歩き人たかちです(@takachi_aiina)
2023.12.30(土)
天気:曇り ☁︎ 時々 晴れ → 晴れ ☀︎
気温:26/17℃
テ・アラロア29日目。昨日は一日雨で、ロード多め&「Hakarimata Summit」の眺望期待ゼロということで、最初で最後のバススキップをしてハミルトンへ。約2週間後に迫った「トンガリロ」の計画を立てて仮予約をしました。
今日は、年末年始を山で迎えるための前泊地「Pirongia Forest Park」にあるキャンプサイトへ。TAによくある"謎に迂回している破天荒ルート"をロードで飛ばし、(今日は)気持ちが良い牧場歩きを楽しみました。
Hamilton Backpackers - The Village Cafe - Karamu Walk Way - Pirongiaピクニックテーブルエリア - Campsite
▲ 歩行距離:38km
やさしい牧場「Karamu Walk Way」

年末年始は相変わらず天気が悪そう。こんな荒れた年末年始はたぶん初めて。
ハイカー以外もたくさん集まるバックパッカーズは22時過ぎまで騒がしくて寝られなかった。同室の女性は23時頃帰ってきたかと思ったらまた外出。自分のテントが一番いい(ハイカーあるある)。
せっかくの宿なのにほとんど寝られず4時半起床。不要な食料を消費して、雨がやんだ5時半に宿を出た。

薄暗い街中の線路を渡りハイウェイに合流。ニュージーランドの動き出しは7時以降が多く、5~6時台はまだ静か。人口が少ないというのもあるか。
歩道が終わる頃TAは1つ目の牧場に入るけど、トレイルノート"雄牛に気をつけろ"という警告あり(発情期とかに出る)。河川敷での対決?で散々な思いをしたからそのままハイウェイを歩いたら、雄牛の雄叫び?が聞こえてきた。

アップダウンがあるロードを歩き、「The Village Cafe」がある街に到着。カフェではテントを張れるけど、16時以降じゃないとNGらしい。

橋を渡るとTAは川の方へ行くけど、ここもロードを選択。アプリのコメントに「ゴミと泥だからロードを歩け」と書かれていた。おまけに、大嫌いな"overgrown"で道がないやつらしい。
Mercerで散々な目にあったし、"ロード脇の道はやばい"とわかってきた。山の泥なんかよりロード脇の方がキツイ。3000kmにするための迂回だろ、と思う場所がTAにはちょこちょこある。
アプリがあるから回避できるけど、それって楽しいのかな?とも思う。スペイン「カミーノ巡礼」のときは印刷したアバウトすぎる地図を持って行き、分かれ道は勘で歩いた(日本で販売されていない英語の分厚い本には詳しく書かれていたけど、高いし重いし買わなかった)。
宿の評価も分からず、他のハイカーに情報をもらいながら歩く行き当たりばったりなロングトレイルだったけど、その経験ができたことはとても良かった。
何でも"初めて"は特別。今回アプリを見なくても、ロングトレイル自体に多少慣れているから"初めて"には絶対勝てない。トレイルはTAの方が断然厳しいけど、自分の精神も強くなっている。
初心を忘れないように、ハプニングを楽しむためにアプリを見ないハイカーもいるけど、私は今回"NZの自然を存分に楽しみたい"と思っているからコメントも閲覧。良いテント敵地や小屋があったらゆっくりしたい。

ロードはときどき車が通る程度で、お菓子をボリボリ食べながら。スナックはコーン系をよく食べ比べしていたけど、赤いパッケージのものが一番美味しかった(いつか写真が出ます)。

川の向こうにあるらしいTAは、大変そうな雰囲気を醸し出していた。良い景色でもあれば考えるけど、何もないのにゴミと泥の中にわざわざ入らなくてもね・・・

郵便を運ぶ車のお姉さんが手を振ってくれた。牧歌的な風景になった。
ランニングの女性が2人私を抜き、ロードを歩き終える頃戻ってきた。「ノースランドから歩いているの?今日はどこから?」と話しかけられ、「ハミルトン」「車で?」「いや、歩きで」「Wow・・・Enjoy walk !」という会話。

4WDトラックに入る。青空が広がってきて暑いけど、風は爽やか。

途中、進行方向とはまったく別の向きにTAのサインと踏み台があった。
TAは"昔のサインが残っている"ことも多いから紛らわしい箇所がある。オレンジのトライアングルはニュージーランドのトラックの一般的なサインだけど、TAでもそれ以外でも使われているからややこしい。
TAは既存のトラックもたくさん通るから、既存のトラックではトライアングル、それ以外ではTA独自のサインが多い。どちらもあれば確実だけど、トライアングルだけに従っているとコースを外れることも多々ある。
つまり、TAはGPSが必須。

牧場は牛ではなく羊だった。草が短く歩きやすい。牧場恐怖症みたいになってるけど、「Karamu Walkway」と名前がついてるだけあって歩きやすい。拍子抜けするくらい歩きやすい。

しばらくすると、「Karamu Walkway」とTAが分かれた。TAは丘登りのようになりアザミがチクチク、いや、グサグサ刺さってくる。海外のアザミ、デカくて痛いんだけど。

草地を登っていくと展望が開けて、あーこれこれ、と思いながら風を受ける。
ニュージーランドの夏の爽やかさは羨ましいけど、日本のちょっとジメッとした夏の夕方の空気も恋しい。ヒグラシの鳴き声がないと夏じゃないと思うのは、日本で生きてきた証なのだろう。

乾いていても牧場の草は滑りやすく油断禁物。松林の横を通って森の中へ行くと歩きやすいし、木陰が涼しい。
粘土質のトレイルを下ると、キャンプができそうな広い草地に出た。

1箇所渡渉があり、アプリでは水マークがついているけど周りは牛のフンだらけ。なんなら、川の中にもフンがある。ここで汲んでいる人もいるみたいだけど、さすがに無理・・・ニュージーランドは牧場だらけで、水を汲む川の選定は慎重に(特に北島)。

ここまでの道のりで乾いた足はまた濡れて、牧場が終わりロードに歩きを3.5kmほど。
民家はポツポツ。車はミルクの回収車が1台通っただけ。

賑やかな声が聞こえると、公衆トイレとピクニックテーブルがある川に到着。家族が水遊びをしている。
昨日の雨のせいか少し濁っているけど、フンが落ちている川よりはマシ。水質に関する警告が出ることもあるようだけど、地元民が入っているから大丈夫だろう、と今日と明日の3.5L補給。
*キャンプ場に水場がないと思って汲んだけど、普通に川で汲めた(アクセスできないと思っていた)

キャンプ場までは砂利道のトラックを3km弱。ハイキングを楽しんでいる人が多かった。
今日の宿「Kaniwhaniwha Campsite」

30分ほど歩くと広いキャンプ場に到着。車でアクセスできないせいか、すごく良いキャンプ場&土曜日なのに3~4張り。車社会であることがよくわかる。日本なら徒歩キャンパーがいそうだけど。
焚き火スペースもあるし、ゴミ箱は等間隔に設置されている。

明日は雨予報だから一応木の下に設営。

森のスペースや隠れ個室のようなスペースもあり、静かにキャンプしたい人に向いている。

トレイは男女別で一つずつと、男女兼用が一つ。公衆トイレは基本男女兼用なのに珍しい & 嬉しい。しかもトイレットペーパーがあった。

「water」の看板があり、川への階段が整備されていた。汲む必要なかったけど、濁り具合はそんなに変わらない。
TAハイカーは見当たらず、独りキャンプを楽しむ。明日は10時から雨予報で、それまでにできるかぎり登りたい。ドロッドロの山らしいけど、ここまできてようやく登山らしい登山。それが素直に嬉しい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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