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ニュージーランドでおすすめの【携帯キャリア】トラベルプランでお得に!契約・使い方を解説

Te Araroa

歩き人たかちです(@takachi_aiina)

海外でスマホを使うにはどうしたらいいか?
ニュージーランドでの契約方法は?

4ヶ月間の「テ・アラロア」で利用した、スマホのSIMやプランについてまとめました。

私が利用したのは、「One NZ」の「トラベルプラン」2ヶ月。その後、通常プランの「My Flex Prepay」に変更。

海外は、日本よりもwifiが充実しているため、宿やお店のwifiを利用して旅をすることも可能。

しかし、都市を離れるなら、SIMの購入をおすすめします。旅行者用のお得な「トラベルプラン」が充実しているので、気軽に利用できます。

\ こんな疑問にお答えします /

◾︎ 旅行者用のSIMはどんなもの?おすすめは?
◾︎ ニュージーランドでおすすめのキャリアは?
◾︎ 購入・契約方法は?
◾︎ 通常プランへの変更方法は?
◾︎ 料金はどうやって払う?
◾︎ 田舎や山の中の電波の入りやすさは?
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海外旅行前にスマホは「SIMフリー」にしておこう!

海外のSIMカードを使う場合、スマホの「SIMロック」を解除して、SIMフリーにしておく必要があります。

「改正電気通信事業法」により、2021年10月1日以降に発売された端末については、SIMロックが原則廃止となりました

*SIMロックの解除方法は各キャリアの手順に従ってください。解除の条件の確認も忘れずに

学生の頃、スペインの巡礼路を歩いたときはまだ、SIMロックの解除ができず。定期的に街を通っていたため、宿とお店のwifiだけで問題なく1ヶ月を過ごしました。

しかし、街から離れる時間が長い場合、現地のwifiだけでは不十分。

特に、ニュージーランドは天気が変わりやすいので、アウトドアでは、天気予報を確認できないのはストレス。雨による増水も多いため、安全のためにも電波が必要です。

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SIMの紛失防止になる「eSIM」

「eSIM」は、物理カードを必要としない"データSIM"です。

「eSIM」は、スマホに内蔵されているチップに、インターネット経由で契約情報を書き込むもの。ダウンロードして使うので、物理カードは不要

物理カードは、交換後の"紛失のリスク"がありますが、その心配もありません。

「旅行」がニュージーランドで使っていたもの

SIMの切り替えは、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」から簡単にできます。使う方を「オン」にすればOK。

帰国後すぐ使えるように、日本の契約はそのままにしました。格安スマホの一番安いプランに変更し節約。

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ニュージーランド【携帯キャリア比較】ハイカー人気は「Spark」

ロングトレイルなら「One NZ」か「Spark」がおすすめ!

\ ニュージーランドの大手キャリア/

◾︎ One NZ ( 旧:Vodafone )
◾︎ Spark
◾︎ 2degrees

ニュージーランドで"3大キャリア"と呼ばれる携帯会社は上記3社。他には、「Spark」回線の格安キャリアSkinnyもあります。

\ 各キャリアのメリット・デメリット /

*2024.8.14時点の情報

◎ メリット ✖️デメリット
One NZ ◾︎ ニュージーランド最大
◾︎ 通信エリアが広い
◾︎ 店舗数が多い
◾︎ 自分でプランを組み合わせられる
「フレックスプラン」あり
◾︎ 最安プラン$13〜
◾︎ テキスト回数・無料通話時間を繰り越せる
◾︎ 繰り越しデータは3.5GBまで
Spark ◾︎ 通信エリアが広い
◾︎ トラベルプランが他よりお得
◾︎ 街中のSparkスポットでwifiが使える
◾︎ 繰り越し可能データは3.5GBまで
◾︎ デザリング機能が有料
(wifiがあれば問題なし)
◾︎ フレックスプランはない
2degrees ◾︎ 他大手2社よりも安い
◾︎ 2degrees同士は通話無料
◾︎ オーストラリアへのテキスト
メッセージが無料
◾︎ 都市から離れると電波が
繋がりにくいことも
◾︎ トラベルSIMは割高
Skinny ◾︎ 3大キャリアに比べて安い
◾︎ Spark回線で通信エリア・速度は比較的安定
◾︎ 「021,022,027」はじまりの
電話番号は引き継げる
◾︎ 夏は毎週末2GBプレゼントあり
◾︎ 店舗数が少ない
◾︎ オークランド空港で買えない
◾︎ トラベルSIMはない
Can scroll

「One NZ」と「Spark」は利用者が多く、通信エリアも広い。通信速度も安定しています。さまざまな環境で使うロングトレイル(アウトドアトリップ)なら、2社のどちらかがおすすめです。

*都市から離れると、地域ごとに繋がりやすい回線が異なるそうです。ワーホリや留学で1箇所に滞在する場合、地域で調べた方がよさそうです。

田舎の方でも繋がりやすいと聞き、私は「One NZ」にしました。しかし、電波の入り具合は「Spark」と大差なかった印象。山でも、両キャリア同程度。ハイカーは「Spark」利用が多かったです。

自然の中では、ピークや稜線など、ひらけている場所では電波が入りやすいです(特にピーク)。しかし、森や沢沿いではほとんど圏外でした。

\「One NZ」通信エリアMap /

Mobile Coverage - Maps
Our 5G and 4G mobile networks provide coverage in 98.5% of the places you work, live and play. Check our coverage maps to see the signal at your location. Your ...

\「Spark」通信エリアMap /

Spark NZ network coverage
See where you can get Spark NZ network coverage for 5G, 4G, 3G, Cat-M1, LoRaWAN and WiFi. Check your phone compatibility with the Spark network.

「2degrees」の利用者は、周りにはおらず。格安キャリア「Skinny」も、聞きませんでした。

「Skinny」はトラベルプランがないので、旅行者よりも滞在者向けだと思います。「021,022,027」からはじまる電話番号は引き継げるので、3ヶ月以上滞在の場合、「トラベルプラン」から「Skinny」に変更する人が多いようです。

*「Skinny」のSIM販売店はこちら

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ニュージーランドは契約ではなく「購入」

ニュージーランドは、日本のような契約ではなく"購入"スタイル。SIMを購入し、アプリでお金をチャージ(Top up)して使う"プリペイド式"が一般的です。

オークランド空港

オークランド空港は、「One NZ」と「Spark」の店舗が並びであります。設定はお店の人がやってくれるので、購入から電波が繋がるまであっという間でした。

注意点として、出国前にスマホの「データローミング」をオフにすることを忘れずに!

「データローミング」とは、海外で、現地の通信事業者のネットワークを利用して日本の通信事業者と接続し、データ通信を行う仕組みです

「データローミング」を利用すると、携帯料金が高額になる恐れがあります。海外でスマホを使用可能にする機能ですが、プランなどに加入していない場合、使わない方がいいです。

海外のSIM利用時も、「データローミング」はオフのままでOK。SIMを挿入し、機内モードを解除すれば通信可能になります。

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日本と異なる「TXTs / テキスト」文化

ニュージーランドのプランには、「データ容量」「テキスト」「無料通話」がセットになっています。

その中で、「TXTs / テキスト」が日本と異なる部分。

「テキスト」は"SMS"のメッセージのこと。ニュージーランドでは、予約にも「テキスト」を使います。「予約は電話かテキストで」という感じで、HPに記載されていることも多数。

そのため、プランの中に"テキストの回数"が含まれています。

水上タクシーの予約をしたときの返信の一部

日常会話でも「メールしてね」ではなく、「テキスト(txt)送って」と言います。

「テ・アラロア」では、水上タクシーの予約やトレイルエンジェルと連絡を取るとき、バウンスボックスの受け取りなどで使用。

NZでワーホリ中の、知り合いの方ともテキストでメッセージをやり取りしましたが、そこまで多くは使わなかったので、私は最低限のプラン(100回)で十分でした。

海外では、コミュニケーションアプリとして「WhatsApp」が主流(無料)。電話番号を使うもので、日本の「LINE」と同じようなもの。


WhatsApp Messenger

WhatsApp Messenger
開発元:WhatsApp Inc.
無料
posted withアプリーチ

知り合った人たちとは「WhatsApp」の連絡先を交換すればいいので、「テキスト回数」はそこまで重視する必要はないかと。

「One NZ」は、データ容量とともに、テキスト回数と通話時間も繰り越しが可能です。

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お得な【トラベルプラン/ SIM 】を利用しよう!

各キャリアには、旅行者用のお得な「トラベルプラン」があり、ほとんどの確率で勧められます。

\「トラベルプラン」の特徴 /

◾︎ 利用は最初の1回のみ( 最大3ヶ月 )
◾︎ データ容量が多く、通常プランより低価格

旅行者用なので「データ容量」が多く、通常プランに比べてだいぶお得。

その代わり、利用できるのは最初の1回だけ。期間を超える場合は、プラン変更が必要です。

「One NZ」と「Spark」は4種類、「2degrees」は1種類のプランがあります。違いは、ほとんど「データ容量」です。

最大3ヶ月で、それ以上滞在する場合は、通常プランに変更します。

\ ハイカーに人気のトラベルプラン /

左:One NZ / 右:Spark

ロングトレイルの場合、wifiがない環境も多いので、50GB前後を選ぶ人が多いです。

私は、「One NZ」のプランは最大2ヶ月だと勘違いしていたので、「10GB / $49」にしてしまい失敗。3ヶ月にしていたら、携帯料金をもっと節約できました。出発前に、プランをよく見ておくことをおすすめします。

\「One NZ」のトラベルプランはこちら /

New Zealand Travel SIM
Grab a preloaded NZ Travel SIM card and you're good to go with data, TXTs and calling minutes while you're here in NZ.

\「Spark」のトラベルプランはこちら /

NZ Travel Packs with SIM or eSIM | Spark NZ
Get a Spark Travel Pack SIM in New Zealand or a Travel Pack eSIM before you arrive. Choose a 15, 30 or 90-day data only NZ Travel Pack or a 90-day all-inclusive...

半年以下の滞在の場合、"SIMの再購入"もひとつの手段。私は5ヶ月弱の滞在だったので、「3ヶ月のトラベルプラン→2ヶ月のトラベルプラン」にするのもアリだったなと思いました。しかし、電話番号は変わります

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【One NZ】おすすめプランは?プラン変更・チャージ方法を解説

「田舎でも繋がりやすい」と聞き、「One NZ」を選択。オークランド空港の店舗で、「10GB・$49(2ヶ月)」のトラベルSIMを購入しました(挿入〜設定まで、スタッフさんにお任せ)。

*購入時、「One NZ」のトラベルプランは、すべて2ヶ月だと勘違い。40GB以上のプランは3ヶ月なので、長期滞在にはおちらがおすすめ

「My One NZ」アプリをダウンロード

プラン変更や料金の支払い(チャージ/Top up)はアプリで。ダウンロードして、アカウント登録をします。


My One NZ

My One NZ
開発元:One New Zealand Group Limited
無料
posted withアプリーチ

残りのデータ容量、テキスト回数、通話時間は、アプリ内で確認できます。

困ったときは、チャットで質問をすることも可能。チャット機能は使わなかったので対応具合は不明ですが…

通常プランは「My Flex Prepay」がおすすめ

「トラベルプラン」からプラン変更する際、新しくSIMを購入したり、店舗に行く必要はありません。

\ 通常プランは2種類 /

◾︎ Pay Monthly:パック型プラン
◾︎ My Flex Prepay:自由に組み合わせるプラン

おすすめは「My Flex Prepay」

おそらく、「One NZ」を利用している人は、ほとんど「My Flex Prepay」だと思います。

データ容量は「250MB/1GB/1.25GB/1.5GB/1.75GB/2GB/3GB/4GB/5GB/8GB/10GB/25GB/40GB」から選べる、脅威の13種類。

「Spark」には、フレックスプランがないので、これは「One NZ」のメリット。ワーホリなどの長期滞在者、移住者は「One NZ」が多かった印象です。

250MBの最安プランは$13。基本的にwifiがある環境にいる場合、最安プランで節約するのもアリ。

データ容量は3.5GBまで繰り越し可能なので、はじめ5GBにして、次から1GB前後に落として利用していました。

公式HPで、組み合わせの価格を確認できます。こちらからアクセス!

プラン変更・チャージ

*この作業は、wifiではできませんでした(そんなことある?)。電波が微弱な場所で、wifiを使ってチャージしようするもできず。微弱な電波でなんとか繋がりましたが、電波の届かない場所にいる場合、早めのプラン変更・チャージを

アプリのトップ画面

プラン変更の場合は「Plan & Add-Ons」を選択。

一度設定したプランを継続する場合は、チャージ残金が表示されている「Top up」か、下の「Top up & pay bill」を選択。

以下、プラン変更からの流れを解説します。

現在のプランが表示されます。「Flex my plan」を選択。

「データ容量」「テキスト」「通話時間」を組み合わせ、「Next」を選択。

契約期間が残っている場合、「期間満了後にプラン変更」か「今すぐプラン変更」か、選択します。

「今すぐプラン変更」の場合、データなどの繰り越しはできないので注意

「Top up」の画面に移ります。支払い方法「Credit or Debit card」を選択し、「チャージ金額」を選択します。

チャージ金額はあらかじめ設定されています。組み合わせたプランが$27なら、$30をチャージ。残りの$3はアプリ内に保有されるので、次回の足しに。

ぴったり支払えず、チャージしたお金は返金されないので要注意。出国時、アプリ内にお金が余らないよう、プラン選択を。

「追加購入」は高額!プラン選択に注意

データ容量などを使い切ってしまった場合、追加購入も可能。しかし、追加購入は高額です!

「データ容量」は特に高く、1GB / $20もします。

使い切ってしまったら、諦めてwifiに頼るか。アウトドアなどで電波が必要であれば、不足のないようにプラン選択を。

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まとめ

ニュージーランドの携帯キャリアについてご紹介しました。

◾︎「One NZ」「Spark」の2社がおすすめ
◾︎ お得な「トラベルプラン」は利用すべき
◾︎ ニュージーランドは「プリペイド式」が主流
◾︎「One NZ」「Spark」の電波の入り具合はあまり変わらない
◾︎ ハイカーに人気だったのは「Spark」
◾︎ 通常プランは「One NZ」の「My Flex Prepay」がおすすめ
◾︎ プラン変更やチャージはアプリから
◾︎ 電話番号が変わってもいいなら「トラベルプラン」のSIMを再購入するのもあり
◾︎「Skinny」は電話番号を引き継げる

通信エリアが広く、通信速度も安定している「One NZ」か「Spark」なら、山に入る、田舎を歩くロングトレイルでも安心。

長期滞在の場合も、はじめは3ヶ月の「トラベルプラン」の利用がおすすめ。

日本のような契約ではなく、好きなSIMを購入して、アプリから簡単にプラン変更・チャージができるので、気軽にスマホを使えます。

期間、滞在場所、wifiの有無などを考慮して、ベストなキャリア・プランを選択してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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