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北アルプス後立山連峰「八峰キレット」テントを担いで越えてゆく#3【八方尾根】

北 ア ル プ ス

2021.9.22(火)
天気:晴れ☀︎→雨/ガス☔︎
気温:8〜10℃(1日を通して)
風:南西 6〜7m/s

最終日の3日目。朝から霧予報でしたが、ありがたい外れで綺麗な朝日を迎えました。しかし、北アルプス南部と立山方面には黒い雲。迫り来る雨雲と競うように唐松岳方面へ向かい、八方尾根で下山。

展望がなければ"遠見尾根"と思っていましたが、八方尾根が未踏のため迷わずそちらへ。遠見尾根は少々アップダウンをしながら淡々と下る尾根で、一度歩けばお腹いっぱいという感じだったので、予定通り歩くことにしました。

【行程】

 

五竜山荘-大黒岳-唐松岳頂上山荘-丸山ケルン-八方池-八方池山荘-黒菱平-リフト・ゴンドラにて下山

▲コースタイム:5時間20分

 

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逆から。五竜山荘-唐松岳頂上山荘

*五竜山荘-大黒岳-唐松岳頂上山荘:CT 2時間30分*

テント泊の癖か、3時半に目が覚めました。明るい…と思ったら、窓から月明かりが差し込んでいました。

朝は霧予報だけど、まだ晴れてる…これから真っ白になってしまうのか?ちょっと信じ難いと思いながら外へ。

五竜岳の横で煌々と光を放つ中秋の名月。街では月の明るさが隠れてしまいますが、満月はこんなにも明るい。風はまだ穏やかで、気温もそこまで低くない。惜しむように30分くらい眺めていました。

小屋の中はまだまだ静まり返っていましたが、同じように月見をしている人がいて、テント泊の人たちはすでに動き出し、五竜岳への道にはヘッドランプの光が一つチラチラ動いていました。朝日にはまだ早いですが、お月見しながら待つのか。夜明け前のいい月見でした。

4時頃寝床へ戻りゴロゴロ。テントの撤収はないし、出発にはまだ早いし、何かを食べる気もしないし…と考えているうちに夢の中へ。おじさんの咳払いで目が覚めると、なんと5時23分…寝坊!!布団の気持ちよさにやられてしまった。

荷物はほぼまとめていたので、残りを突っ込んで外へ。ちょうど太陽が顔を出したタイミングで、あれからガスることもなく、朝日が眩しい。

反対側の立山方面はどんよりした雲が多め。「なんかあれ珍しいんじゃない?」と聴こえた声に振り向くと、ちぎれた虹。よーく見ると、虹の部分だけ雨が降っていました。

雨雲が迫ってる…一瞬悩みましたが、昨日山頂で喜びを共有した人たちに別れを告げ、八方尾根に向かって歩き出しました。

唐松岳-五竜岳間は昨年歩いたので、記憶もまだまだ新しい。逆からの景色を楽しみます。遠見尾根はここを上がって一気に下っていきます。

一番左のピークが唐松岳。右横の岩場の裏に唐松岳頂上山荘があります。歩く稜線がすべて見えると気持ちがいいですね。最後のこの緩い坂が地味に疲れたなーとか、記憶を辿りながら下ります。

一応熊鈴を鳴らそうと消音を解除しようとすると…壊れました。引っ張ったらなんかいろいろ分解。消音機能は便利ですが、構造が複雑なものはやっぱり壊れやすい。7年くらいは使いましたが、単純な鈴なら何十年と使えるだろうし、この際気になっている南部熊鈴に手を出すか。とりあえず遠見尾根じゃなくてよかった。

名のないピーク。虹がまだ出ています。むしろ長くなってる。

五竜岳はまだ晴れています。

つづら折りに下っていく。調子に乗るとズルっといくけど、このような斜面は小走りが意外に楽。

振り返る。

唐松岳方面からの人と数人すれ違いましたが、天気の崩れもあってかほとんどいないようす。

かっこいい。前回は五竜岳に惚れていましたが、唐松岳もいい。

 

登りと下りを繰り返しながら歩きますが、足場はガラガラしている急斜面も多数。

"大黒岳"を越えます。

斜面はどんどん急に。

 

大黒岳の看板がついたケルンに到着。ピークは踏まず、ここから再び下ります。

大きな水溜り的なものがあるちょっとした樹林帯へ。

頭上はまだ青空ですが、黒い雲がだんだん集まってきています。前方のハイマツ帯を抜けると岩場が始まります。

 

休憩したくなるのっぺりした場所。

 

大きな登りへ。ハイマツ帯に入ってからが特に急になります。下るのもちょっと嫌だった斜面です。

 

 

登り切ると岩場がスタート。看板がかわいい。

まずはこの壁を越える。

振り返るとこんな壁。

次はとんがり。

ガンガン登ります。

 

五竜岳逞しいなあ。唐松岳はシャープな感じが女性的で、五竜岳はゴツゴツと男性的な感じ。山頂が陰り始めています。

急な斜面を下ります。ガレ、ザレの嫌な斜面。

細めの道と鎖場。足場が不安定な場所も多いので要注意。

 

 

上へ上へ。唐松岳にはすでに黒い雲がかかり、そろそろ雨がきそう。

岩場もすでに最後の方。そこまで長いわけではありません。

この岩の裏に唐松岳頂上山荘があります。

 

頂上山荘を目の前に、唐松岳の斜面に虹がかかりました。雨がすぐそこで降っています。虹はやがて二重になり、アルプスで虹を見るの久々だな〜なんて眺めていると、雨がポツポツ…降ってきたー。本格的に降る前に岩場を通過できてよかった。

7時半頃頂上山荘に到着し、強まる前にレインウェアを。唐松岳は昨年登頂したのでスルー。山荘から往復30分ほどです。

真っ黒になってきた。そそくさと八方尾根へ。

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秋のガスは美しい。頂上山荘-八方池

*頂上山荘-八方池:CT 2時間*

 

八方尾根上にも雲がかかり始めました。

天気は悪い方に向かっていますが、ずっと歩きたかった八方尾根にわくわく。

唐松岳さよなら。美しい斜面。

唐松岳頂上山荘のテント場は上から順々に埋まっていくので、とにかく早着が吉。14時頃の到着で割と下の方でした。でも、ロケーションは最高だからまた来たい。

 

展望が素晴らしい。麓もよく見えます。山と人の生活が繋がっている感じがいい。

 

遠見尾根。

なだらかな尾根歩きは気持ちがいい。レインウェアを着ても然程暑くない季節になり歩きやすい。

 

紅葉も進んでいます。

チングルマワールド。

真っ赤なチングルマの葉は終わりかけ。

五竜岳が包まれた。

左側にちょいっとケルンが見えます。雨は降ったりやんだり。

 

ケルンを過ぎて樹林帯の中へ。

 

ナナカマドがすごくいい。完全な赤よりも、こういう中途半端な混ざり具合が好き。

 

ダケカンバの森になりました。豪雪地帯の形がかっこいい。

地図上に"ダケカンバ"とあり、どんな場所かなーと思っていましたが素敵です。尾根の名前も"上樺尾根""下樺尾根"でいい名前。紅葉はちらほらでこれからのよう。

"扇雪渓"。ちょこんと残っているのみ。

雨で森が潤ってマイナスイオンたっぷり。葉っぱも石もツヤツヤになり綺麗です。すべての命は水から。

平坦で歩きやすかったり、滑りやすい斜面があったり。

ちょっと青空が見えたり。

フードを被ったり脱いだりしながら歩きます。上の方では結構降っていそうですが、尾根は意外に無事でした。

 

しかし、雲は待機してます。この雲が動く動く。晴れのときのガスとはなんかまた違う雰囲気で、襲いかかる生き物感がすごい。こんな雲も雨ならでは。

八方池はすでにガスっているだろうけど、今歩いている場所の色に見惚れて進まず。

 

 

再び樹林帯に入ると太陽の光が。薄い靄のかかった秋の森が柔らかい、温もりのある空気に。思わず立ち止まってしまうほど美しい空間の中を彷徨っていました。

ブナの白い肌が綺麗だ。

光が差したら消えたり。潤った森の居心地がよく、しばしこの空間で立ち止まりました。

落ち葉の香りが漂う秋の森。この時期の特別な香り。

目で色を楽しみ、鼻で香りを楽しみ、耳で落ち葉やドングリなどの実が落ちる音を楽しみます。上から下まですべてが楽しい秋。アートがたくさんある秋。森の個性が爆発しています。

靄が消えてきたので進みます。この空間ずっと歩いていたい。

真っ白な風景も秋の差し色で悪くない。むしろいい。

 

白馬の稜線を見せてくれそうで見せてくれない。

八方池が近づくとガスがどいてくれました。

八方池!

八方池を周るルートと第3ケルンを周るルートに分かれます。またガスがかかりましたが、ガスの動きが早いので八方池へ。

 

おおお。

残念ながら白馬三山の映り込みはありませんが、ちょっとだけ見えている斜面からイメージを膨らまします。すごい迫力なんだろうな。またの機会に。

第3ケルンの方。ちょっと上から見る感じ。

 

八方池はガスだと思っていたので満足です。

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雲の上を。八方池から下山。

*八方池-八方池山荘-黒菱平-リフト・ゴンドラ下山:CT 1時間20分+20分程*

再びガスが来たので八方池を後にします。少しでも晴れ間が出てくれたことに感謝。

ハイマツも衣替え。

 

また来年が楽しみです。

八方池山荘まで2.5km。どんどん下っていきます。

八方ケルン。顔に見える。

 

第2ケルン。

トイレ傍から木道の方へ。こちらは池塘を見ながら歩くコース。

マツムシソウ。マツムシソウは虫に人気だな。

ハクサンシャジン。ツリガネニンジンよりも丸っこいという適当な感じで認識していますが、それでいいのだろうか。

シモツケソウ。線香花火みたいにパチパチしていて好きな花。

ウメバチソウ。8月が半分も過ぎると目立ってきます。

木道には2,3箇所テーブルベンチがありました。展望がいいと最高な休憩地。今日はちと寒い。

これだけでもいい景色。雲の上を散歩しているような、天空の木道歩き。

隙間から麓がちらっ。

秋も花は割とある。

木道ルートともう一方のルートの合流地点では再び2手に分かれます。尾根を行くか、斜面を行くか。真っ直ぐ伸びる尾根の方へ。

すぐに八方池山荘に到着。ここからリフトに乗ることもできますが、黒菱平まではそのまま下山します。

山荘を横目にリフト横を下っていく。山荘には寄りませんでした。

八方アザミ。鮮やかなピンクと紫の間。秋は紫系の花が多い気がします。紅葉の色合いとよく似合う。夏の白い花は爽やかな緑とすごく合うし、誰が決めたわけでもないのに自然の組み合わせは本当に美しいなあとしみじみ思います。

リフトの音を聞きながら、こんな石畳の道をずっと下っていきます。

完全に真っ白の中、鎌池湿原に到着。うっすらと建物が見えます。

これは廃墟?

湿原を抜けて近くのリフトに乗り込みましたが、間違えました…

"アルペンクワッドリフト"に乗らなければいけなかったのですが、"黒菱リフト"に乗ってしまいました。こちらはゴンドラに辿り着かず、駐車場に着くだけ。

地図を確認せず、周りもよく確認せずに乗ってしまい、リフトでふーっと一息ついて地図を広げると眼下にゴンドラを発見できず…やってしまった…と。

仕方がないのでそのまま揺られます。左に見えている白いテント群が噂のスノーピークのグランピン施設である"Snow Peak FIELD SUITE KITAONE KOGEN HAKUBA" 。昨年の7月にオープンして話題となっていました。

調べてみると大人2名で1泊20万〜30万という料金。5〜6万くらいかなとか思っていたので、目が点に。1ヶ月必死に働いた給料が1日で吹っ飛ぶなんて…私には到底踏み入ることができないエリア。テントを担いで山を歩ければ十分ですが、どんなラグジュアリー空間なのかちょっと潜入だけでもしてみたい。

*Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA*

Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN【公式】
FIELD SUITE HAKUBAは信州、白馬・八方尾根の麓、北尾根高原に位置する日本で唯一の山岳フィールドラグジュアリーリゾートホテル。スノーピーク社がプロデュースする快適な特別仕様テント式客室で、北アルプスの大絶景をお楽しみください。グランピングに着想を得た、今までにない大自然滞在型山岳リゾートです

リフトが下に到着し、間違えたことを伝えるとそのまま上りのリフトに乗せて下さいました。料金払いますと言いましたが、いいですいいですと。確認不足が恥ずかしいし、申し訳ない。

上に到着し、間違えてしまったことを伝えると、笑いながら送り出して下さいました。

こっにのレストランが併設された大きな建物がアルペンクワッドリフト。

20分くらいロスをして、この時点で乗りたい電車に間に合わない可能性の方が大きくなってしまいました。樹林帯やら八方池でゆっくり時間を過ごし、ちょうどよく電車に乗ろうなんて考えていたところのミスだったので痛い。

 

リフトを降りるとちょっとしたお土産の売店。

そのままゴンドラの方へ。

ここで乗りたい電車は諦めれば良かったのですが、ほんのちょっとの希望ですぐにゴンドラに乗り込みました。駅まで歩こうと思っていましたが、八方のバスターミナルからのバスに間に合えば乗れる。結果的に30秒くらいバスに間に合わず、やっぱり諦めればよかった。

ゴンドラに乗る施設"うさぎ平テラス"のピザが美味しそうだったし、麓にも美味しそうなお店があったので、お昼ごはんをゆっくり食べて帰ればよかったなと。

ゴンドラ内には"snow peak LANDSTATION HAKUBA"の紹介がありました。

ここは駅に向かう途中にありました。大きくてお洒落なスターバックスだなーさすが白馬だなーと思ったらそれでした。

*snow peak LANDSTATION HAKUBA*

LAND STATION HAKUBA|スノーピーク * Snow Peak
その⼟地に深く根づく、⼈⽣と野遊びの案内所。LAND STATION HAKUBA

 

ゴンドラの下には放牧された牛たち。ゴンドラ下で牛が寝転んでいる光景はなかなかない気がします。

麓に到着し、バスの発車まであと6分。一か八かで小走りと早歩きで向かってみたしたが、30秒くらい足りず乗れませんでした。テントを背負って革の登山靴で走るのはやっぱりダメだった。そのまま白馬駅へと向かいました。

途中にはアウトドアのお店がいくつかあり、これは"THE NORTH FACE GRAVITY"という路面店。ニセコが初店舗で、白馬が2店舗目。

田中陽希さんもグレートトラバースの途中で立ち寄っていて、白馬に来たらと思っていましたが、汚れた身なりで入るのが心苦しいほど素敵なお店で、入口まで近づいて引き返しました。アウトドアのお店だから入ればいいものの…温泉に入っていればよかったのですが、電車の時間を優先してしまい小汚いまま。

白馬限定の商品もあるし、2階にはカフェも併設され、ノースフェイスオリジナルの豆のコーヒーを味わえるとか。

駅の周辺でお昼ごはんを食べて、パタゴニアのアウトレットに寄ってみした。駅から2,3分の場所にあります。

ノースフェイスは入れなかったのに、ここはお客さんの出入りが多かったので、しれっと潜入。店内は大体30%OFFのものが多く、中には半額があったり。小汚い身なりで試着はできないのでただ見ただけですが、アウトドアの店舗が点在してアウトドアフィールドとしての白馬のブランド力を感じます。

立山に入るにはいろいろ乗り継がないといけませんが、後立山連峰のことあたりは駅にも近くてありがたい。ハイシーズンはゴンドラとか混むと思いますが、アクセスはとてもいい山域です。

念願の八峰キレットと八方尾根を歩くことができ、大満足の縦走となりました。山小屋は10月中旬までの営業で、山頂の方は冬支度を始めている。秋の心地よさと冬の寒さが交差する季節。秋の森とアルプスの空気をたんまり補充して、中秋の名月も見て、思いっきり歩いた山旅。

引き続き、紅葉前線を追いかけながら秋を満喫したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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コメント

  1. 素晴らしいレポート有難うございます。
    40年ほど前の秋10月に逆コースを歩いているので、薄れた記憶を辿ってみます。
    一日目は村営八方池山荘泊。二日目、唐松岳、山荘に霧のときに鳴らす鐘があったかと。山荘の犬と一緒に山頂往復。山荘から南へ、雪の付いた岩稜。誰も通過したあとがなく、雪もあって通過に時間がかかる。ピッケルが邪魔だし、鎖を掘り起こしたような記憶あり。通過に数時間? 終わりが見えず、ここが一番の難所と言うか手間取った。昔は大黒岳を白岳と言っていたような? 山頂で半分冬毛になった雷鳥に出会う。五竜山荘泊。三日目、眼下は一面の雲海。小屋に泊まった中でキレットを越えたいという三人で行動を共にする。雪で薄く白くなった五竜山頂を目指す。確実に高度を稼いだだけで、鎖等記憶なし。光に満ちた至福の山頂。南へは雪が次第に溶けていき助かるが、それなりに緊張、疲れる。下り着いてからは、アップダウンしながら井戸の底のような暗いキレット小屋に。たかちさんと異なりそれほどは困難を感ぜず。小屋は営業を終え閉鎖されている。暗く真っ黒な箱のような小屋。長居したくなく小休憩の後キレットにかかる。雪がないので道の狭いところがあるなと言う感じで、ゆっくり確実にあっけなく通過。それなりに緊張するが、なあんだとも思う。鹿島槍への上りにかかる。これも足元を見ながらただ確実に高度を稼げば吊尾根に到達。吊尾根は特に狭いとは感ぜず。終始先頭を歩いたが冷池山荘に着いたときはやはりホッとした。小屋じまいの直前で、大きな鍋一杯のケンチン汁を腹いっぱい食べる。四日目、爺の山頂でブロッケンを見る。種池から扇沢へ下るが、終始良い道で崩壊地の記憶なし。
    若かったこともありますが、たかちさんの写真レポートを見て、こんなにも恐ろしげな所だったっけ、と言うのが正直な印象。記憶の風化と山自体の風化崩壊がダブルで効いているように感じます。また唐松〜五竜山荘、山荘〜冷池山荘で対行登山者なし。

    • 引き続き、たくさんのコメントありがとうございます。AKIRA様も、たくさんの山の思い出がお有りですね。
      尾瀬の「裏燧林道」に関して、家にある昭文社の地図には裏燧林道(燧裏林道)と記載されていました。正しくは燧裏林道なのかもしれませんが、どちらでもいいようです。
      飯豊山に関しては、噂に違わぬ本当に美しい山であり稜線でした。こじんまりした避難小屋も雰囲気がよく、機会があればぜひ。
      予約制は賛否両論ありますし、歩きにくいと感じることもありますが、その時代に合わせて山を楽しむしかないですね。時期や山域を選べば今でも静かな山歩きは可能ですが、夏のアルプスなどはある程度仕方がないと割り切っています。
      そんな状況ではありますが、それでも山に行きたいと思う気持ちは変わらないものですね。自分なりの楽しみ方で、いろいろな山域を歩きたいと思います。

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