\ ドリップコーヒー嗜みませんか?/

◾︎ アウトドア用のコーヒー器具を探している
◾︎ 折りたたみドリッパーの厚みをなくしたい
◾︎ 安定感のある軽量ドリッパーがほしい
◾︎ インスタントコーヒーから一歩踏み出したい

◾︎ 1人用のおしゃれなドリッパーがほしい
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「MUNIEQ / ミュニーク」とは?

2022年、北海道で設立された「MUNIEQ / ミュニーク」。ブランド名は、「minimal & unipue equipment」を意味する造語です。
\ ブランドサイトより引用 /
必要な機能を突き詰めていくと道具はシンプルになる
シンプルな道具は収納性に優れる
– Minimal –
– Unique –
– Equipment-
MUNIEQは必要な機能を突き詰めデザインした
シンプルでコンパクトなアウトドア用品を作る
シンプルでコンパクトなメーカーです
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MUNIEQ「Tetra Drip 01S」概要

携帯用ドリッパーに求められる、「携帯性・安定性・おいしさ」を損なわずに開発された「テトラドリップ」。

  0S1 0S2
サイズ 107x 66x 0.8mm 132 x 90x 0.9mm
対応サイズ 直径46-100mmのカップ・容器 直径46-128mmのカップ・容器
重量 23g 40g
容量 1.5cup 3.5cup
素材 ステンレススチール ステンレススチール

サイズは2種類。1〜2人用の「01S」と、2〜4人用の「02S」。

*今回、ご紹介するのは「01S」

「テトラドリップ」の素材

◾︎ ステンレススチール
◾︎ ポリプロピレン

素材は2種類。ポリプロピレンは、ステンレスよりもさらに軽量な素材で、重量は約半分(01P/12g)。

ステンレスには、酸化発色させた「ブラックステンレス」もラインナップ。

酸化発色させると、もとの酸化皮膜の厚さがより厚く均一になります。錆びにくく、亀裂や剥離も起こりにくい加工です。

スレンレスの「テトラドリップ」は肉抜きデザイン

ポリプロピレンのドリッパーは1枚の壁なのに対し、スレンレスのドリッパーは肉抜きされています。
軽量化に加え、抽出時の炭酸ガスを効率良く抜く効果も。
ドリップコーヒーの楽しみでもある"膨らみ"は少なくなりますが、そもそも豆の鮮度がよくないと膨らみません。
焙煎後、2週間ほど経つと、炭酸ガスはほとんど抜けてしまいます。

「テトラドリップ」の組み立て方

 

同じ形が3枚。三角形の線端に切れ目があり、順番にはめていきます。

切れ目の部分を、切れ目の反対側の角にはめる

切れ目を引っかけたら、少しクイッと曲げて、下も入れ込みます。

この作業を3回繰り返すとテトラの完成。

はじめは、こっちだっけ?どうだったっけ?と、手こずりましたが、慣れてしまえば一瞬。

フィルターは円錐形を使用

 

使用するフィルターは"円錐形"。通常のドリッパーは丸いですが、テトラなので三角形。

浮くこともなく、スッと収まる。むしろ、丸い方が浮く印象。

いつも通り、お湯を注ぎます。はじめは、三角形が不思議ですが、慣れれば何とも思わなくなります。

台形のフィルターを使用している場合でも、少し折れば使用可能。折り方はMUNIEQ公式サイトでも紹介されています。

\ 円錐形フィルターの特徴 /

一つの穴に向かってお湯が集約され、湯通りが均一。穴が大きいと湯通りが早く、すっきりした味わいになる

\ 台形フィルターの特徴 /

3つ穴でお湯の滞留時間が長いため、どっしりとした、濃いめの味わいになる
*穴の数より、穴の面積の大小の方が、湯通りの速さ(味)に関係します

フィルターは、漂白された「白」と、漂白されていない「茶色」があります。

漂白されていない茶色の方が、紙のニオイが強めなので(1枚ではわからないレベル)、こだわって、美味しい珈琲を淹れるなら白がおすすめ。

ドリップする前に、フィルター全体をお湯で濡らすと(「リンス」という)、紙の味が取れます。親は少ないと意味がないので、サーバーやカップに落ちるくらいの量を。


\ MUNIEQ 公式サイト/

Minimal outdoor equipment | MUNIEQ | Japan
MUNIEQ makes collopsible coffee dripper Tetra Drip that has simple and minimal design in Japan.

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実際に「テトラドリップ」を山で使用したレビュー

\ よかったポイント /

◾︎ コーヒーの味はしっかり美味しい!
◾︎ どこにでもパッキングできる携帯性

◾︎ フィルター先端の飛び出しが少なく、コーヒーに浸らない
◾︎ どんなカップでも安定感がある
◾︎ オフィスにもおけるようなデザイン性

コーヒーの味はしっかり美味しい!

山で飲むドリップコーヒーを「まずい」と思ったことはありませんが・・・

お湯はクッカーで注ぐので、自宅ほど丁寧には淹れられませんが、「あ、ちょっと適当になっちゃった」というときも、しっかり美味しい。

ドリッパーの形状は、"フレーム式"に分類されます。全面の肉抜きされた部分から、空気が抜けていく構造。
お湯の通りもよく、お湯のかけ方によって、好みの味に調節できます。
浅煎り〜深煎りまでの、すべての豆に対応。飲みやすいコーヒーが淹れられるので、好みの違う人とも使い回しがしやすいタイプ。

どこにでもパッキングできる携帯性

3枚合わせて"0.8mm"。重量は23g。以前の、ユニフレームのドリッパーとの厚みが全然違う。

重量よりも、薄さがすごい。シャツのポケットに入っていても、気がつかない。

専用のケースもありますが、私は、クッカーに入れるか、フィルターの間に挟んで持ち歩いています。

メスティンは、すっぽり入るので何も問題ない。

丸いクッカーは・・・入らなかった(500ml)。こういう収納の仕方は、クッカーに傷がついてしまうので、おすすめしません。

ニュージーランドのロングトレイルには、フィルターを100枚持参。

高さはちょうどフィルターサイズなので、真ん中に挟み、フィルターをクッション代わりにしていました。フィルターは減っていきますが、破損もなく、無事に4ヶ月。

ぺったんこなので、サイズさえ合わせれば"シンデレラフィット"も可能かと。

あらゆる隙間に入るので、アウトドアのみならず、旅行にも持ちやすい◎

フィルター先端の飛び出しが少なくコーヒーに浸らない

ユニフレーム(バネ式)の不満点は、"フィルターの先端がかなり飛び出す"こと。

支えの部分から下に約3cm飛び出すので、抽出された珈琲に浸ります。

使用しているカップの高さが6〜7cmなので、カップの半分を過ぎたあたりから浸り出す。最後は、ドリッパーを持ち上げながら淹れていました。

「テトラドリップ」は、フィルターの飛び出しが1〜1.5cm弱。

最後の方まで浸らないので、持ち上げるストレスから開放されました。

どんなカップでも安定感がある

左から、200ml、375ml、500ml。乗せることができれば、どんなカップでも安定感があります。

突起が内側と外側一つずつあるので、この範囲に収まればOK。

直径5cmの魔法瓶

ステンレスの「テトラドリップ(01S)」は、直径4.6cm〜10cmまでのカップに対応。

しかし、5cmでギリギリかなー、という印象です。これ以上細いと不安。

オフィスにもなじむ美しいデザイン

ニュージーランドで、海外のハイカーに「すごく美しいね!芸術作品だよ!」と、何度か褒められました。

シンプルであり、スタイリッシュ。洗練されたデザインが、アウトドアギアであることを忘れさせる。

アウトドアギアのオフィスカジュアル。いや、オフィススタイルか。

おしゃれな仕事場で使っても、スッと馴染んでくれます。

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「テトラドリップ」の注意点とデメリット

\ 注意ポイント /

◾︎ 破損に注意!不安なら専用ケースの使用を
◾︎ クッカーやカップが傷つきやすい
◾︎ 風に飛ばされないように注意(特にポリプロピレン)

破損に注意!不安なら専用ケースの使用推奨

薄いので、雑には扱えません。ひょんなことで、パキッといかないか心配ではある。

ユニフレームは雑に扱っても平気だったので、その点はアウトドア向きでした。

不安な場合は、専用のケースを。レザーケースは硬めのつくりで、破損しにくいです。

Tetra Drip & Filter Pouch (small)

フィルターと一緒に収納できるタイプも便利です。

軽さが利点なので、ケースを使うことで重量が増してしまいますが、不安なら使ったら方がいいですね。

クッカーやカップが傷つきやすい

ステンレスの場合、クッカーに直接収納したり、金属製のカップと合わせるとき、傷がつく恐れがあるのでご注意を。

クッカーは、焦げつき防止の加工が施されていることが多いため、剥がれないように、ものを直接収納しない方がいいです。

てぬぐいやバンダナなどにくるむ形で、収納するのが長持ちの秘訣。

風に飛ばされないように注意(特にポリプロピレン)

稜線のテント場や山小屋周辺で使用するときは、風に飛ばされないようにご注意を!

特に、ポリプロピレンは12gしかなく、めちゃくちゃ軽い。ちょっと風が吹くと、ぴゅ〜っと飛んでいきます。

ステンレスはポリプロピレンほどではないですが、一度、瞬間的に吹いた風により、挽いた粉をぶち撒けました。

ステンレスは、飛ばされるというよりも、"倒されて転がる"という感じなので、失くしはしませんでしたが。

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検討したけどやめたDOOGOO(ドゥーグー)「THE MICRODRIPPER」

出典:DOOGOO

DOOGOO「THE MICRODRIPPER

  サイズ   使用時:W110×H70×D105mm 
収納時:W10×H80×D3.6mm
重量 21g
素材 ステンレス

収納サイズは、これに勝るものはないのではないか、というほどのコンパクト性。

しかし、形が形なだけに、ちょっとクセが強い。組み立てと、フィルターのセッティングには、慣れとコツが必要です。

重量は「Tetra Drip 01S」と2gしか違わない。やめた理由は、"1日歩いたあとに神経を使いたくない"と思ったから。

軽量化の点ではすごく優れていますが、"快適性"も大事。軽さだけで決めるのではなく、"どんなときも無理なく使えるか"を考慮しないと続きません。


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まとめ

ドリッパーは、厚みや形により意外と場所を取るし、"シンデラレフィット"の邪魔をしがちなギアだと思います。

しかし、「テトラドリップ」なら、そんな悩みも解決してくれる。使い方も難しくありません。

◾︎ どこにでも(隙間に)パッキングできる、軽くて薄いアウトドアのドリッパー
◾︎ 1人用の手軽なコーヒー器具

◾︎ 外でも家でもオフィスでも、スタイリッシュに使えるデザイン性の高いドリッパー

幸せな空間で嗜む、自分の好みのコーヒーを覚えると、もう、戻れません。

\ 山で使う「コーヒーミル」はこちら /

いつもインスタントだけど、山のドリップコーヒーに挑戦してみようかな、という方。格別な1杯を楽しみましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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